週刊少年ジャンプにて行われた計6回のヒロアカ人気キャラクター投票のうち、1位を5回も勝ち取っている爆豪勝己(ばくごう かつき)。
今回は、そんな彼の魅力やデクとの関係、ついに決定したヒーロー名に至るまでたっぷりと迫っていこう。
目次
ただのヤンキーじゃない!爆豪勝己の魅力とは?
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誕生日 | 4月20日 |
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身長 | 172cm |
血液型 | A型 |
所属 | 雄英高校ヒーロー科1年A組17番 |
出身校 | 折寺(おるでら)中学校 |
好物 | 辛い食べ物全般、登山 |
入試実技 | 1位 |
個性 把握テスト |
3位 |
一年一学期 中間学力テスト |
3位 |
爆豪は口や態度が悪いため不良のように思われがちだが、ある夢に向かって自分なりに爆速で進んでいるヒーローの卵だ。
そんな彼の魅力をチェックしていこう。
完璧主義な才能マン
プロヒーローにも驚かれるほどの素晴らしい個性を持つ爆豪は、まさに才能あふれた人物である。
個性を使わずに50m走を5秒台、砲丸投げは67mと驚くべき記録を叩き出す。
ヒーロー志望にとって最難関である雄英高校の入試実技を1位で通り抜けるほど、天賦の戦闘スキルも持ちあわせている。
さらに、林間合宿では驚くべき料理スキルを見せつけ、文化祭では音楽をこよなく愛する耳郎響香(じろう きょうか)から、「完璧…!」と言わせるほどのスキルでドラムを叩いてみせた。
このように才能に溢れた爆豪は、数々のヒーロー志望が集まる雄英高校にて、初めてトップを取れない状況へと陥ることに。
元々才能マンなので高成績はとるのだが、本人は「1位以外は意味のないゴミ。」と完璧主義を公言している。
高校で挫折を知り成長していく
爆豪は幼少期からなんでも器用にこなしていたため、周りからもてはやされることが多かった。
「自分は誰よりもすごい」という気持ちを持ったまま成長したので、入学当時にオールマイトからは「自尊心が肥大化しすぎている」とまで言われていたのだ。
しかし、ヒーロー志望の最高峰である雄英高校に入学したことで、今までの自分では超えていけない試練にぶつかる。
馬鹿にしていた幼馴染・緑谷出久(みどりや いずく)の度重なる活躍、ヴィランとの戦闘、オールマイトの引退などを経験していくうちに、挫折を知り一皮も二皮も剥けていくのだ。
今までは自分の力を誇示するだけの爆豪だったが、高校入学から周りに揉まれて「自分1人ではなく周りも含めた完全勝利を収める」ヒーローへと成長する。
夢はオールマイトを超えるトップヒーローになること
時に粗暴にも見える爆豪が抱く夢は、誰しもが憧れるオールマイトを超えること。
どれだけピンチでも最後は絶対に勝つオールマイトの戦いに、彼は幼少期から憧れていた。
高校ではデクへの苛立ちから目標を見失う時もあったが、「お前と協力するくらいなら負けた方がマシ」と口にした際、デクから「勝つのを諦めないのが君じゃないか!!(7巻第62話)」と叱咤されることに。
自身の原点を思い返した爆豪は、どんな時も勝利するヒーロー像を掲げ、後にヴィランにならないかと誘われた時もキッパリと断っている。
爆豪勝己の強さは?プロも認める個性「爆破」を紹介
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爆豪は、雄英高校入学試験にて救助ポイントが0だったにもかかわらず、たくさんの敵を倒して見事実技1位で突破している。
そんな彼の強さを個性と共に紹介しよう。
個性は爆破
母親・爆豪光己(ばくごう みつき)の個性「グリセリン」と、父親・爆豪勝(ばくごう まさる)の個性「酸化汗」が混合したものだ。
手のひらの汗腺からニトロのような物質を出し、爆発させることができる。
爆発の威力は汗の量に比例するので、激しい動きをしたり、長期戦になるほど有利になる個性だ。
汗のかきにくい冬は、個性をうまく発動できないためスロースターターになるが、後にコスチュームを防寒発熱仕様にしたことで緩和された。
この個性はヒーロー向きで派手な個性であり、中学生の時にはすでにプロヒーローからサイドキックにならないかとスカウトされるほど。
必殺技一覧
爆速ターボ
後ろに向けた手のひらから爆発を起こし、その威力で高速移動する技。
この技を使って50m走の記録を4秒台まで縮めるなど、多岐にわたって応用している。
閃光弾(スタングレネード)
爆発させることで、まばゆい光を起こす技。
体育祭準決勝にて、常闇踏陰(とこやみ ふみかげ)の弱点である光を発生させるために使用した。
榴弾砲着弾(ハウザーインパクト)
両手で爆発を起こしながら自身を回転させ、相手に突っ込みながら爆発を起こす技。
徹甲弾(A・P・ショット)
爆発の範囲を狭め、一点を狙い撃ちする技。
徹甲弾 機関銃(A・P・ショット・オートカノン)
徹甲弾(A・P・ショット)の応用技。技を連射する。
爆破式カタパルト(エクス〜)
爆発を起こして勢いをつけ、掴んだ相手を投げ飛ばす技。
幼馴染デクとの意外な関係とは?
