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『進撃の巨人』最終回までネタバレあらすじ解説、伏線考察も【エレンやミカサたちの勇姿を見届けよう!】

目次

天と地の戦い編【力を合わせて世界を救え!】

  • 「地ならし」開始!ハンジにより立場を超えた共闘勢力が誕生
  • エレンが暴走するまでの経緯が明らかに!アルミンとアニは両想いに?
  • 飛行艇でエレンのもとへ!話し合う余地はあるのか?
  • エレンとの最終決戦開始!さらなる地獄が待ち受ける

「地ならし」開始!ハンジにより立場を超えた共闘勢力が誕生

1年前、調査兵団は世界と融和する道を探るためマーレに上陸していた。はじめは進歩した文明に驚き心置きなく楽しんだものの、「ユミルの民保護団体」の演説を聴き「すべての悪は我々を見捨てたパラディ島の人間である」という内容であったため、他国との和睦は絶望的なものと悟る。エレンが失踪したのはその直後であった。

「始祖ユミル」を掌握したエレンは「地ならし」を発動。崩落した壁から数多の巨人が姿を現し、地響きとともに歩みはじめる。それと同時に全世界の「ユミルの民」が「道」に呼び出され、エレンはパラディ島に向けられた憎悪のすべてを消し去るため、「地ならし」により壁外の全世界を滅ぼしに行くと宣言した。エルディア国民は勝利の雄叫びをあげ、他国の「ユミルの民」はこれから起こる事態に戦慄する。

エルディア兵はジークの生み出した巨人たちを迅速に討伐。その頃、地下牢では水晶体が溶けアニが復活していた。憲兵団の同期ヒッチと遭遇したアニは自分はただただ故郷の父に会いたいだけなのだと述べる。

重傷のリヴァイを抱え逃走していたハンジは、途方に暮れていたマガトとピークを見つけ、決死の覚悟で「地ならし」阻止の協力を要請した。

コニーは「顎の巨人」を継承したファルコをラガコ村の母に食わせようと連れ出していたが、ガビの懇願で駆けつけたアルミンにすんでのところで阻止される。兵士になった動機を省みて、困っている人助けようと「地ならし」の阻止を決意。ライナーやアニとも合流した。ピークは「車力の巨人」となって、イェーガー派に謀反の罪で処刑されかけていたイェレナとオニャンコポンを回収。ジャンやミカサもハンジの要請のもと協力を決意する。

これにより、「地ならし」阻止を目的としたエルディア・マーレ・義勇兵の共闘勢力が発足。はじめは責任のなすりつけ合いやエレン殺害の覚悟の有無などで紛糾する。しかし各々本音をぶつけ、「敵は『島の悪魔』などではなく自分たちと同じ人間である」と考えを改めていたガビとファルコの土下座が決め手となり団結した。

エレンが暴走するまでの経緯が明らかに!アルミンとアニは両想いに?

共闘勢力は、エレンに接近するためアズマビト家が所有する「飛行艇」がある港に向かう。しかし、彼らの動きを察知していたフロックら「イェーガー派」が立ちふさがっていた。調査兵団は同士討ちの覚悟を決め、ライナーの「鎧の巨人」やアニの「女型の巨人」、ファルコの「顎の巨人」の力もあり、飛行艇の奪取に成功する。しかし、飛行艇を飛ばすための整備に半日を要するため、一度格納庫がある港「オディハ」へ船での移動を開始した。

彼らを追跡から守るため、マガトはマーレから鹵獲した巡洋艦に乗り込み自爆。イェーガー派の増援部隊を裏で食い止めていた104期訓練兵教官キース・シャーディスも、マガトと共に自らの意志で殉職した。

「地ならし」を進行させるエレンは、自身の記憶を振り返っていた。平和的な道を探るも、マーレ潜入時にパラディ島への憎悪を目の当たりにしたことで、「ウォール・マリア奪還作戦」の授賞式で見た「地ならしで世界を滅ぼす未来」が現実のものであると理解する。帰国後、イェレナから明かされた「安楽死計画」に賛同する振りをし、フロックに「世界を滅ぼす」という計画を明かし協力を要請していた。

