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通形ミリオ/ルミリオン
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デクたちの先輩で、雄英高校の生徒ではトップ3の1人に数えられる実力者。かつては扱いづらい個性に悩まされたこともあったが、訓練の末に完璧にコントロールできるようになり、オールマイトの後継者候補となった努力家である。個性は「透化」。あらゆるものをすり抜ける。
ヒーローがマントを羽織るのは、痛くて苦しんでる女の子を羽織ってあげるためだ(17巻151話)
己の野望のため、まだ幼い「壊理」という女の子を犠牲にしようとした治崎に、ミリオが放った言葉。オールマイトに憧れ、ヒーローとしてのあるべき姿を追及してきたミリオらしいセリフだ。
分解と修復という強力な個性を持つ治崎に苦戦を強いられたミリオだったが、常に壊理の安全を考慮しながら戦っていた。壊理を囮に使った治崎の卑劣な作戦により大ケガを負ったものの、決して折れることなく、仲間が救援に駆けつけるまで持ちこたえたミリオ。彼こそまさにヒーローの鑑だ。
attack on Konpas
エリちゃんを守るために一生懸命なミリオが大好きです!
相澤消太/イレイザー・ヘッド
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雄英高校1年A組の担任。長髪に無精髭を生やした陰気な外見。効率的であることを重んじ、見込みのない生徒はすぐに除籍しようとする。
指導方針の違いからオールマイトとウマが合わないこともあるが、お互いに信頼はしているようだ。個性は「抹消」。凝視している間、対象の個性を無効化する。
プロヒーローイレイザーヘッドの名において戦闘を許可する(9巻77話)
戦闘訓練の合宿中、ヴィラン連合が再び襲撃。何人かの生徒は広大な夜の森の中で散り散りになっており、すぐに救助には行けない状況の中、担任の相澤が生徒たちに降した指示は、「逃亡」ではなく「戦闘」だった。
結果的に死者こそ出なかったものの、何人かのヒーローと生徒は重傷を負い、爆豪がさらわれてしまう。
相澤はマスコミから軽率な判断だったのではと糾弾されるが、生徒たちの生存率を最大限に高めるための指示だったと主張。生徒たちへの信頼をにじませた。
非常に厳しい指導をする相澤だが、それは教え子のためを想えばこそである。
オールマイト/八木俊典
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随一の実力と人柄で大衆から圧倒的な人気を集めるNo1ヒーロー。外見は隆々とした筋肉に覆われたマッチョマンだが、実は必死に筋肉を張りつめさせているだけであり、本当の姿は度重なる手術とケガの影響でガリガリにやせ細っている。
他者に引き継がれる個性「ワン・フォー・オール」の八代目継承者であり、デクの雄姿を見て、彼を後継者にすることを決意する。
次は、君だ
菴
あぁ、これでオールマイトの時代が本当に終わってしまうんだなぁと感じさせられました。
終わりでもあるし、次のステップへ進んでいく新たな始まりでもあるキッカケというのがこのシーンに全て詰まっている。
ヒロアカの中で1番好きなセリフです。
平和の象徴”は決して悪には屈してはいけないんだ
ほしのすな
このセリフでファンになった人も多いはず????
