王騎を倒した天才李牧の魅力を徹底解説!最後は史実通り非業の死を遂げる?【キングダム】

李牧サムネイル

秦国の重鎮・蔡沢が死の直前に、王である嬴政に問うたことがある。

蔡沢「中華統一、その実現の“最大の障壁”となるものが何か、お分かりですかな?大王」

嬴政は「ああ、李牧だ」と即答する。

李牧は『キングダム』作中において最強のボスキャラだ。しかも悪ではなく、正義のボスキャラだ。今回はこの「李牧」を紹介しつつ、深堀考察していく。

注意
以下、最新694話までの情報を含むので注意して読み進めてください。

こちらの記事もおすすめです!

キングダム最強武将ランキングサムネイルキングダム 最強武将ランキング【2021年最新版】 桓騎サムネイル【キングダム】桓騎(かんき)を史実含めて徹底解説!謎に包まれた異色の六大将軍

秦の前に立ちはだかる怪物・李牧はどんなキャラ?

出典:amazon.co.jp

出没年 紀元前275?~紀元前229年
年齢 合従軍時で35才?
所属国 趙国
階級 宰相(新三大天)
初登場 13巻135話「退転」
声優 森川智之

作者がどうして李牧を最強のボスキャラにしたのか?いろいろな要素があるだろうが、史実上に強烈な要因がある。

戦国時代当時、常勝軍団だった秦軍を一度でも負かした武将はたった二人しかいない。一人は未だ登場していない楚の大将軍・項燕(こうえん)。もう一人が李牧だ。それでは李牧の基本情報を紹介していこう。

性格

李牧の性格を表す彼のセリフがある。

「胸の奥がいたいですね。だから戦は嫌いです」

傷付いた王騎を逃がすため、命も顧みず必死で退路を切り開く秦軍の様子をみて発した言葉だ。

そして「王騎の死」という目的が達せられたと判断したら、早々に全軍撤退した。これは王騎の骸を取りに行くことで、無駄に味方の犠牲を増やさせないようするためだった。

人の死を決して軽んじないから戦を嫌う、李牧とはそういうタイプの武将なのだ。

若き日に雁門でカイネと出会う

幼い頃は分からないが、青年となった李牧のエピソードは『キングダム』連載前に発表された、短編読み切り漫画『李牧』で描かれている。

北方の異民族・匈奴(きょうど)の侵略を防ぐため、国境の地・雁門(がんもん)を任された将軍・李牧。その地で匈奴に両親を殺されたカイネと出会う。守りに徹し、撃ってでない李牧に苛立つカイネ。最初二人は仲が悪かったのだ。

この消極的な姿勢に李牧は任を解かれてしまうが、直後に雁門は匈奴に落されてしまう。

この状況を憂いた趙王は再び李牧を複任させ、雁門を取り返し奇跡の復活を遂げる、という内容だ。

この短編の中では、李牧がカイネ同様、かつて敵軍に家族を殺されたことが描かれ、カイネに「命の尊さ」を諭している。

現在の状況

現在李牧は秦趙大戦に敗れた責を問われ、追われる身となっている。潜伏先は司馬尚(しばしょう)のいる北の城・青歌(せいか)だ。カイネ・傳抵・馬南慈・舜水樹らと共に復活の期を狙っている。

李牧を支える仲間の趙将たちを7人紹介!

趙王は2代続けて暗君となったが、一方で趙将は優秀な者が多い。その多くが李牧を慕い、彼こそが唯一の希望だと理解している。ここでは李牧の側近たちを紹介していく。

二人は接近中?李牧大好き!【カイネ】

出典:キングダム特設サイト

趙軍3千人将であり、双剣の使い手。雁門時代からの側近であるカイネは、まさに「李牧命」と言わんがばかりの心酔ぶり。

秦趙大戦に敗れ、味方同士で争う局面を迎えた趙都・邯鄲。カイネは深く失望した李牧に寄り添い、彼が唯一弱音を吐ける存在となった。今後、二人の関係にも注目だ。

若きスピードスター【傳抵(ふてい)】

出典:キングダム特設サイト

二刀流の若き3千人将、傳抵。カイネ同様、李牧と行動を共にすることが多い。かつて信に「速さは羌瘣並みか?」と言わせたほど俊敏さが最大の武器。カイネに気があるのだが、当のカイネは「李牧命」なので、全く相手にされていない。