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爆豪を語るなら、幼馴染であるデクの存在は欠かせない。
彼と真のライバルになるまでの経緯を見ていこう。
中学時代まではデクを見下していた
爆豪は幼少期から強い個性を発生させており、頭の良さも相まって周囲から持ち上げられてばかりだった。
自分はすごい人間なんだと気付いた爆豪は、個性を発生すらさせていないデクが一番劣っていると感じ、見下していたのだ。
しかし、ある日爆豪が川に落ちた時、周りが「かっちゃんは大丈夫だろ。」と笑う中、デクだけが心配して手を差し伸べたことで彼への嫌悪感を強めてしまう。
さらに、中学でもデクに当たり散らしていた爆豪だったが、ヴィランに捕まったことでその関係は変わる。
周りの大人やプロヒーローまでもが手をこまねく中、無個性のデクは「君が 助けを求める顔してた(1巻第1話)」と爆豪を助けにきたのだ。
爆豪はその行動に自尊心を傷つけられたと同時に、何も力のない彼が助けにきた理由をわからなかったため、デクには自分から関わらないようにしていた。
後に29巻第284話にて爆豪は、「デクは無個性であるにも関わらず自分がどうなっても人を助けたいと考えており、それが理解できないからいじめていた。」と話している。
高校で真のライバルとなる
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無個性だったのに自分と同じく難関の雄英高校に入学したデクに、爆豪は苛立ちを感じていた。
また、確かに自分より下だった彼が派手な個性で周りを圧倒し、着実に成長していく姿に焦りも覚えていたのだ。
さらにデクの個性が自分の敬愛するオールマイトから受け取ったものだと察してから、彼に対する腹立ちは膨れ上がっていく。
「なぜ自分ではなくデクがオールマイトに選ばれたのか。」「デクは確実に成長しているのに、自分はヴィランに攫われたせいで憧れのオールマイトを引退させてしまった。」こんな想いを悶々と抱えていた爆豪は、デクへ直接対決を申し込む。
何もできないデクが、何でもできる自分を追いかけてくることに理解ができなかった爆豪。
しかし、デクにとって彼はオールマイト以上に身近なヒーローの目標であり、だからこそその背中を追っていたのだ。
対決は爆豪が勝利するが、初めて互いに本音を交わし、さらにオールマイトからワン・フォー・オールの秘密を聞いたことから2人は真のライバルとなった。
ヒーロー名は大爆殺神ダイナマイト!
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ヒーロー名を決める授業で、雄英高校の生徒たちはプロヒーローになった際に使う名前を発表していた。
しかし、爆豪が考えた「爆殺王」「爆殺卿」は、ミッドナイトからことごとくダメ出しを食らってしまう。
仮として「バクゴー」というヒーロー名にしていたが、本人は考えていたようで。
ただ、デクからヒーロー名を聞かれた際、先に教えたい人がいるからと、うやむやにしていた。
この教えたい人というのは、職場体験でお世話になったベストジーニストであり、30巻293話では彼との再会後「大爆殺神ダイナマイトだ!!」と自身のヒーロー名について明かしている。
周りにいたヒーローたちからは不評だったが、彼らしさが滲み出る名前ではないだろうか。
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