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『呪術廻戦』作者がインスパイアされたホラー映画・小説【「残穢」や『ミミズ人間』の元ネタは?】

呪術廻戦1巻

週刊少年ジャンプで連載中のホラーアクション漫画『呪術廻戦』。

作者・芥見下々は相当な映画ファンであり、作中には様々な映画やそのパロディが登場する。

今回は『呪術廻戦』を賑々しく彩る小説や映画を紹介していきたい。

呪力の痕跡「残穢」は小野不由美のホラー小説『残穢』から着想を得た

『呪術廻戦』には「残穢」という概念が存在する。

これは術式の発動の際に地面などに残留する呪力の痕跡を指すが、元ネタは小野不由美のホラー小説『残穢』だと作者が単行本のおまけで語っている。

※呪術アレンジが入っているからして、小野不由美の小説とはやや性質や意味合いが異なるのに注意されたし。

芥見下々は『残穢』を大絶賛しており、もとよりホラー小説を好んでいるのがうかがえた。

個人的には彼がどこまでディープな小野不由美読者か気になる。『ゴーストハント』シリーズまで制覇してたらすごい。

『残穢』の内容を軽く説明すると、小野不由美をモデルにしたとおぼしき小説家の「私」が、読者の住むマンションで起きる怪奇現象の相談を受け、一緒に調査を開始するうちに、過去と現在に跨る土地の因縁に絡めとられていく……というもの。

ホラー作家の平山夢明や福澤徹三も最後の方にちょい役で出るので、楽屋ネタにクスリとできる。

『残穢』に関しては、現在注目のSF漫画『プリンタニア・ニッポン』の作者、迷子が自身のTwitterで実にコンパクトでわかりやすい宣伝ツイートをしてるので、興味があればそちらも見てほしい。

ただ私個人としては「上手くて面白いのはわかるけど合わなかった」というのが正直な感想。

ネタバレになるので詳細は伏せるけれど、最後の最後で得体の知れない怪奇現象の恐怖が、ただの実害としての恐怖にすりかわってしまったのがフィクションの完成度を下げていて惜しかった。

モキュメンタリー仕立てのホラーとして読めば楽しめるだろう。

虎杖が特訓で観た映画『ミミズ人間』の元ネタは?

本作にて主人公の虎杖悠仁は、師の五条悟からひたすら玉石混交の映画を観まくる特訓を課される。

どんなツマらないクソ映画や感動的な映画にあたっても平常心を保てるようにするのが目的らしい。なかなか斬新だ。ジャンプはおろか他の少年誌でもこの手の修行スタイルは見たことがない。

この時虎杖が観た映画、『ミミズ人間』には元ネタがある。カルト的な人気を誇るトム・シックス監督のホラー映画『ムカデ人間』だ。

ちなみに『ムカデ人間』も『ミミズ人間』と同じ三部作であり、吉野順平が面白いと褒めていた2は、「父親に性的虐待、母親に心理的虐待を受け続けてきた知的障害持ち肥満の中年男が映画『ムカデ人間』に影響され、自身が警備員のバイトをしている駐車場の利用客を拉致監禁、それぞれの肛門と口を縫い合わせる」という内容である。

……完璧主義者が破滅していく悲哀を感じると言われればまあなくはないような……?

どちゃくそスプラッタなのでこれから見る人は心を強く持ってほしい。

『呪術廻戦』と『チェンソーマン』、両作の映画へのスタンスを比較してみた!

『呪術廻戦』と同時期に連載していた藤本タツキの『チェンソーマン』。

レギュラーだろうと雑魚だろうとザクザク死んでくハードな展開はじめ共通項が多く、よく比較対象にされていた良作だが、ともに作者が映画マニア(特にB級ホラー贔屓)であるという点も忘れてはいけない。

『チェンソーマン』ではデンジとマキマが初デートで映画館巡りをし、どの映画もハズレでぐったりしていたところ、ラストでめちゃくちゃ好みのを引き当てる……という、なんとも印象深いエピソードがある。

この時2人が観ていたのは俳優の衣装や風景から、おそらく中近東(または中東)の作品であり、単館上映のマイナー映画でなかろうか。

さらにはスクリーンの男女のやりとりを見ると、両者は母と息子かそれに近しい間柄と解釈でき、最終回で明かされたマキマの「家族が欲しかった願望」のフラグにとれる。

もとよりマキマの名前の由来が「チェーンソーは木を切るもの→マキマからキを抜くとママ」なのだ。

デンジが幼い頃失った理想の母親の体現、あるいは全てを包み込んでイヤなことを全部忘れさせてくれる母性の象徴マ(キ)マさん。どうりで巨乳なわけだ。

『チェンソーマン』ではさらに印象的な台詞がある。

アンタの作る最高に超良い世界にゃあ糞映画はあるかい?

上はチェンソーマン化したデンジが理想の世界を作り上げんとするマキマに放った質問で、彼女はこれに「否」と言い放ち、意見の分かれたデンジとラストバトルに突入する。

余談だが『チェンソーマン』87話のサブタイトル「チェンソーマンVS恐怖の武器人間」は、やはりクソ映画と名高い『武器人間』からとられている。

前置きが長くなったが、『呪術廻戦』と『チェンソーマン』の映画へのスタンスは似ているようで微妙に違い、前者はこの世界がクソ映画ならもっと突き抜けたクソにしようと吹っ切れ、後者はクソ映画のような世界だからこそ面白い、と肯定している。

どちらが好みかは読者次第。

断言できるのは、どちらの作品からもあふれんばかりの「クソ映画愛」を感じられるということだ。

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