桓騎の前に無念の戦死!本能型策士【慶舎(けいしゃ)】

出典:キングダム特設サイト

李牧が「敵として最も戦いたくない男」と称した慶舎。

戦場で罠を張り巡らせ、得物が飛び込んでくるのをひたすら待つ。“沈黙の狩人”と称された彼は、新三大天に一番近い武将だった。しかし沈黙合戦となった黒羊丘の戦いで、秦将・桓騎の罠に嵌り、討たれてしまう。

戦争孤児だった慶舎も、かつて李牧に拾われた者のひとりだった。

武力と経験で李牧を支える!剛腕老将【馬南慈(ばなんじ)】

出典:キングダム特設サイト

李牧とは雁門時代からの付き合い。老将ではあるが大矛を振るうその姿はまさに「鬼人」。朱海平原では、王賁の槍撃に拳で対抗した恐ろしい強者。一方では亜光軍の鉄壁の防陣の弱点を見切る知将ぶりも見せる。李牧軍の真の要は、この馬南慈と言えそうだ。

北方異民族の血が混じる、異色キャラ【舜水樹(しゅんすいじゅ)】

出典:キングダム特設サイト

李牧への忠誠心では、カイネに次ぐであろう舜水樹。秦趙大戦の敗北後、愚行を繰り返す趙王を見限り、李牧に王として即位を進言するほど。

橑陽(りょうよう)の戦いでは、その鋭い洞察力で秦軍の兵糧庫を突き止め、焼き払い秦を窮地に追い込んだ。李牧からの信頼も厚い、頼りになる知将である。

李牧無き趙国を支える!大将軍【扈輒(こちょう)】

“邯鄲の守護神”という異名を持つ趙の大将軍。かつては燕との戦いで猛将としてならす。

秦趙大戦では李牧が自国王に投獄されるや否や、全軍撤退を決断。「李牧を失うと趙は滅びる」と断言。李牧失脚後は秦軍による邯鄲包囲網に対抗すべく、総大将となり奮戦するも、桓騎の策を見抜けず戦死。

未出の大器はもう一人のキーマン!【司馬尚】

趙・青歌城の城主。李牧が新三大天に推すほどの大器。しかし邯鄲での諍いを嫌い、病気と偽り青歌城に留まっている。秦趙大戦中、好機とみたオルドが燕軍2万を率いて趙へ攻め込むも、5千の兵でこれを撃退する。

失脚後の李牧一行を青歌城に匿っている。史実通りなら今後李牧と共に、大暴れすることとなる。

求道者と導く者?李牧と龐煖(ほうけん)の関係性を解説

出典:amazon.co.jp

李牧と龐煖が初めて出会ったのは、朱海平原で龐煖が信に討たれる19年前。戦争で家族を失った李牧が戦に溺れていた時代の出来事だった。戦に敗れ、逃げのびた山中で龐煖と遭遇する。

心身共に深く傷付き横たわる李牧は、「目障りなら殺せ」と弱々しく語りかけるが、龐煖は拒否。さらに「貴様は俺の道を答えに“導く者”」だとも。全く龐煖の話が理解できない李牧。

そして、「求道者・龐煖」と名乗り去っていった。この出会い後、なぜか傷が回復し九死に一生を得た李牧は、戦から離れ“求道者”を知るため放浪の旅に出たという。

その旅で“求道者”を理解した李牧は新三大天として龐煖を戦場へ誘う。彼の求めている“道”は戦場にあると理解したからだ。二人の間柄は戦友でもなければ、仲間でもない。ただ“道”を求める者と導く者。ただし、お互いにとって唯一無二の存在だ。

