月刊少年ガンガンにて爆発的な人気を誇り、アニメ化やゲーム化もした漫画『鋼の錬金術師』、通称「ハガレン」。
バトルがベースの漫画でありつつも、登場人物それぞれが抱える過去や錬金術の謎、大切なものを失う苦しみなど、少年漫画でありながら、大人も引き込まれる漫画だ。
主人公とは敵対関係にあるキャラクターにもそれぞれが信念をもっており、今回のセリフ集はそんな敵のキャラクターのセリフも含まれている。
『鋼の錬金術師』の魅力的なキャラクターたちの心に響く名言を見ていこう。
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目次
- 「ありえない」なんてこと事はありえない(グリード)
- 敵に情けをかけるな。だからお前は出世できんのだ(ブラッドレイ)
- 金も女も部下も何もかも俺の所有物なんだよ。みんな俺の物なんだよ。だから俺は俺の所有物を見捨てねえ!!なんせ欲が深いからなあ!!(グリード)
- 完敗よ。貴方みたいな男に殺られるのも悪くない。その迷いのないまっすぐな目 好きよ。楽しみね。その目が苦痛にゆがむ日は・・・・・すぐ・・・・そこ・・・・(ラスト)
- 違うな。自分の過ちをその跡を見たくないからじゃないのか(ホーエンハイム)
- 答えはスタート地点にあったんだよ ばっちゃん。アルは元に戻れる。(エドワード)
- 置いていくから追いついてこい。私は先に行く。(マスタング)
- お前の手は人を殺す手じゃない 人を生かす手だ(エドワード)
- 私が道を踏み外したらその手で私を撃ち殺せ。君にはその資格がある。(マスタング)
- 偽善で結構!!やらない善よりやる偽善だ!(ロックベル)
- まとめ
「ありえない」なんてこと事はありえない(グリード)
エドワードが国家錬金術師の査定で不在時、弟のアルフォンスは呼び出され捕獲されてしまう。
そこに現れた人造人間(ホムンクルス)のグリードが放ったセリフ。
エドワード兄弟には母親を錬金術で生み出そうとし、失敗した過去を持っており、「人造人間が成功した話なんて聞いたことがない」とアルは話すも、「世の中には裏と表があり陰の世界では表の世界では想像もできないようなことがまかり通っている」とグリードは言い放った。
敵に情けをかけるな。だからお前は出世できんのだ(ブラッドレイ)
アメストリス軍大総統であるキングブラッドレイが、部下のアレックス・ルイ・アームストロングに放ったセリフ。
グリードらの隠れ家であるデビルズネストに軍が攻め込み、軍どグリードの仲間との激しい戦いとなった。
アレックスは戦いの相手であるロアに情けをかけ、投降しろと説得をする。
その瞬間、キングブラッドレイが姿を現し、ロアたちを皆殺しにする。
敵であっても非情になり切れないアームストロングと、目的のためならどこまでも冷酷なブラッドレイが対照的に描かれているシーンだった。
金も女も部下も何もかも俺の所有物なんだよ。みんな俺の物なんだよ。だから俺は俺の所有物を見捨てねえ!!なんせ欲が深いからなあ!!(グリード)
キメラ殲滅のため攻め込んできたキングブラッドレイと対峙するグリードのセリフ。
グリードの仲間のキメラ達はグリードへの忠誠心からブラッドレイに立ち向かうも瞬殺される。
その光景にグリードは「俺の部下になんてことしてくれるんだ」と言うも、ブラッドレイは「駒に情が移ったか。くだらん」と吐き捨てる。
強欲のグリードにとってはすべてが自分の所有物。
故に絶対に見捨てない。
完敗よ。貴方みたいな男に殺られるのも悪くない。その迷いのないまっすぐな目 好きよ。楽しみね。その目が苦痛にゆがむ日は・・・・・すぐ・・・・そこ・・・・(ラスト)
賢者の石によってつくられた人造人間であるラストをマスタングが倒したシーン。
