進撃の巨人最終回ネタバレ感想と伏線考察【リヴァイ涙!ミカサとジャンが夫婦に?エレン死亡後は鳥になる】

11年にも及んだ『進撃の巨人』がついに完結した。

想像が膨らむ数々の伏線、魅力的なキャラクターや迫力の戦闘シーン、深く考えさせられる人間の過ち。

たくさんの魅力が詰まった本作の最終回は、一体どのようなものだったのか?

その内容や感想、単行本での加筆箇所や回収された伏線まで、『進撃の巨人』最終回について徹底解説する。

アルミンとの「道」での会話でエレンの真の目的が明らかに!

前話138話では、光るムカデによってジャン・コニー・ガビたちが巨人化させられてしまった。

エレンとの決別を決意したミカサはついにエレンの首を撥ね、最初で最後の口づけを交わす。

そして、最終話はエレンとアルミンの「道」の中の会話からスタートする。2人は子どもの頃の幼い姿だ。

アルミンは、エレンのミカサに対する過去の暴言や自身への膝蹴りについて言及する。

アルミン「どうしても 僕をボコボコにしなきゃいけない理由って…何?」

エレン「お前達を突き放すことに必死で…」

なんと、エレンに悪気はなかったのだ。

調査兵団から独立してイェーガー派を立ち上げ、自身の目的を完遂するために自ら距離を取っていたとエレンは釈明する。

それでもアルミンは少なからず不満な様子だが…。

エレン「お前たちは生き残った人類のすべての恩人になるだろう」

一通りの謝罪を済ませたエレンは遂に「真の目的」について語りだす。

エレンは世界中の憎しみを自分自身に向け、それを「島の悪魔」と言われたパラディ島に住むアルミンたちが討ち取ることで、世界の混乱を収束させようとしていたのだ。

アルミンはその意図を知るも「人類の8割が死ぬ」という事実には驚愕するしかない。

「道」での会話は続き2人は少しずつ現在の姿に成長していく。ここでは「時間」の概念が存在しない。

エレン「始祖ユミルはカール・フリッツを愛していた」

始祖の巨人を持つエレンだからこそ知ることのできたの衝撃事実も明らかとなる。

また始祖ユミルは、命を落とすまでフリッツ王に利用され続けた純然たる被害者というわけではなかったのだ。

とすれば、彼女の求めていたものが「人とのつながり」であるというのも納得がいく。

そしてエレンは、「目的」を果たすためには始祖ユミルの望みを叶える必要があり、そのキーマンはミカサだと言う。全ての結末をもたらすのはミカサの選択である、と。

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エレンとミカサの恋の行方は?まさかの「メンヘラエレン」登場

話は変わり、エレンとミカサの恋路について語られる。

巨人の力を継承した事で13年しか生きることができないエレンは、ミカサと一生を添い遂げることはできない。

そのせいもあり、物語の終盤に近づくにつれてミカサと無理に距離を取ろうするシーンも増えた。

アルミン「…それでどう思っていたの?ミカサのことだよ」

ここでアルミンが読者の気になる核心を突く!

エレンの答えは人類を虐殺したダークヒーローとは思えない発言であった。

エレン「そんなの嫌だ!!ミカサに男ができるなんて…!!一生オレだけを想ってほしい!!オレが死んだ後もしばらく…10年以上は引きずっててほしい」

突然姿を現した「メンヘラエレン」に若干引いている親友アルミン。

アルミン「…あぁ…そう…そこまで…かっこ悪いことを言うとは…」

「このままずっとみんなと一緒にいたい」と本音を零すエレンに何とか生きていてもらう方法がないか、アルミンは探そうとするが、エレンはそれを遮る。

オレは…許されるわけがないだろう…

自身の犯した罪の重さが痛いほど理解していた。

そろそろ別れの時が来る。精神世界での記憶は消されることになる。

アルミンは、エレンが最初から最後まで自分たちの為に行動してくれたことに感謝を告げるのであった。

アルミン「…エレンありがとう。僕達のために…殺戮者になってくれて…」

親友エレンとの決別というあまりにも悲しい感謝の言葉だ。

そして、エレンはアルミンに自分が死んだ後の役割を伝える。

エレン「死んだ後のことはわからないけど…お前なら…壁の向こう側に行ける。人類を救うのは…アルミン…お前だ」

「人類を救うのはアルミン」というフレーズ。

エレンとの記憶ツアーが終わり、現実世界に戻るアルミン。正気に戻った先はアニと船の甲板で話をしているときだった。

つまり最終局面に突入する前に、エレンはアルミンに精神世界によって干渉していたということが判明する。

ミカサの決死の選択で巨人の能力が消失!リヴァイの涙

エレンの首を跳ねたミカサはアルミンのもとへ歩み寄る。

記憶が蘇り、エレンの変わり果てた姿に狼狽するアルミン。

アルミン「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

エレンの生首を見て泣きじゃくるアルミン。

その傍で、決戦前にエレンが記憶に介入した事について触れるミカサ。

アルミンが答える。

…聞いたよ。ミカサがもたらした選択の結果が…巨人の力を…この世から消し去ることになるって

そこには、光るムカデによって巨人化させられていた、ジャン・コニー・ガビの人間の姿が!

