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【2022年】恋愛小説おすすめランキング43選!胸キュンから不倫ドロドロまで

学生時代の甘酸っぱい恋愛から、しっとりした大人の恋愛、はたまた日常ではまず味わえない刺激たっぷりの激しい恋まで。

作品によって様々な恋愛を疑似体験できて、胸を揺さぶってくれる「恋愛小説」。

今回は数々の小説を読んできたライター5人が、おすすめの43作品をジャンルに分けてご紹介します!

お気に入りの1冊を見つけてみてください。

目次

【最新】恋愛小説おすすめ3選

『ミーツ・ザ・ワールド』金原ひとみ

ミーツ・ザ・ワールド

腐女子とキャバ嬢、正反対の2人の出会いが新しい世界の扉を開く

まさみ

焼肉擬人化漫画に萌える腐女子の由嘉里は、ある夜の新宿歌舞伎町で死にたがりのキャバ嬢・ライに出会い、成り行きでルームシェアを始めます。

妄想全開な由嘉里と見た目を裏切る汚部屋の住人のライの対比が面白く、一緒に暮らす中で互いに刺激を受け合っていく姿が印象的でした。

相手が二次元だろうと同性だろうと誰かを好きになる気持ちに貴賤や優劣はないと教えてくれる、新しい時代の恋愛小説です。軸のブレない、かっこいい女性が好きな人はぜひ読んでください。

焼肉擬人化漫画をこよなく愛する腐女子の由嘉里。人生二度目の合コン帰り、酔い潰れていた夜の新宿歌舞伎町で、美しいキャバ嬢・ライと出会う。「私はこの世界から消えなきゃいけない」と語るライ。彼女と一緒に暮らすことになり、由嘉里の世界の新たな扉が開く――。

『奇跡』林真理子

奇跡

38年ぶりの書き下ろし!写真家と梨園の妻、禁じられた恋の行方は?

まさみ

世界的に有名な写真家と歌舞伎役者に嫁いだ博子。運命的な出会いを果たした2人はドラマチックに惹かれ合っていくものの、世間は決して不倫を許さず…。

ただの不倫と呼ぶには切なすぎる、男女の恋を描いた小説。愛してはいけない相手を好きになった罪悪感が息苦しいほど描写され、読んでいて胸が詰まりました。そんな中でもけなげに母・博子を慕い続ける、幼い息子の本音に涙が零れます。

恋愛小説の名手、林真理子の集大成ともいえる一冊をぜひ手に取ってください。

「不倫」という言葉を寄せつけないほど正しく高潔な二人ーー。これはまさしく「奇跡」なのである。私は、博子から託された”奇跡の物語”をこれから綴っていこうと思う。

『アンソーシャル ディスタンス』金原ひとみ

アンソーシャル ディスタンス

コロナ禍の世界でもがく、どうしようもない男と女の現実

まさみ

コロナ禍の世の中、最愛のバンドのライブ中止をきっかけに心中を決意した男女。2人の旅の行く末は?

誰もが何かを我慢し、崖っぷちギリギリを生きているこの世界で、最後の希望が奪われてしまったら…。読者だって彼らの切実な逃避行を笑えません。

同じ絶望を味わっても完全に理解し合えるとは限らず、またそうする義務もない、恋愛からはみ出した関係性に不思議な心地よさを感じました。

2人が心中を遂げられるか、衝撃の結末はぜひご自分の目で見届けてください。

コロナみたいな天下無双の人間になりたい――読めば返り血を浴びる作品集。パンデミックに閉塞する世の中で、生への希望だったバンドのライブ中止を知ったとき、二人は心中することを決めた。世界を拒絶した若い男女の旅を描く表題作を初め、臨界状態の魂が高アルコール飲料で暴発する「ストロングゼロ」など、あらゆる場所でいま追い詰められている人々の叫びが響き渡る。

【定番】恋愛小説おすすめ

1位『植物図鑑』有川浩

植物図鑑

道端で拾ったイケメンは植物オタク?キュンキュン必至の同棲の始まり

ナギセ

予期していないタイミングでの出会い、徐々に育まれる恋心、大切にしたい相手だからこそ生まれるけじめ、それらが合わさった至上の恋愛小説だと思います。

この作品を読んだ後では、読む前に見ていたいつもの景色が変わって見えてくるのです。また、この作品のことを思い返す度、じんわりとあたたかい涙が流れ出てきます。

人は人の名前以外の肩書を知らなくても愛せるのだと教えてもらいました。

お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか。咬みません。躾のできたよい子です―。思わず拾ってしまったイケメンは、家事万能のスーパー家政夫のうえ、重度の植物オタクだった。樹という名前しか知らされぬまま、週末ごとにご近所で「狩り」する風変わりな同居生活が始まった。

『植物図鑑』あらすじと感想【バレンタイン特集!道草ときどき胸キュン】『植物図鑑』原作小説あらすじと感想【バレンタイン特集!道草ときどき胸キュン】

2位『恋のゴンドラ』東野圭吾

恋のゴンドラ

ゲレンデを舞台にしたハラハラドキドキの傑作ラブストーリー

宇野あゆみ

ゲレンデを舞台にした男女のストーリーが集まった短編集。

職業や環境の違うそれぞれの人間像が紡ぎ出す7つの短編が次第に繋がり、滑走路を勢いよく滑り出すスキージャンプのような衝撃的なラストが待っています。

「恋愛するということ」についてじっくり考えさせられるストーリで、読む時期によって自分はどの女性に当てはまるのだろうかと考えるのも楽しい、ベスト恋愛小説です。

都内で働く広太は、合コンで知り合った桃美とスノボ旅行へ。ところがゴンドラに同乗してきた女性グループの一人は、なんと同棲中の婚約者だった。ゴーグルとマスクで顔を隠し、果たして山頂までバレずに済むのか。やがて真冬のゲレンデを舞台に、幾人もの男女を巻き込み、衝撃の愛憎劇へと発展していく。

3位『そのときは彼によろしく』市川拓司

そのときは彼によろしく

3人の幼馴染の再会と恋愛模様。生きるうえで本当に大切なことは?

