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『怪獣8号』のあらすじをネタバレ解説!【32歳の主人公が怪獣になって世界を救う!?】

『怪獣8号』は、2020年の連載直後より人気を集め、単行本5巻時点で累計550万部を突破した、『SPY×FAMILY』に並ぶ「ジャンプ+」の看板漫画である。

作者は「週刊少年ジャンプ」にて『ねこわっぱ!』を連載していた松本直也。作家歴15年のベテランであり、本作が3番目の連載作品にして初のヒット作となった。

圧倒的な王道本作の面白さはこの一言に集約される。本記事では、魅力にあふれた『怪獣8号』のストーリーと設定を全力で解説していく。

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『怪獣8号』の設定とあらすじ

世界でも指折りの“怪獣”発生率の高さで、「怪獣大国」と呼ばれる日本。怪獣の脅威は「フォルティチュード」という単位で測られ、「日本防衛隊」がその討伐にあたっていた。

日比野カフカは、少年の頃に住んでいた街を怪獣に破壊され、幼なじみの亜白ミナと共に「怪獣を全滅させよう」と約束を交わす。それから十数年、カフカは防衛隊の試験に落ち続け、32歳になった現在は、怪獣の解体作業会社「モンスタースイーパー」の社員。一方のミナは、27歳にして防衛隊の小隊長を務め、国民の英雄となっていた。ミナの華々しい活躍をテレビで眺めながら、鬱屈とした日々を送るカフカ。

そんな時、会社にバイトとして市川レノという青年が入ってくる。当初は生意気なレノだったが、カフカの親切な指導に心を許し、防衛隊の入隊制限が33歳未満まで引き上げられたことを伝える。それを知ったカフカは、もう一度防衛隊を目指そうと誓うが、突如怪獣が出現しレノを急襲。寸前でカフカが助け、その後ミナが駆けつけたため、2人は一命を取り留めた。

その晩、入院していたカフカの病室に超小型の怪獣が出現し、「ミツケタ」と呟くとカフカの口に入り込む。カフカの叫び声に同室のレノがカーテンを開けると、そこには髑髏の仮面をかぶった人型の怪獣がいた。

怪獣に変身できるようになってしまったカフカは、フォルティチュード「9.8」という驚異的な数値を叩き出し、史上8番目の大怪獣「怪獣8号」に認定され、追われる身となってしまう。それでも防衛隊員への夢を捨てきれないカフカは、正体を隠したまま、入隊試験を受けようと決意する。

主要キャラクター紹介

日比野カフカ(ひびの かふか)


主人公。32歳。幼なじみのミナと怪獣を滅ぼそうと約束するが、防衛隊の試験に落ち続け、解体作業員として真面目に働きつつも、くすぶった毎日を過ごしていた。ある日、後輩のレノに背中を押され、もう一度防衛隊の試験を受けようと決意する。しかしその晩、小型の怪獣が体内に侵入し、「怪獣8号」に変身する身体となってしまう。

入隊試験時は防衛隊スーツの解放戦力をほとんど引き出せなかったが、保科副隊長に「面白い」という理由(半分は監視目的)で見込まれ、仮合格する。その後、解体作業員の経験を活かした戦場での動きを評価されて正式に防衛隊員となった。お人好しで、困った人を見たら放っておけない性格。正体がバレるのを恐れず変身しては、レノから小言を言われている。

亜白ミナ(あしろ みな)

カフカの幼馴染。27歳にして防衛隊第3小隊の隊長を務める。圧倒的な実力とルックスを兼ね備え、国民からの人気も高く、防衛隊のアイドル的な存在。

狙撃を得意としており、解放戦力96%で放つその威力は、巨大怪獣の半身を一撃で吹き飛ばすほど。反面、刃物の扱いは苦手で、包丁も持てないレベル。

幼少時代は泣き虫だったが、小隊長である現在はクールな性格で、カフカに対しても素っ気ない態度をとっていた。しかし内心ではずっとカフカのことを想っているようだ。動物、特にネコ科が好きで、小学生では飼育員を務めていた。また、移動用のトラ「伐虎」を自宅で飼っている。

市川レノ(いちかわ れの)

18歳の青年。カフカの勤める怪獣解体業者にバイトとして入社し、彼に防衛隊への志願を勧める。最初は防衛隊の夢をあきらめたカフカにきつい言葉を投げていたが、カフカが「怪獣8号」になってからは、正体がばれないよう気を使うなど、非常に面倒見の良い性格

また、仲間の危機には率先して駆けつけ、身を挺して守る勇気の持ち主でもある。入隊当初の解放戦力は8%だったが、その後、20%にまで上昇した。

四ノ宮キコル(しのみや きこる)

