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『進撃の巨人』最終回までネタバレあらすじ解説、伏線考察も【エレンやミカサたちの勇姿を見届けよう!】

目次

ウトガルド城の戦い編【「超大型巨人」の正体が明らかに!】

  • 人の言葉を喋る「獣の巨人」現る
  • 「ウトガルド城の戦い」を切り抜けろ!クリスタの本名が明らかに
  • ライナーとベルトルトが衝撃の告白!その正体は…

人の言葉を喋る「獣の巨人」現る

アニが捕まる12時間前、コニー、サシャ、ライナー、ベルトルト、ユミル、クリスタら104期生は、アニの共犯容疑で、2番目の壁「ウォール・ローゼ」内に軟禁されていた。そこに突如、巨人発生の報が入り、装備の無い中、近隣住民への避難指示と救援活動に向かうこととなる。

リヴァイに次ぐ実力者であるミケは、囮になり巨人を多数討伐していたが、そこに全身を毛で覆われた獣のような巨人が現れ、「その武器はなんて言うんですか?腰につけた、飛び回るやつ」と、言葉を発した。これには勇敢なミケでさえも戦慄し、武器を奪われた後、全身を引きちぎられてしまう。

サシャは、民家の中で巨人に襲われそうになっていた少女を、その場にあった弓矢を使い、命からがら救い出す。一方、コニーは出身地のラガコ村で、屋根に横たわり動けないでいる、母に似た巨人を発見した。

「ウトガルド城の戦い」を切り抜けろ!クリスタの本名が明らかに

調査兵団や駐屯兵のハンネスらは、夜まで壁を調べたが穴は見つからず、巨人の発生源をつかめずにいた。仕方なく夜明けまで「ウトガルド城跡」に滞在することになったが、「獣の巨人」の命令により、夜は動けないはずの巨人たちが一斉に襲来する。

装備のある熟練兵が敗北したため、残されたのは非武装のコニー、ライナー、ベルトルト、クリスタ、ユミルのみだった。絶体絶命かと思われたとき、ユミルが訓練兵時代から気にかけていたクリスタに、「胸張って生きろよ」と伝え、城から飛び降り巨人化。予想外の出来事にみなは驚いたが、重傷を負いながらのユミルの健闘と、アニ捕獲班の到着によって救出される。

息も絶え絶えのユミルに対し、クリスタは自分の本当の名が「ヒストリア・レイス」であると告げた。

ライナーとベルトルトが衝撃の告白!その正体は…

ハンジは以前、王政関係者より、ヒストリアが人類の鍵を握る重要人物である、との情報を得ていた。一方、アニと同郷のライナーとベルトルトには、新たな嫌疑がかけられる。アルミンは、「女型の巨人」襲来時に、ライナーがエレンの居場所を知ろうとしていたことや、アニにその方角を伝えた可能性があることなどを証言していた。

そして、「ウォール・ローゼ」壁上での待機中、ライナーは前触れもなく、「俺が鎧の巨人で、こいつ(ベルトルト)が超大型巨人ってやつだ」とエレンに告げた。5年前、人類を襲った主犯は自分らであるが、エレンが自分たちの「故郷」に来ることで、今後人類を襲う必要は無くなると説明し、一緒に来るよう誘う。

しかし、エレンが断ったことで、ライナーとベルトルトは巨人化。訓練兵時代から、優秀な2人に信頼を寄せていたエレンにとって、これは大きな裏切りだった。「超大型巨人」となったベルトルトは、ユミルを口に含んだ後、全身から熱風を吹き出し続け、壁上で待機。エレンとライナーの一騎打ちとなった。

全身を固い鎧に覆われたライナーに手こずっていたエレンだが、打撃から関節技中心に戦術を変えることで、ライナーを追い詰める。しかし、落下するベルトルトから爆風の奇襲を受け、エレンはユミルとともに連れ去られてしまう。

エレン奪還編【エレンが窮地で発動させた驚くべき力とは?】

  • 「巨大樹の森」へ出発!ライナーに「二重人格」の疑い
  • エレンを取り戻せるか?母を殺した巨人現る
  • エレンの巨人を操る未知の力が発動!
  • 巨人の正体は人間かもしれない

「巨大樹の森」へ出発!ライナーに「二重人格」の疑い

「超大型巨人」の熱風により損傷した調査兵団が、回復のため壁上に待機しているところに、エルヴィンらが合流。消耗したライナーとベルトルトが「巨大樹の森」で休息しているのではないか、というハンジの予想に従い、出発する。