otaki

智史・花梨・佑司の3人の幼馴染の再会と恋愛模様を描いた物語です。

決して裕福とは言えない暮らしをしている智史ですが、不器用ながらも純粋に生きる姿に、気付いたら惹かれていました。

智史の発言や考え方から、恋愛だけでなく、生きていくうえで本当に大切なことを教えられた一冊です。

こんなにもやさしくてあたたかい物語は、ここでしか出会えないのではないでしょうか。

小さなアクアプラント・ショップを営むぼくの前に、ある夜、一人の美しい女性が現れる。店のドアに貼ってあったアルバイト募集のチラシを手にして―。採用を告げると彼女は言った。「私住むところがないの。ここに寝泊まりしてもいい?」出会うこと、好きになること、思いやること、思い続けること、そして、別れること…。ミリオンセラー『いま、会いにゆきます』の著者による、最高のロマンチック・ファンタジー。

4位『ホリー・ガーデン』江國香織

ホリー・ガーデン

女同士の友情!親友のことでもがき苦しみ

のんびりママ

主人公の果歩から全然相手にされていないのに、一途に慕い続ける中野君がこの小説の見どころと言えるでしょう。

一見何にも考えていないように見えるけど、実は果歩の心に土足で踏み入ることのないよう考え抜かれた行動や、その健気さに泣けてきます…。

最後は手に汗握る展開。香歩が中野君の大切さにようやく気付いたときには、「アッパレ!よくぞここまで頑張った!」と叫びたくなりました。

果歩と静枝は高校までずっと同じ女子校だった。ふと気づくといつも一緒だった。お互いを知りすぎてもいた。30歳目前のいまでも、二人の友情に変わりはない。傷が癒えない果歩の失恋に静枝は心を痛め、静枝の不倫に果歩はどこか釈然としない。まるで自分のことのように。果歩を無邪気に慕う中野くんも輪に加わり、二人の関係にも緩やかな変化が兆しはじめる…。

大人向けの恋愛小説おすすめ

1位『マチネの終わりに』平野啓一郎

マチネの終わりに

たった3回会っただけなのに…40代の深くて切ない恋

otaki

ギタリストの蒔野と通信社に勤務する洋子が、たった3回会っただけなのにお互い惹かれあい、恋愛がスタートします。

たくさんの人生経験を積んできた大人同士の恋愛だからこそ、生じてしまうすれ違い。お互いが思いあっているのに上手くいかず、きゅーっと胸が締め付けられる場面がいくつもあります。

恋愛だけでなく、紛争やそれによるPTSDの問題など、さまざまなテーマが複雑に混ざりあった一冊です。

天才クラシックギタリスト・蒔野聡史と、国際ジャーナリスト・小峰洋子。四十代という“人生の暗い森”を前に出会った二人の切なすぎる恋の行方を軸に、芸術と生活、父と娘、グローバリズム、生と死などのテーマが重層的に描かれる。いつまでも作品世界に浸っていたいと思わずにはいられないロングセラー恋愛小説を文庫化!

『マチネの終わりに』書影画像『マチネの終わりに』あらすじと感想【人の愚かさや醜さこそが、美しさだ】

2位『私という運命について』白石一文

私という運命について

自分の人生と真剣に向き合いたくなる恋愛小説

のんびりママ

運命の人を見つけ、そしてそれに気づくのはなんて難しいことなのでしょうか?自分の人生について真剣に考えたくなる恋愛小説です。

恋愛小説であると同時に人間の弱さや醜さも描かれているので、途中つらくなってくる部分もありました。でも、これこそが人間という気もします。

最後は感動で涙が止まらなくなりました。今このときを真剣に生きることの大切さを教えてくれる作品です。

大手メーカーの営業部に総合職として勤務する冬木亜紀は、元恋人・佐藤康の結婚式の招待状に出欠の返事を出しかねていた。康との別離後、彼の母親から手紙をもらったことを思い出した亜紀は、2年の年月を経て、その手紙を読むことになり…。―女性にとって、恋愛、結婚、出産、家族、そして死とは?一人の女性の29歳から40歳までの“揺れる10年”を描き、運命の不可思議を鮮やかに映し出す、感動と圧巻の大傑作長編小説。

3位『孤独な夜のココア』田辺聖子

孤独な夜のココア

ゆったりと流れる大人の甘苦い恋愛12篇

宇野あゆみ

柔らかな言葉遣いで日常をそのまま切り取ったような描写が魅力の田辺聖子の短編集。

父の知り合いだったという笹原サンと碧の話「春つげ鳥」が筆者のおすすめ。倍近く年の離れた2人の会話は、親子のようであり、恋人のようであり、友達のようでもあります。

ゆったりと流れる大人の恋愛を覗いてみたい人に薦めたい一冊。

あなたとめぐり合うことができて、よかった。同じ時間を過ごすことができて、よかった。今ではすべてがもう夢のように思われるけれど…。心の奥にそっとしまわれた、甘苦い恋の記憶を、柔らかに描いた12篇。恋の温もりと儚さ、男の可愛げと女の優しさを、こまやかな言葉の網で掬いあげ、世代を超えて心に沁みわたる、田辺聖子の恋愛小説。そのエッセンスが詰まった、珠玉の作品集。

4位『それから』夏目漱石

それから

美しい寂しさを感じる略奪愛!夏目漱石渾身の恋愛小説

ナギセ

友人の妻に抱いてしまう特別な感情。心のどこかで思っていた相手が他の人のものになってもずっと心に引っかかる主人公の行動に最初は奇妙さを感じるかもしれません。

しかし、漱石が描く高等遊民には独特の愛着が湧いてしまうのです。言葉の紡ぎ方や情景の書き出し方がとても美しく、略奪愛とはいえドロドロさを出しません。

ハッピーエンドともバッドエンドとも捉えにくい作品ですが、終始美しい寂しさを感じる作品です。

恋人はいま親友の妻。再会、あなたならどうする――。ラストは、衝撃/納得? 新鮮な問いを投げる、漱石渾身の恋愛小説。『三四郎』に続く、漱石前期三部作の第二作。

激しい愛を感じる恋愛小説おすすめ

1位『春琴抄』谷崎潤一郎

春琴抄

マゾヒズム極まれり。究極の愛の形がここにある

ナギセ

美しいがわがままな春琴とその弟子の佐助の物語。春琴の火傷を負った顔を見られたくない気持ち、そしてそんな気持ちを汲んで自ら失明した佐助。そこまでしなくても、と思う方もいるかと思いますが、筆者は底知れない愛を感じました。

相手の気持ちを考え、自分を犠牲にするというのは究極の愛なのかもしれません。そこには自分を犠牲にしたという感情は無いのでしょう。

マゾヒズムとしてだけではない激しい愛を感じる作品です。

九つの時に失明し、やがて琴曲の名手となった春琴。美しく、音楽に秀で、しかし高慢で我が侭な春琴に、世話係として丁稚奉公の佐助があてがわれた。どんなに折檻を受けても不気味なほど献身的に尽くす佐助は、やがて春琴と切っても切れない深い仲になっていく。そんなある日、春琴が顔に熱湯を浴びせられるという事件が起こる。火傷を負った女を前にして佐助は―。異常なまでの献身によって表現される、愛の倒錯の物語。

2位『きらきらひかる』江國香織

きらきらひかる

アル中の妻と同性愛者の夫はセックスレスで…夫には恋人も!?

