北斗の拳 最強ランキングTOP10【最強は誰だ!選考基準は”カッコ良さ”】

不朽の名作『北斗の拳』。

今回は定番である「強さランキング」にあえて挑むことにした。

真剣に考えれば考えるほど、このランキングは固定化する。

そこで私的感情を選考基準の重要項目として取り入れた。

「カッコ良さ」だ。

ぜひ最後までお付き合いいただきたい。

注意
以下、ネタバレ注意。

最強ランキングの選考基準

北斗の拳に登場するキャラの強さを単純に比較していくのなら、おおよそランキングは同じような見栄えになる。

ラオウとカイオウのどちらが強いのか?など議論の余地はあるだろうが、ストーリー上、後に登場するキャラがどんどん強くなってケンシロウと戦う、というモノだから。

だから、あえて今回のランキングは「最強」とした。

「最強」の基準は、皆それぞれの胸の中にある。

私の「最強」の基準は、一対一で戦った時の強さと、ヒーローとしてのカッコ良さだ。

前者は、ストーリー上戦った場面を参考にするので、誰の眼にも明らかだ。

しかし後者は完全に個人の主観と好みによる。

とくに私の場合、修羅の国編以降、キャラがカッコ良く描かれていることも大きく作用しているので、そのあたり寛容な目で見ていただきたい。

基準①一対一の戦い、それは「タイマン勝負の強さ」

「最強」の要素として外せないのが、一対一で戦ったときの強さ。

格闘マンガなので当たり前だ。

もし戦っていたら・・・というのはなるべく無視する。

『北斗の拳』においては「もし~なら」という要素が多すぎるからだ。

「もしトキが健康なら~」や「もしファルコが脚を失っていなかったら~」など。

このランキングには「もし~」は不要だ。

基準②最強キャラに求められるのは「カッコよさ」

格闘マンガであると同時に、「かく在りたい」の模範を示すのがヒーローマンガたる『北斗の拳』。

この作品には数多くの美学が散りばめられている。

  • いかに圧倒的に強いか
  • ひとりの女性を愛し続けているか
  • 人のためになる強さを持っているか
  • 家族・兄弟愛
  • 背負うモノの大きさ
  • 華麗でカッコいい技
  • 決め台詞のかっこよさ

などなど。

それらを「ヒーロー的カッコ良さ」として、選考基準とした。

これも完全なる独断と偏見なので、温かく見守ってほしい。

10位:ハン【ダンディズムの結晶。いちいち仕草がカッコいい!】

北斗の拳13巻 ハン

出典:amazon.co.jp

【タイマン勝負の強さ】☆☆☆☆☆☆☆(7)

【ヒーロー的カッコ良さ】★★★★★★★(7)

北斗琉拳の使い手にして、第三の羅将・ハン。

強い者しか生きる価値が無い修羅の国において、その生き方が手本になるような男。

戦いを生き抜いてきた修羅の男に、これ以上の野望が無いと分かると瞬殺する。

頂点を目指さない男の存在意義を決して認めない。

ケンシロウが目の前に現れたときも、本能的にその強さを感じ喜ぶ。

「うれしくて肌が粟だつわ!」は私の中の名言。

待ちに待った強者が自分と対等だと分かった時の表現として、秀逸だと思ったからだ。

ラオウを敗ったケンシロウとの戦いも、序盤はほぼ互角。

しかしラオウの技・天将奔烈を出したケンシロウに圧倒される。

ヒーロー的なカッコ良さや優しさは皆無に近いが、言葉の一つ一つがシビれるキャラだった。

一番カッコ良かった技:疾火煌陣(しっかこうじん)

ケンシロウとのファーストコンタクトでくりだされた技。

あまりの速さにケンシロウですら見えなかった。

この技でハンが真の実力者だと読者に伝わり、その後死闘が繰り広げられていく。

9位:カイオウ【強さは圧倒的!しかし極悪すぎて・・・】

【タイマン勝負の強さ】☆☆☆☆☆☆☆☆☆(9)

【ヒーロー的カッコ良さ】★★★★★(5)