【戦略の天才】初登場で王騎を仕留める!|馬陽の戦い

出典:amazon.co.jp

馬陽の戦いで衝撃的な初登場を果たした李牧。彼はまず、龐煖が趙軍の総大将という情報を秦軍へ流し、王騎を戦場に引きずり出す。同時に北方で20万の匈奴軍を壊滅させるが、徹底した情報封鎖により、自身と軍の存在を隠してしまう。

他の趙将相手に開戦するも、王騎は戦場で培われた経験と直感から趙軍の戦い方に違和感を覚える。しかし、李牧の存在と策を見抜けなかった。

一方、李牧には必勝を確信する策があった。それは、

  1. 北方の騎馬民族であった匈奴と長年戦ってきた経験から、騎馬隊の強さを熟知しており、いち早く取り入れた
  2. 趙軍騎馬隊は戦場となっている山間部を苦とせず進むことができ、その機動力を王騎は知らない
  3. 王騎のコトを調べ上げ、彼がたとえ違和感を覚えても、李牧の執る策を見誤ると確信していた
  4. 万一策を見破ることがあっても、因縁のある龐煖により足止めされてしまい王騎は万事休すに陥る

2重3重に張り巡らされた罠により、王騎は新世代の怪物に屈してしまうのだった。

【交渉の達人】列国をまとめ上げる!|合従軍編・函谷関の戦い

李牧は馬陽で秦六将・王騎を討った後、さらに燕国大将軍・劇辛(げきしん)を龐煖の手を借り葬る。二大傑物に圧勝した彼は、あっという間に中華で最も注目される存在となっていた。

しかし、中華の要所・山陽を秦が魏から奪ったことで状況は一変。李牧は秦の中華統一が現実味を帯びたことを危惧し、他の列国と合従軍結成を画策する。

各国首脳に働きかけ、秦国包囲網を築いていくが、大国・楚は一筋縄ではいかない。そこで現中華最大の大物・春申君(しゅんしんくん)を合従軍の総大将に迎えることで、大国のメンツを保ちながら、大連合軍の形成に成功する。

目的を達するためならば、己の体面や手段にこだわらない。李牧という武将の冷徹さすら感じる行動だった。

【鋭い洞察力】愛弟子・慶舎を失うも、桓騎に復讐を誓う!|黒羊丘の戦い

出典:amazon.co.jp

黒羊丘の戦いでは沈黙合戦となり、耐えきれず撃って出た慶舎は桓騎に敗れた。

慶舎は李牧が育てた愛弟子。同時にその才能には全幅の信頼を寄せていた。それだけに桓騎に対する復讐心も強烈なはず。

二人の副官、舜水樹と馬南慈を従え、戦場を見下ろす李牧は“桓騎の弱点”に言及。恐らく三人で共有したと思われる。

李牧「ここで慶舎に誓っておきます。私がこの手で仇を討つと」

この三人が相手となる時、桓騎はタダでは済まないだろう。

突然の行動!咸陽急訪にみる李牧の大胆さ|斉王と咸陽訪問

出典:amazon.co.jp

黒羊丘の戦い直後、いきなりその時が訪れる。斉王と趙宰相・李牧が揃って秦都・咸陽にやって来た。両者とも秦王・嬴政との謁見が目的だ。

李牧との会談前に、斉王と同盟を結ぶ嬴政だったが、彼から助言が伝えられる。「李牧こそ中華統一の最大の壁」であると。この言葉を聞き、李牧の下へ向かう嬴政。

李牧は中華統一を諦めるよう伝えるために来たのだった。戦を嫌う李牧は中華を統一しようとすることこそ、凄惨な戦が待っている悲劇そのものだと主張する。そして統一の代わりに戦をしないという「七国同盟」を提案する。

対して嬴政は、李牧の提案こそ一時のその場しのぎと反論し、真っ向から対立し合う。この時嬴政は斉王に披露した“法による統治”を李牧には伝えなかった。李牧こそ倒さなければならない最大の敵だと分かっていたからだろう。

宣戦布告を高らかに宣言する嬴政に対し、李牧も大いに吠える!