のんびりママ

アル中の笑子、ゲイの睦月、睦月の恋人の紺くんの今にも壊れてしまいそうな三角関係。3人の不器用で誠実な生き方から目が離せなくなる1冊です。

相手を大切に思うあまりに不安になったり攻撃的になったりしてしまう笑子に、深い共感を覚えました。本当に江國香織さんは、人間の心の細かい機微を描くのがうまい方です。

中盤もどかしい思いでいっぱいになりますが、終わり方が傑作で、思わず笑みがこぼれます。

私たちは十日前に結婚した。しかし、私たちの結婚について説明するのは、おそろしくやっかいである―。笑子はアル中、睦月はホモで恋人あり。そんな二人は全てを許し合って結婚した、筈だったのだが…。セックスレスの奇妙な夫婦関係から浮かび上る誠実、友情、そして恋愛とは?

3位『オペラ座の怪人』ガストン・ルルー

オペラ座の怪人

愛する歌姫と幸せになれるのか?愛に飢えた怪人の虚しさが読者を襲う

ナギセ

映像化や舞台化もされている作品。怪人エリックのクリスティーヌへの想いはおぞましく、はたから見て愛とは呼べない感情です。

自分を愛してほしい、愛に飢えた怪人の悲しさや虚しさが読者に降りかかります。

物語終盤、ヒロイン・クリスティーヌの愛情が怪人の心をほぐしていく様子は感動的です。エリックのしたことは許されませんが、読後はエリックを包んであげたくなる、ロマンティックな作品に仕上がっています。

異形の怪人エリックは、愛する歌姫クリスティーヌに秘密の特訓を施して鮮烈なデビューをさせる一方、邪魔者には残忍な手を使うことも厭わない。とうとうクリスティーヌを誘拐し、追っ手を手玉にとったが…。

4位『サヨナライツカ』辻仁成

サヨナライツカ

結婚を控えた好青年の前に謎の美女が現れて…

宇野あゆみ

結婚を目前に控える豊は、タイのバンコクで妖艶な女性・沓子と出会います。ゴージャスなタイのホテルで営まれる2人の愛の物語が、映画のスクリーンで上映しているかのように情緒的に語られます。

期間限定の情熱的な恋を楽しんだ後は婚約者と結婚したものの、何十年経っても忘れられずにいましたが、ひょんなことから再会します。

昔の恋人が忘れられない人へ、「想い続ける道もある」ということを教えてくれる恋愛小説です。

「人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと愛したことを思い出すヒトとにわかれる。私はきっと愛したことを思い出す」。“好青年”とよばれる豊は結婚を控えるなか、謎の美女・沓子と出会う。そこから始まる激しくくるおしい性愛の日々。二人は別れを選択するが二十五年後の再会で…。愛に生きるすべての人に捧げる渾身の長編小説。

倦怠期かも?と思う人におすすめの恋愛小説

1位『世界の中心で、愛をさけぶ』片山恭一

世界の中心で愛をさけぶ

最愛の人を失うことはこんなにも辛く寂しく…

#累計発行部数300万部突破 #長澤まさみ主演映画の原作

のんびりママ

「セカチュー」と言われて有名になった作品なので説明するまでもないですが、若い学生同士のピュアな恋愛と白血病によってもたらされる永遠の別れが描かれた傑作です。

こんなにも若くして、こんなにも残酷な運命が待ち受けているなんて…。あまりに残酷な展開に涙が止まらなくなった人も多いのではないでしょうか?

愛する人と過ごす何気ないひと時の、かけがえのなさに気づかせてくれる物語です。

「ぼくにとってアキのいない世界はまったくの未知で、そんなものが存在するのかどうかさえわからないんだ」「大丈夫よ。わたしがいなくなっても世界はありつづけるわ」朔太郎とアキが出会ったのは、中学2年生の時。落ち葉の匂いのファーストキス、無人島でのふたりきりの一夜、そしてアキの発病、入院。日に日に弱っていくアキをただ見守るしかない朔太郎は、彼女の17歳の誕生日に、アキが修学旅行で行けなかったオーストラリアへ一緒に行こうと決意するが―。好きな人を失うことは、なぜ辛いのか。

2位『アジアンタムブルー』大崎善生

アジアンタムブルー

大切な人をもっと大切にしたくなる感動の一冊

のんびりママ

私にとっては何度読んでも絶対泣いてしまう本。片方が病気で死んでしまうストーリーは、ある意味恋愛小説の「定番」とも言えますが、そんなことは抜きにして感情移入してしまう作品です。

ただのお涙頂戴ではない、人間の心の深い部分までが描かれており、幸せとは何か、愛とは何かを考えさせてくれます。

大切な人をもっと大切にしたくなる感動の一冊です。

葉子を癌で失ってからというもの、僕はいつもデパートの屋上で空を見上げていた―。万引きを犯し、衆人の前で手酷く痛めつけられた中学の時の心の傷、高校の先輩女性との官能的な体験、不倫による心中で夫を亡くした女性との不思議な縁、ファンの心を癒すSMの女王…。主人公・山崎が巡りあった心優しき人々と、南仏ニースでの葉子との最後の日々。

3位『狭き門』ジッド

狭き門

アリサ&ジェローム、いとこ同士の宝物のような恋愛

ナギセ

両想いなのについぞ結ばれなかった二人の物語。ヒロインのアリサは妹への遠慮や神の国への憧れから、主人公ジェロームの想いに応えません。

「いつまでもアリサとの事を忘れたくないと思ってる」そう話すジェロームに心を打たれます。アリサの自己犠牲については意見が分かれるでしょう。私は良くは思いませんでしたがアリサの気持ちを尊重したいとも思いました。

宝物のような恋愛をした二人に、切なさとトキメキをもらえます。

美しい従姉アリサに心惹かれるジェローム。二人が相思相愛であることは周りも認めていたが、当のアリサの態度は煮え切らない。そんなとき、アリサの妹ジュリエットから衝撃的な事実を聞かされる…。本当の「愛」とは何か、時代を超えて強烈に問いかけるフランス文学の名作。

4位『試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。』尾方真理子

試着室で思い出したら本気の恋だと思う

悩める女性たちの救世主は路地裏のセレクトショップ!?