その頃、エレンは「巨大樹の森」の樹上で目覚めていた。エレンとユミルは、切断された手足の回復にエネルギーを消耗し、巨人化できず装備も奪われている。ライナーはエレンと激しく言い争うも、突然「クリスタはおれに気があると思うんだ」などと不可解な発言をし出し、どうやら精神的苦痛が原因で、二重人格になってしまったことが分かる。

ベルトルトの「君は兵士じゃなくて戦士だろ」という言葉で、ライナーは正気を取り戻し、調査兵団の信煙弾を発見したため、先に進むことを決断。その際エレンは、ユミルとベルトルトの巨人に関する会話をおぼろげに聞いていた。

エレンを取り戻せるか?母を殺した巨人現る

調査兵団がライナーたちに追いつき、エレンを取り返そうとするも、「鎧の巨人」の手により阻まれてしまう。ジャンやコニー、サシャらに説得されたベルトルトは、「誰が人なんか殺したいと思うんだ!」と感情をあらわにした。

その後、エルヴィンの部隊が、囮になって連れてきた巨人の大群をライナーらに襲わせる。混乱の中、アルミンがベルトルトに、「アニが拷問にかけられている」という嘘で揺さぶりをかけた隙に、エレンの奪取に成功

しかし、ライナーは巨人を投げることで、調査兵団の帰還を妨害。巨人が降り注ぐ中、エレンとミカサ、ハンネスの前に、エレンの母カルラを死に至らしめた巨人が現れた。

エレンの巨人を操る未知の力が発動!

カルラを救えなかった後悔のあるハンネスは、すぐさま戦闘を開始。エレンも復讐心に燃えるが、切断された身体が回復しておらず、巨人化できない。何もできないまま、ハンネスの敗れる光景を目の当たりにし、あまりの悔しさと不甲斐なさに笑い叫ぶ。

立体機動装置が使いづらい平地のため、被害は拡大。絶望的な状況の中、死を悟ったミカサは、かねてからの想いをエレンに告げる。

「私に生き方を教えてくれてありがとう。マフラーを巻いてくれて、ありがとう。

ミカサは幼少期、両親が悪党に殺され、誘拐されたところをエレンに助けられていた。行くあてのないミカサの首に、エレンがマフラーを巻き「自分の家に来い」と誘ったのだった。

だが、エレンは「そんなもん何度でも巻いてやる」と抗う。母とハンネスを食った巨人に拳をぶつけたその瞬間、周囲の巨人たちが、一斉にその一体の巨人を襲い始めた

巨人の正体は人間かもしれない

戦況の変化を逃さなかったエルヴィンは、撤退を指示。エレンの次の叫びで、巨人らに襲われたライナーとベルトルトは、命からがら逃げ延びる。2人の事情を知るユミルは、自らの意志でそのまま「故郷」へと同行した。

帰還後、コニーはエルヴィンらに、ラガコ村の屋根に横たわっていた母らしき巨人について報告。今回の巨人の発生源は、ラガコ村の住民ではないかとの結論に至り、「巨人の正体は人間である」という説が有力となる

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王政打倒編【ヒストリアを女王に!】

  • 憲兵団がエレンとヒストリアを狙う!人間同士の戦いが始まる
  • エルヴィンによる「ヒストリア王位継承作戦」が始動
  • 平和を破壊したのはエレンの父?巨人の秘密が明らかに
  • エレンが決断!仲間を脱出に導けるか?
  • ロッド・レイスとの戦い!ヒストリアが女王に即位

憲兵団がエレンとヒストリアを狙う!人間同士の戦いが始まる

ミカサ、アルミン、ジャン、コニー、サシャ、ヒストリアは、新しいリヴァイ班に配属される。エレンは、最初に開けられた「ウォール・マリア」の穴を、アニが使ったような硬質化の力で塞ぐ、というアルミン提案の作戦のため訓練を積んでいたが、結果は芳しくなかった。

そんな時、王政が、エレンとヒストリアの引き渡しを要求してくる。調査兵団はこれを拒否したため、憲兵団に追われる立場となってしまう。リヴァイは情報を得るため、偽物のエレンとヒストリアを、囮として捕まえさせた。ヒストリアに扮し、身体をまさぐられていたアルミンは無事救出され、捕まえた商人のグループから、依頼人の身元を聞き出すことに成功する。

