吸血鬼漫画おすすめ15選【カリスマに酔い痴れて】

鋭い牙を立て、人の生き血を啜る夜の貴族・吸血鬼。

いずれも美男美女ぞろいであり、モンスター界の花形として語られる彼らは、漫画の世界でも大人気。

魔性のカリスマを宿す蠱惑の眼差しや、気品あふれる所作にときめく読者も多いのではないか。

今回は古今東西の吸血鬼漫画から、おすすめ15選を紹介したい。

『MoMo―the blood taker―』【ロリ吸血鬼と38歳オッサン刑事の死闘】

『ボクガール』で有名な杉戸アキラの最新作。

十年前に惨殺された妻の復讐に燃える38歳オッサン刑事と、ロリータ吸血鬼の凸凹主従が活躍するダークアクション。

ヒロインのモモがとにかく愛くるしい。

プリケツまるだしのセクシーランジェリーで主人公の御子神に夜這い、もとい吸血行為を仕掛けたり、天然なのか狙ってるのか紛らわしい行動にドキドキが止まらない。

昼間はボケボケのダメ刑事、夜は因縁の仇を追いヴァンパイア狩りに奔走する御子柴にもギャップ萌え。

オッサン×少女のバディが好きなら読んでほしい。

『少年の傷痕』【喪失を知る二人の同居】

新人・一七八ハチによる漫画。『私の少年』の作者が帯に推薦文を寄せている。

愛する人を失った女性・涼香と、愛してくれる人を失った少年・風助。

同じ人に先立たれて孤独な二人は、雪深い寒村にて傷を舐め合うように暮らしていたが……。

年齢や立場は大きく異なれど、喪失が繋ぐ歪な絆に惹き付けられる。

実は風助には秘密があり、飢えと渇きを癒すため、涼香に血を提供してもらっているのだ。

疑似家族とも恋愛とも定義しにくい、共依存に似て閉塞感に満ちた関係はインモラルなおねショタ路線で解釈でき、その手のフェティシズムが好きな読者はたまらない。

『SERVAMP』【イケメン吸血鬼の特殊能力バトル】

田中ストライクによる少年漫画。アニメ化、舞台化もされている。

何事もシンプルに割り切るのがポリシーの高校生・城田真昼が、契約を交わした人間に飼われる専門の吸血鬼であるサーヴァンプのクロと出会い、彼らの戦いに巻き込まれていく。

ビジュアルと内面、ともに尖った個性が輝くイケメンたちがくり広げる痛快なバトルと、それぞれにドラマチックな主従の絆から目が離せない。

過去に決裂した仲間との愛憎や確執、そこから和解に至る流れも話を盛り上げてくれる。

『血界戦線』【異界と化したNYの異常な日常】

『トライガン』で有名な内藤泰弘による漫画。アニメもヒットした。
異界と人界が交差するヘルサレムズ・ロッド(元ニューヨーク)を舞台に、人外の存在を狩る秘密結社・ライブラの活躍を描く。
異界と融合し、人知を超えた異形が跳梁跋扈する魔窟と化したヘルサレムズ・ロッドの世界観が魅力的。吸血鬼狩りの専門家であり、それぞれの血にちなんだ特殊スキルを駆使するライブラの面々もかっこよく、スタイリッシュなバトルで魅せてくれる。

『となりの吸血鬼さん』【最高にキュートな吸血鬼の日常】

甘党による漫画。

カワイイもの好きな女子高生・天野灯と、日傘が必需品の吸血鬼・ソフィーのほのぼの同居ライフを描く。

シックな日傘に黒ワンピ、ストレートロングの銀髪といった正統派の見た目を裏切り、家電やインターネットをばりばり使いこなし現代の暮らしをエンジョイするソフィーの柔軟さが逞しい。しかも『スーパーマリオ2』めあてに日本に渡り、そのまま住み着いてしまった筋金入りのオタクときて、好感度上がりっぱなし。

ひとりぼっちで洋館に暮らしていた彼女が、灯や同級生との交流を経て、見た目相応に子どもっぽい表情や振る舞いを見せるようになるのが尊い。

『吸血鬼すぐ死ぬ』【蚊並メンタルの吸血鬼とドタバタ同居】

盆ノ木至によるギャグ漫画。アニメ化も決定してる。

吸血鬼退治人で副業作家のロナルドと、メンタル・体力ともに蚊に等しいクソザコ吸血鬼・ドラクルが巻き込まれる騒動を描く。

ギャグのセンスがキレッキレで、ロナルド自身が住む新横浜を『新幹線が停まる虚無』と称すセンスには感動した。

ダメージを受けるとすぐ灰に帰して崩れ去るドラクルも憎めないキャラをしているし、最初は敵として登場した吸血鬼たちが、その後レギュラー・準レギュラー化していくのも愛着が湧いて嬉しい。

『Vassalord.』【腐女子にも勧めたい、濃厚なエロス】

黒乃奈々絵によるダークファンタジー漫画。

長命の吸血鬼であるジョニー・レイフロと、彼に育てられたヴァンパイアハンター兼サイボーグ神父のクリスが、人間と吸血鬼の勢力図を塗り替える巨大な陰謀に挑む。

堅物すぎて融通の利かない敬語年下攻め×フェロモン垂れ流しのおっさん受けが好きなら読んでほしい。

レイフロとクリスに関しては性行為の描写はないのだが、レイフロが凌辱されていると匂わすシーンや挑発的な言動に事欠かず、クリスを「チェリー」呼ばわりして憚らないレイフロの誘い受けには悶えること必至。

脇を固める登場人物もデンジャーな魅力にあふれ、海外のドラマを見ているような気にさせられる。

個人的には燻し銀のクレイグ刑事推し。

『血海のノア』【閉ざされた豪華客船で】

里見有による漫画。

最高のバケーションを夢見て、意気揚々と豪華客船に乗り込んだあかり達一家三人。そこは残虐非道な吸血鬼たちが狩場として人間を血祭りに上げる、この世の地獄だった。

吸血鬼が支配する船上を逃げ回るスプラッタホラー。容赦なく人が死ぬ、ショッキングな展開から目が離せない。

人間を糧と見なし、狩りの遊戯に興じる吸血鬼のおぞましさや追い詰められる恐怖にフォーカスしており、突然の惨劇によってパニックに襲われた人々がなんとしても生き残ろうともがくさまから、焦燥と悲嘆がひしひし伝わってきた。

あかり達が生き残れるのか、手に汗握ってしまった。

『黒薔薇アリス』【ロマンチックな逆ハーレム】

水城せとなによる漫画。

19世紀のウィーンと現代日本を股にかけ、吸血鬼の愛憎を描くラブロマンス。

平凡な女教師にすぎなかった梓(アリス)が、突然現れたミステリアスな美青年・ディミトリによって自分の宿命を告げられ、美しく気高く覚醒していく姿に感動。

その後アリスは吸血鬼たちの中から繁殖行為に及ぶパートナーを選ばなければいけなくなるので、タイプ別のイケメンに至れり尽くせり傅かれる、乙女ゲーさながらの逆ハーレム要素も備えている。

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