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竈門炭治郎(かまど たんじろう)の最終回までの活躍を徹底解説!

鬼滅の刃10巻

目次

炭治郎・義勇VS猗窩座!無限城での死闘

とうとう無惨は鬼殺隊当主・産屋敷耀哉が住む産屋敷邸の位置を突き止め、彼を殺すために深夜に襲来する。

だが、耀哉は無惨の手にはかからず、自らの妻と子供の命を囮に使い、無惨ごと屋敷を爆破した。

それを機に珠世は無惨が浅草で鬼に変えた一般人の血鬼術を使って無惨に更なるダメージを与え足止めしたところで、鬼を人間に戻す薬を無惨へと打ち込んだ。

そして、珠世の薬で弱体化した無惨を倒すため、鬼殺隊士たちが一斉に攻撃を仕掛ける。

しかし、新上弦の肆となった鳴女(なきめ)の血鬼術によって、炭治郎たちは無惨の居城「無限城」へ落とされてしまう。

無限城の中で合流した炭治郎と義勇は、奇襲をかけてきた上弦ノ参・猗窩座と戦うことになった。

最初に遭遇したときは杏寿郎の戦いをただ見ているしかない炭治郎だったが、数々の死線を潜り抜けてきたおかげで、2度目の猗窩座との戦いでは善戦できるようになっていた。

だが、猗窩座の術式展開 破壊殺 砕式・万葉閃柳(まんようせんやなぎ)や脚式・飛遊星千輪(ひゆうせいせんりん)のような桁外れの速度と破壊力を誇る技の数々に、2人は苦戦を余儀なくされてしまう。

炭治郎は戦いの中で、猗窩座の攻撃が正確かつ隙がない理由を探り、猗窩座本人と伊之助、亡き父の言葉から、猗窩座を倒すためには「透き通る世界」に入るしかないことに気付いた。

それはかつて炭治郎の父が人喰い熊を倒すときに見取り稽古をさせてくれた技術だった。

「透き通る世界」に入ったものは、他者の身体の中が透けて見え、周囲の動きがゆっくりに見えるようになる。

それに加え、「透き通る世界」では最小限の動きで最大限の力を出すために、その動きに必要なものだけを開き、他のものを閉じることができるようになるのだ。

「透き通る世界」によって完全に闘気を(閉じることで)消し去った炭治郎に、猗窩座は動揺する。猗窩座の破壊殺・羅針は、闘気のない攻撃を感知することができないのだ。

そして、「透き通る世界」に入った炭治郎が放つヒノカミ神楽・斜陽転身(しゃようてんしん)により、とうとう猗窩座の頸は落とされた。

しかし、頸を切り離された猗窩座はそれでも勝負を諦めない。頸を失ってなお、猗窩座は炭治郎と義勇を滅殺しようとしていた。

そんな猗窩座を止めたのは、かつて彼が狛治(はくじ)という人間だった頃に慕っていた少女、恋雪(こゆき)とその父・慶蔵(けいぞう)の姿だった。

恋雪と慶蔵と再会したことで、猗窩座は生前の記憶を思い出す。そして、大切なものを生前に守ることができなかった猗窩座は「本当に殺したいのは自分だった」という本心に気付き、自身の技を自らに使うことでその身を滅ぼすのだった。

炭治郎・義勇と猗窩座の死闘の決着は、猗窩座の哀しい自壊という結果で幕を閉じた。

鬼殺隊VS鬼舞辻無惨!手に汗握る最終決戦

猗窩座に何とか勝利した炭治郎と義勇が、無惨の元へ急ぐ。

一方、珠世に鬼を人へ戻す薬を打ち込まれた無惨は繭のような姿となっていたが、薬を分解することで復活し、珠世自身も殺されていた。

近くにいた鬼殺隊士も瞬く間に無惨に殺され、彼の体力を回復させるための食糧にされてしまう。

そんな無惨の元に、とうとう炭治郎と義勇がたどり着く。

怨敵との再会に怒りを燃やす炭治郎と義勇を無惨は「しつこい」と一蹴し、自分に殺されることは自然災害で死ぬのと同じようなものなのだから、それにいつまでも拘る炭治郎たちは異常者だと吐き捨てた。