宇野あゆみ

まるで読み手が試着室の鏡になったかのように、渋谷のセレクトショップに訪れる女性たちを生き生きと描いた短編集。

悩める女性たちを救うのは、洗練された服たちとスタイルのいいマネキンのような女性店員。スタイリッシュなバリキャリ店員を思い浮かべますが、人情味にあふれていて親近感がわくような人物であり、彼女も一人の女性。

マンネリを感じている人へのスパイスになりそうな一冊です。

年下に片思いする文系女子、不倫に悩む美容マニア、元彼の披露宴スピーチを頼まれる広告代理店OL…。恋愛下手な彼女たちが訪れるのは、路地裏のセレクトショップ。不思議な魅力のオーナーと一緒に自分を変える運命の一着を探すうちに、誰もが強がりや諦めを捨て素直な気持ちと向き合っていく。繊細な大人たちの心模様を丁寧に綴った恋物語。

青春時代を思い出す恋愛小説おすすめ

1位『君の膵臓をたべたい』住野よる

君の膵臓をたべたい

きっかけは「共病文庫」。余命わずかのクラスメイトとの切ない恋

宇野あゆみ

ひょんなことからすい臓の病気で余命宣告されている同級生と仲良くなった主人公。もうすぐ死ぬとは思えないほど、真夏の太陽のように突き抜けて明るい桜良と主人公が織り成す軽快でポップな会話は、まるで映像を見ているよう。

このまま一年経って、楽しい思い出に浸りながら悲しむ主人公を見守る気持ちで読んでいたはずだったのに・・・。

甘酸っぱい片思いのような両想いのような恋を思い出したい大人に呼んでほしい一冊です。

ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それはクラスメイトである山内桜良が綴った、秘密の日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて―。

『君の膵臓をたべたい』書影画像『君の膵臓をたべたい』原作小説 あらすじと感想【彼女と出会ったことで、変わり始めた僕】

2位『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』汐見夏衛

夜が明けたらいちばんに君に会いにいく

正反対の男女が抱える秘密とタイトルの深い意味とは?

otaki

優等生を演じながらも窮屈さや孤独さを感じていた主人公・茜が、自由奔放な同級生・青磁に惹かれ、2人で恋愛を育んでいく様子が描かれた作品です。

若者同士の恋愛を描いた物語ですが、青磁が隠していた秘密や想いを知ったとき、経験した辛い過去と、茜への愛情の深さにきっと涙が止まりません。

読み終わったら、大切な人と夜明けの綺麗な朝焼けを一緒に見たくなるような、やさしくあたたかい感動のラブストーリーです。

高2の茜は、誰からも信頼される優等生。しかし、隣の席の青磁にだけは「嫌いだ」と言われてしまう。茜とは正反対に、自分の気持ちをはっきり言う青磁のことが苦手だったが、茜を救ってくれたのは、そんな彼だった。「言いたいことあるなら言っていいんだ。俺が聞いててやる」実は茜には、優等生を演じる理由があった。そして彼もまた、ある秘密を抱えていて…。

3位『夜は短し歩けよ乙女』森見登美彦

夜は短し歩けよ乙女

「黒髪の乙女」と仲間たちが繰り広げる愉快な恋愛ファンタジー

#山本周五郎賞受賞 #2007年本屋大賞2位

のんびりママ

とにかく黒髪の乙女がかわいいです。必殺技は「おともだちパンチ」。初めてこれを読んだときには、おともだちパンチに憧れてひとり何度も練習したものです(笑)

その他の登場人物もとても個性的で、特に傑作だったのが恋が成就するまでパンツを変えないことを誓った「パンツ総番長」。あんまり想像したくないですね…。

黒髪の乙女に恋をする「先輩」も初々しくてステキです。こんな個性的な人に囲まれて、もう一度大学生活を送ってみたいなって思います。

「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。

モテる女は何が違う? 小説『夜は短し歩けよ乙女』ヒロインからモテ女の秘訣を学べ!

究極の純愛小説おすすめ

1位『いま、会いにゆきます』市川拓司

いま会いにゆきます

純愛小説の金字塔!亡き妻と再会するファンタジー要素に涙ほろり

otaki

誰もが一度は聞いたことのある、恋愛小説の金字塔。主人公の巧はどこか不器用で危なっかしいのですが、見ていて眩しく感じるほどに純粋です。

亡き妻・澪と再会する場面の描写が本当に切なく綺麗で、思わず息を止めて読んでしまいます。ファンタジーにも感じてしまうような純愛に、めいっぱい触れられる一冊になっています。

ぜひ一度、市川拓司さんの作品が持つ独特でやさしい世界観に触れてみてほしいです。

大好きだった妻の澪が亡くなって1年、身体にさまざまな不具合を抱えた巧は、町の小さな司法書士事務所に勤めながら、6歳になる一人息子の佑司とひっそりと暮らしていた。再び巡ってきた雨の季節の週末、いつもどおりの散歩に出かけた町はずれの森で、この父と子二人に奇跡が訪れる。

2位『桜のような僕の恋人』宇山佳佑

桜のような僕の恋人

難病と闘うヒロインの儚い恋愛物語

otaki

この小説は「早老症」という、急速に老化が進んでしまう恐ろしい難病におかされているヒロイン・美咲と、主人公・晴人の切ないラブストーリーです。

この作品で描かれる恋愛模様は、桜のように儚く美しく、あまりに切なすぎます。しかしそれだけでは終わらず、桜が散ってしまった後、また若葉が芽吹いていくまでのストーリーがしっかりと描かれています。

読んだらきっと涙が止まらない、そんな一冊です。

美容師の美咲に恋をした晴人。彼女に認めてもらいたい一心で、一度は諦めたカメラマンの夢を再び目指すことに。そんな晴人に美咲も惹かれ、やがて二人は恋人同士になる。しかし、幸せな時間は長くは続かなかった。美咲は、人の何十倍もの早さで年老いる難病を発症してしまったのだった。老婆になっていく姿を晴人にだけは見せたくないと悩む美咲は…。

