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『進撃の巨人』最終回までネタバレあらすじ解説、伏線考察も【エレンやミカサたちの勇姿を見届けよう!】

人類と巨人の壮絶な戦いを描く『進撃の巨人』。主人公エレンの「巨人を1匹残らず駆逐する」というセリフは有名だが、この物語における真のテーマは「人間同士の戦い」だ

『進撃の巨人』に登場するキャラクターは、みな「普通に生きるはずだった人たち」であり、時代や環境が違えば、私たちもエレンやミカサのような生き方を強いられたかもしれない。

本記事では、人類が長い戦いの果てに「巨人を駆逐する」結末までをネタバレありのあらすじで紹介し、物語の終止符が打たれた「最終回139話」や、作品を通しての「重要な伏線考察」などを詳しく解説する。

時代を超えて読みつがれるであろう名作『進撃の巨人』を理解したい方に、ぜひ読んでいただきたい。

目次

アニメファイナルシーズンPart3(完結編)の放送が決定!いつから?

単行本34巻で最終回を迎えた『進撃の巨人』。2022年上旬に「アニメファイナルシーズンPart2」が12話(76~87話)放送された。

続きから最終回までの「アニメファイナルシーズン完結編」は、2023年に放送開始予定となっている。

エレンが引き起こした地ならしの絶望が広がる中で、決死の覚悟で104期生やリヴァイ、ハンジ、ガビ、ファルコらが地ならし阻止のため尽力する。

『進撃の巨人』の世界の未来を、しかとその目で見届けよう!

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『進撃の巨人』最終回まで(1~139話)のネタバレあらすじ解説【巨人を駆逐するまでの道のり】

ここでは、「人間と巨人の戦い」から「人間同士の戦い」に移りゆき、人類が巨人を駆逐する直前までの道のりを紹介する。

『進撃の巨人』の歴史における重要な部分を網羅したので、はじめからでも気になる場面からでもご覧いただきたい。

アニメ ストーリー(各あらすじに飛べます)
シーズン1 トロスト区防衛編女型の巨人編
シーズン2 ウトガルド城の戦い編エレン奪還作戦編
シーズン3 王政打倒編ウォール・マリア奪還作戦編
ファイナルシーズンPart1 マーレ襲撃編イェーガー兄弟の思惑編(前半)
ファイナルシーズンPart2 イェーガー兄弟の思惑編(後半)、天と地の戦い編(前半)
ファイナルシーズン完結編 天と地の戦い編(後半)、 最終回

考察はこちらから。

トロスト区防衛編【人類と巨人の戦いが始まる】

  • 「超大型巨人」出現!巨人の駆逐を誓うエレン
  • 「巨人を攻撃する巨人」の正体は?
  • 開けられた穴を塞げ!巨人化エレンによる「トロスト区奪還作戦」

「超大型巨人」出現!巨人の駆逐を誓うエレン

人類は、巨人の脅威から身を守るため、3つの壁に囲まれた世界に暮らしていた。外側から、「ウォール・マリア」「ウォール・ローゼ」「ウォール・シーナ」と呼ばれ、内側に行くほど、豊かで安全な暮らしが保証されている。

「ウォール・マリア」に住むエレン・イェーガー、ミカサ・アッカーマン、アルミン・アルレルトの3人は、よく行動を共にしていた。ミカサは身寄りがなく、エレンの家に引き取られた女の子、エレンとアルミンはまだ見ぬ「海」に憧れ、外の世界の冒険を夢見る男の子である。人々は壁の内側で生活を営み、人類は100年の平和を守っていた。

しかしある日、「超大型巨人」が姿を現し、「ウォール・マリア」の外門を蹴り破る開いた穴から巨人が次々と侵入し、人々を食い殺した。倒壊した家に足を挟まれ、身動きのとれない母をエレンとミカサが助けているところに、顔なじみの駐屯兵ハンネスが駆けつける。迫りくる巨人と戦おうとするも、初めて目にするおぞましさに怯み、子ども2人を抱え撤退。エレンは、母親が無残に食われる姿を目の当たりにしてしまう。

その後、全身を硬い皮膚で覆われた「鎧の巨人」の突進により内門が破壊され、人類の活動領域は2番目の壁「ウォール・ローゼ」まで後退。エレンは強い憎しみに駆られ、「巨人を1匹残らず駆逐する」と心に誓った。

「巨人を攻撃する巨人」の正体は?

