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3月のライオン 水のように心に染みる励ましの名言・名シーン15選

目次

『縮まらないから』といって それが オレが進まない理由にはならん(島田開/第4巻Chapter39)

同い年で名人の宗谷に追いつけない島田が、持病の胃痛と戦いながらも将棋を指し続ける理由を語る台詞。

天才かつ努力も惜しまない宗谷には追い付けるとは思えないと実感しつつも、「抜けないことが明らか」だからってオレが「努力しなくていい」ってことにはならないと桐山に語る。

『必要とされたい』『だから強くなりたい』それのどこが不純なんだ?(林田高志/第6巻Chapter60)

桐山が世話になっている川本家の次女・ひなた。

彼女は中学3年でいじめの標的にされてしまう。

赤の他人である自分にできることは金銭援助くらいだと考えた桐山は、金のために対局で勝ちを重ねることに強い拘りを見せる。

あかりやひなたから相談を受けつつ、世話になっている林田先生に相談を持ち掛けるうちに桐山は気持ちを整理し、せめて金銭援助しようと思っていたが川本家のみんなはそれを受け取らないと思う、と自分で気づく。

どういう手立てで彼女たちを助けられるのかと悩み迷う桐山に、林田は冒頭の台詞を述べ、続けて「お前はお前に出来る事を まずいっこいっこやるしかないんだよ」と助言する。

信じて努力を続ければ夢は叶う(山崎順慶/第7巻Chapter64)

棋士・山崎順慶(やまざき じゅんけい)は、「信じれば夢は叶う」は端折り過ぎた言葉で、正解は「信じてどのライバルよりも一時間長く毎日努力を続ければある程度迄の夢はかなりの確率で叶う」だと考えている。

努力を重ねることでしか、夢の実現はあり得ないと理解している山崎は、プロになって6年経過するがまったく先に進めなくなったと自覚している。

先へと進める「答え」を得るためには真っ暗な水底にただ一人で潜っていくような恐怖が伴う。

恐怖が勝ってしまいリミッターの効いた努力しかできなくなったと己を省みた山崎は、自身と違い苦痛をものともせずに答えを求める二階堂との対局を経て再びリミッターを設けない努力を積むことを決意する。

努力しても思ったような成果が生まれるとはかぎらない。

そうなると誰でも傷付き疲れて投げ出したくなるもの。

しかしそこで踏みとどまり、投げ出さないことでしか掴めないものがある。

世界は結果だけで回ってるんじゃないんだよ(林田高志/第7巻Chapter72)

ひなたが被害に遭ったいじめが解決したと桐山から報告を受けた林田が、自分は結局現実には何の役にも立てなかったと口にした彼に向けて言った「人に伝わるのは結果だけじゃない」に続く台詞。

一生懸命に彼女の力になりたいと考えて相談を受け止めてきた桐山のことを、きちんと人の気持ちが分かる彼女は理解していると先生は笑顔で告げる。

ちなみに桐山は現実には何の役にも立てなかったと言っているが、実際はひなたがクラスで孤立したままで迎えた修学旅行の自由行動時に駆けつけ、ストレスで胃痛に悩んでいたひなたに胃薬と消化の良いものを差し入れている。

ざっくりとした自由行動の場所と時間、それにひなたが一人の時に行きがちな場所を推理して探し当てた桐山。

無自覚ながら林田からの助言を吸収し、出来る事を考えて、いっこいっこをやり遂げていると言える。

はなから持って無い『運』や『ツキ』はこの先無くすこともない(藤本雷堂/第9巻Chapter94)

第70期名人戦、宗谷冬司(そうや とうじ)と土橋健司(どばし けんじ)の対局解説の中で、棋竜・藤本雷堂(ふじもと らいどう)が土橋を評した台詞。

勝敗を分けたものは何だったのでしょうとリポーターに尋ねられ、「将棋の神は女だというからな、『いい男』の方を選ぶに決まっているからだろう」と答える。

続けて華がない、真面目過ぎる、加えて残念なことに「運」も「ツキ」も持っていないと酷評するが、それは逆を言えば自分が重ねた努力だけでここまで来たと言えると高く評価するのだ。

曲者だらけの棋士たちの中で土橋はとても地味で真面目な性格をしている。

ポジティブで自己顕示欲が強く、土橋と真逆で灰汁の強い藤本だが、土橋の地道な努力を正しく評価する姿は確かに自惚れではなく格好良く見えてしまう。

あ いえ 付き合ってません――というかまだ伝えていないので(桐山零/第10巻Chapter104)

桐山は祖父の入院に付き添うあかりから夕食の買い出しを頼まれ、訪問した川本家で父・甘麻井戸誠二郎(あまいど せいじろう)と初めて顔を会わせる。

対面しているひなたとモモの表情の硬さに違和感を抱く桐山のメールに、ひなたからのメールで父が来ていると知ったあかりから「私が帰るまでそこにいて」との一報が入る。

誠二郎は浮気をして離婚し、妻子を捨てて川本家を出たのだった。

そんな誠二郎は今の妻と子供と、あかりたち三姉妹で一緒に川本家で暮らそう、最初は戸惑うだろうからあかりたちは祖父の家に行けばいいと提案する。

しかし桐山が川本家と関わるようになった二年半前から、川本家の人たちは一度も父親のことを口にしてこなかったし訪ねてきたこともない。

桐山は、身勝手で不審過ぎる誠二郎の背景を探ろうと林田先生と将科部の先輩で今は大学生の野口英作(のぐち えいさく)に情報収集を頼み、SNSで知り得た誠二郎の窮状を突き付け、身勝手な主張を繰り返す父親をやり込める。

そこで誠二郎が口にした、赤の他人が家庭のことに口出しをするなとの言葉に対し、桐山は次女・ひなたとの結婚を考えているので他人ではないと告げる。

いつの間にそんな仲になったのかと狼狽える誠二郎及び川本家の面々に対し、桐山が言った台詞。

ひなた本人にも伝えていない段階で、彼女の父と伯母と姉妹の前できっぱりと結婚したいと言い切る桐山の度胸に度肝を抜かれる名言。

まとめ

『3月のライオン』に登場する名言を厳選し、15個紹介した。

棋士たちの物語だが、地道な努力を重ねなければ至れない目標を抱く人や、成果を求められる仕事を抱える人の心をも支える名言に溢れている。

対局の熱い展開はもちろん、桐山が温かい居場所を得てゆく過程が優しい言葉や和やかな食事風景に彩られ、細部まで濃密に描写される本編も、気になった方にはぜひ余さず楽しんでもらいたい。
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