『桜のような僕の恋人』あらすじと感想【儚く美しい恋物語に隠された反省とは】

3位『ある愛の詩』新堂冬樹

ある愛の詩

イルカと育った青年と東京の音大生との出逢いから始まるまばゆい恋

otaki

今どき珍しいほどに純粋で心やさしい青年・拓海が主人公の物語です。肝心の恋愛は拓海の純粋さと不器用さゆえに、かなりゆっくりと進んでいきます。

しかしそれも良さに思えるほど、人を惹きつける魅力のようなものが拓海にはあります。すれ違いながら進んでいく恋愛模様にハラハラしつつも、最後は心から幸せな気持ちで読み終えることができる作品です。

繊細ながらも読みやすく、恋愛小説に慣れていない方にもおすすめです。

小笠原の青い海でイルカのテティスと共に育った心やさしい青年・拓海。東京からやってきた美しい歌声を持つ音大生・流香。ふたりはテティスに導かれ、きらめくドルフィンビーチで劇的な出逢いを果たす。二ヶ月後、「君の笑顔がみたいから」ただそれだけの理由で、拓海は帰郷した流香のもとへ。そこで彼女が抱えた心の闇を知り…。互いを想うあまり、哀しい運命に翻弄されるふたりの愛の行方は?

片想いを描く恋愛小説のおすすめ

1位『クローズド・ノート』雫井脩介

クローズド・ノート

1冊のノートから始まる恋。一生心に残る片想いを感じたい方へ

ナギセ

あるノートを中心に進行していくストーリー。大学生の香恵がバイト先で出会ったリュウに恋をする物語です。

片想いしている相手の好きな人がもう亡くなっている人だということ。これは、想い人の心に永遠に特別な感情を抱かせます。そんな人に片想いしてしまったら、勝負することもできず辛いですよね。

筆者が号泣しながら読んだ作品です。一生心に残る片想いを感じたい方、思い出したい方に読んでもらいたい一冊。

堀井香恵は、文具店でのアルバイトと音楽サークルの活動に勤しむ、ごく普通の大学生だ。友人との関係も良好、アルバイトにもやりがいを感じてはいるが、何か物足りない思いを抱えたまま日々を過ごしている。そんななか、自室のクローゼットで、前の住人が置き忘れたと思しきノートを見つける。興味本位でそのノートを手にする香恵。閉じられたノートが開かれたとき、彼女の平凡な日常は大きく変わりはじめるのだった―。

2位『よだかの片想い』島本理生

よだかの片想い

顔に大きなアザがあるアイコの初恋の行方は?

otaki

主人公アイコの顔には、生まれつき大きなアザがあります。アザが原因で自分に自信を持てなかった彼女が、恋愛を通して成長していく様子が繊細に描かれています。

心情の描写がすばらしく、一度読み始めてしまうとなかなか手を止めることができません。

恋愛で傷つく場面では胸が締め付けられますが、最後にはアイコの大きな成長が感じられる一冊です。

作品の元ネタになっている宮沢賢治の「よだかの星」も、ぜひ併せて読んでみてください。

顔に目立つ大きなアザがある大学院生のアイコ、二十四歳。恋や遊びからは距離を置いて生きていたが、「顔にアザや怪我を負った人」をテーマにした本の取材を受け、表紙になってから、状況は一変。本が映画化されることになり、監督の飛坂逢太と出会ったアイコは彼に恋をする。だが女性に不自由しないタイプの飛坂の気持ちがわからず、暴走したり、妄想したり…。一途な彼女の初恋の行方は!?

『よだかの片想い 』あらすじと感想【もうこの恋は誰にも止められない!】『よだかの片想い』あらすじと感想【もうこの恋は誰にも止められない!】

3位『真夜中の底で君を待つ』汐見夏衛

真夜中の底で君を待つ

女子高生アルバイトがバイト先の常連客に恋をして…

宇野あゆみ

人と関わるのが苦手な高校生・更紗。家族との会話や学校でも居場所がないと感じていますが、アルバイト先の喫茶店では笑顔を見せることも。そこで出会った常連「黒縁さん」に、ひそかに想いを寄せはじめます。

連絡先も知らない相手と言葉を交わすことで、固く閉ざされた更紗の心は次第にほぐれていきます。

女子高校生が片思いを通して成長し、また黒縁さんの秘密も垣間見ることが出来る青春恋愛物語。

家族や友達といるより、喫茶店のアルバイトが好きな17歳の更紗。アイスコーヒーだけで閉店まで粘る常連客の「黒縁さん」。おしゃべりが苦手な二人が、店以外で偶然出会ったのは夜の公園だった。お互いの連絡先も知らないまま始まった特別な時間は、胸に秘めた過去の痛みを解きほぐしていく。愛に飢えた彼女と愛を諦めた彼が織り成す成長の物語。

不倫がテーマの恋愛小説おすすめ

1位『チャタレー夫人の恋人』ロレンス

チャタレー夫人の恋人

不倫恋愛のバイブル!散歩の途中で出会った彼と…

ナギセ

愛や楽しみを感じられない結婚。そんな結婚は避けたいですよね。この作品を読むと、肉体関係もまんざら疎かにできないテーマだと感じさせられます。

ドロドロしたテーマの作品で、内容の過激さから発禁処分になったこともありました。それほどに巧みな語彙力・翻訳力が性的な分野にまでしっかり及んでおり、つい夢中になって読んでしまいます。

まさに不倫恋愛のバイブル。大人の恋愛を存分に味わいたい方に持ってこいです。

上流階級の令夫人であるコニーは、戦争で下半身不随となった夫の世話をしながら、生きる喜びのない日々を送っていた。そんなとき、屋敷の森番メラーズに心奪われ、逢瀬を重ねることになるが…。地位や立場を超えた愛に希望を見つけようとする男女を描いた至高の恋愛小説。

2位『ナラタージュ』島本理生

ナラタージュ

20歳の春、片想いし続けていた高校時代の顧問から連絡が来て…

otaki

主人公・泉の視点から語られる激しく狂おしいほどの恋。高校時代の顧問・葉山は、大人の正しさとずるさ、強さと弱さをアンバランスに持っていて、その不安定さに惹かれてしまうのだと感じます。

泉の心情や情景の描写が巧みで、読み始めると一気に引き込まれ、なかなか抜け出せなくなります。

読了後はしばらく呆然としてしまうような、切なく胸が締め付けられるストーリーです。

お願いだから私を壊して、帰れないところまで連れていって見捨てて、あなたにはそうする義務がある―大学二年の春、母校の演劇部顧問で、思いを寄せていた葉山先生から電話がかかってきた。泉はときめきと同時に、卒業前のある出来事を思い出す。後輩たちの舞台に客演を頼まれた彼女は、先生への思いを再認識する。そして彼の中にも、消せない炎がまぎれもなくあることを知った泉は―。

