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『「死」とは何か?』あらすじと感想【死んだ先に見える未来、生きる意味】

『「死」とは何か?』あらすじと感想【死んだ先に見える未来、生きる意味】

さて、新年最初の読書で皆さんはどのような本を読んだだろうか?

新年だからめでたいしハッピーな小説でもいいし、平成が終わるので日本の歴史に関する本も良いかもしれない。

そんな中、私は「死」にまつわる本を今年の一冊目として読んでみた。

いやいや、いきなり暗すぎるわ!と思う方もいるかもしれないが、私が感じたのはむしろ未来への明るさであった。

あらすじ・内容紹介

この本は死について考える入門書でありながら、深い洞察がなされている哲学書である。

もちろんテーマは「死」についてであり、死に関する著者の意見が多く書かれている。

イエール大学のシェリーさんという教授の講義の内容に即した内容となっているので、章の分け方も「第〇章」という分け方ではなくて、「第〇講」のように授業形式になっているところも面白いと思う。

大学生はもちろん、社会人の方や哲学に全く興味がない人でも読みやすい本であると感じた。

『死とはなにか?』の感想

死について

不謹慎なのを承知で書くが、ちょうど昨年の年末に近所の方がお亡くなりになられた。

私は本当にど田舎(周りに田んぼしかない!)に住んでいるので地域の方々とのつながりは深く、それだけでもショックだったのだが、その亡くなった方が私の1つ後輩のお母さんだったことで余計にびっくりした。

私と同年代の子が母親を失ったのである。

もしそれが自分だったら……
そう考えるだけで正直頭が回らずどうしたらいいのかわからなかった。

しかしながら、人間は自分の寿命が分かるわけではないので、いつどこで死ぬか誰にも想像がつかない。

慢性的な病気で死ぬかもしれないし、東北であったような大震災で突然若くして亡くなる可能性だってある。

つまり、いつ死んでもおかしくないのである。

そう考えを巡らせながらこの本を読んでみると新たな発見に出会った。

まず、「死ぬ=悪い」とは限らないということ。

先に言っておくが自殺を肯定しているわけではない。

確かに死ぬことは悲しいことだし、だれも死にたくないが、「死ぬ」というプロセスがあってこそ世代交代が実現するし、生きていることに実感が湧くのではないだろうか?

たびたび死ぬことは生きることだと誰かが言っているが、その意見にも一理ある気がする。

誰も不死身だったら人口増加で地球がつぶれてしまう笑

それから死んだらあとに何も残らないということ。

よく「死んでも魂は生きているから」という人がいる。

確かに宗教的にはそうかもしれないが(別に宗教を批判しているわけではない、私も一仏教徒である)、実際には死んだ時点でその人の人生は終わりである。

前世も来世もないのである。

こういうとなんだか私が冷淡な人間だと思われるかもしれないが、やはりだからこそ、今という一瞬を大事にするべきではないのかな?と思うし、この本を読んでそのような感想を持った。

生きることについて学ぶことができる

私のように死について考えざるを得ない場面が都合よく出てくるわけではないので、いつ読んだらいいのか?という方もいるかもしれない。

私の基本スタンスとしては「人に何かを勧めない!」ので、そもそもあれを読んだ方がいいとか、やった方がいいとかいうことはなく、本人次第であると考えている。

しかしながら、何か落ち込んでいるときにこの本を読んでみるのもいいかもしれない。

人間いやなことがあると、ついつい自分の存在を否定したくなるし、逃げ出したくなることもあるのだが、この本から死について、ひるがえって生きることについて学ぶことができるのではないだろうか?

まとめ

この本とは直接は関係ないが、同様のことをかのスティーブ・ジョブズ氏もスピーチで言っていたのをふと思い出した。

死ぬことは人間の宿命だと言った後に、

Your time is limited, so don’t waste it living someone else‘s life.

時間は限られている、だから時間を他の人の人生に費やしてはいけない

なんとも示唆的である。

米津玄師『Lemon』

この曲を初めて聴いたのは紅白歌合戦で、どんな曲なんだろうとドキドキしていた。

曲が始まった瞬間に米津さんの世界観に引き込まれた。

生きる意味を歌っているように感じたこの曲と、今回紹介した本は本当にあっていると思う。

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