目次
- 私は誰にも弱みを見せない。迷ってはいけない。妖怪につけこまれるからだ。人間であって、人間であってはならないのだ(桔梗)
- かごめはかごめだ…おまえのかわりはいねえ(犬夜叉)
- うん…私は桔梗にかなわない。だって私は…生きてるから…(かごめ)
- 私が犬夜叉を恨んだり…桔梗に嫉妬したりすることは…人間だったら誰だって持っている気持ちよ。あんたの言うような、人を呪う気持ちじゃない。私が犬夜叉を…大好きだってことよ!(かごめ)
- もし、奈落との戦いが終わって・・・風穴の呪いが解け、私が生きていたら・・・ その時は私とともに生き 私の子を産んでくれんか(弥勒)
- おまえは・・・来てくれた・・それでいい・・・(桔梗)
- りんの命と引きかえに得るものなど なにもない!(殺生丸)
- 私は法師さまとともに生きていく。法師さまは私に生きる力を与えてくれる(珊瑚)
- あの世でも 桔梗 おまえと同じ所には・・・行けそうもないな(奈落)
- かごめはおれに会うために生まれてきてくれたんだ。そしておれも(犬夜叉)
- 犬夜叉ごめんね・・・待っていてくれた・・・?(かごめ)
- まとめ
かごめはおれに会うために生まれてきてくれたんだ。そしておれも(犬夜叉)
奈落を倒した直後、妖怪の魂からかごめは四魂の玉で妖怪と戦い続けるために生まれてきた運命だったのだと明かされる。
犬夜叉はかごめを助けに行き、かごめは自分に人のために戦う心や仲間の大切さを教えてくれたのだと語り、放った名言である。
犬夜叉の心を救ったのは、かごめの人のために何かをしようとする強さや優しさであったのだろう。
そして、物語を通じ犬夜叉は内面も実力も大きな成長を遂げてきた。
自分に会うために生まれてきてくれた、究極の愛の言葉だと感じさせられる名言である。
犬夜叉ごめんね・・・待っていてくれた・・・?(かごめ)
四魂の玉の消滅から3年後に、骨食いの井戸を通じて戦国時代に戻ったかごめが犬夜叉と再会して放った言葉。
かごめが四魂の玉の因果を断ち切り正しい願いを伝え消滅させたとき、骨食いの井戸から戦国時代と現代が繋がらなくなってしまう。
3年間現代で生活し、四魂の玉を消滅させた自分の戦国時代での役割は終わったが、ただ犬夜叉に会いたいと願い、戦国時代で待ち続けた犬夜叉と気持ちが繋がり戦国時代に戻ることができた。
作中のこれまでの戦いの中で何度もかごめが犬夜叉にもう一度会いたいと願い井戸が戦国時代と繋がり、最終話でも2人の思いが通じて犬夜叉と再会することができている。
四魂の玉を消滅させる自分の戦国時代での役割が終わっても、自ら犬夜叉に会いたいと願い、運命を切り開いた。
犬夜叉が言っていたように、犬夜叉とかごめはお互いに出会うために導かれた存在なのだろうと気付かせてくれるシーンである。
人はそこに思いがあれば、道は開けていくのだと考えさせられる。
まとめ
以上『犬夜叉』の名言11選をご紹介した。
いかがだっただろうか?
『犬夜叉』は、なんといってもキャラクター同士の心の交流が物語の核となり、究極には魂の物語ではないかと感じさせられる。
登場人物たちを通じ、心が持つ強さや弱さも描き、心の成長や葛藤を丁寧に描写しているのもこの作品の魅力である。
魂があれば他者の存在と出会い愛情が生まれていくが、反面怒りや悲しみ、欲望などの負の感情も生まれていく。
愛情は人生の困難を乗り越え生きていくための糧になるが、人が負の感情に飲み込まれると、憎しみ合いや争いが生まれていくのである。
しかし、その負の感情にどう対処していくのかが、人の生きる道を示してくれるのではないか。
奈落は怨念に負け、闇の存在となり、完全な妖怪となるための力を求め続けた。
かごめが自ら選択し四魂の玉を浄化し葬り去り、犬夜叉と共に生きていく自分の道も意思で切り開いてきた。
かごめが、四魂の玉は本当の願いをかなえてはくれないのだと言う通り、最後に肝となるのは願いを叶えようと望んだ人間の心の在り方である。
強い意思を持てば、人は生きる未来は選べるのだと本作では教えてくれる。
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