仲間であったヒューズを殺した犯人がホムンクルス達であったことを知り、マスタングは激昂。
しかし、ラストの攻撃で腹を貫かれたマスタング。
同行していたアルフォンスとリサがラストにやられかけた瞬間、傷口を自らの炎でふさいだマスタングが現れ、怒りの炎でラストを焼き尽くした。
違うな。自分の過ちをその跡を見たくないからじゃないのか(ホーエンハイム)
クセルクセス遺跡から戻り、母の墓に立ち寄ったエドワード。
そこで目にしたのは父であるヴァンホーエンハイムであった。
ホーエンハイムに家がないことを尋ねられ、エドワードは「家がないのは後戻りはしないための覚悟」と話すも、ホーエンハイムにはエドワードが嫌な思い出(人体錬成の失敗)から逃れるためにその痕跡を消したのだとを見抜かれていた。
答えはスタート地点にあったんだよ ばっちゃん。アルは元に戻れる。(エドワード)
ホーエンハイムが「人体錬成に失敗したときにできたのは本当に母親だったのか」とピナコと話しているのを聞いたエドワードは、自らのトラウマである母の遺体を確認するために掘り返す。
人体錬成で失敗したそれは、母とは違う髪色、骨であり、母のトリシャの死体ではなかった。
それを見たエドは「死んだ人間はどんなことをしても元に戻らない」という真理を確認すると同時に、「死んでいないアルフォンスは元に戻れる」という希望も同時に手に入れることができた。
置いていくから追いついてこい。私は先に行く。(マスタング)
ラストとの闘いで下半身不随になったハボックへのセリフ。
ハボックは足の動かせない自分は足手まといになると考え、軍を退役しようとしていた。
上司であるマスタングに対し、同情はいらない、見捨てて諦めさせてくれと話すも、部下を見捨てることのできないマスタングは「それでもいつか追いついてこい」とハボックに話す。
どんな状況であっても仲間や部下を見捨てることのできない優しさと甘さをもつのがマスタングなのであった。
お前の手は人を殺す手じゃない 人を生かす手だ(エドワード)
スカーと対峙するエルリック兄弟。
戦いの中に居合わせたウィンリィは、スカーが両親を殺した敵だと知り激昂。
銃を手に取りスカーを殺そうとするも、エドが止め、なんとか銃を撃つことなく済んだ。
エドは幼馴染であり、大切な人であるウィンリィは自分の腕をつくり、戦いの中でも人を救う「人を生かす存在」であってほしいと思い、自分の命を顧みずにウィンリィを守ったのであった。
私が道を踏み外したらその手で私を撃ち殺せ。君にはその資格がある。(マスタング)
イジュワール殲滅戦終了後、リザは軍に残った。
マスタングはイジュワール殲滅戦を機に、必ず大総統となり国を変えると誓ったが、恩師の娘であるリザには同じ道をたどってほしくはなかった。
しかし、リザの覚悟を聞き、マスタングはリザを自分の補佐官に指名。
自分の背中を守らせると同時に、間違ったら自分を撃ち殺すように頼んだ。
リザと一蓮托生でいる決意に、リザも「お望みとあらば地獄まで。」と共に歩む覚悟を決めたのであった。
偽善で結構!!やらない善よりやる偽善だ!(ロックベル)
イジュワール殲滅戦の前、ウィンリィの父であるロックベルは医者としてイジュワール人の治療にあたっていた。
アメストリス人のロックベルに対し、イジュワールの人々は点数稼ぎの偽善だと言い放つが、ロックベルは民族関係なく助けることが使命で、なんと言われようとも人々を治療すると宣言した。
まとめ
『鋼の錬金術師』に登場する名言を10個厳選して紹介した。
あなたの人生の役に立ちそうな心に響く言葉はあっただろうか。
ストーリーが気になる人は、ぜひ本編を読んで楽しんでもらいたい。
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