2年後、エレンはミカサやアルミンとともに「第104期訓練兵団」に入団。目標は、壁の外に出て巨人を倒しながら情報を探る「調査兵団」への所属だった。

シャーディス教官による厳しい指導のもと、ワイヤーとガスで空中を移動する「立体機動装置」の操作や、巨人の弱点となるうなじを剣で切り裂く術を身につけ、同期たちと苦楽を共にした3年間の訓練は終了。しかし、またしても「超大型巨人」が出現し、「ウォール・ローゼ」に穴を開けられてしまう。

104期生らは「駐屯兵団」(壁内の平和を維持)とともに戦闘を開始するが、訓練とは違う本物の巨人を前に次々と殉職。エレンは巨人に食われかけていたアルミンの身代わりとなり、丸呑みされてしまう。104期生でトップの成績を誇るミカサは、怒りと動揺を巨人にぶつけ多数討伐するも、冷静さを欠き窮地に追い込まれる。死の覚悟を決めた時、1体の「巨人を攻撃する巨人」が登場する。

謎の巨人の活躍により、ミカサは一命を取り留め、兵士らは内門への避難に成功。だが、その正体は、巨人の腹を突き破って巨人化したエレンだった。

開けられた穴を塞げ!巨人化エレンによる「トロスト区奪還作戦」

エレン自身も理由が分からず、兵団は彼を恐れ殺そうとするが、頭脳明晰なアルミンによる決死の説得が、駐屯兵団団長ピクシスに響いたことで難を逃れる。その後、アルミンの提案により、巨人化したエレンが大岩を運び、開けられた穴を塞ぐ「トロスト区奪還作戦」が始まった。

作戦開始時、エレンは巨人化した自分をコントロールできず、ミカサを攻撃してしまうが、アルミンの熱意ある言葉に自分を取り戻す。巨人との戦闘に熟達した調査兵団が遠征で不在の中、岩を運ぶエレンの援護に、数多くの駐屯兵が犠牲となる。しかし、その甲斐あって、作戦は成功。人類は、初めて「巨人への勝利」を収めることができた。

女型の巨人編【大量殺戮者の正体は誰だ】

  • エレン死刑を免れ、調査兵団のリヴァイ班に
  • 同期のジャンらも覚悟の末、調査兵団に入団
  • 恐怖の「女型の巨人」が襲来
  • エレンVS「女型の巨人」!
  • 「女型の巨人」の正体が判明!壁の中には巨人が…

エレン死刑を免れ、調査兵団のリヴァイ班に

兵団組織は、すぐさまエレンの処遇を決める特別裁判を開く。流れは、「人体解剖後に処刑」と主張する「憲兵団」(王や要人を護衛)側に傾いていたが、調査兵団団長エルヴィンの理論武装と、人類最強の兵士リヴァイの匠みな演出が功を奏し、エレンの身柄は、「リヴァイ特別班」に預けられることとなった。

一方、調査兵団きってのマッドサイエンティストである分隊長ハンジは、生け捕りにした2体の巨人を「ソニー」「ビーン」と名付け研究していたが、兵団内の何者かによって、それらを殺害されてしまう。

同期のジャンらも覚悟の末、調査兵団に入団

5年前に「超大型巨人」が現れる直前、エレンの父、グリシャ・イェーガーは「帰ったら、秘密にしていた地下室を見せてやろう」と息子に言い残し、消息を絶っていた。その情報を元にエルヴィンは、104期生を調査兵団へ勧誘する際、エレンの生家の地下室に、「人類存亡の鍵を握る重大な秘密」が隠されている、という事実を発表。それでも、ほとんどの兵士は命が惜しく辞退してしまう。

104期生ジャンも、安全な内地で暮らすため憲兵団所属を希望していたが、「トロスト区奪還作戦」で死亡した親友マルコの遺志を継ぐため、調査兵団への入隊を決意。ミカサやアルミンの他、同期のメンバーらもそれぞれの思いを胸に、調査兵団へ入団した。

恐怖の「女型の巨人」が襲来

調査兵団は、乗馬による「壁外調査」を実施。順調に進んでいるかに見えたが、突如得体の知れない「女型の巨人」が出現する。他の巨人とは次元の違う身体能力を駆使し、熟練兵士らをことごとく蹂躙していった。アルミンの元にも迫って来たが、顔を確認されるのみで、殺されることはなかった。ライナーも危うく握りつぶされかけたが何とか脱出し、「女型の巨人」は方向を変え走り去る。

調査兵団は、エルヴィンの指示で「巨大樹の森」に向い、エレン含むリヴァイ班と、少数の兵士のみが森の中に入ることになる。

エレンVS「女型の巨人」!

森の中では「女型の巨人」がエレンをめがけ、猛スピードで追いかけてきていた。巨人化して戦おうとするエレンだったが、リヴァイ班のペトラが静止。リヴァイに、「自分の力と仲間の判断どちらを信じるか決断しろ」と命じられたエレンは、仲間を信じて進み続けた。あわや捕まりかけたとき、待ち構えていたエルヴィンの号令により、大網が発射される。「女型の巨人」は確保されたが、皮膚を硬質化させる能力で、刃からうなじを保護。断末魔に似た叫びで呼び寄せた巨人らに、自らの体を食わせ、消失してしまう。

しばらくして、再度「女型の巨人」がリヴァイ班の前に出現。班員らは、精鋭としての実力を遺憾なく発揮するも、敵の予想以上の戦力を前に、エレンと不在のリヴァイ以外全滅する。エレンは先程の判断を後悔し、怒り狂ってすぐさま巨人化。全力で戦うが、あと一歩力及ばず、「女型の巨人」に連れ去られてしまう。

