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『Your Song』Mr.Children【音楽と本のあいだ】

楽しみにしていた大型連休も、Mr.children Dome Tour 2019″Against All GRAVITY”ドームツアーも終わってしまい…、何に奮闘して、この先歩けばいい…の?

こんにちは、晴れ女のMoecoです。

第一弾から間があいたものの、偏愛により、第二弾もMr.children(以下、ミスチル)ネタを書かせてもらうことになりました。

概要

ミスチルのすべての曲(「EVERYTHING」から、「重力と呼吸」まで)の歌詞を網羅した一冊。

さて、本書の冒頭を引用。

「僕が歌詞を書くのは、誰かにとっての『歌』になりたいから

(略)

この本を手にした人の部屋から、車の中から、生活の様々な場所から、あなたの歌が聞こえてくることを願って『Your Song』を届けます。」

私にとって、ミスチルの歌は、日常であり、思考の一部。
なお、この本の表題作でもあり、「重力と呼吸」というアルバムらしいと感じたのが、こちら。

同時に発売された、「重力とアルバム」自体、
最後の「皮膚呼吸」を除き、すべてベクトルが「You」に向かっていること、歌詞の内容がシンプルで、かつメロディとギャップがあるという印象。

…まぁいいや、音楽と日常へ。

音楽×平成と令和のあいだ

「2019年のGW」より、「平成と令和のあいだ」と感じた大型連休。
連休中に遊び歩いていたようで、実は、もっと良い文章を書きたいと、ネタ集めをしていたのだ。…きっと、ね。

「マシンガンをぶっ放せ」×知的好奇心

連休中のお出かけ、記念艦三笠から眺める景色。
世界三大記念艦三笠

http://www.kinenkan-mikasa.or.jp/
そして…大砲を見た瞬間、即座に浮かんだ歌はこれ。

「見えない敵にマシンガンをぶっ放せ

Sister and Brother」

(作詞:桜井和寿)

マシンガンどころか大砲だけどな。

宗教も科学もUFOも信じれるから悲惨で
(作詞 桜井和寿)
たとえばこれは、地下鉄サリン事件を起こしたオウム真理教のことか。核実験やエイズにも触れた、社会風刺の歌。
そして、記念艦三笠は展示物も充実していて、
日露戦争の経緯も久しぶりに思い出し、
世界史も勉強しなおしたくなった。
知的好奇心に掻き立てられると、読みたい本が増える。
もっと、もっと。
しかし、大砲を見た瞬間、向学心も虹の彼方へ、ぶっ放されてはしゃいでしまった。
ああ、それでこそmy life。
きっと、偏愛のマシンガンをぶっ放していたのが私の平成。
令和はより力強く、偏愛と、知的好奇心の大砲をぶっ放せ。
なお、歴史の学び方を含め、読書術についてお勧めの一冊がこちら。

 

「つよがり」×辻仁成「冷静と情熱のあいだ」

連休中に、本好きの友達と「冷静と情熱のあいだ」の話をしていて、「順正からみたあおい」は、きっと、こんな感じだなぁと浮かんだ歌。
「凛と構えたその姿勢には古傷が見え」
(作詞:桜井和寿)
あぁ、「つよがり」を聴いていたらも、「ツンデレ女性が出てくる小説」なんて特集も組んでみたいな。
この小説に対する偏愛度も高く、タイトルも影響されている。

「youthful days」×江國香織「冷静と情熱のあいだ」

この小説には、一曲のみならず、複数曲、引っ張ってこられそうな偏愛。

あおいが、というか、二人が付き合っていたころの回想シーンと、この歌がマッチする。

表通りには花もないくせに

トゲが多いから 油断していると刺さるや

(作詞 桜井和寿)

魑魅魍魎が跋扈するこんな世の中で、

恋愛中は、心に結界が張られているかのような、安心感はあると思うんだけど。

他人に心を開くのが苦手なあおいにとっても、順正と二人でいるときは心強かったんだろうなと。

ずっと二人でいられたらいい

いつも二人でいられたらいい

(作詞 桜井和寿)

あおいも、ずっと二人でいられるものだと回想していたし。

とどまることを知らない偏愛で、この小説だけで一つの記事が書けそう。

「Brand new my lover」×姫野カオルコ「彼女は頭が悪いから」

「Fuckする豚だ」作詞:桜井和寿)