李牧「今いる秦将全員がまとめてかかってきても、この李牧の敵ではない!!」

不敵にして大胆極まりない行動と、絶対的な自信。しかも列国が認める実力。恐るべし李牧。

この翌年、鄴を巡る秦趙大戦が勃発する。

天才炸裂!王翦との知略合戦(秦趙大戦)

出典:amazon.co.jp

趙都・邯鄲の喉元である鄴(ぎょう)をめぐる秦趙大戦は、まさに李牧と王翦の知略合戦となった。李牧率いる趙軍にとって邯鄲防衛圏は、地形上圧倒的に有利である。一方、秦軍は食糧の補給線を確保できないまま、厳しい戦いに突入した。

中でも勝敗を決する朱海平原の戦いにおいて、両大将は圧巻の戦略と展開。

戦い序盤、趙将・紀彗(きすい)の首を奪うため、王翦は飛信隊に奇襲を命じるも、逆に李牧自らが奇襲を仕掛け、王翦軍第二将・麻鉱(まこう)の首を取る。最前線でも自らが決定打となれるところが、李牧の強み。

さらに本来知略型の李牧だが、合従軍戦で戦った麃公(ひょうこう)を研究し、本能型の仕組みを解析。自軍にそのシステムを取り入れ、練兵まで行い実践できるまで落とし込んだ。これを見た自信家・王翦も、自分と同レベルの天才だと認めざるを得なかった。

物事の核心を突く!李牧の名言5選


鋭い洞察力と揺るぎない信念から生じる李牧の言葉はどれも心に響く。時として作者の意見を代弁しているような気さえすることがある至極の名言を5つ紹介!

胸が痛いですね。だから戦いは嫌いです

「キングダム16巻171話」

龐煖に胸を貫かれ、誰の目にも王騎が死ぬことは明らかだ。しかしそれが分かってはいても、偉大な主を死地から脱出させるため、皆が命がけで戦っている。

この様子を李牧の隣で見ていたカイネは、自分がもし同じ立場なら死を惜しまず李牧を守る、と口にする。

カイネも李牧も、家族や友人を戦で失っている。この名言は、本来美徳とも言える主への忠誠心の哀しさや、過去の経験から李牧が本質的に戦を嫌っているコトが、短い二言で表現されているように感じる。

強き武将が足をすくわれる時、そこには必ず“油断”があります。私などは戦う時、相手を油断させることに力を尽くします

「キングダム21巻228話」

「あの方に正面から勝てる武将は、私も含めて天下に一人もいません」

元三大天・廉頗(れんぱ)に対する、現三大天・李牧の評価だ。山陽を巡る魏軍・廉頗vs秦軍・蒙驁(もうごう)の戦いは十中八九、廉頗の勝ちと李牧は予想した。

しかし側近から長年蒙驁は廉頗に負け続けている、という因縁を聞かされた時、李牧は低いながらもある可能性について言及する。それがこの名言だ。

もし廉頗が勝ち続けていたおかげで、蒙驁という武将の器を決めつけていたとしたら・・・それは油断につながる。対して蒙驁は対廉頗の策を40年間考えていたとしたら・・・。“油断大敵”である。

王翦、あなたは恐らくこの場にいる誰より愚かな人間だ

「キングダム56巻608話」

秦趙大戦・朱海平原での出来事。ありえないことだが、秦・趙両軍の総大将である王翦と李牧が相対した。愚かな王に仕える李牧を、大胆にもヘッドハンティングする王翦。

王翦「私と一緒に来い、李牧」

そして、こともあろうか二人で新しい国を作ろうと提案する。この言葉に対し“大義”を欠いた愚かな考え、と一蹴する李牧。己を最上に置く王翦に対し、李牧は“義”を重んじる男なのだ。

「関わる人間達の思いを紡いで束にして戦う力です」「所詮は人は人でしかないという天からの残酷な“答え”です」

「キングダム58巻第625話と58巻626話」

かつて李牧を、自らの道の答えに“導く者”と評した龐煖。この二つの名言は“導く者”として下したその答えだ。

龐煖がずっと理解できなかった王騎や信の強さ。それは「関わる人間達の思いを紡いで束にして戦う」ことで得られる強さだ。一人で武の結晶“武神”となった龐煖では、決して得られない強さだ。

人々を上の“存在”へ導く“超越者”になることが龐煖の道だった。しかしそのような存在は、人の力を束にして戦う王騎や信に勝てない。というより“超越者”や“武神”など元々無かったのだ。それが「人は人でしかない」という、李牧からの残酷な“答え”だった。

今の何倍もの力になって復帰できるようここから立て直していきますよ!

