チェンソーマン 読み返したくなる名言15選【パワーワードからホロリとくる名ゼリフまで網羅!】

人気絶頂のまま第1部を終えた『チェンソーマン』。

今回は、独特の作風で話題を呼んだ『チェンソーマン』を彩った名言を15個に厳選してみた。

SNSで流行したパワーワードから感動の名ゼリフまで余すことなく紹介していくので、ぜひチェックしてほしい。

 

俺たちの邪魔ァすんなら死ね!(デンジ)

第1巻第1話。

デンジが初めてチェンソーマンに変身する時のセリフ。

デンジはこの直前に「自分の夢を見せる」という契約をポチタと交わしている。

その邪魔をする悪魔たちは紛れもない敵であり、排除すべき存在だ。

このセリフで注目したいのは一人称。

チェンソーの心臓で生き返ったデンジにとってポチタはもはや一心同体の存在だからこそ、「俺」ではなく「俺たち」と言ったのである。

デンジとポチタの強い絆が知れるこの名言に、『チェンソーマン』という作品への期待感がふくらんだ読者も多いのではないだろうか。

最高じゃあないっすか…(デンジ)

第1巻第1話。

チェンソーマンとなったデンジはマキマと出会い、「殺されるかペットになるか」の二択を迫られる。

デンジはペットになればどんな朝食が食べられるかをマキマに聞く。

マキマ「食パンにバターとジャム塗って…」

「サラダ コーヒー あと…デザートかな…」

答えを聞いたデンジは、冒頭のセリフを静かにつぶやくのだった。

このメニューは読者から見れば平凡な朝ごはんにしか見えないだろう。

だが3000万円以上の借金を背負わされ、食パンにジャムを塗るなど夢物語だと諦めていたデンジにとっては、これ以上ない豪華メニューなのだ。

「最高」は人によって違う…そんな素朴な教訓と、新しい人生をふみ出したデンジへの感動がギュッと詰まっている。

最高(の名言)じゃあないっすか…。

みんな偉い夢持ってていいなァ!!じゃあ夢バトルしようぜ!夢バトル!!(デンジ)

第2巻第10話。

コウモリの悪魔を倒した直後にヒルの悪魔との連戦を強いられてしまうデンジ。
防戦一方の中「女の胸を揉みたい」というかけがえない夢のためにデンジは何度でも立ちあがる。

その姿をヒルの悪魔に馬鹿にされたデンジの魂の叫びが冒頭のセリフだ。

先輩の早川(はやかわ)アキは復讐のため。

警察は家族を守るため。

パワーは猫のニャーコを救うために。

だれもが立派な動機で戦っているのに、デンジだけはとてもオゲレツな理由で悪魔と殺しあっている。

それでも自分の夢を叶えたい気持ちはだれよりも強いとデンジは信じて疑わない。

血まみれで夢バトルを宣言するデンジの姿はまるで「夢に偉いも偉くないもない」と読者に訴えているように見える。

は?言ってないが?(パワー)

第3巻おまけ。

第3巻のおまけコーナー「パワーの事を知ろう!」での一幕で飛びだしたセリフ。

デンジといっしょに中華料理店に来たパワーはマーボーナスを注文する。

「ワシもマーボーナスが昔から好物じゃ」

しかしマーボーナスに大嫌いな野菜が入っていると気づいて豹変し、マーボーナスなんて大嫌いだと騒ぎだす。

デンジの「お前マーボーナス好きって言ったじゃん」という至極まっとうなツッコミに対する切り返しが冒頭の言葉である。

どんな無茶なウソもこう自信満々に言いきられると、なんだか圧倒されてしまう。

ヒロインと呼ぶには規格外にもほどがある、パワーというキャラを象徴する名言だ。

悪魔が恐れるデビルハンターはなあ…頭のネジがぶっ飛んでるヤツだ(岸辺)

第3巻第19話。

日本最強のデビルハンター・岸辺(きしべ)隊長の座右の銘。

悪魔は人間の恐れる気持ちを糧に強くなり、どんな凄腕のデビルハンターでもビビってしまえば悪魔にたやすく殺されてしまう。

では逆に、人間が悪魔をビビらせてしまえばどうか?