また、「獣の巨人」継承の巨人化をさせられる危険があったヒストリアにも真意を伝えていた。ヒストリアはためらうも、ロッド・レイスの前で世界を犠牲にしてでもエレンを助けた過去に触れられ、彼の意志を汲み取る。その後、自身の提案で妊娠し継承の対象外となっため、エレンとジークと接触する未来は保たれた。

マーレ襲撃および「始祖の巨人」の力発動について計画するジークとの会合において、エレンは104期生のことを1番大切に思っているという本心を口にしていた。

「地ならし」の進行は、世界連合艦隊による総攻撃でも止まらず、何万の巨人たちの中心で巨大な骨の構造体となった「進撃の巨人」が進行する。心の中の「エレン少年」は、うっとおしい壁と敵が存在しない「自由な世界」を謳歌する一方、その表情には虚しさの翳りも見えていた。

格納庫オディハに向かう船上のアルミンはエレンの気配を一瞬感じ取る。その後、水晶体越しに感情を吐露してきたアニへの好意が伝わり、両想いに。整備にかかる時間から父のいる「レベリオ収容区」が助からないと知ったアニは共闘勢力から離脱する。

イェレナが密会時にエレンに伝えた情報を自白し、「地ならし」の目的地が「スラトア要塞」と判明。しかし、出発準備が完了した飛行艇を、潜伏していたフロックの発砲で損傷させられてしまう。ミカサが息の根を止めるが、修理をする間にも「地ならし」が迫っていた。ハンジは団長としての覚悟を見せ、時間を稼ぐため巨人らと戦った果に帰らぬ人となってしまう。第15代調査兵団団長はアルミンとなった。

飛行艇でエレンのもとへ!話し合う余地はあるのか?

オニャンコポンの操縦により、飛行艇は出発。同期の兵士を殺害し罪の意識に苛まれるコニーは、パラディ島を侵略したライナーに一定の理解を示す。みなは「残りの命を救うことに全力を尽くす」と決意を固めた。

ここでアルミンが、すべての巨人を操れるはずのエレンが「九つの巨人」を阻止していない事実に気づく。ライナーは、エレンが誰かに止めてもらいたがっているではないか、と考えを述べた。そのとき突然「道」に連れ込まれ、エレンは「話し合いの余地はなく、互いが自由意志のもとで戦わなければならない」と言い放った。

飛行艇に乗せてもらえなかったファルコは、ジークの脊髄液の影響で空を飛ぶ「獣の巨人」の記憶を見たことをガビやアニに伝える。巨人化による沈没の危険性はあったが、後悔のなき選択を促すキヨミの許可が降りたため、一筋の望みに賭けることとなった。

世界中の人々が踏み潰される中、「地ならし」の次の目的地「スラトア要塞」には、飛行船に乗ろうと収容区から抜け出したアニの父やライナーの母らがいた。世界連合艦隊長官は「同じ過ちは繰り返さない。憎しみの連鎖をここで絶つ」と宣言。ライナーの母も、息子を復讐の道具にしてしまったと懺悔する。

要塞から飛び立った飛行船は空爆を仕掛けるが、「進撃の巨人」の身体から飛び出した「獣の巨人」の投擲で返り討ちにされてしまう。為す術が無くなったところに、飛行艇が到着。アルミン、ミカサ、ライナーたちが「進撃の巨人」のもとに飛び降りた。

エレンとの最終決戦開始!さらなる地獄が待ち受ける

「超大型巨人」の爆撃で「進撃の巨人」の骨を吹き飛ばそうとしたアルミンだったが、「オカピの巨人」に捕縛されてしまう。コニーやジャンらはアルミンを取り戻そうとするが、「始祖ユミル」が操る数多の「歴代の巨人たち」の妨害を受ける。そこにはベルトルトの「超大型巨人」や、ポルコの「顎の巨人」もいた。リヴァイの重傷もあり、まともな戦力はミカサのみとなってしまうが、そこに鳥型の「顎の巨人」になったファルコと、背に乗るアニやガビが現れ、九死に一生を得る。