「キングダム60巻674話」

秦趙大戦に敗れ、趙国は存亡の危機に瀕しているにも関わらず、同士討ちを続ける虚しさに李牧はほとほと疲れてしまった。

李牧「ちょっと、疲れましたね」

初めて聞く李牧の弱音と、その小さく見える背中に涙があふれだすカイネ。しかしその涙が再び李牧を奮い立たせる。

一夜明け、舜水樹・馬南慈らと合流した李牧は、前夜のコトが嘘のように生気に満ちた表情を取り戻していた。そして趙国がさらなる窮地に追い込まれた時、必ず出番がやって来ると予言する。

その時まで司馬尚の居る青歌で力を蓄え、反転攻勢に備えることを誓う李牧だった。

李牧は作者の特別な思い入れのあるキャラ

「年表に出てくる戦歴と逸話が凄まじく、その内容もドラマティックで、即ほれ込んでしまい読み切りを描いてしまった」

原作者・原先生の李牧に対する言葉だ。脱サラし漫画家を目指していた原先生が、三作目に描いた読み切り漫画のタイトルが『李牧』だった。

雁門担当時代の李牧が描かれているが、この読み切りの評判がよかったことから、後の『キングダム』連載権を勝ち取る。原先生にとっても李牧は、特別な思い入れのあるキャラだろう。

史実上での李牧の主な来歴を解説

『起翦頗牧 用軍最精』(きせんはぼく ようぐんさいせい)

この言葉をご存じだろうか?

白起・王翦・廉頗・李牧、この四将が軍を率いるに最も精通した武将だ、という意味らしい。

では、史実で李牧はどのような活躍をしたのだろうか?

実は読み切り漫画『李牧』はほぼ史実のままで、北方の匈奴討伐を任された李牧だったが、守りに徹したために一旦解任されてしまう。後任が就くと匈奴に攻め込まれたため、李牧が復帰し、策を講じて匈奴を撃破する。

ただ史実と『キングダム』との大きな違いは、勢いに乗る秦軍との初対戦が、紀元前233年の秦将・桓騎との対戦だったということだ。

つまり馬陽も、合従軍も、秦趙大戦も、史実上では李牧は参戦していない。以下が史実上での主な李牧の記録だ。

紀元前233年 前年大将軍に任命され、中央に召集された李牧は、肥下(ひか)の戦いで秦将・桓騎を討つ。
紀元前232年 秦軍は約30万の兵で邯鄲北の番吾(ばんご)を攻めるが、李牧は20万以下の兵でこれを撃退。
さらに李牧は秦から魏・韓の国境まで領土を奪還する。
尚、この戦いの秦軍の大将は不明。
紀元前229年 秦軍は邯鄲攻略戦を再開。王翦軍が井陘(せいけい)攻略、楊端和軍は趙都・邯鄲を包囲する。
しかし更に北の代(だい)へ侵攻した羌瘣軍は、李牧・司馬尚連合軍に防がれる。
苦戦を強いられた秦軍は趙王と李牧に離間の計を仕掛け、李牧の排除に成功する。李牧は処刑され、司馬尚は解任・更迭される。

李牧が死ぬのはいつ?史実を基に大胆考察!

出典:amazon.co.jp

愛弟子・慶舎と信頼する先輩・扈輒を桓騎に殺された李牧の怒りは、相当なモノだろう。ここでは史実を考慮しつつ、今後の李牧の戦いを考察していく。

李牧vs桓騎|肥下にて六将・桓騎を葬る!