炭治郎はそんな唯我独尊かつ傍若無人の考え方をする無惨に、

「お前は存在してはいけない生き物だ」

と、かつてないほどの冷たい表情で静かに言った。

しかし、実際に戦闘が始まると、無惨の伸縮する刃元のような腕による攻撃が広範囲かつ速度も速いため、炭治郎は右目を負傷して壁に追い詰められてしまう。

絶体絶命の炭治郎の危機を救ったのは、恋柱の甘露寺蜜璃と蛇柱の伊黒小芭内だった。

無惨は鳴女が蜜璃と小芭内を殺したと思っていたが、それは愈史郎が鳴女の視覚を操ることで見せていた幻だった。

無惨はすぐに鳴女を殺してしまうが、愈史郎は鳴女が作り出した無限城が崩壊する前に何とか無惨と炭治郎たちを地上へ出すことに成功する。

そして地上、市街地での死闘が始まった。無惨に対して、義勇と蜜璃、小芭内が果敢に攻める。

しかし、柱たちの攻撃でさえ無惨には効かず、逆に無惨の攻撃から柱を守るため、鬼殺隊士たちが次々と犠牲になっていった。

そして、ついには炭治郎自身も吐血し倒れてしまう。それは、無惨が自身の攻撃に自らの猛毒の血を混ぜていたためだった。

無惨の力に次々と倒れていく仲間。毒から目覚める炭治郎

炭治郎は無惨の攻撃によって猛毒の血を大量に身体に取り込み、意識を失ってしまう。その顔の右半分は醜く膨れ上がり、もはや瀕死の状態だった。

そんな炭治郎を鬼殺隊士である村田が手当しようとするが、全く回復する気配はなかった。

炭治郎不在の中、岩柱の悲鳴嶼と風柱の実弥が駆け付け、柱5人で無惨と激戦を繰り広げる。

途中で蜜璃が深手を負い戦線離脱して柱4人となるも、新たに善逸、伊之助、カナヲも到着、戦力として加わることで何とか力の均衡を保つ。

そして、生と死の狭間を行くような極限の戦いの果てに、蜜璃以外の柱が「赫刀」を発現させ、そこから更に悲鳴嶼と小芭内は、炭治郎と同じように「透き通る世界」に到達する。

それによって、この戦いに活路を見出せたかのように見えたが、それも束の間、無惨の背中と腿から飛び出した17本の管による凄まじい速度の攻撃によって全員が戦闘不能の状態に追い込まれてしまう。

一方、愈史郎の治療を受けても尚、炭治郎は目を覚まさない。しかし、炭治郎は意識がないのにも関わらず、日輪刀を強く握りしめて離さなかった。

無惨を倒さねばならない。炭治郎の強い意志が彼の身体に弱弱しいながらも脈を戻していた。

そんな炭治郎に「無惨を倒しに行こう」と鬼殺隊士たちが呼びかける。

「無惨が逃げちまうぞ。早く行かなきゃ」

泣きながら叫ぶ村田の声に、炭治郎はこれ以上ないほどの力で刀を握りしめ、とうとう覚醒したのだった。

傷だらけのカナヲに止めを刺そうとしていた無惨の元に、炭治郎が駆け付ける。

カナヲに刃が振り下ろされたまさにその瞬間、炭治郎のヒノカミ神楽 輝輝恩光(ききおんこう)が無惨の左腕を斬り落としていた。

それを皮切りにして、炭治郎と無惨の最後の戦いが始まった。

「日の呼吸」の13番目の型の正体とは?

炭治郎は杏寿郎の弟・千寿郎の手紙により「日の呼吸」に13番目の型があることを知る。

  1. 円舞(えんぶ)
  2. 碧羅の天(へきらのてん)
  3. 烈日紅鏡(れつじつこうきょう)
  4. 幻日虹(げんにちこう)
  5. 火車(かしゃ)
  6. 灼骨炎陽(しゃっこつえんよう)
  7. 陽華突(ようかとつ)
  8. 飛輪陽炎(ひりんかげろう)
  9. 斜陽転身(しゃようてんしん)
  10. 輝輝恩光(ききおんこう)
  11. 日暈の龍・頭舞い(にちうんのりゅう・かぶりまい)
  12. 炎舞(えんぶ)

炭治郎自身が知るヒノカミ神楽の型は12個までだった。

そんな炭治郎は無惨の毒の血の攻撃を受けて意識を失っている間、遠い先祖である炭吉の記憶を見る。

そして、そこで継国縁壱が使う本物の日の呼吸の型を見る機会を得るのだった。

しかし、縁壱の見せた日の呼吸の型も12個までであり、13番目の型を確認することはできなかった。

このことから、もしかしたら日の呼吸は12の型を繰り返すことで円環を成し、その円環こそが、まさに13番目の型なのではないかと炭治郎は考える。

日の呼吸の12の型の中には、円舞と炎舞という同じ読み方をする型があり、12の型はすべて繋がっているのかもしれない。

「正しい呼吸ができれば炭治郎もずっと舞える」という父の言葉も、日の呼吸の型は繋がっており、舞いとしてずっと繰り出し続けられる可能性を示唆していた。

そして、その仮説は「透き通る世界」で無惨の身体に心臓が7つ、脳が5つあるのを見て確信に変わる。

無惨を倒すためには、日の呼吸の12の型を用いて、無惨の攻撃を躱しながら12個の脳と心臓を連続で斬り続ける必要があるのだ。

かくして、炭治郎は日の呼吸13番目の型を完成させるため、無惨の攻撃をかいくぐりながら命懸けでヒノカミ神楽の舞いを舞うことを決意するのだった。

鬼舞辻無惨の最後は?死亡者多数の最終決戦ついに決着!

