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まさに魔法の言葉!ウソップの嘘が全て伏線で現実になる件
4月1日は“麦わらの一味“「ウソップ」の誕生日!
ハッシュタグをつけてお祝いしよう!ウソップのグッズは、麦わらストア、JUMP SHOPで好評発売中!#ONEPIECE #ワンピース #ウソップ#ウソップ誕生日おめでとう pic.twitter.com/sa5hjylSyt— ONE PIECE.com(ワンピース) (@OPcom_info) April 1, 2020
ワンピースの中には、こんな噂がある。
「ウソップのついた嘘は全て現実になる」
特殊能力と言っても過言ではないチート能力だが、事実としてこれまで多くの嘘が現実になってきているのをご存知だろうか?
ウソップの嘘の中で「現実になった嘘」と「これから現実になるだろう嘘」をまとめてみた。
現実になった嘘
「海賊が攻めてきたぞーっ!!!と村のみんなについた嘘」
ウソップ登場時、彼は毎朝村人たちに海賊がやってくると吹聴していた。
そしてそのあと本当に村にはキャプテン・クロ率いるクロネコ海賊団が攻めてくることに。
「巨大金魚と戦い、その糞に上陸した嘘」
シロップ村にて病弱のカヤを元気づけるためについていた嘘だが、リトルガーデンでのドリー・ブロギーの「島食い」という金魚エピソードから実際にあった話だと判明。
「巨大金魚を小人の国へ運んだ嘘」
こちらも、先ほどと同様カヤのためについていた嘘の一つ。
ドレスローザには、小人であるトンタッタ族の国があり、近海に住む闘魚を捕まえ、食べていたことが判明。
「伝説のモグラを見たという嘘」
カヤの屋敷へ侵入したことを咎められ、咄嗟についた嘘。
こちらは本編では描かれていないが、扉絵連載の「ゲダツのウッカリ青海暮らし」で伝説のモグラが登場している。
「ケルベロスとドラゴン」
シロップ村で、にんじん、ピーマン、たまねぎと共に犬やトカゲをケルベロスとドラゴンに見立てて追い払ったりしていた。
ケルベロスに関してはスリラーバークで、ドラゴンに関してはパンクハザードでそれぞれ実際に登場している。
「後頭部に懸賞金がかかっている」
ルフィに初めて3000万ベリーの懸賞金がかけられた際に、少しだけ写り込んでいたウソップの後頭部。
実はその後頭部に3000万ベリーの賞金がかかっているのだと嘘をついていた。
しかし、エニエス・ロビーでの戦いを経て、そげキング(ウソップ)に賞金がついた時、懸賞金額はなんと完全一致の3000万ベリーだったのだ!
これから現実になるだろう嘘
「どんな病気も治せる伝説の薬」
ウソップが母を励ますためについていた心優しい嘘だが、もし、チョッパーが自身の目標である「どんな病気も治せる万能薬」になることができれば、この嘘も現実になる可能性は十分にあり得る!
【ウォーターセブン編】ウソップの麦わらの一味脱退は登場時から仕組まれていた!
限界を迎えたゴーイング・メリー号を乗り換えるかどうか。
ウォーターセブンで口論となったウソップとルフィは激しく衝突する。
自身の村で手に入れた船でもあり、これまで修理なども手がけてきたウソップは人一倍船に愛着があった。
船長として、この先の航海のためメリー号と別れる決断をしたルフィに腹を立て、決闘を申し込むウソップだったが、健闘虚しく決闘の結果はルフィに軍配が上がった。
しかし、戦闘力の差を頭脳と準備でカバーする、彼らしい周到な戦いを見せてくれた。
ウォーターセブン、そしてエニエス・ロビーでの戦闘時、ウソップは麦わらの一味を辞めていた。
しかし、心優しいウソップはロビンの危機を知り仮面を被り変装することで、「狙撃の王様そげキング」としてルフィたちと共にCP-9と戦った。
ちなみに、そげキングになるとウソップの技名は全てカタカナに変わる(火薬星→ガンパウダースター、鉛星→メタリックスター)
そして、ウソップ自身も気持ちの整理がつき、メリー号ともお別れをした後、ルフィたちがウォーターセブンを去るタイミングが訪れる。
出航の際、ウソップが潔く一味全員に謝ったことで改めて麦わらの一味へ加入。
ちなみに、この話のサブタイトルは「3人目と7人目」。
ワンピースでは、新しい仲間が加るときに「●人目」というサブタイトルが付けられている。(ゾロなら1人目、ナミなら2人目)
ウソップが最初仲間になった時には「3人目」というサブタイトルは付いていない。
つまり、彼が一度仲間から抜けることを尾田先生は登場時から考えていたということになる…流石過ぎる。
【ドレスローザ編】ゴッド・ウソップ誕生!見聞色の覇気に目覚めるなど大活躍
ドレスローザにおけるドフラミンゴ海賊団との戦いではウソップの大きな成長が描かれた。
1つ目は、見聞色の覇気を使い、敵の幹部シュガーを撃破したこと。
シュガーは「ホビホビの実」という恐ろしい能力を持っており、触れた人間をおもちゃに変えることができる。
その能力の特性は今まで登場した悪魔の実の中でも特に凶悪だといわれている。
彼女を一度は気絶させたウソップだったが、気を取り戻したシュガーがルフィ、ローと接触してしまった。
自分の船長がおもちゃに変えられ、記憶まで失ってしまうことをなんとしてでも回避するためにウソップはかつてないほどの覚悟と集中力で狙撃を試みる。
狙撃対象は遥か彼方、且つ壁の向こう側。
まさに針の穴を通すようなコントロールが求められる狙撃だったが、ウソップはそんな極限の状態の中で見聞色の覇気を発現させる。
何だこれは……気配が…見える!!!
