完璧が求められることが多い現代。
毎日一生懸命頑張り過ぎて心も体も疲れ切っていませんか?
頑張り過ぎていると急に立ち止まることに不安を感じて、休むに休めなくなったりする状況に陥ってしまうことってありますよね。
そんな毎日必死に闘うあなたに、少しでも生きやすくて居心地のいい、リラックス出来る環境を作るヒントをもらえるのがこちらの本です。
頑張るってかっこいい。
だけどいつも頑張る必要はない、「何事もゆる〜くでいいんだ」ということを教えてくれます。
こんな人におすすめ!
- 毎日頑張っている人
- 人生、ゆるく生きたい人
- 社会にうまく馴染めていない気がする人
- 「自分らしく」の意味がよく分からない人
あらすじ・内容紹介
世の中には常に頑張っている人、必要以上に頑張り過ぎている人がいます。
その反対に自分の出来る範囲のことを自分らしく、ゆったりした気持ちで毎日過ごしている人もいるのです。
「豊かでいる」というのは金銭的にというより、精神的にという意味で、心が豊かであると自然に自分らしくなれるのです。
お金持ちでも心が荒れていると「自分らしく」なんて言っていられないから。
精神面が安定してくると、自然に自分らしく余裕を持った毎日を過ごせるようになるのでしょう。
落ち着いた気持ちで、心に余裕を持ちながら生きていきたいと思う方が大半だと思うのですが、実際そのように生きていくにはどうしたらいいのでしょうか?
『しないことリスト』の感想・特徴
沢山の物を持ち過ぎない
自分の生活に必要十分なものが把握できるようになってくると、特に物欲が湧かなくなってモノをあまり買わなくなってきた。
わたしはちょっと気になったりした物は必ず買ってしまうのです。
おかげで部屋は物だらけ…。
しかも、ちょっと気になって買った物って、一度使うともう二度と使うことがないのです。
あんなに惹かれて買ったのに、家にあることすら忘れちゃうのですよ。
落ち着いて考えてみると、そんなに絶対欲しい訳じゃない。
よく聞く言葉で「部屋の乱れは心の乱れ」といいますが、本当に部屋の乱れって心の乱れに比例していると感じます。
自分の生活に必要な物だけを選び抜く力がとても大事です。
最近はミニマリストという言葉もかなり浸透してきていますよね。
何か行き詰った時に自分を変えることだけに固執しない
何かに行き詰まったり、何かを変えたいと思うときは、「気持ちを入れ替えてがんばろう!」と精神論で自分を変えようとするよりも、まわりの環境を変えたほうがいい。
よくあるパターンだと思うのですが、何か物事がうまくいかない時に自分を変えることだけに固執してしまうと自分を責め立ててしまい、いい方向に進まないことが多いです。
もちろん、自分が変わることもとても大事ですが、環境を変えてみるのもとてもいい変化が起きると思います。
「うまくいかないことを周りのせいにしない」という言葉もありますが、そんなことないです。
周りのせいにしてもいいので、思い切って環境を変えてみましょう。
苦手なことが多い人こそ集まって繋がってみる
まあ、「働く」とか「家族を作る」とか、社会の多数派の生き方にうまく適応できない人間はやっぱり生きていく上でいろいろ不利だ。だから、そういう人間こそ集まったりネットワークを作ったりすることが重要だと思っている。
社会に柔軟に対応して溶け込んでうまく生きていける人と、なかなか溶け込めずに孤立してしまう人がいます。
わたしも孤立した人間なのでとても分かるんですが、浮いてしまった者同士でどんどん連携していくと意外と大きなパワーを生み出せたりするのです。
自分の得意なことを活かして生きていくことも可能なのです。
社会にうまく馴染めず、悲しい思いをしている人や苦しんでいる人こそ、SNSを使ってみてはどうでしょうか。
新たな出会いで人生が変わるかもしれません。
まとめ
この本を手に取ったのは偶然ではなく、運命だと思いました。
自分にここまでフィットする本に出会ったのは久しぶりな気がします。
「前向きに進もう!」と背中を押してくれる本も必要だし、とても魅力的なのだけれど適度に肩の力を抜くこと、無理をしないこと、人とは程よい距離感をとってもいいことを教えてくれました。
「無理をしないって具体的にはどうすればいいの?」と思い悩んでいる人には絶対読んでほしいです。
頑張ることも頑張らないことも人生。
何事もほどよくがいいのです。
何より、睡眠時間を削ってまで仕事を頑張っている人!
もったいない!
一度きりの人生なんだもの。
もっと楽しいことに目を向けたっていいのですよ。
ゆるく、ゆる〜く。
人はいつ死ぬのか分からないです。
でも必ず終わりを迎えるというルールが存在します。
それならば少しでも楽して生きていった方が絶対いいです。
ぜひ、この本を読んで人の目を気にせず、自分と向き合って生きていける余裕を手に入れてほしいと思います。
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