リヴァイ・アッカーマンは『進撃の巨人』に登場するキャラクターの1人であり、主人公エレンが所属する「調査兵団」の兵士長を任されています。
巨人と壁に囲まれた絶望的な世界において、その超人的な戦闘力から「人類最強の兵士」と讃えられるキャラクターです。
本記事ではそんなリヴァイ・アッカーマンを追跡調査し、魅力を洗い出していきます。
目次
人類最強の兵士「リヴァイ・アッカーマン」
年齢 | 30代前半 |
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出身地 | ウォール・シーナ地下街 |
誕生日 | 12月25日 |
身長 | 160cm |
体重 | 65kg |
所属 | 調査兵団 |
身長160㎝・体重65㎏という戦士にしてはあまりにも小柄な体格ですが、その戦闘力は文字通り人間離れしています。
『進撃の巨人』の世界の中では、巨人と人間の間には埋めようのない戦力差があります。
長年鍛え続けてきた兵士であっても、単独で巨人に挑むと命を落としてしまう可能性が高いため、巨人との戦闘は複数の兵士が協力して倒すことが前提になっています。
ところがリヴァイはその驚異的な身のこなしと剣捌きで、多くの巨人を次々に斬り殺す姿が何度も描かれています。
また巨人の中でも別格の強さを誇り、知性と特殊能力を備えた「九つの巨人」が相手になっても、リヴァイの強さは揺るぎません。
女型の巨人を相手取ったときは、リヴァイは立体機動を駆使して恐ろしい速さで森を駆け回り、女型の巨人の体を次々に削り取り無力化することに成功しています。
また因縁の相手である獣の巨人と戦った際には、十数体の強力な巨人を1人で斬り伏せたのちに、獣の巨人を強襲し中身のジーク・イェーガーを拘束することに成功しています。
壁外・壁内を問わず世界規模で考えても、巨人を相手にここまで圧倒的な勝利をおさめられるのはリヴァイの他にはいないでしょう。
実際にリヴァイに対する周囲の評判は非常に高く、「1個旅団並みの戦力を持つ」「人類最強の兵士」などと評されており、作中トップクラスの戦闘力を持つことは間違いありません。
無愛想に見えて仲間想いで情に厚い性格
【“4D版”特殊エフェクト】
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リヴァイは滅多に笑わず、巨人を相手に躊躇せず斬り殺す様子から、一見すると冷徹で無愛想な性格に見えます。
さらにリヴァイは非常に神経質な一面があり、家の中の汚れを異常に嫌う潔癖症な様子が何度も描写されています。
しかしその一方で、リヴァイには非常に仲間想いな一面もあります。
部下が巨人に敗れ命を落とす間際には、自身の手が汚れることなど一切ためらうことなく、死にゆく部下の手を強く握りしめる姿は特に印象的なシーンでした。
リヴァイの仲間想いな一面をよく知るリヴァイ班の兵士たちからの人望はとても厚く、兵長として集団を統率するカリスマ性の源にもなっています。
高い戦闘能力と周囲からの人望をあわせもった優れた兵士と言えるでしょう。
リヴァイ兵長のかっこいい名言7選!
ここではリヴァイの残した名言を紹介していきます。
リヴァイの特徴である「人類最強と謳われる戦闘力」と「無愛想な態度に隠れた思いやり」が感じ取れるよう時系列に沿って原作から抜粋していきます。
「汚ねぇなチクショー」
リヴァイ兵長の初戦闘シーンでのセリフになります。
多くの兵士たちが巨人に苦戦するなか、リヴァイ兵長が巨人を瞬殺していく姿が印象的なシーンです。
巨人の返り血を浴びてしまい不愉快そうな表情がリヴァイの潔癖具合をあらわしていますね。
多くの人間が巨人に怯えている中で、リヴァイ兵長が巨人を瞬殺することで「リヴァイの戦闘力の高さ」と「リヴァイの過度な潔癖症」が描写されています。
「約束しよう俺は必ず!!巨人を絶滅させる!!」
お前は十分に活躍した。
そして…これからもだ。
お前の残した意志が俺に力を与える。
約束しよう 俺は必ず!!