防衛隊長官の娘で、カリフォルニア討伐大学をトップの成績で卒業した才媛。高飛車な性格だが、幼いころから父親の要求する「完璧」に応えるために血のにじむような努力を続けており、実力は本物である。

防衛隊で殉職した母の志を継ぎ、大切な人を守れる強さを求めている。趣味は怪獣退治。解放戦力は46%で、第3部隊では保科副隊長に次ぐ戦力として、プロトタイプの斧型装備を与えられた。

保科宗四郎(ほしな そうしろう)

立川基地、防衛第3部隊の副隊長。実家は室町時代から続く怪獣討伐の家系で、小太刀2刀流を操り、近接戦闘を得意とする。解放戦力は94%。普段はおちゃらけた性格だが、「怪獣8号」の正体であるカフカに当初から違和感を抱くなど、優れた洞察力の持ち主。 

出雲ハルイチ(いずも はるいち)

防衛隊第3部隊所属。カフカの同期で、防衛隊の装備を製造する財閥「出雲テックス」の御曹司。落ち着いた性格で、皆に混じってワイワイやるよりは端からそれを眺めていたいタイプ。幼少時に禁止されていた反動から、スナック菓子が好き。

古橋伊春(ふるはし いはる)


カフカの同期。負けず嫌いな性格で、急成長を見せるレノに対して焦りを感じていた。小学生の時にミナに救助されたのをきっかけに、防衛隊員を志す。ドレッドヘアの髪型は作者のお気に入りとのこと。

神楽木葵(かぐらぎ あおい)

カフカの同期。防衛大出身で、身体能力は同期の中でもずば抜けており、体力試験を1位で突破した。口数は多くないがノリはよく、カフカに腕相撲を挑まれた際は、快く受けて立っていた。

小此木このみ(おこのぎ このみ)

立川基地防衛隊第3部隊のオペレーター。丸眼鏡におさげという外見。保科副隊長の無茶ぶりにツッコミを入れつつも、要求にはきっちり対応しており、非常に優秀である

四ノ宮功(しのみや いさお)

日本防衛隊の長官。識別個体兵器ナンバー2を唯一操れる人間であり、全盛期は「防衛隊史上最強」の男と呼ばれる。「怪獣6号」の襲撃で防衛隊員であった妻を失っており、その反動から、娘のキコルに対しては非常に厳しい教育を行っていた。

登場する怪獣まとめ

本作に登場する「怪獣」は、世界各地に出現し、災害をもたらす謎多き生命体だ。大きさは数百メートル級の個体から人型まで様々。

強力な「本獣」と、本獣と共に発生する小型の「余獣」に大別される。体内に能力を発現させる特殊な器官(ユニ器官)を有しており、防衛隊の武器に転用されている。

また、怪獣の脅威度は「フォルティチュード」という尺度で表記され、8.0以上で「大怪獣」に認定される。

怪獣8号

日比野カフカが正体不明の小型怪獣に体内に侵入され、変身した姿。髑髏(ドクロ)の仮面と、分厚い筋肉に覆われた身体が特徴。初登場時にフォルティチュード9.8を記録し、保科からは「歴史に残る大怪獣」と呼ばれた。

当初はカフカの意思に反して変身してしまっていたが、時が経つにつれ、身体の一部だけ変身させるなど、自在にコントロールできるようになった。カフカの精神状態によって能力値が変化するようで、力の底はいまだ見えない。

怪獣9号

人語を操る正体不明の怪獣。「人間は面倒」などと口にしていることから、カフカと異なり、元から人間ではないと思われる。体の先端から高速の衝撃波を放つ。また、他の怪獣を操ったり、復活させたり、自身の体内に取り込んで強化することができる。カフカたちの前に繰り返し現れる、因縁の相手。

怪獣10号

立川基地を襲撃した怪獣。大量の翼竜型怪獣を統率し、第3部隊を苦しめた。9号と同じく人語を操る。初登場時のフォルティチュードは8.3(巨大化した際は9)。

生粋の肉弾派で、保科と戦った際は、戦闘を楽しんでいるような描写が見られた。保科と互角に渡り合っていたが、巨大化して形成は逆転。最期はミナとキコル、保科の3人の連携の前に敗れた。

怪獣2号

1972年に北海道に出現。札幌市を壊滅寸前まで追い込んだ、識別番号2番目の個体である。伊丹によれば、凄まじい破壊力と、息絶える寸前まで屈しない気位の高さを持つ大怪獣だったという。

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