目次
崩れる脳を抱きしめて
広島から神奈川の病院に実習に来た研修医の碓氷は、脳腫瘍を患う女性ユカリと出会う。外の世界に怯えるユカリと、過去に苛まれる碓氷。心に傷をもつふたりは次第に心を通わせていく―。実習を終え広島に帰った碓氷に、ユカリの死の知らせが届く。彼女は死んだのか?ユカリの足跡を追い、碓氷は横浜を彷徨う。驚愕し、感動する、恋愛ミステリー!第8回広島本大賞、第4回沖縄書店大賞、第1回一気読み大賞、3冠!
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『崩れる脳を抱きしめて』の感想
yamadakaname
終末期医療、恋、ミステリーそしてどんでん返しと盛りだくさんな内容でした。
切なさの余韻に浸れる魔力があります。
おすすめです。
切なさの余韻に浸れる魔力があります。
おすすめです。
心霊探偵八雲12
晴香を守り切ることができなかった。自分の無力さを実感し、後悔の念に苛まれる八雲。始まりの場所で待っている―。再び現れた七瀬美雪を前に、八雲は重大な決断を迫られるが…。深淵の果てに、八雲が見たものとは。16年にわたって紡がれた、「心霊探偵八雲」シリーズ遂に完結!!
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『心霊探偵八雲12』の感想
愛藍
本編、外伝、番外編のラストがやっと刊行。
15年以上読み続けての完結。
納得と救いのある結末で本当によかった!
神永先生お疲れさまでした。
15年以上読み続けての完結。
納得と救いのある結末で本当によかった!
神永先生お疲れさまでした。
羅生門
小説家の登龍門である「芥川賞」に、その名をとどめる芥川龍之介は、深刻な人生の悩みに耐えながら、機智と諧謔と博識を駆使し、みごとな短篇小説を書き残した。新鮮な抒情、傑出した虚構、そして明晰な文章で、今なお人々を魅了してやまない不世出の天才の代表的作品を、一冊に収めた21世紀への日本の遺産。
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『羅生門』の感想
綾人
下人の感情の変化、そして展開の仕方に捕らわれたよ。
久しぶりに一気に読みきってしまった物語だった。
久しぶりに一気に読みきってしまった物語だった。
リアルフェイス
美を創り出す芸術家のように、依頼者の顔を変える天才美容外科医・柊貴之。金さえ積めばどんな要望にも応える彼のもとに、奇妙な依頼が舞い込む。いまの妻の顔を前妻の顔に変えろ、ある男を別人にしてほしいなど。さらに、整形美女連続殺人事件の謎が…。予測不能の一気読み医療サスペンス×ミステリー!
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『リアルフェイス』の感想
まやまやちゃん
美容整形の世界を舞台にしたミステリーなのですが、最後のどんでん返しがすごかった????面白かったです✨
閉鎖病棟
帚木蓬生(著)
とある精神科病棟。重い過去を引きずり、家族や世間から疎まれ遠ざけられながらも、明るく生きようとする患者たち。その日常を破ったのは、ある殺人事件だった…。彼を犯行へと駆り立てたものは何か?その理由を知る者たちは―。現役精神科医の作者が、病院の内部を患者の視点から描く。淡々としつつ優しさに溢れる語り口、感涙を誘う結末が絶賛を浴びた。山本周五郎賞受賞作。
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『閉鎖病棟』の感想
精神科病院の患者さん達はどんな一日を送っているのか、今まで精神疾患を扱った小説はあるけれど、ここまで丁寧に扱っている作品は初めてでした。
遠い家族よりも患者さんの事をより理解しているのは近くの他人(看護師)で、素敵な言葉を投げかけてくれていました。
また、主要人物の一人である少女の心の解け方がわかり易く描かれていて、特別接せずに自然と話が生まれ、これが本当の作業療法だなと感じました。
そして、皆、生きづらさを抱えているのだけれど、とても暖かく、他者への接し方が優しい方という印象を持ちました。
胸が締め付けられる程の切なさとじんわりと暖かくなる物語でした。
遠い家族よりも患者さんの事をより理解しているのは近くの他人(看護師)で、素敵な言葉を投げかけてくれていました。
また、主要人物の一人である少女の心の解け方がわかり易く描かれていて、特別接せずに自然と話が生まれ、これが本当の作業療法だなと感じました。
そして、皆、生きづらさを抱えているのだけれど、とても暖かく、他者への接し方が優しい方という印象を持ちました。
胸が締め付けられる程の切なさとじんわりと暖かくなる物語でした。
逆境をプラスに変える吉田松陰の究極脳
トップ脳神経外科医が、どんな逆境でも負けることのなかった吉田松陰の「不屈の脳」を解析。
吉田松陰は脳の使い方の達人だった。その究極の脳の使い方を知れば、誰もがレベルアップできる!
