string(10) "is_single "
bool(true)
string(7) "is__mc "
string(149) "a:4:{s:3:"top";s:4:"7500";s:4:"path";s:21:"2022/12/magazine3.jpg";s:4:"href";s:23:"https://amzn.to/3FO5GqE";s:10:"categories";s:14:"1909|1911|1910";}"
string(15) "is__categories "
array(3) {
  [0]=>
  string(4) "1909"
  [1]=>
  string(4) "1911"
  [2]=>
  string(4) "1910"
}
string(17) "is__has_category "
bool(false)
string(13) "get_category "
object(WP_Term)#7121 (17) {
  ["term_id"]=>
  int(482)
  ["name"]=>
  string(6) "青春"
  ["slug"]=>
  string(5) "youth"
  ["term_group"]=>
  int(0)
  ["term_taxonomy_id"]=>
  int(482)
  ["taxonomy"]=>
  string(8) "category"
  ["description"]=>
  string(747) "■おすすめ記事
『青くて痛くて脆い』あらすじと感想【純粋で臆病な青年が犯した過ちとは?】

『ひと』小野寺史宜 あらすじと感想【2019本屋大賞ノミネート!今、自分1人きりだと感じているあなたへ】
『西の魔女が死んだ』あらすじと感想【思春期の心の成長を描いた傑作】"
  ["parent"]=>
  int(133)
  ["count"]=>
  int(54)
  ["filter"]=>
  string(3) "raw"
  ["term_order"]=>
  float(1.02)
  ["cat_ID"]=>
  int(482)
  ["category_count"]=>
  int(54)
  ["category_description"]=>
  string(747) "■おすすめ記事
『青くて痛くて脆い』あらすじと感想【純粋で臆病な青年が犯した過ちとは?】

『ひと』小野寺史宜 あらすじと感想【2019本屋大賞ノミネート!今、自分1人きりだと感じているあなたへ】
『西の魔女が死んだ』あらすじと感想【思春期の心の成長を描いた傑作】"
  ["cat_name"]=>
  string(6) "青春"
  ["category_nicename"]=>
  string(5) "youth"
  ["category_parent"]=>
  int(133)
}
string(7) "is__mc "
string(0) ""
string(7) "is__mc "
string(0) ""
string(12) "is__mcbride "
NULL
string(13) "is__url_path "
bool(false)
bool(false)
bool(false)
string(13) "is__url_path "
bool(true)
bool(false)
bool(true)
string(12) "is__toppage "
NULL
bool(true)

『混物語』あらすじと感想【打倒〈阿良々木ハーレム〉!阿良々木暦×ヒロインズのコラボ作品集‼︎】

混語書評記事のアイキャッチ画像

2016年に公開された、『劇場版傷物語 鉄血編/熱血編/冷血編』。

全3部作として公開された映画の、劇場鑑賞特典として配布された短編作品『混物語』が、満を辞して1冊の本となった!

『〈物語〉シリーズ』の主人公・〈阿良々木暦(あららぎ こよみ)〉が、迫りくる〈ヒロイン〉たちに立ち向かう、ファン待望のクロスオーバー小説!

こんな人におすすめ!

  • 西尾維新氏のファンの人
  • 〈物語〉シリーズが好きな人
  • 劇場版傷物語の特典を、全て手に入れられなかった人

あらすじ・内容紹介

かつて〈吸血鬼〉になったことがある男、〈阿良々木暦〉。

彼の前に現れるのは、異なる世界の〈ヒロイン〉たち。

最速とすら呼ばれる、白髪の忘却探偵。

真っ赤に暴れる天衣無縫、人類最強の請負人。

四国から来た歩く傍若無人、地球を守る魔法少女。

負のオーラを纏うマイナス思考の塊にして、美少年探偵譚が一員。

知識を求め続け、知らないことに耐えられない保健室の主。

時を司る、赤き流血魔法少女。

全てを否定だけで語る、刀集めのお姫様。

流血で繋がる家族一族の末子であり、殺人を封じられた殺人鬼。

全てを把握し完璧な作戦を立案する〈策士〉と、それに付き従う〈凶戦士〉&〈曲絃師〉。

大財閥から絶縁されたお嬢様に仕える、三つ子メイド。

殺し屋の兄を持つ、拘束衣に包まれた名探偵。

普通の女子大生3人組。

更に、阿良々木暦は遭遇する。

何を言っても響かない、感情のない英雄。

圧倒的な演出力でカジノを作り出す、中学生ディーラー。

そして登場するだけで物語を終わらせてしまう、人類最終。

異なる世界からやってきた彼ら彼女らの傍若無人な振る舞いに、阿良々木暦は困惑しつつも会話を持ちかけ、丁重に元の世界にお帰りいただこうとする。

果たして彼は、数多のヒロインたちに納得して帰ってもらえるのか。

そしてヒロインたちは、阿良々木暦に何を語りかけるのか。

劇場版『傷物語』の付録として配布された『混物語』各話に、3つの書き下ろしを加えたコラボ作品集‼︎

『混物語』の感想・特徴(ネタバレなし)

