『小説 仮面ライダーゴースト〜未来への記憶〜』あらすじと感想【過去と未来を描いた3つの章から全ての謎が明かされる!】

『小説 仮面ライダーゴースト〜未来への記憶〜』あらすじと感想【過去と未来を描いた3つの章から全ての謎が明かされる!】

18歳の誕生日に、〈眼魔〉と呼ばれる怪人によって命を落とした青年、〈天空寺タケル(てんくうじ〜)〉。

彼は、仙人の様な姿をした謎の人物によって一時的にこの世に留まることを許された。

この世に停まれるタイムリミットは、100日間。

生き返るためには、100日以内に偉人の魂が込められたアイテム、〈眼魂(アイコン)〉を10個集めなければならない。

〈仮面ライダーゴースト〉に変身して〈眼魔〉と戦いながら、〈眼魂〉を集めるために奔走する天空寺。

自らが生き返るための戦いはやがて、世界の存亡をかけたものになっていった。

〈ガンマ世界〉からの侵略者との、激しい戦い。

争う以外の道を見つけるための、対話と和解。

出会いこそ戦いから始まった彼らは、しかし互いを認め合うことで争いに終止符を打ち、天空寺タケルは見事生き返ることに成功した。

そんな彼らの因縁は、果たしてどこから始まっていたのか。

『仮面ライダーゴースト』の世界に纏わる全ての謎が、今明かされる。

こんな人におすすめ!

  • キャラクター小説が好きな人
  • 仮面ライダーシリーズが好きな人
  • 仮面ライダーゴーストを、Vシネマ込みで全て試聴し終わった人

あらすじ・内容紹介

一度は命を落とした青年、〈天空寺タケル〉。

自らの命を救うため、〈仮面ライダーゴースト〉に変身して繰り広げた〈眼魂〉を巡る戦いは、やがて地球と〈ガンマ世界〉の存亡すらも揺るがす程に激化していった。

その中で出会った、数々の人々。

様々な出会いを経て、天空寺タケルは〈ガンマ世界〉と〈地球〉での和解に尽力。

更に、その行動が大いなる存在〈グレートアイ〉の目に留まり、彼は無事生き返ることに成功したのだった。

しかし、戦いが終わってもなお、〈仮面ライダーゴースト〉の物語には数多の謎が残っている。

彼らの戦いは、いつから始まっていたのか。

〈ガンマ世界〉と独自技術〈眼魂システム〉は、如何にして生み出されるに至ったのか。

大天空寺の地下に置かれていた謎の石板〈モノリス〉は、どこからやってきたのか。

もう1人の仮面ライダー、〈深海マコト(ふかみ〜)/仮面ライダースペクター〉は、何故地球で育つことになったのか。

〈グレートアイ〉の意志とは。

過去と未来を描いた3つの章から〈仮面ライダーゴースト〉の物語の謎を解き明かす、待望の小説版!

『小説 仮面ライダーゴースト〜未来への記憶〜』の感想・特徴(ネタバレなし)

明かされる、〈仮面ライダーゴースト〉世界の全て

すべてはグレートアイのおかげです

一見すると〈オカルト系〉の作品のように見えて、その実壮大な〈SF作品〉であったテレビドラマ『仮面ライダーゴースト』。

その小説版である本書では、〈ガンマ世界〉の創生と衰退から、〈天空寺龍(てんくうじ りゅう)〉と〈ガンマ世界〉との因縁、そしてその息子〈天空寺タケル〉が戦いに身を投じることになったその理由まで、物語の根幹をなす世界観が全て語られる。

地球を去り、〈ガンマ世界〉という新たな世界での繁栄を夢見た、〈アドニス〉や〈イーディス〉、〈ダントン〉たちの、永遠に続くかと思われた平和な生活と、それを容赦なく奪い去ろうとする謎の病〈赤死病〉。

そして〈赤死病〉に端を発する、大規模な戦争と衰退。

〈ガンマ世界〉の創生と衰退が描かれた第1章、〈ガンマ世界創生〉では、テレビシリーズでは明かされなかった〈ガンマ世界〉の歴史が語られる。

過酷な境遇に置かれた〈ガンマ世界〉の人々の様子や、彼らの救いを求める声に必死に応えようとした〈イーディス〉の奮闘を見ると、テレビ版での〈イーディス〉の行動も仕方のない物のように思える(それでも許せない、という意見も理解できるが…)。

また、第2章〈大天空寺の宿命〉では、そんなガンマ世界に身を置く彼らと、〈大天空寺〉の住職〈天空寺龍〉との出会いが語られる。

彼は何故、〈眼魔〉との戦いに身を投じることになったのか。

息子である〈天空寺タケル〉にまで戦いの宿命を背負わせた、彼の想いとは。

明かされていく、〈仮面ライダーゴースト〉の前日譚は、作品を追い続けたファン必見のものとなっている。

この1冊を読むことで、『仮面ライダーゴースト』という番組への評価そのものも大きく変わる、それほどまでに衝撃的な作品だ。

戦い抜いた彼らのその後

相変わらずだな

また、『仮面ライダーゴースト』のテレビ本編で戦い抜いたキャラクターたちの、その後を知ることができるのも、今作の大きな魅力だ。

肉体を取り戻した、〈天空寺タケル〉。

贖罪の旅を続ける、〈深海マコト(ふかみ〜)〉。

ガンマ世界の再興に取り組む、〈アラン〉。

更に多くの人間たちが、敵味方を問わず激しい戦いの定めに翻弄され、それでも必死に生き抜いた。

命を賭した戦いを終え、更に永い時を要する戦いに身を置く彼らは、これから先の未来をどのように生きていくのか。

激しい戦いを生き抜いた彼らの、未来への歩みからも目が離せない。

〈仮面ライダーゴースト全史「魂の記憶」〉も収録

近くて遠い未来で会いましょう

永い戦いの歴史の1部であった、テレビ本編の『仮面ライダーゴースト』。

悠久にも思えるほどの歴史を把握できるよう、本書の最後には〈仮面ライダーゴースト全史「魂の記憶」〉が収録されている。

紀元前まで遡る物語の始まりから、ガンマ世界とタケル達の死闘と、そして和解。

更に、劇場版やVシネマまで補完されているため、外伝作品が多く混乱し易い昨今の〈仮面ライダー〉作品においては、物語を整理するのに非常にありがたい。

タケル達の戦いに想いを馳せながら、目を通してみて欲しい。

まとめ

一見すると〈オカルト系〉の作品のように見えて、その実壮大な〈SF作品〉であったテレビドラマ『仮面ライダーゴースト』の物語。

その始まりと未来を描いた今作では、作中に散りばめられた全ての謎を補完し、尚且つタケル達のこれからも示唆されており、まさに〈未来への記憶〉と呼べる作品となっている。

『仮面ライダーゴースト』という作品の評価が、大きく変わる1冊だ。

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