進撃の巨人最終回ネタバレ感想と伏線考察【リヴァイ涙!ミカサとジャンが夫婦に?エレン死亡後は鳥になる】

あれから3年後…連合国平和大使となった104期訓練生たち!

「天と地の戦い」と呼ばれたあの日から3年の月日が流れた…。

地ならしによって多くの命が失われた中、世界の報復を恐れて一丸となるパラディ島。

エルディア国はイェーガー派を中心とした軍を結成し、軍備増強に時間を費やしていた。

エルディア国の近況を綴った手紙を読むアルミン。

手紙の送り主は母となった女王ヒストリアだった。

ライナー「…何度見てもヒストリアの筆跡は美しいな、いい匂いもする」

不思議な性癖を披露するライナー。

104期訓練生たちは、武装強化するパラディ島に対して和平を求める連合国平和大使という任務を背負うのであった。

世界に事の真実を説明すると述べるアルミン。

アニメ版で次回予告の語り部をしている理由と繋がっているとついつい考察してしまう。

 

そして、これがラストシーンとなる。

幼少期、ミカサがエレンに「なんで泣いているの?」と尋ね、アルミンも含め3人でかけっこをしたパラディ島の丘の上。

アルミンたちが島を来訪する事を、ミカサはエレンの墓標に語りかける。

ミカサ「…またあなたに会いたい…」

未亡人のような雰囲気を醸すミカサの前に現れたのは、1羽の白い鳥。

なんと首から落ちそうになるマフラーをついばみ、直してあげたのだ!

羽ばたいていく鳥を見上げるミカサのこの一言で物語は幕を閉じる。

ミカサ「エレン…マフラーを巻いてくれてありがとう」

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単行本で加筆された6箇所のまとめと考察【悲劇は繰り返されるのか?】

『別冊少年マガジン』と単行本で掲載された最終回の内容は一部異なる。一部セリフや絵が修正された部分や、新たな8ページも追加されている。

本誌の最終回は美しく爽やかな印象で終わったが、単行本ではある種の不気味さを残して幕を閉じた。いずれかを読まれた読者の方も、ぜひもう片方も読んで比べてみることをおすすめする。

ここでは、本誌から単行本に向けて加筆・修正された内容を整理した。

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進撃の巨人状態のエレンの髪が伸びている

第138話『長い夢』で、アルミンによる超大型巨人の爆破によってやられたかに思えた進撃の巨人だったが、煙幕の中から再び復活するエレン。

本誌では、ロングヘア程度の髪の長さが、単行本では超ロングヘアと言ってもよいほど伸びており、容貌の不気味さが増している。

アルミン「この過ち」から「君の最悪な過ち」へ発言を訂正

最終話139話の精神世界で、エレンがなぜ地ならしを発動して世界の人口の8割を虐殺するに至ったかをアルミンに説明した。

自らの母でさえも始祖の力を通じて殺害するに至った衝撃のエピソードを聞き、アルミンは親友のエレンにあえて感謝の気持ちを伝える。

殺戮者になってくれてありがとう

その後、本誌では

この過ちは絶対無駄にしないと誓う

と述べていたが、単行本では

君の最悪の過ちは無駄にしないと誓う

と書き直されていた。

きっと「君の」と名指しすることで、この殺戮は天災のような受動的なものでは決してなく、エレンが少しでも自分の意志で実行したということを印象づけたかったのだと思う。

「最悪の」と強調することで、この行為自体は客観的に見て「悪」であることにはかわりはなく、「正義」の裏で幾多の人々の命や記憶、つつましくも温かい生活や未来が失われたのだということを、友人としてエレンに言い聞かせたかったのだ。