君はヒーローになれる
のなのん
ヒーローになれる能力がないデクにとっては救われた言葉だろうな。
私が来た!(1巻1話)
人々のピンチに駆けつけた時、オールマイトが口にする決めゼリフ。シーンに応じて様々なバリエーションがあり、挨拶感覚でも使っていたりする。
「私が来たからにはもう大丈夫だ」という安心感を与えてくれる名セリフだったが、オール・フォー・ワンとの戦闘で力を使い果たしたあとはあまり口にしなくなってしまった。
周囲に体調を気遣われた時は、「もう私は守られながら生きていくんだな」と寂しそうに独白している。
余計なお世話ってのは、ヒーローの本質でもある(5巻40話)
雄英の体育祭トーナメントでデクは、父エンデヴァーへの憎しみから本領を発揮せずにくすぶっていた轟を発奮させるため、身体の負担を考えずに「ワン・フォー・オール」を使いすぎてしまう。
試合終了後。オールマイトは無茶をしたデクをいさめつつも、その心意気こそヒーローの証だと賞賛した。この言葉はデクの中に根付き、後に飯田へと受け継がれる。
困っている相手を見たら放っておけない、デクの性質を端的に言い表した名言。
ヒーローは…守るものが多いんだよ オールフォーワン!! だから 負けないんだよ(11巻92話)
夏休み終了後、オールマイトはついに、ヴィラン連合の黒幕であり、師匠である志村奈々の命を奪った宿敵、オール・フォー・ワンと対決する。戦闘中、オール・フォー・ワンは死柄木弔が志村奈々の孫だという事実を告白。
衝撃の事実に打ちひしがれるオールマイト。彼を立ち直らせたのは、ガレキにはさまれ身動きがとれずその場にとどまっていた女性だった。彼女の「助けて」という言葉に奮い立ち、満身創痍だった彼は最後の力を振り絞る。守るものたちの声が、ヒーローに勇気と力を与えてくれるのだ。
常にトップを狙う者とそうでない者 そのわずかな気持ちの差は、社会に出てから大きく響くぞ
メロンソーダ
エンデヴァー/轟炎司
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オールマイトに継ぐNo2ヒーローで、燃焼系の個性を持つ。オールマイトの引退後は名実ともにNo1の座に。上昇志向が極めて強く、オールマイトには激しいライバル心を抱いていた。
彼を越えられないと悟ってからは、冷気の能力を持つ女性と結婚し、半冷半燃の個性を持つ最強の子供を生み出そうと計画する。
俺を見ていてくれ(20巻185話)
オールマイトがワン・フォー・オールとの戦いにより力を失い、目標を喪失したエンデヴァーは、単純な強さではない、ヒーローとしての在り方を模索し始める。
No1ヒーローに選ばれた時の会見では、エンデヴァーはただ自分の姿を見ていてほしいと聴衆に訴えた。
この時点では、エンデヴァーはまだ答えを見つけられていなかった。その後、子供に対する非道な仕打ちが世間に公表され、さらに死んだと思っていた長男がヴィランとして人々を虐殺していたことが判明。彼は初めて自分の罪と、強さの意味に向き合うことになる。
ホークス/鷹見啓悟
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オールマイトの引退後、エンデヴァーに次いでNo2なった。ひょうひょうとした性格で、つかみどころがないように見えるが、内心では平和な世界の実現を強く願い、奔走している。
10代の若さでランキングトップ10に初めて食い込んだ唯一のヒーローでもある。個性は「剛翼」。背中に生えた翼で空を翔ける。
ヒーローが暇を持て余す社会にしたいんです(20巻186話)
オールマイトの引退により社会が不安に包まれる中、ホークスはエンデヴァーに「あなたに頼れるリーダーになってほしい」と告げる。
ホークスの夢は、ヒーローが必要ない世界。真に平和な世界だ。そのために彼はヴィラン連合にスパイとして潜入するなど、極めて危険な任務をこなしていた。
周囲を煙に巻くような言動で一見とらえどころがないと思われがちだが、その実、誰よりも人々の安全を考えている真のヒーローである。
飛べる奴は飛ぶべきだよ(21巻194話)
弱点である近距離をカバーする特訓ばかりしていた常闇に、インターンで指導役となったホークスがしたアドバイス。
常闇の個性であるダークシャドウは浮遊能力も有しているが、彼はそれを戦闘に活かそうとしてなかった。常闇はB組との練習試合でホークスのアドバイスを思い出し、浮遊能力を駆使して青山優雅との連携プレーを決めた。
ホークスは翼という個性を、飛ぶだけでなく防御や攻撃にも応用したりと、完璧に使いこなしている。だからこそ若くしてNo2ヒーローの座に就くことができたのだろう。
おわりに
以上、『ヒロアカ』のキャラごとの名言・シーンまとめをご紹介してきた。
この記事を読んで「ヒロアカってやっぱり最高の漫画だな…!!! 読み返したくなってきた!!」という気持ちになっていただけたら幸いだ。
がんばーれ
とても面白かったです!
できれば、上鳴の名台詞もやってほしいです。