松陰はなぜ逆境に強かったのか
なぜあれほど人を魅了したのか
その答えは松陰の脳の使い方にあった!(Amazon商品説明より)
吉田松陰は脳の使い方の達人だった。その究極の脳の使い方を知れば、誰もがレベルアップできる!
松陰はなぜ逆境に強かったのか
なぜあれほど人を魅了したのか
その答えは松陰の脳の使い方にあった!(Amazon商品説明より)
『逆境をプラスに変える吉田松陰の究極脳』の感想
幕末に生きた吉田松陰の脳や生き方を参考に、今の私たちにも役に立つストレスに負けない方法が書かれている。
今年は例年よりたくさん本を読んだ年だったが、歴史上の人物の一つ一つの言葉に感銘を受けたのは、中学生のときに出会った孔子の論語以来なので10年以上ぶり。
改めて吉田松陰のことが知れてよかった。
吉田松陰の残した言葉、行動から、私もたくさん影響受けて以前より前向きに頑張ろうと思えるようになっている。
コロナ渦で思うようにいかない、つまらないと思っている人にこそ、読んでみてほしい一冊。
今年は例年よりたくさん本を読んだ年だったが、歴史上の人物の一つ一つの言葉に感銘を受けたのは、中学生のときに出会った孔子の論語以来なので10年以上ぶり。
改めて吉田松陰のことが知れてよかった。
吉田松陰の残した言葉、行動から、私もたくさん影響受けて以前より前向きに頑張ろうと思えるようになっている。
コロナ渦で思うようにいかない、つまらないと思っている人にこそ、読んでみてほしい一冊。
ドクター・デスの遺産
安らかな死をもたらす白衣の訪問者は、聖人か、悪魔か。警視庁vs闇の医師=極限の頭脳戦が幕を開ける。どんでん返しの帝王が放つ、息もつかせぬ警察医療ミステリ!
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『ドクター・デスの遺産』の感想
犬飼隼人シリーズ第4弾。テーマは『安楽死』。
最強のバディが戦う相手は、顔の見えない正体不明の医者「ドクター・デス」。
重い内容に囚われがちですが、そこはミステリの名手中山七里さん。
切れ味鋭いユーモアとハイテンポな展開が魅力です。
今回の事件は他人事ではありません。
難病を抱えた娘の沙耶香ちゃんを巡り犬飼はひとりの父として葛藤します。
暴走しがちな彼を引き戻す相棒、高千穂の活躍も見所です。
被害者のない殺人は罪に問われるのか。安楽死は認められるべきなのか。
ドクター・デスの真意は何なのか。
映画と原作では結末が異なります。くれぐれも見逃さないでください。
最強のバディが戦う相手は、顔の見えない正体不明の医者「ドクター・デス」。
重い内容に囚われがちですが、そこはミステリの名手中山七里さん。
切れ味鋭いユーモアとハイテンポな展開が魅力です。
今回の事件は他人事ではありません。
難病を抱えた娘の沙耶香ちゃんを巡り犬飼はひとりの父として葛藤します。
暴走しがちな彼を引き戻す相棒、高千穂の活躍も見所です。
被害者のない殺人は罪に問われるのか。安楽死は認められるべきなのか。
ドクター・デスの真意は何なのか。
映画と原作では結末が異なります。くれぐれも見逃さないでください。
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