エレンの巨人を消失させた努力を友人として称え労い、同時に多くの人や動物らの生命を損なった罪をも認識させた。公正さを重視する実にアルミンらしい言葉と言えるだろう。

始祖ユミルにミカサが話しかけるシーンで頭痛の原因が判明

エレンにトドメを刺したあと、ミカサの前に始祖ユミルが現れ次のように声をかけた。

あなただったのね… ずっと私の頭の中を覗いていたのは…

これにより、折に触れて発生していたミカサの頭痛は始祖ユミルによるものだったと確定する。

それはおそらく彼女の「好奇心」であったと筆者は予想する。

ユミルは気になっていたのだ、いずれ自分の「愛の呪い」を晴らすことになるであろう女性の感情や記憶、思想を。

「愛というしがらみを超えて自由を選ぶあなたという人は、一体どのような人間なの?」と。

ミカサは「奪われた命は帰ってこない」とユミルを責めつつも

あなたに生み出された命があるから私がいる

と救済の言葉も投げかける。

ここで、ユミルがフリッツ王を襲う弓から庇わなかった「if世界」の描写もあるが、これはきっと「愛の呪いから逃れられていたであろう自分」を想像できるようになったユミル自身の変化を表現したものと考えるのが妥当だろう。

ミカサとジャンが結婚し夫婦に。しかしエレンへの愛は永遠に

本誌では、エレンと思しき一羽の鳥が、ミカサの解けかけたマフラーの直して

エレン…マフラーを巻いてくれてありがとう…

とミカサが感謝するシーンで終わったが、その後にセリフの一切無い4ページが加筆されたことで、本誌以上に衝撃的な終わりを迎えることになる。

エレンの墓にバラを手向けるミカサと男性と赤子の姿。襟足から見るにおそらくジャンであることから、ミカサとジャンは結婚して子を授かったということだ。

ちなみにバラの花言葉は「あなたしかいない」。

…思い出したぞ… …律儀なクソ馬鹿野郎め

という巨人消失時のジャンのセリフから、エレンが「道」の中でジャンにミカサを託したとも想像できる。

歳を重ね老いたミカサが、大きくなった子どもや孫たちと墓に花を手向けたり、その後マフラーを巻いたまま棺に入る姿から、ジャンとの温かい家庭を育みながら、エレンへの愛は決して忘れなかった事実が伝わってくる。

繰り返される戦いの歴史

ミカサが長寿を全うした後、現代のようにも見える高層ビルが立ち並んだ「新生エルディア帝国」は、数多の航空機による爆撃に襲われていた。

エレンが大量の命と引き換えにして残した「巨人のいない世界」であり、アルミンら連合国大使やヒストリア女王の努力に続いた平和な時代だったが、彼ら「当事者世代」が亡くなったあとで、人類は再び「人と人との戦い」という過ちを犯すことになってしまったようだ。

「巨人が世界を脅かす時代」が再び訪れる予兆

戦後エルディアの文明は崩壊したが、エレンが眠る丘の上の木だけは奇跡のように残り続けた。

長い時間をかけ、このまま天まで届くかとも思われるその大木を1匹の犬を連れて1人の少年が発見する。

大樹の根はエレンの墓標部分で二股に分かれ、そこには大きな穴が空いている。まるで、始祖ユミルが巨人化することになった「あの木」のように。

巨人は復活してしまうのだろうか?

調査兵団らが心臓を賭して獲得した「巨人のいない世界」は終わりを告げてしまうのだろうか?

悲しい歴史は繰り返されるのか?

私たちがいる現実世界においても看過できないメッセージを投げかけるようにして、物語は終わっている。

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『進撃の巨人』最終回で回収された大きな伏線6つについて考察!

エレンの「巨人を一匹残らず駆逐する」という目的が完遂

幼少期、目の前で母親を巨人に食い殺された事により、巨人への復讐を誓うエレン。

「すべての巨人を一匹残らず駆逐する」という言葉は怒りに任せて放った言葉ではなく、巨人の存在しない世界を作り上げる事で仲間たちを含めて世界を平和に導くという目的の伏線であった。

この伏線は最終回で始祖ユミルの願いを叶えたことで回収される。

ミカサの頭痛は始祖ユミルによるもの

ミカサの頭痛は、始祖ユミルが頭の中を覗いていたことが原因だと単行本最終回にて明らかになった。

愛を超えて人々を救う決断をした1人の女性に救いを求めていたのかもしれない。

人類を救うのはアルミン

ウォール・マリア奪還作戦時、瀕死のアルミンとエルヴィンのどちらに巨人化の薬を使って生き返らせるか、火急の難題が持ち上がっている時に、リヴァイ兵長に向かってエレンは次のように叫んでいた。

人類を救うのはオレでも団長でもない!アルミンだ!

