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【チェンソーマン】面白かわいいビームの魅力とは?マキマに続く、チェンソーマンガチ勢なサメの魔人

チェンソーマン ビーム

衝撃!ビームの哀しい最期

出典:amazon.co.jp

単行本8巻収録の第65話にて。

サンタクロースによって地獄に飛ばされたビームは、闇の悪魔との死闘を余儀なくされる。

闇の悪魔の暴威に成す術なく追い込まれ、次々と仲間が散っていくなか、両腕を切り落とされたビームは口でデンジのワイヤーを引き、「どうか甦って……オレ達の願いを……」と懇願した。

その直後、ビームは闇の悪魔に身体をバラバラにされ非業の死を遂げた。

最後の瞬間までチェンソーマンに献身を捧げ、彼の復活を願い続けたビーム。

彼がワイヤーを引いて稼働させなければデンジは倒れたまま、地獄に送り込まれた他のメンバーともども闇の悪魔に全滅させられていたと思えば、ビームこそ最大の功労者かもしれない。

デンジの相棒というと真っ先にパワーが思い浮かぶが、最期までブレずにチェンソーマン様命を貫き、彼に尽くしきったビームも記憶に残るキャラクターである。

ビームがチェンソーマンに託した、「オレ達の願い」とは?

一方、ビームが死に際に発した「オレ達の願い」の核心は謎に包まれている。

前後のシーンから推察できるのは、ビームの願いはチェンソーマン(デンジ)の生存・復活と密接に関係しており、彼なくしては成立しない性質のものということだ。

さらにはオレ「達」と複数形である。オールフォーワンである。

ならばこのオレ達とは誰をさすのだろうか?

闇の悪魔の前に殉職していった四課の仲間たちと考えるのが妥当だが、そもそも四課の魔人たちに、そこまで強い横繋がりの絆はなかった。

ビーム自身チェンソーマンの器のデンジには好き好きと懐いていたが、他の魔人への関心は薄かった。

さらに闇の悪魔に追い詰められた時に出たセリフであるのを考えると、「オレ達」とは闇の悪魔ほど強くも古くも偉大でもない地獄の有象無象ども、チェンソーの悪魔に与してマキマと戦争をやらかした連中と考えられる。

チェンソーの悪魔をトップに戴くビーム含む一部の悪魔は、闇だの死だの支配だの、古い概念の名前が付いた悪魔に反旗を翻し、下剋上を成し遂げようとしたのかもしれない。

実は天使からきている?ビームの名前の由来を考察!

出典:amazon.co.jp

公安四課の魔人の名付け親はマキマである。

ビームの名前も彼女が授けたものだが、由来は何だろうか?

単行本10巻第38話にて、マキマが死亡済みの魔人の名前を呼ぶシーンがある。

ここで引用された名前は、すべて旧約聖書の天使の階級になぞらえられている。

能天使=パワーズ=パワー(血の悪魔)、天使=エンジェルズ=エンジェル(天使の悪魔)といった具合にあてはめていくと、ビームは智天使ケルビムに該当する。ケルビム、略してビームというわけだ。

なぜ智天使かというと、彼のみが神を直接見る叡智(ソフィア)を授かったから。

聖書のサムエル記下22章11節には「彼はケルブに乗って飛び」と書かれており、詩篇99篇1節「主はケルビムの上に座せられる」の記述と合わせ、神の乗り物と位置付けられている。

デンジがチェンソーのリールを手綱にし、ビームを乗りこなしていた光景を想像すると、ケルビムに乗ったデンジは神、もしくはそれと同格の存在かもしれないと推理が飛躍した。

ビームの名言3選

チェンソー様!言う事!絶対!チェンソー様!最強!最高!

「チェンソーマン5巻39話」

「デンジの言う事はなんでも聞く」と言うビームに疑問を抱いたデンジへ、本人が返した台詞。

何も答えになってない上に、作中で「物事を深く考えない犬のような性格」として描写されているデンジでさえもドン引きするほどの、忠誠心と崇拝(とおバカさ)を見せた。

作中を通し、デンジ(チェンソーマン)に対して一貫して従順に付き従う彼の、報われない愛はここから始まっていく。

さすがチェンソー様!!すげえすごい!!

