【キングダム】騰(とう)はファルファル道を極めた六大将軍!王騎に仕えた誇りと自負で中華統一目指す

騰サムネイル

部下を育て国を想う、愛国者・騰の上司力

社会人や女性に高い人気を誇る騰。恐らく彼のような上司の下で働きたい、という視点で見られているからだろう。

それは男女問わず、誇らしい評価だ。

彼がモテるエピソードを紹介する。

無謀か?王賁の奇策にのっかる騰

「キングダム35巻380話」

攻めるに難く、守るに易い著雍。しかも相手は呉鳳明と謎の強軍。軍議は王賁の策を巡って白熱する。

援軍なしでは突破できないと唱える騰軍の将たちに対し、主攻を3軍(玉鳳隊・飛信隊・録嗚未軍)で同日同刻突破の策を主張する王賁。

この時、騰はあえて王賁の策を採用する。

王賁の策は困難ではあるが的を得ていたことと、新たな若き才能が集まり台頭しだしていることを肌で感じていたためだ。そして、騰の部下を信じる姿勢をうかがえる場面でもある。

危機に面したその時!若手を信じて大抜擢!

「キングダム28巻298話」

媧燐の包囲網に防衛戦を余儀なくされた騰軍。

強固な防陣を敷くもまだ足りないと直感した騰は、当時二千人将・千人将だった王賁・蒙恬の両名を五千人将に大抜擢し指揮権を与える。

「若すぎる」と異を唱える部下たちに騰はこう言い放つ。

「年は関係ない」

抜擢された二人は奇しくも同じ策を執る。騎馬隊の機動力を活かし、味方が劣勢にある場所の敵の背を討ち続けたのだ。

二人の才能が突出していたこともあるが、騰の人を見る目は本物。

若き二人の活躍を見ながら、騰はつぶやいた。

「私が抜擢しました。ココココ」

【671話】復活した六大将軍の第二将に抜擢!

「キングダム62巻671話」

ついに首都・咸陽で開かれた六大将軍復活の“任命の儀”。秦王・嬴政から筆頭とも言える第一将が告げられる。

「第一将・蒙武入れ!」

かつて白起が冠した第一将に選ばれたのは蒙武だ。

嬴政「続いて第二将、騰!入れ」

騰「ハ」

数々の武功の中でも著雍での魏軍に対する勝利と、楚軍から什虎城を奪取し秦魏同盟を成立させた功績は大きい。

ついに六大将軍の第二将まで上り詰めた騰は、名実ともに王騎に並んだと言ってもよいのではないだろうか。

蛇足かもしれないが最新の公式ガイドブックでも二人の評価は、

  • 王騎:武力98/指揮力93/知力95/経験S/計286
  • 騰 :武力96/指揮力95/知力94/経験S/計285

とほぼ同レベルだ。

六大将軍に与えられた最大の特権は“戦争の自由”。この絶大な特権を戒めるように左丞相・昌文君は釘を刺す。

昌文君「まして反乱などは決してあってはならぬ!よいな」

その言葉に真っ先に反応したのは騰だった。

「ご安心を。そのような者が出れば残りの将で必ずそ奴を抹殺します」

楊端和「当然だ」

王翦「(無言)」

桓騎「へー」

六将各々の反応が垣間見えた場面だった。

愛と深い思慮に溢れる騰の名言5選

その風貌通り、彼の名言には独特な気品が漂っている。現代社会でも役に立つ、騰の名言をとくとご覧あれ!

