そもそも一体どういう意味なのかサッパリ分からないという方がほとんどであろう。
まして人生に勝算がある、なんて考えたことがある人は全人類の中でどれぐらいの人数なのだろうか?
しかし、今確実に人生の勝算が見えていて、かなりグイグイ来ている若手起業家がいる。
その名も前田裕二だ。
前田裕二とは
また、前田さんは日本テレビの「スッキリ」という情報番組で火曜日のゲストとして出演している。
そこでいつも隣に座っている日本テレビの森アナウンサーも前田さんのメモの取り方を真似して取ってみたところ、かなり自分の中に変化があった、とツイッターで発言している。
メモをとるようになって、心に響く言葉や出来事が手の中にとどまるようになった!今まで流れ去っていたのが、惜しくて仕方ない…手を動かせば何かが変わる。これがメモの魔力。
前田さんの隣でメモとるの最初は恥ずかしかったですけどね!前田さん!僕の世界を変えてくれてありがとうございます! https://t.co/mi1LumGbx9
— 森 圭介 / 日本テレビアナウンサー (@moritwi) February 26, 2019
人生の勝算の感想
幼少期の体験
前田さんが生まれた時にはすでに父親はおらず、母親に育てられたが8歳の時にその母親とまさかの死別。
なんて衝撃的な過去なのだろうか……
地球上で一番愛するひとを喪った前田さんは絶望し、周りの人が羨ましくて仕方なかった。
そんな中、前田さんを支えたのは親戚のお兄さん。
そのお兄さんからもらったギターが現在の前田さんの原点となる。
お金がない前田さんは小学生ながら路上で弾き語りを始めるが、そこで気づいたのがオリジナルの曲よりも有名な曲の方が通行者が足を止めてくれる、ということ。
つまり人は絆にお金を払う、ということに気づいたのだ。
この考え方が今のSHOWROOMの原点といっても過言ではない。
しかし、小学生でこの発想に至る前田さんは本当にすごいと思う。
一部の人を除いて多くの小学生はそんなことを考えられないのではないか?
私は学校終わりに友達の家に遊びに行ってばかりだった。
そして今、前田さんと私の間には大きな差が生まれてしまっている笑
仕事で一番大切なこと
時は流れて、前田さんが投資銀行に勤めていた時の話に移る。
彼の上司は宇田さんという方で、職場でかなり実績を残していた。
前田さんも宇田さんみたいに結果を残したいと思い、「仕事をするうえで大切な勉強は何か?」と聞いたそうだ。
そこで帰ってきた答えがこれだ。
勉強なんかいらないよ。とにかく人に好かれること。
秘書でも、掃除のオバちゃんでも、受付の人でも、好かれなくちゃダメだ。
実際に、宇田さんは会社の受付の人の名前までも憶えていた、徹底的な人たらしだった。
とにかく周りの人を好きになってみる、なかなか簡単ではないがやってみる価値は十分にある。
まとめ
今回紹介しきれなかった話にもたくさん前田さんの熱い思いが詰まっているので、ぜひ書店まで足を運んでいただきたい。
前田さんはメモ魔として有名であるが、メモについてはほとんど書かれていないので、メモについて知りたい方は「メモの魔力」のほうも参照していただきたい。
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佐藤オオキ『佐藤オオキのスピード仕事術』前田さんのようにスピード感をもって仕事をやりたい人へ!
主題歌:ももいろクローバーZ/猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」
この曲はかなりアップテンポな曲である。
歌詞に深い意味が込められているか、と言われれば少し困る部分もある。
まさに前田さんの人生は波乱万丈の人生であるが、この曲のように熱い思いを持ち、それを増幅させることで今を生き抜いているのではないだろうか?