まだ意識的に使えるレベルではないものの、きっかけを掴んだことは間違いないだろう!
2つ目は、ウソップがおもちゃになっていた海賊たちを解放したこと。
この行動のおかげで、麦わらの一味の傘下に5600人の海賊団が集まり、「ゴッド・ウソップ」と呼ばれるきっかけにもなった。
おれには8000人の部下がいる!!
これはウソップが周りを威嚇する際に用いていた嘘だが、実際にドレスローザでの戦いを経て、ウォーターセブンでルフィに言っていた8000人までもう少しのところまできた。
【ワノ国編】格段に成長したウソップだったが四皇幹部には手も足も出ず…
ウソップは2年間の修行を経て本当に強くなっている。
新兵器「黒カブト」と、ボーイン列島で手に入れた「ポップグリーン」という植物から作成した弾を武器にしている。
まだまだ頼りない一面はあるものの、魚人島では敵の幹部を撃破し、ドレスローザでは見聞色の覇気を使った描写も描かれた。
現在、ワノ国編では目覚ましい活躍はないものの、鬼ヶ島上陸の際、見張りをしていたカイドウの部下たちを「緑星 眠り草」で人知れず眠らせており、「人知れず敵を撃ち抜き仲間を守る」という、ウソップの狙撃手としての矜持を行動で示している。
だが、百獣海賊団幹部の飛び六胞の一角、うるティには手も足も出なかったことから、やはり四皇の幹部クラスになると荷が重いことも明らかになった。
現在はナミと共にお玉を護衛しているようだが、個人的にはウソップの活躍に期待したい。
すでに幹部たちの戦闘はほぼマッチアップ先が固まっていることから、援護的な役目を果たしてくれるのではないかと期待している。
例えば、「ジャックVSイヌアラシの戦闘に介入」「オロチ生存を見抜き人知れず撃破」など、狙撃手として間接的に仲間を援護してくれることを願いたい。
ウソばかりではない!ウソップ名言4選
超カルガモ・カルー大活躍!ウソップが生んだあの〝名言〟も聞ける!
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ウソップは、ネガティブで弱虫な部分も多いが、仲間を思いやる気持ちと、自分の中で曲げることのない信念を持っている。
だからこそ、放つ言葉にも独特の重みがあるように感じる。
その中でも、大好きな名言を紹介しよう。
おれは親父が海賊である事を誇りに思ってる!!!
おれは親父が海賊である事を誇りに思ってる!!!
勇敢な海の戦士である事を誇りに思ってる!!!
「ワンピース3巻24話」
クラハドールに、父が海賊であることを侮辱された時に放ったセリフ。
小さな頃に母を亡くし、1人で生きてきたウソップにとって、父の存在は特別なものなのかもしれない。
これからのストーリーの中で、ウソップがヤソップにどのような形で出会うことになるのかが今から楽しみだ。
己の道をつき進むことを、ここに誓え!!!
それぞれの野望の火をたやすことなく、己の道をつき進むことを、ここに誓え!!!
「ワンピース5巻40話」
シロップ村を旅立つ際に、ウソップ海賊団として苦楽を共にしてきた、にんじん、ピーマン、たまねぎに向けたセリフ。
野望の大きさは人それぞれ。
「どんな小さな野望でも、大切なのは己の道を信じて進むことだ」ということを教えてくれる名言。
男にゃあ!!!どうしても・・・戦いを避けちゃならねェ時がある・・・・・・!!!!
・・・・・・男にゃあ!!!
どうしても・・・戦いを避けちゃならねェ時がある・・・・・・!!!!
仲間の夢を笑われた時だ!!!!!
「ワンピース20巻186話」
アラバスタでの戦闘の際、明らかに自分よりも格上のMr.4、ミス・メリークリスマスとのバトルで、共闘していたチョッパーに対して放ったセリフ。
ウソップの仲間を思う気持ちと、夢を大切にする性格が表れている。
昔はもっとウソをブチかましたもんなのに…今やそれができちまう!!!
まいった… おれも衰えたな 昔は もっとウソをブチかましたもんなのに…今やそれができちまう!!!
「ワンピース65巻643話」
新世界に入って最初の戦闘で、ウソップが放ったセリフ。
ウソやトリックを使って相手を翻弄してきたウソップだったが、修行の期間を経て強くなったことで、ウソを自分の力で現実に変えた。
こうやって見てみると、ウソップの名言は自分以外の誰かに関連するものが多い。
つまりそれだけウソップが他人のために本気になれるキャラクターだということだろう。
改めて魅力的な存在だと感じる。
これからもウソップの名言には注目していきたい。
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