炭治郎たちは死力の限りを尽くして戦い、夜明けまであと少しというところまで無惨を追い詰めた。

一方、疲労が蓄積し始めた無惨も、衝撃波を放つなどの攻撃で鬼殺隊を追い詰めていく。

それでも、炭治郎たちは諦めない。何度倒れても起き上がり、無惨を攻撃し続ける。

そして、炭治郎の渾身の一撃「ヒノカミ神楽 陽華突」が、とうとう無惨の身体を貫き、彼を日輪刀で壁に固定することに成功した。

だが、炭治郎にはもう新たな技を出す力が残っていなかった。だから、炭治郎は自らの命を犠牲にして無惨を一秒でも長くそこに留めておくことを決意する。

柱たちも駆けつけて炭治郎と力を合わせるが、無惨も死に物狂いで衝撃波を繰り出す。

それによって炭治郎の左腕が吹き飛ばされるが、それでも彼は逃げずにとどまり、義勇と力を合わせて、無惨を貫く日輪刀を「赫刀」にして、無惨が吐血するほどの深手を負わせる。

そして。

ついに長い夜が明け、日光が無惨の身体を焼いた!

無惨は太陽によって消滅するのを少しでも遅らせるために、身体を大きく膨れ上がらせ、大きな赤ん坊の姿となった。

赤ん坊の姿となって逃げようとする無惨をまだ動ける柱と鬼殺隊士たちが懸命に足止めする。

無惨の死に物狂いの抵抗に仲間が次々と力尽きていく中、無惨に取り込まれた炭治郎は日輪刀を赫刀に変え、とどめの一撃を放った。これによって、赤ん坊の姿の無惨が大きく吐血し、更に朝日が昇ったことで凄まじい断末魔と共にその巨躯は崩壊していったのだった。

無惨の身体が完全に消滅するのを確認し、歓声を上げる鬼殺隊士たち。

しかし、悲鳴嶼、蜜璃、小芭内の3人の柱は無惨との戦いで力を使い果たし息絶えてしまう。膝をついて動かない炭治郎の脈と呼吸も止まっていた。

炭治郎が鬼化!史上最強の鬼の誕生?

こと切れたと思われていた炭治郎が突如目を覚まし、鬼殺隊士を襲った。

炭治郎の瞳は無惨と同じ鬼の瞳をしており、義勇はいち早く炭治郎の異変に気付いた。

無惨は最期の力と自分に残された血を使って、炭治郎を鬼化させていたのである。

炭治郎は鬼舞辻無惨の血を受け継ぎ、最強の鬼殺隊剣士である継国縁壱の日の呼吸が使え、しかも、太陽を克服した唯一の鬼である竈門禰豆子の兄である。

そんな炭治郎は太陽に耐性があり、この世界で最強の生物となれる素質を持っていた。

「人を殺す前に炭治郎を殺せ!!」

義勇が辛い指示を鬼殺隊士に下すが、伊之助は人間だった頃の炭治郎の優しさを思うと、どうしても斬ることができなかった。

そんな伊之助を炭治郎の攻撃から庇ったのは、人間となった禰豆子だった。

禰豆子は炭治郎が人を殺さないように身を挺して他の鬼殺隊士を守る。

その一方で、炭治郎自身も無惨の血に抗っていた。

その光景を目の当たりにしたカナヲは、残った左目が失明することを覚悟して奥義「彼岸朱眼」を使い、炭治郎の攻撃をかいくぐる。そして、しのぶが渡してくれた人間に戻す薬を炭治郎に打ち込んだ。

薬によって人間に戻ろうとする炭治郎を無惨が必死に引き留める。

「お前だけ生き残るのか?大勢の者が死んだというのに」

「なぜお前だけが生き残るんだと叫んでいるぞ」

炭治郎は言う。

「そんな人はいない。自分ではない誰かの為に命を懸けられる人たちなんだ。
自分たちがした苦しい思いや悲しい思いを他の人にはして欲しくなかった人たちだから」

そして、炭治郎は自分を大切に想ってくれる人々の手に導かれるようにして、縋る無惨の手から逃れ、人として意識を取り戻すことができたのだった。

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