レアリティの高い12編+書き下ろし3編

100%趣味で書かれた混沌です

2016年、西尾維新氏の著作『傷物語』を原作とするアニメーション映画、『劇場版傷物語』が、『鉄血編/熱血編/冷血編』の全3部作で公開された。

そして『傷物語』の劇場鑑賞の特典として、西尾維新氏が書いたコラボ短編『混物語』が配布された。

内容は、『物語シリーズ』の主人公である阿良々木暦が西尾維新氏の別作品である『戯言シリーズ』、『新本格魔法少女りすかシリーズ』、『世界シリーズ』、『人間シリーズ』、『伝説シリーズ』、『美少年探偵団シリーズ』、『刀語シリーズ』に登場するヒロインたちに振り回される、というもの。

全12編あるこの短編は、『鉄血編/熱血編/冷血編』の其々で4編ずつ公開され、来場者は毎回4編の内の何れか1編を、ランダムに配布された。

即ち、全作コンプリートしようと思えば最低でも各編を4回、3作で計12回の劇場鑑賞が必要であった(あくまで〈最低〉12回であり、ダブりも含めたらそれ以上の劇場鑑賞は必須だった。事実、筆者の元にはダブったものが2つある)。

今作は、そんなレアリティの高い12編に、書き下ろしの3篇を追加して、ようやく〈1冊の本〉として纏められたものだ。

更に今作には書き下ろし作品として、『くうインビジブル』、『らいルーレット』、『まごころフィニッシャー』も収録されており、仮に足繁く劇場へ通い全てをコンプリートした読者であっても、楽しむことできる。

全てを読むことができた人も、そうでなかった人も、西尾維新氏の作品のファンであれば是非1度手に取ってみて欲しい作品だ。

西尾維新作品のヒロインズ、登場

ん。どこからか敵意を感じるな。どうやらあたしに撲殺処刑されたい奴がいるらしい

今作では『〈物語〉シリーズ』の主人公〈阿良々木暦〉の前に、西尾維新氏の著作に登場する様々なヒロインたちが姿を現す。

ヒロインと呼ぶには暴力性が高く癖が強すぎる、ともすれば血生臭すぎるヒロインたちと

ヒロイン大集合、と言う華々しさのわりには、毎度のように危機に陥る阿良々木暦の様子も、大きな見所だ。

時に壁にのめり込み、時に車に跳ね飛ばされ、時にナイフで切り刻まれ、時に拳銃で撃ち殺される彼の受難は、悲惨ながらも滑稽だ。

また、それ程までに悲惨な目に遭って尚衰えることのない、阿良々木暦の変態性も見物だ。

どれ程の危機的状況でも決して変態を隠さない彼の勇姿は、きっと楽しんで読むことができるだろう。

加えて、『くうインビジブル』では、『伝説シリーズ』から感情を持たない英雄・〈空々空(そらから くう)〉が、『みここコミュニティ』からは、間接的にではあるが欠陥製品の戯言遣い〈いーちゃん〉が、それぞれ登場する。

『〈物語〉シリーズ』の主人公たる阿良々木暦が、他シリーズの主人公をどのように評するかも、大きな見所だろう。

スペシャルブロマイドも収録‼︎

打倒!阿良々木ハーレム!

今作『混物語』の初回出荷特典には、アニメ『〈物語〉シリーズ』でキャラクターデザインと総作画監督を務める人気アニメーター・渡辺明夫氏によるスペシャルブロマイドが封入されている。

13人のヒロインたちが立ち並ぶ姿は、圧巻の一言だ。

100%手に入るものでは無いが、運が良ければ手に入れることが出来るかもしれない(事実、筆者はかなり時間が経っていたにも関わらず、手に入れることが出来た)。

是非とも、ちょっとしたクジ運を試してみて欲しい。

まとめ

『劇場版傷物語』の来場者特典として配布された『混物語』を、1冊の本として纏めた今作。

全てを手に入れることが難しかった各短編を満を辞して読むことができる上、書き下ろし作品も収録しているという、西尾維新氏のファンであれば非常にありがたい作品だ。

また、初回出荷分限定にはなるが、アニメーターの渡辺明夫氏によるスペシャルブロマイドが同封されているなど、読者へのサービス精神は抜かりない。

劇場に足を運んだ読者も、そうでない読者も、手に取って損はない作品だ。

この記事を読んだあなたにおすすめ!

化物語書評記事のアイキャッチ画像『化物語』原作小説あらすじと感想【怪異×青春の、人気シリーズ開幕!】 『戯言シリーズ』あらすじと感想【戯言遣い、殺し名、人類最強!西尾維新、衝撃のデビュー作!】『戯言シリーズ』あらすじと感想【戯言遣い、殺し名、人類最強!西尾維新、衝撃のデビュー作!】 『人間シリーズ』あらすじと感想【血ではなく流血で繋がる家族〈零崎〉の死闘と家族愛】『人間シリーズ』あらすじと感想【血ではなく流血で繋がる家族〈零崎〉の死闘と家族愛】

書き手にコメントを届ける

記事の感想や追加してもらいたい情報のリクエスト、修正点の報告などをお待ちしています。
あなたの言葉が次の記事執筆の力になります。