3位『彼女の嫌いな彼女』唯川恵

彼女の嫌いな彼女

エリート社員を射止めるのはどっち?OL女子の仁義なき恋愛バトル

宇野あゆみ

元カレと不倫を続ける30代OLの瑞子。彼は付き合っていた頃よりも結婚してからの方が瑞子を理解してくれていて、不倫に決着をつけられないでいます。一方職場では、若さを武器にした20代OLと恋愛バトル。

ずるずると昔の恋を引きずり、等身大の自分を見せられるのは不倫相手しかいないと思い込んでいる人や、こっそりと不倫に憧れを抱く人におすすめしたいです。

35歳の瑞子と23歳の千絵。何かと反目しあう二人が所属する第二販売部に、ロサンジェルスからきたエリート男性・冴木が配属された。いつの間にかお局さまと呼ばれている瑞子、自分より若い女子社員が入って焦り気味の千絵。それぞれの思惑を持って、冴木に近づくが…。一方の冴木も、何やらはっきりしない態度。誰もが感じる年齢の不安や、結婚や仕事に揺れる女心を語りつくす爽快恋愛小説。

愛の力の凄さを感じる恋愛小説おすすめ

1位『陽だまりの彼女』越谷オサム

陽だまりの彼女

まるで別人!10年ぶりに再会した同級生は見違えるほど美人になっていて…

otaki

中学時代の同級生・真緒と10年ぶりに再会し、駆け落ちで結婚してしまう主人公・浩介。これだけ聞くとハラハラする展開を予想してしまいますが、読了後はあたたかな気持ちに包まれるような、やさしいラブストーリーです。

13歳までの記憶がないヒロイン・真緒が抱えている秘密が最後に解き明かされ、予想外の結末へと向かっていきます。

2013年に映画化されているので、ぜひ併せてチェックしてほしいです。

幼馴染みと十年ぶりに再会した俺。かつて「学年有数のバカ」と呼ばれ冴えないイジメられっ子だった彼女は、モテ系の出来る女へと驚異の大変身を遂げていた。でも彼女、俺には計り知れない過去を抱えているようで―その秘密を知ったとき、恋は前代未聞のハッピーエンドへと走りはじめる!誰かを好きになる素敵な瞬間と、同じくらいの切なさもすべてつまった完全無欠の恋愛小説。

2位『白鳥異伝』荻原紀子

白鳥異伝

ヤマトタケル伝説を下敷きにして描かれた壮大な恋愛ファンタジー

のんびりママ

中学生の時に初めて読んでから、以降何度も読み返している荻原規子の「勾玉」シリーズの第2作目です。

無垢な子ども時代に訪れる切ない別離、そして襲いかかる残酷な運命、絶望的な時間ののちに訪れるドラマチックな再会…。ハラハラドキドキの展開に次々ページをめくってしまいます。

ラスト、「本当の愛とは何か」に気がついていく流れもすばらしいです。愛の力が世界を変える、そんな壮大な物語です。

双子のように育った遠子と小倶那。だが小倶那は“大蛇の剣”の主となり、勾玉を守る遠子の郷を焼き滅ぼしてしまう。「小倶那はタケルじゃ。忌むべきものじゃ。剣が発動するかぎり、豊葦原のさだめはゆがみ続ける…」大巫女の託宣に、遠子がかためた決意とは…?ヤマトタケル伝説を下敷きに織り上げられた、壮大なファンタジーが幕を開ける!

3位『年下の男の子』五十嵐貴久

年下の男の子

37歳バリキャリOLと23歳年下男子の爽快恋愛物語

宇野あゆみ

37歳バリキャリOLと23歳年下男子のフレッシュな恋愛物語。

年の差カップルは「年なんて関係ない!」と言うけれど、実際どちらが上でも悩みはつきもの。特に結婚となると家族の意見も関わり、さまざまな問題をどう解決していくのか注目です。

年の差恋愛中の人だけでなく、次々に押し寄せるトラブルに悩まされている人に読んでほしい爽快恋愛物語です。

銘和乳業勤務のわたし(川村晶子)は37歳にしてマンションを購入。契約翌日、新製品の健康ドリンクの宣伝用フリーペーパーをめぐってトラブルが発生。価格欄が空白のまま刷り上がってしまったのだ。これは、徹夜で空白部分にシール貼りをするしかない。担当者のわたしは、ピーアール会社の23歳の契約社員・児島くんと夜を徹してのシール貼り作業を敢行。なぜか二人は話が合って…。

キュンキュンする恋愛小説のおすすめ

1位『高慢と偏見』オースティン

高慢と偏見

理想の結婚相手は?舞踏会で出会った資産家と恋に落ちて

ナギセ

最悪の第一印象。そこから次第に芽生えていく恋心。まさに現代の恋愛小説や恋愛漫画に通じるストーリー展開です。恋愛小説を語るうえでオースティンの作品は外せません。

勝気ではっきりした性格のエリザベスと気難しさや誇り高さから誤解されがちなダーシー。二人がお互いを知り、惹かれ合っていく過程はとてもキュンキュンします。

こんな恋ができたら素敵だなと、憧れること間違いなしです。

経済的理由で好きでもない人と結婚していいものだろうか。いつの時代も幸福な結婚を考える女性の悩みは変わらない。エリザベスとダーシーの誤解からはじまるラブロマンスは、いつ読んでも瑞々しく、オースティンの細やかな心理描写は、ときおり毒もはらむがユーモラスで、読後は幸せな気持ちにさせてくれる。

2位『どきどきフェノメノン』森博嗣

どきどきフェノメノン

理系妄想女子と愉快な4人の男たちが繰り広げる「どきどき」満載ラブコメ

のんびりママ

理系ミステリーでお馴染みの森博嗣さんが恋愛小説を書くと、こんなにキュンキュンしたものになるのかという驚きの作品。

理系妄想女子の主人公と、周りに集う奇妙でへんてこな4人の男性。ひとりはダンディ、ひとりはお坊さん、ひとりはオタク、ひとりはスポーツマン。普通ならあの人を選ぶけど、主人公が選ぶのは…。


ニヤニヤが止まらなくなる展開に、サクサク読めて思わず一気読みしてしまう爽快感もすばらしいです!

