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【チェンソーマン】謎の美少女レゼの正体は?デンジが惚れた最強女子の魅力と恋の結末

チェンソーマン6巻書影画像

レゼとデンジの悲しい恋の結末は?

出典:amazon.co.jp

夜のプールでレゼに泳ぎを教わったデンジは、自身の腕から伸びるチェンソーを爆弾の悪魔に結びつけ、海へと飛び込む。

時化てしまっては爆弾が起動できない事を見越した彼の、決死の作戦だった。

互いの体を結んで海へ身投げし、ゆっくり海底へ沈んでいくシーンは、報われぬ恋をした恋人たちが入水した姿のようにも見える。

作者はこの時点で、二人の恋の結末は悲しいものである事を示唆していたのかもしれない。

レゼの目覚めとデンジとの別れ

海辺で目が覚めたレゼは、自分がデンジによって海の底から助けられた事を知る。

「一緒に逃げねえ?」「今日の昼にあのカフェで待ってるから」とレゼの正体や目的を知りながらも、逃避行に誘うデンジ

もしかして…私がまだキミを本気で好きだと思っているの?(6巻第51話)

と吐き捨て、一人その場を去るレゼ。

けれど一度は駅まで行くも、新幹線に乗り込む一歩手前で彼女は踵を返して約束の場所へ向かうのであった。

マキマさん登場、そして…

チェンソーマン10巻書影画像

出典:amazon.co.jp

約束のカフェまで後一歩のところで、デンジの想い人兼上司・マキマに行く手を阻まれるレゼ。

とっさに悪魔に変身しようとするも、潜んでいた天使の悪魔に片腕を落とされ、レゼは無残にもその体を槍で貫かれてしまう。

倒れるレゼの体を受け止め、マキマはどこか優しい眼差しで、冷たくなっていく彼女を見守る。

相手を優しく気遣いながらも、片腕を落とし命を奪おうとするその一連の流れは、皮肉にも祭りの夜にレゼがデンジにした行動と同じものだった。

レゼのバイト先の店名が、彼女の未来を示唆していた?

レゼは「二道(ふたみち)」というカフェでアルバイトをしており、彼女は最期にその店で自分を待つデンジを見つめながら、静かに死んでいく。

この店名はレゼには二つの道(デンジと逃げる・一人で逃げる)が用意されていた事を示唆するかのような名前だ。

けれど最終的に彼女がどちらを選んでも、向かう先は破滅しかなかったのかもしれない。

任務と愛情で揺れる、薄幸美人なレゼの名言集

デンジ君はさ 田舎のネズミと都会のネズミ どっちがいい?

5巻第41話。

夜の学校をデートしている際、レゼがデンジに問いかけた台詞。

「田舎のネズミは安全だが美味しい食事はできない、都会のネズミはおいしい食事ができるが人や猫に殺される可能性がある」という質問だ。

このシーンでデンジはおいしいものがある都会、レゼは平和な田舎がいいとそれぞれの見解の違いを見せる。

物語の終盤、カフェへ向かう途中のレゼに、マキマは「私も田舎のネズミが好き」と声をかけ、彼女を手にかける。

安全な田舎ではなく、危険の多い都会に残る事を決めてしまったレゼは、その時点で運命が定まってしまっていたのだろう。

デンジ君 私の他に好きな人いるでしょ

5巻第43話。

花火大会でデンジに告白し「一緒に逃げよう」という自分の提案を受け入れてもらえなかったレゼ。

次の瞬間、彼女が上記の台詞を言い捨てデンジにキスをしたかと思うと、デンジの舌を噛み千切るのであった。

レゼがこれまでの「かわいい女の子」から「明確な悪意を持った敵」へと変貌した瞬間の台詞だ。

後のシーンで「なんで初めて出会った時に殺さなかったんだろう」と彼女自身も疑問に思うなど、レゼがデンジに好意を抱いて殺害するのをためらっていたのでは?と思わせる描写もある。

そして、デンジが自分を一番に想っていない事実に気づいて、いよいよ殺害に踏み切ったのではないかとも考察でき、ある種の失恋した人間の恐ろしい行動心理を感じさせる台詞だ。

皆殺しコースかな

6巻第45話。

逃げたデンジたちを追って、公安の退魔2課の訓練施設に入ろうとするレゼ。

警戒した2課に門前払いをされた彼女が「なら仕方がない」と呟きながら続けて言ったのがこの名言だ。

天敵であるデンビハンターたちの施設と分かっていながらも、自分一人で全滅させられる、と自負する彼女の強さが垣間見える。

ネットでも有名な台詞であり、このシーンで彼女のファンになった。という読者も多いのではないだろうか。

デンジ君ホントはね 私も学校いった事なかったの

6巻第52話。

デンジの待つカフェへ向かう途中、マキマと天使の悪魔に討たれ、薄れ行く意識の中でこぼした最期の台詞。

レゼはたびたび作中で、16歳のデンジが同世代と同じような普通の生活が送れていないことに、疑問を呈していた。

だが彼女自身も、子供時代からソ連に「モルモット」として実験に使われており、最終的には体を爆弾の悪魔と融合させられるなど、国のために戦う戦士として物のように扱われていた。

「少女が恋をして楽しく暮らす歌」を歌いながら人を殺したり、一人で逃げるのを止めてデンジの元へと向かおうとしたのも、そんな「普通でない生活」から脱却したいと思う彼女の本心だったのかもしれない。

おわりに

デンジとの共通点も多く、悪魔として強大な力を持ちながらも、普通の女の子らしい一面も見せたレゼ。

そんな彼女の恋の結末と最期の決断は、多くの読者の心に強い印象を残したのではないだろうか。

『チェンソーマン』の世界では、悪魔は現世で死ぬと地獄で生き返り、地獄で死ぬと現世に生き返ると言われている。

アニメ化以外にも第2部の連載も決定している『チェンソーマン』だが、その設定を踏まえると「爆弾の悪魔」の活躍とレゼの復活がまた見られる可能性もゼロではない。

ますます今後の続報が待たれる作品だ。

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