その頃、「道」の中にいたアルミンは、ジークと命についての議論を交わす。ジークは、生命とは増殖を目的とした活動に過ぎないと主張するが、アルミンは、何気ない幸せにこそ生きる意味があると諭した。それを聴き、ジークはクサヴァーとキャッチボールをして楽しんだ時間を思い出し、生を尊重する考えを受け入れる。

ジークとアルミンが歴代巨人保有者に助けを求めたことにより、現実ではベルトルトやポルコ、104期生ユミルなどの巨人が味方に回った。リヴァイは自ら姿を見せたジークの首を切り落し、エルヴィンが残した最後の命令を完遂。救出されたアルミンが「進撃の巨人」を爆破したことで「地ならし」が止まった。

煙幕からは、巨人の力の正体と思しき「白いムカデのような生命体」と、巨大な人型の「進撃の巨人」となったエレンが姿を見せる。ガビやファルコ、ピークらはスラトア要塞に降り立ち家族との再会を喜ぶ中、「白いムカデ」からは得体のしれないガスが放出されていた。これがラガコ村に使われたものと同じガス兵器であると気づいたコニーは、ジャンと最期の言葉を交わす。その場にいた「ユミルの民」全員が巨人化したのは、アニが父と抱擁を交わす直前であった。

巨人化の被害を受けない「九つの巨人」保有者とアッカーマンは、地獄のような状況でなお戦い続ける。アルミンはエレンと一騎打ちとなり、ライナーやアニ、ピークらは「地ならし」の再開を阻止するため、「白いムカデ」がエレンと接触しないよう取り押さえていた。ファルコの背に乗ったミカサは、遂にエレンを討ち取る覚悟を決め、ずっと閉まっていたマフラーを首に巻く。

ミカサの指示により、リヴァイが「進撃の巨人」の歯を雷槍で破壊。口の中に侵入したミカサは、どことなく安心した表情を浮かべるエレンと目を合わせ、その首を一思いに切り割いた。安らかな笑みを浮かべる「始祖ユミル」の前で、2人は最初で最後の口づけを交わす。

最終回【壮大な戦いの先に待ち受ける未来とは?】

アルミンとの「道」での会話でエレンの真の目的が明らかに!

最終話は、「道」の中で子どもの姿となったエレンとアルミンの会話から始まる。エレンは「イェーガー派」を立ち上げたことやアルミン・ミカサと距離を取っていたことも、自分の目的を果たすためだったと釈明。

エレンは「真の目的」について語り出す。それは、世界中の憎しみを自分に向けさせ、「島の悪魔」と呼ばれるパラディ島エルディア人のアルミンたちに討ち取らせることで世界の混乱を収束させる、というものだった。しかし、アルミンはそれを知ってもなお「人類の8割が死ぬことになる」というエレンが明かした事実に愕然とする。

時間の概念が存在しない「道」の中で2人の姿は少しずつ成長し、「炎の水」が流れる場面に移り変わった。ここでエレンは「始祖の巨人」の記憶から得た「始祖ユミル」が自分を奴隷のように扱ったフリッツ王を愛し続けていたという事実を告げる。自由を求めて愛の苦しみから逃れる彼女の望みを叶えるためには、「ミカサの選択がもたらす結果」にたどり着く必要があり、その結果に行き着くためだけに進み続けたのだという。

そして、エレンは「始祖の巨人」がもたらす影響が過去も未来もなく同時に存在すると説明。悲しみの表情をたたえながら、「超大型巨人」襲撃時に「始祖の巨人」の力で巨人を母カルラのもとに向かわせたのはエレン自身であったことを仄めかす。これにはアルミンも言葉を失ったが、エレンの手を握り場所を変えるよう優しくうながした。

エレンとミカサの恋の行方は?まさかの「メンヘラエレン」登場

場面は海となり、「エレンとミカサの恋路」についての話題へ。アルミンが「ミカサのことはどう思っているのか」と核心を突く。エレンの答えは、人類虐殺をした者の発言とは思えないほど初々しいものだった。