平成最終日に読んだ本がこちら。

連休中に、友達と東大での上野千鶴子さんの祝辞についての話題が出てから、以前から興味のあったこの本へ。

東大男子学生に対しての憤りより、自分が加害者側の思考(セカンドレイプする側というか)だと気づいて、衝撃だった。

正直、「有名大学のインカレサークルに来る女子大の学生」に偏見を持っていたなとか、女性だけど、私も悪い意味での「男らしさ」にも取り込まれている。

東大の祝辞でいう「弱者」も、こちらの小説の「被害者」も、単純に男と女の二項対立ではないなと。

猟奇的な歌に、この小説を引っ張ってしまった。

以下、おまけ

「海にて、心は裸になりたがる」×インスタ映え

大型連休、インスタ映えしそうなこちらの写真。
 

沈みかけたオレンジ色の太陽を背にして
(作詞:桜井和寿)

やっぱり海を見ると、開放感がある。

「シーソーゲーム」×令和版人生ゲーム

シーソーゲーム 世界中の誰もが

シーソーゲーム 業の深い生命体

シーソーゲーム 過ちを繰り返す人生ゲーム

 

(作詞:桜井和寿)

「令和版人生ゲーム」なるものが発売されるらしい。

https://www.takaratomy.co.jp/products/jinsei/product/plus/

インフルエンサーで勝敗を決めるなんて、時代をよく映しているなぁ。
もはや、インターネット上の誰もが、業の深い生命体!?

音楽×男らしさ(×映画)

映画には詳しくないけれど、ミスチルがきっかけで観た映画はこちら。

…と紹介しようとしたものの、気づけば「男らしさ」がテーマに。

「one two three」×「ショーシャンクの空に」

「『戦闘服よりはブレザーがよく似合う』

浴びせられた最終の嫌みが胸をえぐる」

(作詞:桜井和寿)

これは男性にとって屈辱な捨て台詞!

「戦闘服」は、「頼もしい、勇気がありそう(=庇護してくれそう).etc」で、「ブレザー」は、温室育ち(=庇護されている)、インテリ、大人しい、イメージ。

当方、面食いのサピオセクシャルゆえ、知性という意味では「ブレザー」も悪くないけれど。

男と女であった相手に、「オス」として否定されるのは、屈辱だろうよ。

「ビデオに撮った『ショーシャンクの空に』見てからは もっと もっと 確信に近いな」

(作詞:桜井和寿)

ポップで前向きな曲調で入ったこの映画。

想像より重かったけれど、名作。

どんな状況でも、足掻くことはやめない、と私の人生観を作っている。

(なぜか実家にVHSがあったので、本当に「ビデオ」で観たよ…!)

「FIGHT CLUB」×「ファイトクラブ」

「真の敵見つけ そいつと戦わなくちゃ」

(作詞:桜井和寿)

注意
以下、映画のネタバレ含む

ラストのサビと、映画のオチがストレートにかみ合っている。

「ただ殴り合いをしている映画じゃん!」と。

いやいやいや、これは現代社会での「男らしさ」とは何か考えさせられる深い映画なんだよ。

力とは、筋肉なのか、経済力なのか。

「女性らしさ」を考える本は数あれど、「男らしさ」を考える本や映画は、そう多くないはず。

「HERO」×男子力

「でもヒーローになりたい ただ一人 君にとっての

つまずいたり 転んだりするようなら

そっと手を 差し伸べるよ」

(作詞 桜井和寿)

私がミスチル好きになったきっかけの歌。

この歌を好きな、男性が多いのもわかる気がする。

 

戦闘服が似合わなくても、マシンガンをぶっ放さなくても、

力技の喧嘩に勝てなくても…

マッチョな「男らしい男」にはなれなくても…

「男らしさ」って、「自分にとって大切な『あなた』のために、力を使えること」じゃないかなぁ。

本のタイトルにマッチしたうえ、男前な回答じゃないか?

あ、音楽にあう映画?

「駄目な映画を盛り上げるために

簡単に命が捨てられていく」

(作詞 桜井和寿)

というフレーズがあるので、この歌に映画はつけないでおく。

おまけ(?)

「addiction」×オスらしさ

くぅ~、「理性とオスのあいだ」がたまらん!