一方、屋根から様子を伺っていたリヴァイの前に、幼少期、面倒を見てもらったことがあるケニー・アッカーマンが現れる。かつて「憲兵団連続殺害犯」として恐れられていたが、現在は憲兵団に所属していた。リヴァイ班と憲兵団の市中戦が始まるも、殺人を遂行する覚悟や技術が足りないジャンたちは劣勢となり、本物のエレンとヒストリアを拉致されてしまう

エルヴィンによる「ヒストリア王位継承作戦」が始動

ハンジは、商人に誘拐を依頼した中央憲兵2人を取り押さえ、「現在の王は偽りであり、ヒストリアの血統であるレイス家こそが、本当の王家である」という極秘情報を得る。そして、エレンが聞いたユミルとベルトルトの会話を元に、「巨人化できる人間を食った巨人は、人の姿に戻り、相手の能力を手に入れられる」と予想。王政が、エレンを別の人間に食わせ、巨人化能力を手に入れようとしているのではないか、と考えた。

その頃エルヴィンは、「エレン隠匿の罪」などにより、王や側近たちの前で死刑判決が下されていたが、そこに巨人侵入の速報が入る。動揺した王たちは、最も内側の「ウォール・シーナ」の門を閉ざし、人類の半数以上を見殺しにする命令を下した。

直後、多数の兵士たちがなだれ込む。駐屯兵団団長ピクシスが、先の知らせを誤報と伝え、現在の王政は信頼に足るものではないとクーデターを宣言、王政を打倒する。これらはすべて、エルヴィンによって考案された「ヒストリア王位継承作戦」の結果であった。

平和を破壊したのはエレンの父?巨人の秘密が明らかに

レイス家の地下洞窟で、手足を縛られていたエレンの前に、ヒストリアとその父ロッド・レイスが姿を見せる。ヒストリアが「クリスタ」という偽名で生きてきたのは、ロッド・レイスと愛人の間に生まれた子どもであることが理由だった。

2人が、上半身裸のエレンの背中に触れると、ヒストリアは姉フリーダの存在を思い出すとともに、エレンの中で父グリシャの記憶が蘇る。巨人化したグリシャは、レイス家の人々を殺害し、「始祖の巨人」の能力を持つフリーダを食った後、注射を打ち巨人にしたエレンに自身を食わせ、巨人の力を継承させていた

ロッド・レイスによれば、およそ100年前、「始祖の巨人」を持つ王は三重の壁を作り、人々の記憶を改ざんして、世界を作ったとされる。「始祖の巨人」を受け継いだ者は、巨人についてのすべての歴史を知り、人類を守れるというが、これらの力は王家の血を引く者でなければ使えない。そのため、グリシャが奪った「始祖の巨人」を持つエレンを、特殊な注射薬で巨人化したヒストリアに食わせることが必要だった。

しかし、ヒストリアは強大な力をもってしてもなお、巨人が消滅していない事実に疑問を抱く。ロッド・レイスは、王家の血を引く者が「始祖の巨人」を保有すると、壁の初代王の思想に囚われ、十分な力を発揮できない「不戦の契り」の存在を明らかにした。存在意義を見失っていたエレンは、食われることを望んだが、ヒストリアは他人に押し付けられた立場より、仲間の命を助けたいという自らの意志を優先し、注射器を投げ捨て、エレンの救出に向かう。その時、頭にあったのは「胸張って生きろよ」というユミルの言葉だった。

エレンが決断!仲間を脱出に導けるか?

割られた注射器の中身をなめたロッド・レイスは、異常なスケールで巨人化したが、そのサイズゆえ洞窟の崩落が始まる。洞窟内でケニーらを制圧したリヴァイ班は、その場にたどり着きエレンの枷を外すが、脱出には間に合わない。

そこでリヴァイはエレンに、「自分たちに身を委ねるか巨人化するか」の決断を迫る。エレンは、ペトラたち「元リヴァイ班」に対する後悔もあり、巨人化を選択。ロッド・レイスの鞄から落ちた、「鎧の巨人」の能力を得られる薬品を接種することで硬質化に成功し、みんなを守った。

ロッド・レイスとの戦い!ヒストリアが女王に即位

巨人化したロッド・レイスは、「超大型巨人」をも凌ぐ大きさであったが、不完全で重すぎる肉体を地面に引きずりながら、壁内へ這って進んでいた。

壁に接近した巨人に駐屯兵団が砲撃するも、一向に止まる気配はない。そのまま巨人は壁に乗り出したが、巨人化したエレンが砲弾の塊を口の中に投げ込み、爆破。うなじから飛び出した破片を、調査兵団の面々が切り裂いていく。結果、ロッド・レイスにとどめを刺したのは、娘のヒストリアであった。