邯鄲の守護神・扈輒を討ち勢いに乗る桓騎は、北から攻め邯鄲へ迫っていく。いよいよ危機に瀕した趙王は李牧を緊急招集し、桓騎討伐へ向かわせる。

肥下の地で激突する両者。李牧は先の黒羊丘で、慶舎を犠牲にして知った“桓騎の弱点”を突く。側近の舜水樹や馬南慈もその弱点を共有していることから、一気に勝負は着くだろう。

李牧vs羌瘣(飛信隊)|邯鄲を守り切る

桓騎を失うも依然勢いに乗る秦軍を、李牧はまたも番吾の戦いで撃退し、鄴周辺の地を取り戻す。

3年後の紀元前229年、またも大軍で攻めたてる秦軍。邯鄲の北・代(だい)で、六将となった李信率いる飛信隊と李牧・司馬尚軍が激突。またも李牧が勝利し、ギリギリ邯鄲を守り切る。

李牧vs王翦再び!またしても愚王のおかげで李牧万事休す

正攻法ではなかなか倒せない李牧に、王翦が奇策を仕掛ける。

趙宰相・郭開(かくかい)に賄賂を贈り、趙王にデマを流し李牧と離間を計る。この策略にまんまと掛かった趙王は、李牧を処刑し、司馬尚を左遷してしまう。

趙国滅亡は李牧の死後、3ヶ月目の出来事だった。

ここは史実通り、李牧は非業の死を遂げるだろう。李牧は敵ではなく、味方に殺されることとなる。

アニメ『キングダム』で李牧を担当する声優は森川智之


アニメ『キングダム』で李牧役を演じている森川智之(もりかわとしゆき)さんは、『犬夜叉』で奈落役や『ワンピース』でエネルを担当した人気ベテラン声優だ。

知性や気品を感じさせる印象が強いが、『クレヨンしんちゃん』野原ひろし役(二代目)ではコミカルでホッとする演技もこなす。トム・クルーズの吹き替え役も担当する、多彩な声の持ち主だ。

声の力がとても強く、何を言っても説得力のある声優だろう。

実写版映画『キングダム』続編の李牧役を予想してみた!

実写版映画『キングダム』の続編に登場が予想される李牧だが、最重要キャラなのでファンの期待も否応なく高まる。注目度も高い!

条件はこんな感じだろうか。

  • 正統派しょうゆ顔の知性的な二枚目俳優
  • 若干重低音が響く素敵な声の持ち主
  • 180㎝は欲しい長身俳優
  • 武人でもあるのでがっしりとした肩幅装備
  • ひげが似合っている

早速、誰がいいのか予想してみよう!

まずは、大物俳優の小栗旬さん!

何でも自分の役にしてしまいそうな小栗さん。ひげも似合っており適役ではないだろうか。

ただ個人的にはやんちゃなイメージがあり、その辺りがどう李牧とマッチしていくかも楽しみ。

続いてはディーンフジオカさん。

 

View this post on Instagram

 

Dean Fujioka 藤岡靛(@tfjok)がシェアした投稿

一見優しすぎる顔立ちかと思ったが、とても知的で鋭い眼も印象的。声も李牧とマッチしそうで意外と候補かも。

最期にTwitter上でもそうだが、筆者も一押しなのが玉木宏さん。

きれいなお顔立ちはもちろんのこと、なんといっても声がイメージとピッタリ!非常にシンクロ度が高いのでは!

SNSを調べていても最有力候補という感じの俳優は、まだ挙がっていないようだ。若手では三浦翔平さんなんかも候補になりそうだ。

それにしても、男前はなぜ声もいいのだろうか?

おわりに

今回は天才・李牧の紹介と深堀考察をしてきた。

王騎を討ち、主人公・信の宿敵なので、どうしても人気が伴わないキャラでもある。(第一回キングダム総選挙18位)

しかし、ここからの李牧は目が離せないはずだ!襲い掛かる秦六将を相手に大活躍してくれるはず。

第二回総選挙では、ぜひベスト3に入ってもらいたいものである。

書き手にコメントを届ける

記事の感想や追加してもらいたい情報のリクエスト、修正点の報告などをお待ちしています。
あなたの言葉が次の記事執筆の力になります。