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失恋から立ち直りたい時におすすめの本14選!【読書好き14人に聞いた!】

失恋から立ち直りたい時におすすめの本まとめ【読書好き14人に聞いた!】

誰にとっても苦しい失恋。

何をするにも心に重く残り続ける負の感情から踏み出すためにはどうしたらいいのでしょうか?

ひたすら悲しむのか、頑張って忘れるのか、次の恋に向かうのか。

一呼吸置いて読書をしながら心を癒してみるのはいかがでしょう?

この記事では、「読書が大好き!」な14名の方に教えていただいた「失恋から立ち直りたい時におすすめの本」をまとめました。

『ナラタージュ』島本理生

お願いだから私を壊して、帰れないところまで連れていって見捨てて、あなたにはそうする義務があるー大学二年の春、母校の演劇部顧問で、思いを寄せていた葉山先生から電話がかかってきた。泉はときめきと同時に、卒業前のある出来事を思い出す。後輩たちの舞台に客演を頼まれた彼女は、先生への思いを再認識する。そして彼の中にも、消せない炎がまぎれもなくあることを知った泉はー。早熟の天才少女小説家、若き日の絶唱ともいえる恋愛文学。

みーにゃꕮ︎*

忘れられない程深く人を愛せるのはなぜだろう。
切なくて苦しくて胸が痛い。

『センセイの鞄』川上弘美

ひとり通いの居酒屋で37歳のツキコさんがたまさか隣りあったご老体は、学生時代の国語の恩師だった。カウンターでぽつりぽつりと交わす世間話から始まったセンセイとの日々は、露店めぐりやお花見、ときにささいな喧嘩もはさみながら、ゆたかに四季をめぐる。年齢のはなれた男女の、飄々として、やがて切々と慈しみあう恋情を描き、あらゆる世代をとりこにした谷崎賞受賞の名作。

はるう

37歳のツキコさんと学生時代の国語の恩師「センセイ」との大人の恋愛小説。
失恋してしまったのに、たとえフィクションでも他人の恋愛を読まるのか!って怒ったりしないでください。
ツキコとセンセイはおそらく30歳以上年が離れており、ときどき生きてきた軸のちがいに戸惑うこともあります。
けれど、恋愛ってそういうもの。
生きてきた軸のちがう他人同士が手を取り合うということ。
失恋はしてしまったけれど、一度は同じ軸で生きようとしたことを誇りに思え、新しい恋へ進む力をくれます。
切ない結末なのだけれど、ツキコとセンセイの豊かで飄々と恋愛模様に、きっと失った恋など忘れさせてくれるでしょう。

『勇気をくれる、後ろ向き名言』澤穂希、甲本ヒロト、有吉弘行他

澤穂希、甲本ヒロト、有吉弘行、ビートたけし、宮藤官九郎etc100人の言葉。ダメ人間でもいいんだよ。

苺香子

「好きな人に愛される。どこのファンタジーだよって感じ。」久保 ミツロウ

そんな後ろ向き名言が詰まった一冊。

失恋したら、思う存分落ち込みましょう。

あちらにもこちらに名言があります。

しかしながら、どれもこれも「ポジティブメッセージ」ばっかり。

落ち込でる時に元気になろうと、そんなポジティブ思考でいたら、ますます自分が嫌になります。

そんな時、手に取ってください。
落ち込んでる自分がなんだかバカバカしくなりますから。

好きな人に振り向いて貰えず、いや、振り向いてもらったにも関わらずうまくいかなかった恋。

そんな絶望の中で、どうやって前向きになれるというのでしょうか。

別に前向きに生きていかないといけないなんて誰が決めたのですか?

後ろ向きでも横向きでもいいのではないですか?

自分が良かったら、何でもアリ。

この一冊で思考のベクトル変えてみませんか?

『女のいない男たち』村上春樹

絡み合い、響き合う6編の物語。村上春樹、9年ぶりの短編小説世界。

晴れ女のMoeco

女を失う、あるいは失うことを恐れる男たちの短編集。

特に印象的だった話は「シェエラザード」。

「いなくなった」かなしみではなく、「この女性がいなくなったら、どうしよう」と、主人公が恐れる描写が、刺さった。

まだ、その人はいるんだけど、「この人がいなくなったらどうしよう」と恐れてしまうことで、「これまでの自分も、もういなくなってしまった」気づいたから。

百人一首でいえば「あひみての のちのこころにくらぶれば むかしはものを おもはざりけり」という感じ。

また、「木野」という物語では、悲しみであれ、喜びであれ、自分の感情にきちんと向き合ってこないとどこかでひずみが生じてしまう、と気づける。

つまり、失恋したら、強がらず存分に悲しみましょう。

『尾生の信』芥川龍之介

隅田川沿いでの生い立ちを反映した最初の小説「老年」、以後、芥川は多彩な短編小説、小品を織りなした。素朴な娘の愛情の表現に、憂鬱な感情を忘れる「蜜柑」、中国古典に拠った夢と詩情を描いた掌篇「尾生の信」…。愚ともいえる素朴で正直な人間にも、作者は優しいまなざしを向ける。芥川の佳作二十篇を選んで収める。

ヨシダケイ

短編が多い芥川龍之介の作品の中でも4ページとかなり短い作品である。
元々は古代中国の故事で「融通が利かない愚か者」の事を指す。
春秋戦国時代の魯の国の男、尾生。
尾生は橋の下で女と会う約束があったため、ただひたすらに女を待ち続けた。
雨が降り続けても水が増してもである。
ついには川が溢れた。
それでも尾生は橋の下で女を待ち続けたため、ついには溺れて死んでしまった。
しかし芥川は語る。
現代の私も、叶いもしない夢を信じ続けており、永遠に来ない女を待つ尾生と同じであると。

幻影を追い続けるのが人生なのかもしれない…

『一千一秒の日々』島本理生

仲良しのまま破局してしまった真琴と哲、メタボな針谷にちょっかいを出す美少女の一紗、誰にも言えない思いを抱きしめる瑛子。真剣で意地っ張りで、でもたまにずるくもあって、でもやっぱり不器用で愛おしい。そんな、あなたに似た誰かさん達の物語です。いろいろままならないことはあるけれど、やっぱり恋したい、恋されたい―『ナラタージュ』の島本理生がおくる傑作恋愛小説集、待望の文庫化。

あき

島本理生の優しさ・温かさが詰まった恋愛短編集。
切なくも甘酸っぱいお話ばかりだけれど、ひたむき悩み、向き合う登場人物たちにパワーと前を向いて頑張ろうという元気をもらえます。
私が特に好きなお話はメタボな針谷と超絶美少女の一紗とのからかいながらも愛情あるやり取りが見れる『青い夜、緑のフェンス』。
一紗の思いのすれ違いには寂しさもあるけれど、そんな寂しさを吹き飛ばす明るさもあって何度も読み返したくなります。
もしかしたら、あなたと同じ思いを抱えてる人たちに出会えるかもしれないですね。

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