再会を喜び抱き合う104期訓練生たち。

ミカサの選択によってすべての巨人の能力が消失したのだ。

エレンの「巨人を一匹残らず駆逐する」という目的はたしかに完遂されたことになる。

一匹残らずという言葉は文字通り巨人の存在しない世界のことだ。

地ならしを行ったことで、壁に潜んでいた巨人や、巨人の能力を有する継承者、野に放たれた無垢の巨人、全ての巨人が本来の人間の姿に戻ったのである。

どうやらアルミンと同様、エレンは104期訓練生らを中心に記憶に干渉していたようだ。

※朗報…ラカゴ村で巨人化したコニーの母親も人間に戻るとのこと!

ピーク「そう、私もお話したかったなぁ」

どうやらエレンはすべての人に干渉したわけではないようだ…。

付き合いの長さからなのだろうか。少しかわいそうな感じのするピーク。

 

感動の再会を果たす一行を尻目に座り込むリヴァイ。

リヴァイ「…よぉお前ら…見ていてくれたか?これが結末らしい、お前らが捧げた…心臓の…」

エルヴィン・ハンジをはじめとする先に旅立った調査兵団の亡霊に敬礼を捧げるリヴァイ。

その左目からはうっすらと涙が…。

調査兵団の無数の犠牲もようやく報われ、安心しきった様子のリヴァイ。

涙を流すコマも何度か見直してみないと気づけないくらい細かく描かれていて、作者の人類最強の兵士への心配りを感じた。

 

巨人から無事人間に戻る事ができたガビに抱き着こうと走り寄るファルコ…!

照れながら投げ飛ばすガビ…!

この描写には諫山先生の遊び心を感じざるを得ない。

感動的なシーンにも関わらずクスっと笑ってしまう。

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人類の救世主アルミン、ミュラー長官と対峙。役目をきちっと果たす!

感動の再会を喜ぶつかの間、エルディア人たちは自らの正体を証明する新たな問題に直面する。

対峙する世界連合艦隊の長官ミュラーとアニパパ。

アニパパ「聞いてくれミュラー長官、エレン・イェーガーは死んだ。巨人の力もこの世から消えた…もう…我々はただの人だ」

ミュラー長官「証明できるか?…今ここで」

ミュラー長官の疑心暗鬼ももっともだ。

先ほど和解した連中が、突如巨人化し暴れまわった直後にもう巨人の力はないと言われても説得力のカケラもないのだ。

証明する有効な手立てが見当たらない中、銃殺を試みるミュラー長官…。

そこに現れたのが、人類の救世主アルミン!

装備を解除しゆっくり近寄るアルミンはこう述べる。

アルミン「こちらがまだ巨人の力を有しているのなら巨人の力を使って抵抗するでしょう。
ですが銃口を向けられた今も無力な人のままであることは我々が人である何よりの証明です」

さらに続けるアルミン。

アルミン「パラディ島のエルディア人 アルミン・アルレルト。『進撃の巨人』エレン・イェーガーを殺した者です。」

エレンとの約束を守り、自身の役目を果たすアルミン。

愛する者を自分の手で眠らせたミカサの心中を察しての名乗りでもあるだろう。

序盤では巨人の力も有しておらず、エレン・ミカサの幼馴染枠だったアルミンがまさかここまで出世するとは…!

見事なサクセスストーリーだ。

6 Comments

はじめ

ユミルが選んだのはミカサではなくエレン。
ユミルがフリッツ王が襲われたときに身を呈して救った姿はミカサそのものだった。
ジークや過去の王家の始祖継承者はユミルを思考のない奴隷としか見ていなかったがエレンだけは「人」として見てくれた。だからユミルはジークではなくエレンを選んだ。
そして自分と同じように命をかけて愛する人を守るミカサが、世界のために愛するエレンを殺すという決断をしたことが、カールフリッツとの決別を決断させた。ということだと思います。合ってる?

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ひかる

合っていると思います!ユミルは「愛から自由になったミカサ」を目の前で見ることができたので踏ん切りがついたのだと思います。巨人も道も、ユミルの未練が生み出した壮大な呪いだったとも考えられます。

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匿名

ネタバレありがとうございます。
自己犠牲によって世界に平和をもたらすのは、まどマギに通じるものがあるかもですね。
昔からあまり読む気にはなれず、ただストーリーは良いストーリーは良いと周囲が言っていたために、ちょくちょくネタバレを見てはいました。
あくまで個人的にではありますが、救いの無いストーリーで救いの無い結末になったなと思っています。
どこかで主人公が報われるようなハッピーな展開があると期待していたのですが……ネタバレだけ見ていてよかったー。

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