巨人を絶滅させる!!
巨人の攻撃を受け、今にも死を迎えそうな仲間に向かってリヴァイが語りかけたセリフです。
普段は冷徹な態度が目につくリヴァイですが、力強く仲間の手を握る仲間想いな熱い部分が色濃く描写された場面です。
巨人に対する強い対抗心と仲間への熱い想いが強く描かれており、リヴァイの魅力を決定づけたシーンと言えます。
「これは持論だが 躾に一番効くのは痛みだと思う」
裁判中に暴れたエレンをリヴァイがボコボコに蹴り飛ばした後に放ったセリフです。
はたから見るとリヴァイが恐ろしいほどに暴力を振るっているように見えますが、実はエレンを不利な状況から助け出すために、あえて攻撃することでエレンを助け出していました。
これがきっかけでエレンは調査兵団に匿われることになり、結果的に死罪を免れることができました。
リヴァイの冷静さと行動力の高さが伺える特徴的なシーンですね。
「全然なってない すべてやり直せ」
拠点としていた城にリヴァイが訪れたときのセリフです。
リヴァイに城の清掃を命じられたエレンたち一同でしたが、「なってない」掃除をしたことがすぐにバレてしまい、リヴァイに叱責されています。
リヴァイの潔癖具合と神経質さが伝わる場面ですね。
「この班の使命は、そこのクソガキにキズ一つ付けないよう尽くすことだ。命の限り。」
…お前らの仕事は何だ?
その時々の感情に身を任せるだけか?
そうじゃなかったハズだ…
この班の使命は
そこのクソガキにキズ一つ付けないように尽くすことだ。
命の限り。
女型の巨人の激しい襲撃を受ける中、動揺を隠せないリヴァイ班の部下たちに向かって言ったセリフです。
どんな不測の事態に陥っても、一時の感情に流されることなく兵士としての使命を全うするリヴァイの信念の強さが伺えるシーンです。
「エレン お前は間違っていない やりたきゃやれ」
女型の巨人の猛攻を受けている危機的な状況で、リヴァイとの約束を破り巨人化しようとするエレンに向かって言ったセリフです。
女型の巨人に兵士たちが次々と殺されていくなか、自分の取るべき行動に自信が持てず迷っているエレン。
そんなエレンに対して、リヴァイは「兵長としての指示」とは矛盾した「リヴァイ自身の個人的な意見」をエレンに語っています。
リヴァイは、その人生経験から学んだ「どの意見が正しいかなんて誰にもわからない」という信念に基づいて、「自分が後悔しない生き方を自分で選べ」とエレンに諭しています。
実は、この「後悔しない生き方」はエルヴィン団長に影響を受けて得た考え方だということが、スピンオフ作品の『進撃の巨人〜悔いなき選択〜』で明かされています。
リヴァイの過去を知るには欠かせない作品の1つです。
「俺は選ぶぞ 夢を諦めて死んでくれ 新兵達を地獄に導け」
決行すれば確実に命を失うであろう作戦を、調査兵団団長であるエルヴィンに促したときのセリフです。
リヴァイが現在の調査兵団に所属するきっかけを作ったのは、他でもないエルヴィンです。
互いに信頼しあい、冷静な判断力を持つリヴァイだからこそ、人類全体のために友人であるエルヴィンに辛い選択を示しています。
仲間想いでありながら、同時に人類のための使命感も強く併せ持つリヴァイだからこそ、心の中では苦悩している様子が描写されています。
リヴァイかっこいいです、好きです。
進撃の中でリヴァイの過去が一番辛い…
リヴァイはメンタル的にも人類最強だと思う。
ハンジの事もあったしね……