悪魔はたちまち弱体化してしまう…だからこそ岸辺は頭のネジがぶっ飛んでいる、いわゆるイカレ野郎こそデビルハンターにふさわしいと断ずるのだ。

この考えは『チェンソーマン』全体を貫く1つの指標にもなっており、人としてまっとうな行いをした者に死亡フラグが立つ傾向がある。

気になる方はこのポイントを意識して読んでみるのがおすすめだ。

これでノーベル賞は俺んモンだぜ~!!(デンジ)

第3巻第19話。

殺しても死なない永遠の悪魔を殺すため、デンジはチェンソーマンとなり先の見えない耐久戦に挑む。

殺すどころか返り討ちにあいかけるデンジ。

だが永遠の悪魔を斬った返り血を飲むことで回復し、さらに斬り、また血を飲んで回復…の無限ループをデンジは発見する。

この偉大な発見を自ら称賛し、血まみれになりながら叫んだのが冒頭のセリフだ。

ノーベル賞とはそういうものではまったくないのだが、勢いの良さとデンジのイカレっぷりが小気味いい。

読者の間でも人気の名言であり、『チェンソーマン』ファンはなにか閃くたびにこのセリフを言っている…のかもしれない。

未来!最高!未来!!最高!!(未来の悪魔)

第4巻第31話。

未来が見える悪魔、未来の悪魔の口癖。

未来の悪魔はなにかにつけて「未来最高」と叫び、ある時はゴキゲンなダンスを踊りながら、またある時は他人にも叫ぶよう強要するので、とにかく頭にこびりつくフレーズだ。

だが未来の悪魔にとって最高の未来とは「親しい者同士が殺しあい、どちらかが目の前で死ぬ」といった類で、人間にとっては最悪の未来だ。

悪魔と人間の間に横たわる深い溝がよくわかるセリフである。

なお、未来の悪魔がその目で見た未来は第9巻「銃の魔人」編で実現した。

あまりにも最高(最悪)な現実を目撃した読者はこぞって「未来最高!」を合い言葉に、その展開を受け入れようとしたという。

姫野先輩 天国まで聞こえるか?オレ達からアンタへの鎮魂歌だ(早川アキ)

第5巻第38話。

特異4課を壊滅させたサムライソードに勝利したデンジは、その場に駆けつけたアキに最強の大会を開こうと提案する。

その内容は「サムライソードの金玉を互いに蹴りあってデカイ悲鳴を上げさせた方が勝ち」というもの。

姫野(ひめの)を殺された復讐心をたぎらせていたアキだったが、デンジの誘いで一気に肩の力が抜けてしまう。

そして姫野が遺した言葉「気楽に復讐を!」を思い出し、アキとデンジは最強の大会を開催するのであった。

冒頭のセリフは、サムライソードの金玉を蹴るアキのモノローグである。

なんとも不細工な鎮魂歌をとても楽しそうに奏でるアキ。

復讐に限らず、何事も気楽に楽しくやるのが一番なのかもしれない。

光の力だああああ!!(デンジ)

第8巻第68話。

闇の悪魔の力でパワーアップしたサンタクロースと対峙するチェンソーマン。

クァンシとの即興コンビも通用せず、それどころかクァンシがサンタクロースによって人形にされかけてしまう。

だがその時、なにを考えたのかチェンソーマンがガソリンを浴びてサンタクロースに特攻!

ガソリンに着火して燃え上がったチェンソーマンは炎に照らされ、冒頭のセリフを叫びながらサンタクロースに渾身の一撃を浴びせるのであった。

闇属性を光で攻撃するのはファンタジーでは王道かもしれないが、これは光ではなく完全に炎の力である。

こんな強烈でハイテンションな迷言も、本作の愛すべきポイントなのだ。

これは命令です 契約するといいなさい(マキマ)

第9巻第74話。

マキマの本性がついに明らかになったシーンで飛びだした名言。

支配の悪魔であるマキマはこのひと言であらゆる生命を支配でき、必死の思いで自分にすがってきたアキをあっさりと洗脳してしまう。

デンジとパワーだけは絶対に幸せになってほしいと願っていたアキ。

その気持ちをマキマはいつものミステリアスな鉄仮面で踏みにじり、物語は読者を心の底から震えさせた「銃の魔人」編へと突入する。

物語が大きく動きだし「マキマこそラスボスだ」と読者に認識させた、『チェンソーマン』の転換を象徴するセリフといえるだろう。

だけどやっと…やっとさあ なんか毎日が楽しくなってきたんだ(早川アキ)

第9巻第78話。

遺体を銃の魔人として再利用されたアキは、意識がないままデンジとの殺しあいを余儀なくされる。

現実でデンジと戦っている最中、アキは子どもの姿で雪合戦をデンジと楽しむ夢を見ていた。

夢の中でアキが雪玉を投げるたび、現実で銃の魔人が市民を殺し、デンジを撃ち抜く。

そんな事実を知る由もなく、少年のアキは心の底からの笑顔で冒頭のセリフをつぶやくのであった。

銃の悪魔への復讐だけだったアキの人生を変えたのは、デンジやパワーとの家族生活だ。

生前は口にしなかった「楽しい」という本音を死んでから語る切なさが胸を打つ。

大切な人への大切な言葉はちゃんと口にして伝えたい…そう思わせる名言である。

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