窪居佳那・二十四歳・大学院のドクターコースに在籍中。指導教官の相澤助教授に秘かな恋心を抱いている―と思っているのは佳那本人だけで、相澤を前にすると佳那が挙動不審に陥ることは誰もが気付いている。講座の後輩の爽やか好青年・鷹野史哉、同じく後輩で人形オタクの水谷浩樹、謎の怪僧・武蔵坊など、周りに男性は多いものの、彼らの「濃すぎる」キャラに押され気味の佳那。佳那にハッピーエンドは訪れるのか?

失恋した時におすすめの恋愛小説

 1位『はつ恋』ツルゲーネフ

はつ恋

青春時代に思いを馳せる!初恋の人は年上令嬢だった

ナギセ

主人公ウラジーミルの恋心を知りながら、相手にせず弄ぶばかりのジナイーダ。モテる彼女の対応に戸惑いや苦痛を感じながらもジナイーダにのめり込んでいくウラジーミル。

そして自身もまた恋に身を焦がすジナイーダ。好きな相手にだったら酷いことをされてもかまわない、そんな主人公たちの様子が恋の痛々しさを表していてなんとも切なくなります。

惚れたが負け、まさに恋の醍醐味を味わえる作品です。

あざやかに描き出される、一少年を支配した「はつ恋」の呪縛。ロシア19世紀文学の特質である、静かな深い憂愁が漂う名作――。昭和27年刊行の新潮文庫版は104刷、219万部の超ロングセラー。

2位『劇場』又吉直樹

劇場

直木賞作家又吉の原点!売れない演劇脚本家と女子大生の切ない恋

宇野あゆみ

売れない演劇脚本家・永田と、東京へ出てきた大学生・沙希の物語。磁石のような不思議な魅力に引かれ合い、付き合いだす2人。彼の才能を信じ傍で支えたいと願う沙希と、ヒモのような永田が過ごした日々は恋愛だったのでしょうか。

この物語の終わりは、一言では説明できません。どん底の中でも一筋の光を見つけられるような作品です。

高校卒業後、大阪から上京し劇団を旗揚げした永田と、大学生の沙希。それぞれ夢を抱いてやってきた東京で出会った。公演は酷評の嵐で劇団員にも見放され、ままならない日々を送る永田にとって、自分の才能を一心に信じてくれる、沙希の笑顔だけが救いだった―。理想と現実の狭間でもがきながら、かけがえのない誰かを思う、不器用な恋の物語。芥川賞『火花』より先に着手した著者の小説的原点。

イケメン×クズ男=沼落ち? 小説『劇場』主人公から“沼落ちの方程式”を読み解く

愛の温もりを感じる恋愛小説のおすすめ

1位『賢者の贈り物』オー・ヘンリー

賢者の贈り物

夫婦愛にほっこりする短編小説!プレゼントにもおすすめ

ナギセ

お互いを愛していることがじんわりと伝わってくる、温かい短編小説です。

貧しい夫妻が相手の喜びそうなクリスマスプレゼントを買うために、自分の大切なものを売りに出すこのストーリー。最終的にプレゼントは意味をなさなくなってしまいますが、何より相手を思った世界一素敵なプレゼントだと思います。

読後は心がとてもほっこりし、大好きな相手をやさしく包みたい気分になりますよ。大好きな相手と一緒に読んでほしい作品です。

1ドル87セント。クリスマスを翌日に控え、若妻デラが愛する夫へのプレゼントに費やせるのは、たったこれだけ。でも、夫にどうしても価値のある贈り物をしたい。デラは、自慢の髪を売る決心をする―(「賢者の贈り物」)。アメリカ文学史上、屈指の短編の名手オー・ヘンリー。300編近い作品のなかから、もっとも有名な表題作をはじめ、「警官と賛美歌」「金のかかる恋人」「春の献立表」など16話を収録。

2位『カフーを待ちわびて』原田マハ

カフーを待ちわびて

舞台は沖縄!絵馬に書いた願い事をきっかけに始まる新たな恋

otaki

この小説は、沖縄を舞台にした物語です。タイトルにある「カフー」も沖縄の方言で、「果報」「幸せ」の意味を持つ言葉。

ゆったりと時間が流れる雰囲気や、地方ならではの濃密な人間関係、地域に根付く伝統など、沖縄の情景が目に浮かぶような丁寧な描写が魅力です。

読み終わるころには、舞台が沖縄である理由がわかるはず。第1回「日本ラブストーリー大賞」にも選ばれた、読んで間違いのない一冊です。

もし絵馬の言葉が本当なら、私をあなたのお嫁さんにしてください―。きっかけは絵馬に書いた願い事だった。「嫁に来ないか。」と書いた明青のもとに、神様が本当に花嫁をつれてきたのだ―。沖縄の小さな島でくりひろげられる、やさしくて、あたたかくて、ちょっぴりせつない恋の話。

男運がない人におすすめの恋愛小説

『コンカツ?』石田衣良

コンカツ?

笑って泣ける!仲良しアラサー4人組の痛快「婚活エンタメ」

宇野あゆみ

なぜかいい男との出会いがないと嘆くアラサー4人。合コンや紹介などで出会う男性と、どう付き合っていく?

結婚・出産・仕事・キャリア・・・様々な地位の女性が、時に涙し、笑い、自分に本当に必要な人は誰なのかを追求していきます。

「異性との出会いはいったいどこにあるの?」と悩む女性におすすめしたい一冊です。

仕事はバリバリ、スタイルだって顔だって悪くないのに、なぜか恋愛がうまくいかない29歳の岡部智香。あだ名は、デートでいい雰囲気になっても最後までいけない“ヤリスン”。仲良しアラサー4人組で、理想の結婚を目指して合コンをくり返すのだが…。働く女性たちのリアルな泣き笑いを描く婚活エンタメ決定版!