エレン「そんなの嫌だ!!ミカサに男ができるなんて…!!一生オレだけを想ってほしい!!オレが死んだ後もしばらく…10年以上は引きずっててほしい」

突然姿を現したメンヘラエレンに引き気味のアルミン。それでも、「このままずっとみんなと一緒にいたい」と本音を零すエレンに一緒に生きられる方法を探そうと言うが、エレンも自分の犯した罪の重さを痛いほど理解していた。別れの時が迫り、「ここでの記憶はすべてが終わるまで消すことになる」と言うエレン。アルミンは、自分たちの為に進み続けてくれたことへの感謝を述べた

アルミン「…エレンありがとう。僕達のために…殺戮者になってくれて…」

「道」での会話は終わり、アルミンが現実世界に戻った先は飛行艇の整備場へ向かう船の上であった。これにより、エレンは最終決戦の前にアルミンと「道」で会話していたことが判明する。

ミカサの選択により巨人の能力が消失!リヴァイの顔に一筋の雫が…

戦いが終わり、「道」での出来事を思い出したアルミンは、歩み寄るミカサの腕に抱えられたエレンの頭部を見て号泣した。決戦前にエレンが「道」で話しかけてきたことに触れるミカサに、アルミンが答える。

アルミン「…聞いたよ。ミカサがもたらした選択の結果が…巨人の力を…この世から消し去ることになるって

そこには巨人から人間の姿に戻ったジャン、コニー、ガビなど「ユミルの民」たちがいた。104期生らは再会を喜び抱き合う。ミカサの選択がもたらしたものは「巨人の能力の消失」であった。エレンは104期生らを中心に「道」で思いを伝えていた。感動の再会を果たす一行を傍目に座り込むリヴァイは、エルヴィンやハンジをはじめ、先立った調査兵たちに問いかける。

リヴァイ「…よぉお前ら…見ていてくれたか?これが結末らしい。お前らが捧げた…心臓の…」

敬礼を捧げる人類最強の兵士の頬には、一筋の雫が伝っていた。コニーとジャンには微笑むサシャが見え、ガビに抱きつこうと駆け寄ったファルコは勢いよく投げ飛ばされてしまう。

アルミンが「人類の救世主」として責任を果たす

喜びも束の間、世界連合艦隊のミュラー長官らは一度巨人化したエルディア人たちに対し銃を構える。緊迫した空気を切り裂いたのは武装を解除したアルミンだった。

アルミン「こちらがまだ巨人の力を有しているのなら巨人の力を使って抵抗するでしょう。
ですが銃口を向けられた今も無力な人のままであることは我々が人である何よりの証明です」

何者であるか問われたアルミンは、次のように答える。

アルミン「パラディ島のエルディア人アルミン・アルレルト。『進撃の巨人』エレン・イェーガーを殺した者です」

エレンとの約束と、愛する者を自らの手で眠らせたミカサの立場を守るため、アルミンは立派に「人類の救世主」としての役目を果たしたのだ。

あれから3年後、「連合国平和大使」となった104期生たち

「天と地の戦い」から3年の月日が流れ、世界の報復を恐れるエルディア国は軍備増強に力を入れ、戦争も辞さない空気を醸し出す。アルミンは国の近況について綴られた、一児の母となった女王ヒストリアからの手紙を読んでいた。ライナーは「何度見てもヒストリアの筆跡は美しいな、いい匂いもする」と不思議な性癖を披露。104期生たちは、これまでの体験を語り継ぐことでエルディアや世界に和平の存続に求める「連合国平和大使」となっていた。後遺症の残るリヴァイは民間人として、仲睦まじいガビとファルコに車椅子を引かれている。

アルミン「散々殺し合った者同士がどうしてパラディ島に現れ…平和を訴えるのか。僕達が見てきた物語、そのすべてを話そう…」

巨人を駆逐した後も平和のための戦いは続く。一方、パラディ島のエレン、アルミンと3人でかけっこをした丘の上にはミカサが寂しげに腰掛けていた。かつての仲間たちの来訪を、エレンの墓標に報告する。