その後、リヴァイは、洞窟から逃げ出していた瀕死のケニーを発見。ロッド・レイスの鞄からくすねた、1本の巨人化用注射を持っていたが、王家の血筋でないため、「始祖の巨人」を手に入れて革命を起こすという野望は絶たれていた。彼との会話の中で、ケニーがリヴァイの叔父であり、リヴァイの姓がミカサと同じ「アッカーマン」であると判明する。ケニーは力尽き、1本の注射がリヴァイへと託された。

ロッド・レイスを倒した功績が讃えられ、ヒストリアは、人民の圧倒的な支持の中、女王に即位する。

11 Comments

はじめ

ユミルが選んだのはミカサではなくエレン。
ユミルがフリッツ王が襲われたときに身を呈して救った姿はミカサそのものだった。
ジークや過去の王家の始祖継承者はユミルを思考のない奴隷としか見ていなかったがエレンだけは「人」として見てくれた。だからユミルはジークではなくエレンを選んだ。
そして自分と同じように命をかけて愛する人を守るミカサが、世界のために愛するエレンを殺すという決断をしたことが、カールフリッツとの決別を決断させた。ということだと思います。合ってる?

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ひかる

合っていると思います!ユミルは「愛から自由になったミカサ」を目の前で見ることができたので踏ん切りがついたのだと思います。巨人も道も、ユミルの未練が生み出した壮大な呪いだったとも考えられます。

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匿名

ネタバレありがとうございます。
自己犠牲によって世界に平和をもたらすのは、まどマギに通じるものがあるかもですね。
昔からあまり読む気にはなれず、ただストーリーは良いストーリーは良いと周囲が言っていたために、ちょくちょくネタバレを見てはいました。
あくまで個人的にではありますが、救いの無いストーリーで救いの無い結末になったなと思っています。
どこかで主人公が報われるようなハッピーな展開があると期待していたのですが……ネタバレだけ見ていてよかったー。

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匿名

主人公が救われるとしたら、ミカサが天寿を全うした事ではないでしょうか?
ミカサの子供か、養子の可能性かなりあるけど。決して孤独ではないので、ミカサの幸せをエレンは、1番願った事だと思うんです。

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ひかる

コメントありがとうございます。
ミカサが末永く生き、エレンを愛し続けたことに救いはあると僕も思います。
エレンの「自由になりたい」が原初的欲求だとすれば、「仲間や愛するミカサを救いたい」という気持ちは後天的な環境で得られた大切な願いで、いずれも本音なので。
子供は養子の可能性もありますね。ミカサなら処女を貫いても不思議ではないです。

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匿名

エレンの目的は巨人をこの世から一匹残らず駆逐する事だから、その目的は遂行できているから救われていると思いますよ。

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ひかる

目的は遂行されたため、その点では救われたと思います。ただ、使命を成し遂げることと、個人的な魂の救済はイコールでは結ばれません。
そのため、「駆逐に成功したから救われた」というよりは、「進み続けた先でミカサに愛を持って介錯され、未来が確定している不自由から自由になれたことで救済された」と、僕は考えています。

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匿名

考察を面白く拝見させていただきました。寄生虫の存在の解釈ですが、全ての巨人化能力は、寄生虫が担っており、ユミルが宿主だったということ。ミカサの選択で、フリッツ王への思いが消えた時に、寄生虫はユミルを宿主にできなくなり、すべての巨人化の能力が消えた。そう解釈すると、寄生虫に描かれた象徴は、なんだったんでしょいか?

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ひかる

お読みいただきありがとうございます。「寄生虫が何を象徴しているか?」という点は非常に興味深い問いですね。僕自身の解釈としては、「人間の悪意を受け入れる器」のような存在だと考えています。それ自体では特に悪となりえませんが、人間の膨れ上がった悪意や不条理などと触れ合うとそれらを何十倍にも拡大する媒介的役割を果たすのではないでしょうか。
とすれば、それは「人間同士の相互作用(コミュニケーション)」の象徴とも言えます。人の憎悪を受け入れる組織(人のネットワーク)は現実にもあり、それがあるからこそ、個人がなし得る何倍もの被害が発生する事件・事故が起こりうる。
ただ、この「関係性」というものは実体がなく抽象的なものであるがゆえに、「寄生虫」というわかりやすい具体物に置き換えると、それが何の象徴か分かりづらくなっているかと思われます。
以上が僕の解釈です。

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