『北斗の拳』最後のボスキャラにして、ラオウの実兄・カイオウ。

その強さはシリーズ最強と言えるかもしれない。

究極奥義・無想転生を破り、一度はケンシロウを完膚なきまで叩きのめした。

この点はかつてのシンやサウザーと似ているが、ラオウを倒した後のケンシロウだったことを考えると、群を抜いて強い。

最終的にケンシロウに敗れたという一点で、「タイマン勝負の強さ」でケンシロウと差をつけた。

ただ、このカイオウのやってきたことが“悪”そのもので、下衆といっても過言ではない。

自分の妹は殺すわ、味方である第二の羅将・ヒョウを散々裏切るわ、もうめちゃくちゃ。

とにかく女性を手に掛けまくる場面は、正直読み返していても嫌悪感しか残らない。

キャラとしてのカッコ良さは最下位だ。

一番カッコ良かった技:凄妙弾烈(せいみょうだんれつ)

無想転生を破った暗琉天破(あんりゅうてんは)からの、北斗宗家技・凄妙弾烈はカイオウ必殺にして最後の技だった。

確実に秘孔を突くも、北斗神拳には全く通用せず。

カッコ良かった技というよりは、シリーズ最後の大技として紹介した。

8位:レイ【ケンシロウの強敵(とも)であり友】

北斗の拳3巻 レイ

出典:amazon.co.jp

【タイマン勝負の強さ】☆☆☆☆☆☆(6)

【ヒーロー的カッコ良さ】★★★★★★★★★(9)

南斗水鳥拳のレイ。

敵をバラバラに切り刻むこの技の原理は、鋭い手刀が大気中に真空を生み出し、鋼鉄をも切り裂くというモノ。

筆者は子供時代何度も練習したが、何も切れなかった(苦笑)

登場当初、レイはやや邪悪な表情をしていたが、ケンシロウと出会い柔和な顔つきになっていく。

さらにマミヤを愛したことからヒーロー的なカッコ良さが際立ってくるが、ラオウの圧倒的な強さの前に屈する。

またアミバとの戦いではケンシロウを助ける場面もあり、ケンシロウの友と呼ぶにふさわしいキャラだった。

一番カッコ良かった技:飛翔白麗(ひしょうはくれい)

南斗水鳥拳の奥義。

水面に手をつき、そこから倒立・跳躍し回転の後、両手刀で相手を切り裂く。

究極的に美しい技だが、原理は誰にも説明できない(たぶん)

7位:フドウ【ラオウを初めて敗った心優しき男】

【タイマン勝負の強さ】☆☆☆☆☆☆(6)

【ヒーロー的カッコ良さ】★★★★★★★★★(9)

かつてはラオウすら恐怖した“鬼のフドウ”

子供たちを世話するようになってからは“山のフドウ”として慕われるようになった。

ラオウが決めたルールではあったが、二人の死闘はフドウの勝利。

ラオウに初めて勝ったのはケンシロウではなく、フドウだった。

南斗五車星の一人だったが、南斗聖拳を使った場面はなかったのでは。

パワーで相手をねじ伏せるタイプだ。

一番カッコ良かった技

とくに技は使わなかった。

しかし、子供たちを背にラオウへ立ち向かったシーンは、超カッコ良い名場面。

6位:ジュウザ【雲のように気ままに生きる、しかし強さは本物】

北斗の拳8巻 ジュウザ

出典:amazon.co.jp

【タイマン勝負の強さ】☆☆☆☆☆☆☆(7)

【ヒーロー的カッコ良さ】★★★★★★★★★(9)

南斗五車星の一人・雲のジュウザ。

こちらも幼い頃は、ラオウ・トキに勝るとも劣らない才能の持ち主だった。

成人したジュウザは我流の拳を磨き続けており、ラオウに手傷を負わせるまでになっていた。

またラオウの愛馬・コクオウ号を乗りこなした貴重なキャラ(他はケンシロウのみ)。

日常は色男で女好きでワガママ、その日暮らしという感じ。

しかし原因はただ一人愛する女・ユリアの異母兄妹で、その愛は叶うことが無いと知った絶望だった。

1人の女性を愛しぬくという『北斗の拳』流のヒーロー像をクリアしているのだ。

最期はラオウの圧倒的な強さに完敗。

一番カッコ良かった技:撃壁背水掌(げきへきはいすいしょう)

敵ギリギリまで接近し、全エネルギーを両掌に集中させ叩き込む秘奥義。

ラオウをぐらつかせる大技だったが、寸前に肩の秘孔つかれ両掌を破壊される。

ラオウのにらんだ通り、攻めには強いが守りに弱かった。

書き手にコメントを届ける

記事の感想や追加してもらいたい情報のリクエスト、修正点の報告などをお待ちしています。
あなたの言葉が次の記事執筆の力になります。