当初は親友を助けたい一心とそれまでのアルミンの功績を根拠としたセリフという印象だった。

しかし最終回で、アルミンがエルディア国と世界連合国を繋げる和平大使として、復讐に怯えるエルディア国の解放を目指すことから、「人類を救うのがアルミン」というエレンの発言は現実のものとなった。

ベルトルトを助け、エレンの母が死んだ原因はエレン自身

『進撃の巨人』は第1話で、壁が破壊されエレンの母が巨人に食われる衝撃のスタートを切った。

しかし、エレンによる「道」での告白から、母の命を奪った犯人はエレン自身であったことがわかる。

超大型巨人から人間に戻った直後のベルトルトを襲おうとした巨人(ダイナ)を、ベルトルトでなくエレンの母カルラに向かわせたのは、エレンの始祖の力によるものだったのだ!

また、ベルトルトが死んでしまっては、後にアルミンが超大型巨人を保有し地ならしで進撃するエレンを倒す未来も消えてしまうため、そのような命令をダイナ巨人に下したと思われる。

ライナーのヒストリアへの想いは本気

マーレの戦士とエルディアの兵士という全く異なる境遇に苦しみ訓練兵時代には精神が乖離していたライナー。

ライナーの数々の謎の発言や理解しがたい行動の中にはヒストリアへの恋慕の想いも含まれていた。

最終回で正気を取り戻しているはずのライナーが、ヒストリアの手紙を読むだけで興奮している事から、ライナーの想いは本物だという事が分かる。

少し異常性を感じるのもライナーの魅力の一つかもしれない。

ミカサ「いってらっしゃい…エレン」

現実世界でミカサがエレンの首をはねる直前のタイミングで発せられた言葉。

第1話、幼少期のエレンが夢で見た光景はこの時のものであったことが明らかになる。

「いってらっしゃい…エレン」は、これから死後の世界に旅立つミカサからエレンに向けた餞別の言葉だったのだ。

それほどまでに悲しく、それでいて愛に溢れた言葉だったとは想像だにしていなかった。

これは始祖の巨人の記憶干渉能力によって「道」を通じ、幼きエレンに夢を見せたものではないかと予想できる。

夢の中のミカサが子どもの時のロングヘアーと異なり髪が短いのも、時空を超えているが故となれば腑に落ちる。

※138話の段階で回収済み

4 Comments

はじめ

ユミルが選んだのはミカサではなくエレン。
ユミルがフリッツ王が襲われたときに身を呈して救った姿はミカサそのものだった。
ジークや過去の王家の始祖継承者はユミルを思考のない奴隷としか見ていなかったがエレンだけは「人」として見てくれた。だからユミルはジークではなくエレンを選んだ。
そして自分と同じように命をかけて愛する人を守るミカサが、世界のために愛するエレンを殺すという決断をしたことが、カールフリッツとの決別を決断させた。ということだと思います。合ってる?

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ひかる

合っていると思います!ユミルは「愛から自由になったミカサ」を目の前で見ることができたので踏ん切りがついたのだと思います。巨人も道も、ユミルの未練が生み出した壮大な呪いだったとも考えられます。

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匿名

ネタバレありがとうございます。
自己犠牲によって世界に平和をもたらすのは、まどマギに通じるものがあるかもですね。
昔からあまり読む気にはなれず、ただストーリーは良いストーリーは良いと周囲が言っていたために、ちょくちょくネタバレを見てはいました。
あくまで個人的にではありますが、救いの無いストーリーで救いの無い結末になったなと思っています。
どこかで主人公が報われるようなハッピーな展開があると期待していたのですが……ネタバレだけ見ていてよかったー。

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匿名

主人公が救われるとしたら、ミカサが天寿を全うした事ではないでしょうか?
ミカサの子供か、養子の可能性かなりあるけど。決して孤独ではないので、ミカサの幸せをエレンは、1番願った事だと思うんです。

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