「チェンソーマン6巻49話」

レゼとの戦いに敗れ「普通の悪魔なら死んでる」状態から生き返ったデンジを目の当たりにして、テンションが上がったビームが発した台詞。

ビームの頭の悪さと素直さが同居した、彼の性格を一言で表せる名言だ。

直前のシーンで天使の悪魔が見せたシリアスな展開とは真逆の、コミックリリーフとしての役割を担うビームらしい一コマとなっている。

チギャウ……チギャウ……

「チェンソーマン6巻49話」

レゼ&台風の悪魔と戦う際に、ビームの「(チェンソーの悪魔は)チェンソーのチェーンを使って移動してた」という言葉を受け、デンジが思いついたとんちんかんな作戦に対して思わず呟いたのがこの台詞だ。

余談ではあるが、本作の作者である藤本タツキ先生はかなりの映画好きとして知られており、この台風&サメ&チェンソーという要素も「人喰いサメを巻き込んだ竜巻が街を襲う」という、めちゃくちゃな設定のサメ映画『シャークネード』を彷彿とさせる。

(この映画でもチェンソーが重要な武器となっていた。)

同作者の読み切り『ルックバック』でも、作中にてサメ頭の男がキックで戦う「シャークキック」という作品が出てくるなど、作者の(サメ)映画好きな性格がふんだんに現れたワンシーンだと言えよう。

シリーズ(~編)ごとのビームの来歴を解説

初登場時からコミックリリーフとして描かれていたビームは、最終決戦においてチェンソーマンの眷属の一人だったことが判明する。

他の眷属(パワー・暴力の悪魔・天使の悪魔など)はデンジに対して無関心もしくは無礼な態度であったのに対し、ビームただ一人は邂逅した時からチェンソーマンを崇拝し、一度も裏切ることなくデンジの命を救って退場していく。

そんな彼のシリーズごとの来歴について紹介する。

公安襲撃編

公安を襲撃したサムライソード・沢渡の逮捕に向け、敵本拠地のビルに送り込まれた魔人の1人として初登場する。

ゾンビになった人間を前にし「食い放題」と喜んだり、味方である暴力の魔人に噛みつこうとしたりとその凶暴性と純粋さは初めに登場した頃から一貫していた。 

レゼ編

ゾンビを食べ過ぎた結果、一時離脱してしまったパワーと入れ替わるかたちでデンジのバディとなったビーム。

初対面からデンジに対し尊敬の念を抱いており、普通なら意思の疎通ができないほど凶暴なはずが、デンジの言うことなら素直に聞くなど「チェンソーマン」という存在に対する伏線をこの時点で張っていた。

夏祭りの夜、レゼに殺されそうになったデンジをボロボロになりながらも救い、チェンソーを使った新しい戦い方を提案するなど、チェンソーマンへの敬意と従順さを発揮する。

しかしレゼ&台風の悪魔戦ではデンジの乗り物(&肉壁)にされてしまうなど、その功労が報われることはなかった。 

世界の刺客編

デンジが世界中からその心臓を狙われる事態となった「世界の刺客編」では、ビームに派手な戦闘シーンはなかった。

だがデパート内でクァンシ一味と応戦した際には、敵側に奇襲をかけてデンジを逃すといった活躍をしている。

クァンシたちから逃走中、人形につまずきうっかり転んでデンジに「ドジっ子」呼ばわりされるなど、シリアスなシーンの間にはさまれるコメディシーンの一助も担っていた。 

地獄編

地獄に落とされる際に受けたダメージで、チェンソーマンに変身できないほど摩耗したデンジに、自分の血を与え復活させる。

そして闇の悪魔によって、身体をバラバラにされて死亡する直前に「どうか蘇って…オレ達の願いを…」とセリフを残していく。

これは地獄のヒーローであるチェンソーマンが「助けを叫ぶとやってくる」という特性があることへの伏線であり、同時にこの状況を打破するための救いを求めるビームの懇願でもあったのだ。

銃の悪魔編

「地獄編」で死亡したため台詞や活躍シーンはなかったが、チェンソーマンを守る眷属の一人として回収された死体が廊下に跪いていた。

レゼ編以降チェンソーマンであるデンジに付き従い、常に守るように行動していたのも真のチェンソーマン復活を望んでいたことが理由だったと、暗にマキマの口から語られている。

アニメが待ちきれない!ビームの声優は誰だ?


最後にビームの声優予想をしたい。

私の予想はずばり、松岡禎丞(まつおか よしつぐ)である。

代表作は『Re:ゼロから始める異世界生活』の悪役ペテルギウス・ロマネコンティ、『食戟のソーマ』の主人公・幸平創真などで、ギャグもシリアスもこなすハイテンションな演技が人気を集めている。

ぜひ発狂したペテルギウスのテンションで「チェンソー様最強!最高!」と絶叫してほしい。

おわりに

『チェンソーマン』のサメ枠として愛されながら退場したビーム。

チェンソーマン愛にかけてはマキマにだって負けていない。

推しを殺そうとしたマキマと違い、最後の瞬間まで推しに全てを捧げて尽くして逝く姿はまさしくファンの鑑である。

第2部で再登場はあるのかどうか、期待して待ちたい。

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