「少年」×HEROらしさ

成人男性の中にひそむ「少年」っぽい、ひたむきさがたまらない。

甘えもわがままも すべてをさらけ出して

僕が全部受け止めるよ

(作詞 桜井和寿)

個人的には、HERO以上に包容力を感じる歌。

…エモくなってきたから、本の話へ。

読書メディアなので、本の話に。

本に音楽をつける、と面白い試みだなぁと。
(Book Ground Music)

私の中では、音楽に似合う本を引っ張ってくるイメージ。

具体的にはこちら。

「REM」×貴志祐介「ダークゾーン」

「出口を探しているんですが、あなた知らないか?僕はなぜ血を流してるの?」

(作詞:桜井和寿)

かっこいい、これには、「異世界ワープ」、「流血」「戦う」というワードが浮かぶ物語があいそう。

貴志祐介「ダークゾーン」

おーこれ。

うん、全部読み終わると、よりタイトルも含めてしっくりくる歌だ。
本と音楽の仲人になった気分。

「箱庭」×江國香織「神様のボート」

「重力と呼吸」の中で、歌詞と曲調のギャップがあったNo.1。

「乱暴なまでに僕はまだ 君を好きで

残酷なまでに温かな思い出に生きてる」

(作詞 桜井和寿)

ぞっとするほど、思い出に縛られている。

だけど、悲壮感がない(ポップな曲調や、綺麗な文体など)ところも、この恋愛小説にあっている。

「himawari」×住野よる「君の膵臓をたべたい」

あれです、好きな子が読んでいる本、って普段読まないジャンルでも読んだりするでしょ?私はする。

ミスチルの歌を知りたくなって、普段は手を出さない「病気の女の子モノ」を読んでみた。

冒頭で女の子の名前を見た瞬間、あぁこういうタイトルになるわけだと。

ただ、アルバムのhimawariがとても恰好よいあまり、正直この本以上に、もっと合う本が、どこかにあるのでは?と思ってしまう。(この小説のファンの方には申し訳ありません、が。)

 

さて、もう一度、本書「Your Song」の冒頭文を引用。

「誰かにとっての傘であり、太陽光発電機であり(略)~、マシンガンであり、防弾チョッキであり、(略)あなたが主役の、あなたの『歌』になりたい」と。
「どんな人生も、どんな命も、どんな出来事も素晴らしいのだと、その『歌』を歌っている間は思えるような、そんな歌になりたい。」

あれ、私が主役の「歌」なら、私にとっての「歌」は当然マシンガンでもあるし、「本」でもある。
そうだ、ミスチルのすべての歌、1曲ずつに合う本を1冊ずつ探して、ミスチル図鑑を作ろう!
平成はポケモン図鑑、令和はミスチル図鑑。

「終わりなき旅」

高ければ高い壁の方が 登った時気持ちいいもんな

(作詞:桜井和寿)

圧倒的に本のストックが足りないけれど、
完成したら絶対面白そう!
少なくとも、私は楽しい。

まとめ(未完)

「平成はポケモン図鑑、令和はミスチル図鑑。」
締めくくりは決まっていたのに、書けない。
平成最後に記事をUPしたい、GWにUPしたい、
ミスチルのデビュー記念日、5月10日こそ……と。
もう”Against All GRAVITY”参戦…してしまった。

「皮膚呼吸」

と、ある日 こめかみの奥から声がして

「それで満足ですか?」って尋ねてきた

(作詞 桜井和寿)

ミスチルの歌詞が詰まった一冊。

思い入れが強くて、どう書いても、自分自身で満足できるはずがないし、むしろ、自分の「偏愛」が、実はちっぽけと気づいて悔しくなる。

桜井さんほど上手に、「きっと」「もっと」をうまく使えないなとか。

初回の記事なんて、まだBB弾レベルの偏愛だったな…

でも 皮膚呼吸して 無我夢中で 体中に取り入れた

微かな酸素が 今の僕を作ってる そう信じたい

(作詞:桜井和寿)

BB弾レベルの偏愛だって、きっと、大事なスタート。

サスティンは不十分で今にも消えそうであっても

きっと僕にしか出せない特別なきっと音がある

きっときっと

編集者や書店員でもなく、読書量も世間より少々多い程度。

それでも、私にしか発信できない何かがあるはず。

ミスチル図鑑を妄想し、放たれる偏愛…

その向こうへ行こう♪
Mr.Childrenの歌詞と音楽が頭の中で鳴り出す小説5選【動画あり】

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