我が主であった大将軍・王騎の死はお前を強くした。そして、私は元から強い

「キングダム26巻282話」

この名言は蒙武と騰の間でなされた会話の一部だ。

合従軍開戦前、騰を呼び出す蒙武。共に戦う楚軍という強敵をどのように攻略するか、大将同士で作戦を共有するためだ。

この二人が個人的に会い、会話する場面は珍しい。二人の策は一致するも、本当に大丈夫かを問う蒙武。

蒙武「自信はあるのか、貴様に」

マウントを取ろうとする蒙武に対し、冷静に威厳に満ちて返す騰。

「我が主であった大将軍・王騎の死はお前を強くした」

かつて馬陽では、蒙武の失態が王騎の死の一因にもなった。王騎は死際、その蒙武に対し更なる成長を促し、蒙武もその言葉に応えてきた。騰は言葉を続ける。

「そして、私は元から強い」

この言葉には王騎を支え続けたプライドがにじみ出ている。蒙武はその後、言葉を返すことはなかった。ただ、なおも憂慮する部下に対し蒙武はこう答えた。

蒙武「あの男の力など知るか。ただ分かっていることは、奴は王騎が認めていた男だ、ということだ」

たとえ蒙武であっても、この事実だけは認めざるを得ない。

私には中華をまたにかけた大将軍・王騎を傍らで支え続けた自負がある

「キングダム26巻283話」

部下である同金の仇である臨武君との一騎打ちの際、言い放った名言。

あまりに強い騰。なぜ自らの武が全く通用しないかが理解できない臨武君。彼は騰が王騎という大きな存在の下で戦ってきただけの男と、過小評価していたのだ。

天下の大将軍・王騎を支え続け、同じ景色を見続けた騰。その偉大さを考えようともしなかった強いだけの男である臨武君に、分かるはずもなかった。

五千人将は、三千・四千とはまるで違う。将軍のすぐ一つ下の五千人将の目を通してこそ、将軍の存在がいかなるものかより見えてくる

「キングダム38巻407話」

武将とは腕っぷしが強く手柄をあげさえすれば、意のままに出世できそうな印象もある。

しかし、そんな軍だと薄っぺらい将軍が誕生してしまうのだ。これは現代を生きる私たちの組織にも言えそうだ。

話がかなり小さくなるが、一例としてスーパーという職場に置き換えてみよう。

三千・四千は戦場で局所的な勝敗に責任を負う立場から、精肉・青果・鮮魚という一部門の各チーフ(主任)だ。

そしてこの場合、五千人将は副店長で将軍が店長だろう。各部門チーフとNo2の副店長では、すべきコトと目配り・気配りの求められる範囲が全く違う。

その具体的な内容は、日々実践している店長でしかNo2に教えることはできない。この階段に一段飛ばしや近道はないのだ。

私はこの著雍を呉鳳明と私の対決の場とは見ていない

「キングダム36巻392話」

騰軍No2の録嗚未と総大将・騰が、戦い方について意見を交わすこの場面。

著雍の戦いは合従軍戦で中華にその名を知らしめた魏・呉鳳明と、元六将・王騎軍をそのまま受け継いだ騰の直接対決である。

二人の激突は中華全土の注目を集める戦いのはずだが、騰はもっと先、大将軍であった王騎と同じ「中華統一」の景色を見ている。

しかし、中華統一に必要な人材がまだ育っていないことを憂う騰。冒頭の名言を録嗚未に伝えた後、騰は続ける。

「若き才能たちが傑物・呉鳳明に挑み、その力と名を中華に響かせる戦いだと捉えている」

視野の広さもさることながら、No2とこれほど心底意見を交わし、真意を確認し合える組織を維持している騰という将軍の底はまだまだ見えない。

満羽の結末はお前がその目で見届けろ

「キングダム61巻661話」

圧倒的な突破力で什虎本陣の寿胡王を捕虜にした騰。彼は戦っている最中から、今までの戦ってきた敵とは何か違うと感じていた。

楚軍でありながら什虎兵たちはどこか異質。寿胡王にその秘密を話させるため、生かして捕らえた。寿胡王の言葉でわかったことは、

  • 什虎の将兵たちは亡国の大将軍だった
  • しかし楚に滅ぼされ、自国にも裏切られた
  • ただ戦はめっぽう強い

信じていたモノに裏切られ、行き場と目標を失った強者4人、それが什虎の正体だった。人の愚かさと虚しさを説きながらも、満羽に希望を持って先に進んで欲しいと願う寿胡王。

全てを語った寿胡王は騰に自らの首をはねろ、と告げるが、騰はあっさり拒否。生き続けることで、気に掛けている満羽の行く末を見届けろ、と人生の先輩を諭した。

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