いち早く異変を察知したリヴァイとミカサがなんとかエレンを奪取するが、今回の調査でエレンの有用性を示せなかったため、調査兵団の解体と、エレンの憲兵団引き渡しが決定してしまった。

「女型の巨人」の正体が判明!壁の中には巨人が…

エルヴィンは状況を覆すべく、アルミンの証言などから、「女型の巨人」の正体が、104期生のアニ・レオンハートであることを突き止める。生け捕りの巨人を殺したのも、アニの仕業であった。

アルミンの誘導により追い詰められたアニは、「女型の巨人」として正体を現す。エレンは同期としての情を拭いきれずにいたが、アルミンの「何かを失う覚悟がなければ、何も手に入れることはできない」という言葉に奮起し、巨人化に成功。激闘の末、勝利するも、アニの涙を流す姿に怯んだ隙に、硬質化の力で生み出した水晶体の中に逃げ込まれてしまう。

眠るアニからは一切の情報を引き出せなかったが、「女型の巨人」の正体を暴いた成果により、調査兵団の存続と、エレンの引き渡し中止が決定。戦闘の損害で開いた壁の小穴から、巨人の目が垣間見えたことにより、壁の中身が巨人である可能性が浮上する。

11 Comments

はじめ

ユミルが選んだのはミカサではなくエレン。
ユミルがフリッツ王が襲われたときに身を呈して救った姿はミカサそのものだった。
ジークや過去の王家の始祖継承者はユミルを思考のない奴隷としか見ていなかったがエレンだけは「人」として見てくれた。だからユミルはジークではなくエレンを選んだ。
そして自分と同じように命をかけて愛する人を守るミカサが、世界のために愛するエレンを殺すという決断をしたことが、カールフリッツとの決別を決断させた。ということだと思います。合ってる?

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ひかる

合っていると思います!ユミルは「愛から自由になったミカサ」を目の前で見ることができたので踏ん切りがついたのだと思います。巨人も道も、ユミルの未練が生み出した壮大な呪いだったとも考えられます。

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匿名

ネタバレありがとうございます。
自己犠牲によって世界に平和をもたらすのは、まどマギに通じるものがあるかもですね。
昔からあまり読む気にはなれず、ただストーリーは良いストーリーは良いと周囲が言っていたために、ちょくちょくネタバレを見てはいました。
あくまで個人的にではありますが、救いの無いストーリーで救いの無い結末になったなと思っています。
どこかで主人公が報われるようなハッピーな展開があると期待していたのですが……ネタバレだけ見ていてよかったー。

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匿名

主人公が救われるとしたら、ミカサが天寿を全うした事ではないでしょうか?
ミカサの子供か、養子の可能性かなりあるけど。決して孤独ではないので、ミカサの幸せをエレンは、1番願った事だと思うんです。

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ひかる

コメントありがとうございます。
ミカサが末永く生き、エレンを愛し続けたことに救いはあると僕も思います。
エレンの「自由になりたい」が原初的欲求だとすれば、「仲間や愛するミカサを救いたい」という気持ちは後天的な環境で得られた大切な願いで、いずれも本音なので。
子供は養子の可能性もありますね。ミカサなら処女を貫いても不思議ではないです。

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匿名

エレンの目的は巨人をこの世から一匹残らず駆逐する事だから、その目的は遂行できているから救われていると思いますよ。

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ひかる

目的は遂行されたため、その点では救われたと思います。ただ、使命を成し遂げることと、個人的な魂の救済はイコールでは結ばれません。
そのため、「駆逐に成功したから救われた」というよりは、「進み続けた先でミカサに愛を持って介錯され、未来が確定している不自由から自由になれたことで救済された」と、僕は考えています。

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匿名

考察を面白く拝見させていただきました。寄生虫の存在の解釈ですが、全ての巨人化能力は、寄生虫が担っており、ユミルが宿主だったということ。ミカサの選択で、フリッツ王への思いが消えた時に、寄生虫はユミルを宿主にできなくなり、すべての巨人化の能力が消えた。そう解釈すると、寄生虫に描かれた象徴は、なんだったんでしょいか?

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ひかる

お読みいただきありがとうございます。「寄生虫が何を象徴しているか?」という点は非常に興味深い問いですね。僕自身の解釈としては、「人間の悪意を受け入れる器」のような存在だと考えています。それ自体では特に悪となりえませんが、人間の膨れ上がった悪意や不条理などと触れ合うとそれらを何十倍にも拡大する媒介的役割を果たすのではないでしょうか。
とすれば、それは「人間同士の相互作用(コミュニケーション)」の象徴とも言えます。人の憎悪を受け入れる組織(人のネットワーク)は現実にもあり、それがあるからこそ、個人がなし得る何倍もの被害が発生する事件・事故が起こりうる。
ただ、この「関係性」というものは実体がなく抽象的なものであるがゆえに、「寄生虫」というわかりやすい具体物に置き換えると、それが何の象徴か分かりづらくなっているかと思われます。
以上が僕の解釈です。

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