これぞトップの器!『ワンピース』最強の男・マゼランから学ぶ「トップの資質」

ワンピース54巻書影画像

世界に轟く大ヒット海賊漫画『ワンピース』。

その人気を支える理由のひとつが「個性豊かで魅力的な強者たち」の存在だろう。

悪魔の実を食べて得た能力を駆使し、一般人からは「化け物同士の戦い」と恐れられるほどの激しい戦いを繰り広げる強者たち。

そんな強者揃いの能力者たちの中でも「最強」と噂されているのが、インペルダウン署長・マゼランだ。

491cmもの巨体に加え、ドクドクの実の能力者であるマゼラン。

『ワンピース』内では敵として登場するマゼランだが、実は組織のトップを張る器としてかなり有能な人物であることをご存知だろうか。

この記事では、世界最大の監獄インペルダウンで不動の地位を築いた男・マゼランにフォーカス。

彼を通して「トップにふさわしい器」がどういうものかを学んでいきたいと思う。

トップの器に必要なもの①カリスマ的な強さ

マゼランをインペルダウンの署長たらしめている最大の要素は、「とにかくめちゃくちゃ強い」ということだ。

マゼランはとにかくめちゃくちゃ強い。

もはや逃げるしか術がないと思わせるほど、めちゃくちゃ強い。

Mr.2 ボンクレーをはじめ、インペルダウンに収監されている名うての極悪人どもでさえ、その名を聞くと震え上がる。

「マゼランが来た」と聞けば、それだけで誰もが戦意を喪失してしまう。

それほどまでに強い。

これまで数々の困難に打ち克ってきたルフィでさえ、マゼランの毒の前に倒れ、後はただ死を待つのみという作中最大の危機に瀕したほどだ。

絶対的な強さは「カリスマ性」となって人を惹きつける。

「この人がいれば大丈夫だ」

「この人に任せたら怖いものはない」

泣く子も黙る極悪人ばかりが集められたインペルダウンにおいて、マゼランほど心強い存在がいるだろうか。

好んで毒を摂取するという趣向上、頻繁に腹を下し、一日のうち10時間をトイレで過ごしているというマゼラン。

そのうえ、睡眠はしっかり8時間取るというのだから、残された時間はわずか6時間。

食事や休憩の時間を差し引いて考えると、実質的な勤務時間はわずか4時間足らずしかない。

それでも長年インペルダウンの署長であり続けられたのは、マゼランが圧倒的な力を持っていたからだ。

そのカリスマ的な力こそが、マゼランが組織のトップたる最たる理由なのだ。

もし、特に力も持たない人間がマゼランのような勤務スケジュールで過ごしたとしたら。

トップとして崇められるどころか、「下痢野郎」と呼ばれて窓際に追い込まれるのがオチだ。

トップの器に必要なもの②部下からの信頼と人望

部下から慕われ、厚く信頼されているという点も、マゼランが組織のトップの器たる理由のひとつだ。

インペルダウン編の終盤で、マゼランは囚人の大量脱獄を許してしまうという大失態を犯す。

マゼラン自身は自害もやむなしと考えるほど思い詰めていたが、実際には「署長から副署長への降格」という、起こした事態からは考えられないほど軽い処罰だけで済んだ。

その理由はさまざまあるが、部下から慕われ、信頼されていたマゼランの実績が高く評価されたことは想像に難くない。

野心が強く、事あるごとにマゼランを署長の座から引きずり落とそうと画策するハンニャバルとて例外ではない。

信頼するマゼランの命令に従い、何度打ち倒されようとも決して挫けず、囚人や海賊たちの脱獄を阻止しようと立ちはだかったのだから……。

部下から信頼されていること、そして深く慕われていること。

実力だけで恐ろしい上司であれば、こうはいかない。

優しく人当たりがいいが決断力に欠ける上司であっても、こうはいかない。

強さと優しさ。

その両方を兼ね備え、部下から信頼と人望を勝ち取ることこそ、トップの器に求められることなのだ。

トップの器に必要なもの③部下への信頼

部下から信頼されているマゼラン。

マゼランもまた、部下たちを深く信頼している。

この双方向の信頼関係が、インペルダウンの署員らの結束力を高めているのだ。

マゼランが部下を信頼していることは、副署長・ハンニャバルに向けた彼のセリフからも伺える。

ハンニャバル…よくここまで持ち堪えた………!!!

後は任せろ くたばるんじゃないぞ

おれの後任は お前しかいないんだ!!!

常に署長の座を狙い、事あるごとに責任をマゼランに押し付けていたハンニャバル。

マゼランもそんなハンニャバルに対し「お前には心すら閉ざしていたい」と毒を吐き、呆れていたはずだった。

にも関わらず、心の底では深い信頼関係にあった二人。

そのことを如実に示す上記のセリフには、思わず心を打たれた読者も多いことだろう。

優れた実力を備えていても、周囲と馴染まず、信頼もしない一匹狼は、トップの器として相応しくない。

部下を信頼し、部下のなすことに度量を持って接することができるマゼランのような人物こそが、トップに足る器であるといえよう。

トップに立つ者は、強く・優しく・人を信じる心を持つべし

『ワンピース』内最強との呼び声も高いマゼラン。

その実力にばかり目が向きがちだが、強さ・優しさ・度量を備えたマゼランは、まさに理想の上司というべき存在だ。

あなたもマゼランの生き方を参考に、トップの器を目指してみてはいかがだろうか。

あなたが強さ・優しさ・度量を身に着け、真に「トップの器」として輝くことができたなら、ハンニャバルのようなツンデレ(とも捉えられる)属性で憎めない美人部下が現れる……かもしれない。

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