新しい自分を見つけたい人におすすめの恋愛小説

『くだける』高橋久美子

くだける

心に傷を持つ様々な登場人物が愛を学んでいく

のんびりママ

幼いころに受けた心の傷のせいで、自分に自信を持てない主人公。そんな主人公が少しずつ自分を愛すること、人を愛することを学んでいく姿が描かれており胸が熱くなります。

心に傷を持つ様々な登場人物が描かれる中で、「愛」とはなんであるのかを深く考えさせられる作品です。

傷ついた心が、愛の力で再生されていく過程を見ていくと、人が生きていくうえで愛は必要不可欠なのだと痛感させられます。

純とママごとのような恋愛関係を続けている専門学校に通う真保。アルバイト先に小川朔也という17歳の壊れやすそうなハートを持った男の子がいる。真保はその壊れやすさに共感し、朔也のことが気になり始める。友だちの杏子は頼りになる子だが、不倫に悩んでいる。純も朔也も杏子も真保も皆傷ついた過去の経験を持つ。皆に支えられながら少しずつ少しずつアダルト・チルドレンからの脱却を目指して成長していく真保。朔也の思わぬ行為にも負けない(崩れない)強さを備え、自分をしっかりと掴み始める。

大好きな人とヨリを戻したい人へおすすめの恋愛小説

『ねじまき鳥クロニクル』村上春樹

ねじまき鳥クロニクル

愛する妻が突然失踪して…

のんびりママ

愛する奥さんが突然何も言わずに出て行ってしまったら…。

奥さんを信じて、真相を突き止めるべく行動を開始する主人公。次第に明らかになる悪の存在。散々な目にあいながらも、倒されても倒されても起き上がるボクサーのように、あきらめずに挑んでいく主人公の姿に胸を打たれました。

究極に追い詰められたときに取る行動にこそ、その人の真価があらわれると思います。一見頼りなく見える主人公ですが、私にとってはとにかくかっこいいです!

僕とクミコの家から猫が消え、世界は闇にのみ込まれてゆく。―長い年代記の始まり。

【Q&A】恋愛小説の魅力とは?4人のライターが答えます

今回選書したライターが恋愛小説の魅力について答えます。それぞれが思う恋愛小説の魅力や体験をご紹介。

選書した恋愛小説ライター4名

otaki

都内在住の20代です。ハリーポッターやシャーロックホームズなどの児童書を好んで読みます。1番好きな作家は市川拓司さん。基本的に本は何度も読み返してじっくり味わうタイプです。

のんびりママ

初めてひとりで読んだ本は、小学生になる前の春休みに読んだ『ちいさいモモちゃん』。それ以来読書にハマり、いまだにどっぷりハマり続けているアラフォー主婦です。今では小説は気分転換と現実逃避に欠かせない必須アイテム!

宇野あゆみ

本好きの元子役ライター。幼少期から出演舞台の空き時間に小説を読み、学校では図書室に入り浸る。小学生当時のブームはなんと赤川次郎。ミステリーから恋愛小説まで幅広いジャンルを読みまくる小学生ママ。ライターになってからはビジネス本もお気に入り。ハリーポッターは全巻読破、原作にも挑戦中。

ナギセ

小説や映画、音楽、絵画、ファッション、食べることが大好きな多趣味ライター。小説は特に近代に書かれた作品に興味を抱きがち。バンドで歌ったり作詞をしたりもしています。

Q1.恋愛小説のどういうところが好き?

otaki

自分以外の恋愛というのは、現実世界ではじっくり知ることのできる機会はなかなかありません。
自分以外の恋愛を追体験していけるので、主人公の激しい感情の揺れに振り回されるのがわかりつつも読んでしまいます。

宇野あゆみ

小説の中のキャラクターと自分を置き換えて、「私ならどうする?」と考えるのが好き。
自分とは何もかもが異なる男女の考え方や恋愛模様を体験できるところも魅力です。

のんびりママ

人間の1番人間らしい部分が見えてくるのが恋愛小説。不器用で傷つきやすい登場人物たちにはとても共感できます。
思わず「頑張れー!」って応援したくなるのが恋愛小説のおもしろいところだと思っています。

ナギセ

自分とは違う人間の恋愛と生き様について知れるところです。
恋愛によって暴かれる本性というものがあると感じています。自分の恋愛が自分に何をもたらしているのかについて考えるきっかけにもなるんです。

Q2.恋愛小説って読んだ方がいい?

ナギセ

読んだ方がいい小説というのは無いと思います。小説に興味が湧かないのはある意味自分の人生に没頭できているということでもありますので。ただ自分の新たな一面に気づかせてくれるので読む価値はあると思います。

のんびりママ

絶対に読んだ方がいいと思います!片思い中の人は励まされるし、両思いの人や夫婦でも、「大切な人をもっと大切にしたくなる」のが恋愛小説なので。

otaki

もし「恋愛」部分に抵抗をもって読まない人がいるのであれば、それはもったいないと思ってしまいます。
恋愛小説といっても恋愛だけにはとどまらず、恋愛を通して生き方や人間の成長を学ぶことができるからです。

宇野あゆみ

恋愛がうまくいかない時にハッピーエンドの小説を読むと「例えどん底でもご褒美が待っていることもある」と感じられます。恋愛に興味がなくても「こんな感じなんだ」とも思えるし、読んだ方がいいと思います。

Q3.恋愛小説についての思い出があれば教えて下さい

のんびりママ

高校生の時に読んだ『世界の中心で、愛をさけぶ』は衝撃的でした。
ドラマでも見たし、映画でも見たし、一生忘れられない作品です。いまでも平井堅の主題歌『瞳をとじて』がよみがえってきます!

otaki

島本理生さんの「ナラタージュ」がきっかけで恋愛小説にハマったのですが、読了後の喪失感が強烈すぎて、しばらくの間力の抜けた感覚で過ごしていました。

宇野あゆみ

失恋したときって、もう絶対恋なんてしないと思います。でも、主人公が新しい恋に向かっていく小説を読むうちに、素敵な人との出会いもすぐそこにあるという気持ちになり、新しい恋へと進むキッカケを作ってくれました。

ナギセ

有川浩さんの「植物図鑑」を読んだときに、こんな恋愛がしたい、と思いました。今考えるといきなりいなくなる男は不気味なので嫌ですね(笑)でもああいう自分だけの特別感のある恋愛は素敵だと思います。

Q4.ずばり、あなたにとって「恋愛」とは?

otaki

人生をより豊かにしてくれるもの。

ナギセ

果汁100%ジュース(笑)

宇野あゆみ

自分が主演の一本の映画。低予算でお蔵入りか、生涯の大傑作。

のんびりママ

「本当の自分を教えてくれるもの」です。

以上、恋愛小説の魅力について答えてもらいました!

まとめ

恋愛小説好きライターに選書してもらったおすすめの恋愛小説をご紹介しました。読んでみたい作品は見つかりましたでしょうか。ぜひ今回紹介した43選を参考にして、たくさんの魅力的な恋愛を追体験していってください。

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