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ギタリスト・坂本夏樹「読書」を語る【読書は新しいものが生まれてくる時間】(前編)

地方行ったら本屋・古本屋をまず検索するんですよ

ーー普段はどこで読んでいらっしゃるんですか?

旅先に読むことが多いですね。新幹線でも1時間2時間はかかるし、街から街へってなるので荷物はとにかく少なくしてるんですが、本だけはむちゃくちゃ持っていきます。
電子書籍にすればいいのに、紙のモノ感がいいんですよ。
でも暗くなったら読めなくなるから寝るしかない(笑)

人間が生活している時間でないと読めないっていうのもまた良いんですよ。今日もほとんど荷物を持っていないのに本はちゃんと入っているんで。

ーーちなみに今日はどんな本をお持ちですか?

今日はちょうど旅から戻ってきたところなので、『傷物語』の特装版といしいしんじさんの『トリツカレ男』。

いしいしんじさんも超ブラックファンタジーで好きですね。あと古本屋巡りが大好きで地方行ったら本屋・古本屋をまず検索するんですよ。

この『トリツカレ男』とかも読んできてたし、本も持っているけど、古本屋に知っている本があると手に取ってしまう。(見開きを開いて)サイン本やん!って(笑)

そしたらもう天地汚れていても買っちゃうんですよね。

ーー古本屋には予想だにしない出会いがありますよね。

そうなんですよね。サイン入ってるのに100円!?みたいなとことか、見開きをみてサインが入っているかどうかとか、日付みて初版かどうかをチェックする。でも帯ついてへんなー、初版だけどどうするか…でもカード入ってるやん!買うか!みたいな(笑)

あの感覚が好きですね。

『傷物語』とかも何版も出ているので今新しいのを買ってもいいんですが、初版ってのが良いんですよね…初版では手に入らなかったので中古で頑張って初版を探して買いました。

ーー読書のルーツはなんですか?

僕の読書経験のなかで一番はじめにあるのが『はてしない物語』なんです。繙いていくと、そこにぜんぶ繋がっていくなと思って。装丁とかもめちゃくちゃいいんですよ。箱に入ってて、布張りで、印刷とかもいろんな色を使って描かれてあったりするので、そこで本というモノ自体が好きになったんだろうなと。

森見登美彦さんの『熱帯』は好き嫌い分かれるんじゃないかと思うんですが、あれは面白いなと。僕はもう『四畳半神話大系』の進化系だと思っていて。

ん?って思うんです。でもその感覚が「あれ?今、僕、熱帯?みたいな(笑)」

あのお話が『はてしない物語』から始まって、現代までの読書体験のなかで面白いなと思ったものを代弁してくれているなと思っていて、気づかされる本だなと思いました。

(後編へ続く)

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