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心に残る文
各短篇の中で、心に残る文がある、たんに作中の登場人物だけに向けられたものなのではなく、自分自身に向けられたものかと思ってしまう。
例えば、
今好きなものを次なんて探せませんよ。
制作っていうのは恥ずかしいんだよ。
どんな物事も、私とか雄介とかにとっての主観的観測しかできないもんね。
これ以外にもはっとさせられたり、気づかされたりするものばかりだ。
それだけでなく登場人物の深い心情を書き表している深い文になっている。
読みながら自分の心に残った文がなにかぜひ考えて欲しい。
主題歌:aiko/雲は白リンゴは赤
aikoの『雲は白リンゴは赤』
純粋な気持ちが歌われているということから選んでみた。
途中に出てくる、夏についての思う。
この3つの短編でも夏休みについて書かれているので、その日々を想う心情と合うのではないだろうか。
また、曲ではないが、youtubeで講談社によるこの作品のPVがある。
人気インスタグラマーの日出木りんごとのコラボレーションになっているので、素敵なPV画像と共にこの作品を楽しんでもらえたらと思う。
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