ミカサ「エレン…もうすぐみんなが会いに来るよ。嬉しいでしょう?」

とめどなく涙が溢れ、エレンにもらったマフラーが首から垂れ下がる。

ミカサ「…またあなたに会いたい…」

そこで、小さな奇跡が起きた。1羽の白い鳥がマフラーをついばみ、ミカサの首元に巻き直したのだ。空へ羽ばたく鳥に向けたミカサの言葉で、物語は幕を閉じる。

ミカサ「エレン…マフラーを巻いてくれてありがとう」

11 Comments

はじめ

ユミルが選んだのはミカサではなくエレン。
ユミルがフリッツ王が襲われたときに身を呈して救った姿はミカサそのものだった。
ジークや過去の王家の始祖継承者はユミルを思考のない奴隷としか見ていなかったがエレンだけは「人」として見てくれた。だからユミルはジークではなくエレンを選んだ。
そして自分と同じように命をかけて愛する人を守るミカサが、世界のために愛するエレンを殺すという決断をしたことが、カールフリッツとの決別を決断させた。ということだと思います。合ってる?

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ひかる

合っていると思います!ユミルは「愛から自由になったミカサ」を目の前で見ることができたので踏ん切りがついたのだと思います。巨人も道も、ユミルの未練が生み出した壮大な呪いだったとも考えられます。

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匿名

ネタバレありがとうございます。
自己犠牲によって世界に平和をもたらすのは、まどマギに通じるものがあるかもですね。
昔からあまり読む気にはなれず、ただストーリーは良いストーリーは良いと周囲が言っていたために、ちょくちょくネタバレを見てはいました。
あくまで個人的にではありますが、救いの無いストーリーで救いの無い結末になったなと思っています。
どこかで主人公が報われるようなハッピーな展開があると期待していたのですが……ネタバレだけ見ていてよかったー。

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匿名

主人公が救われるとしたら、ミカサが天寿を全うした事ではないでしょうか?
ミカサの子供か、養子の可能性かなりあるけど。決して孤独ではないので、ミカサの幸せをエレンは、1番願った事だと思うんです。

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ひかる

コメントありがとうございます。
ミカサが末永く生き、エレンを愛し続けたことに救いはあると僕も思います。
エレンの「自由になりたい」が原初的欲求だとすれば、「仲間や愛するミカサを救いたい」という気持ちは後天的な環境で得られた大切な願いで、いずれも本音なので。
子供は養子の可能性もありますね。ミカサなら処女を貫いても不思議ではないです。

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匿名

エレンの目的は巨人をこの世から一匹残らず駆逐する事だから、その目的は遂行できているから救われていると思いますよ。

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ひかる

目的は遂行されたため、その点では救われたと思います。ただ、使命を成し遂げることと、個人的な魂の救済はイコールでは結ばれません。
そのため、「駆逐に成功したから救われた」というよりは、「進み続けた先でミカサに愛を持って介錯され、未来が確定している不自由から自由になれたことで救済された」と、僕は考えています。

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匿名

考察を面白く拝見させていただきました。寄生虫の存在の解釈ですが、全ての巨人化能力は、寄生虫が担っており、ユミルが宿主だったということ。ミカサの選択で、フリッツ王への思いが消えた時に、寄生虫はユミルを宿主にできなくなり、すべての巨人化の能力が消えた。そう解釈すると、寄生虫に描かれた象徴は、なんだったんでしょいか?

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ひかる

お読みいただきありがとうございます。「寄生虫が何を象徴しているか?」という点は非常に興味深い問いですね。僕自身の解釈としては、「人間の悪意を受け入れる器」のような存在だと考えています。それ自体では特に悪となりえませんが、人間の膨れ上がった悪意や不条理などと触れ合うとそれらを何十倍にも拡大する媒介的役割を果たすのではないでしょうか。
とすれば、それは「人間同士の相互作用(コミュニケーション)」の象徴とも言えます。人の憎悪を受け入れる組織(人のネットワーク)は現実にもあり、それがあるからこそ、個人がなし得る何倍もの被害が発生する事件・事故が起こりうる。
ただ、この「関係性」というものは実体がなく抽象的なものであるがゆえに、「寄生虫」というわかりやすい具体物に置き換えると、それが何の象徴か分かりづらくなっているかと思われます。
以上が僕の解釈です。

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