ファンタジー漫画おすすめ15選【壮大な世界観と胸躍る冒険活劇】

壮大な世界観と胸躍る冒険活劇で、私達を魅了してやまないファンタジー漫画。

人間のみならずエルフやドワーフなど多彩な種族が共存する大地には、未知のロマンがあふれている。

物語の進展に伴い、世界の謎が明かされていくのも大きな魅力だ。

今回はおすすめファンタジー漫画15選を紹介したい。

『鋼の錬金術師』【錬金術の禁忌とは】

荒川弘による漫画。アニメもヒットした。

国家錬金術であるエドとアルフォンスのエルリック兄弟が、禁断の人体錬成で失われた体を取り戻す為旅をするダークファンタジー。

錬金術をテーマにした骨太な世界観とアクションに夢中になった。

エドとアルフォンスの美しき兄弟愛も見所。

戦争や差別、国同士の対立が生む悲劇もシビアに掘り下げられており、錬金術に狂わされた人々の末路と相俟って苦みを引き立てる。

ロイ・マスタング大佐など、名バイブレイヤーの輝きにも注目してほしい。

『BASARA』【男装のレジスタンスリーダーの戦い】

田村由美の代表作。

文明崩壊後の日本、兄タタラの身代わりに男装しレジスタンスのリーダーとなった更紗が、平和をもたらす戦いに身を投じる姿を描く。

各地を巡る旅の過程において、腕に覚えのある仲間達がどんどん増えて大所帯になっていくのが見所。

日本列島がそれぞれ特色を持った小国に分割された、世界観も面白い。

朱理の異母兄弟の浅葱や更紗の良き理解者にしてアドバイザーの揚羽など、萌えるイケメンにも事欠かない。

『メイドインアビス』【奈落への決死行】

人類最後の秘境と呼ばれる大穴・アビス。

孤児院育ちの探窟家の娘・リコは、アビスからやってきた謎多きロボット・レグとともに、奈落への決死行に挑む。

アビスの生態系や環境など、徹底的に考え抜いて構築された設定の質量に圧倒される。

頭身低めにデフォルメされたメルヒェンタッチの絵柄に反し、内容は驚くほどシビアで、子どもへの虐待・人体実験をはじめとするグロ鬱描写のオンパレード。

確実に読み手を選ぶものの、行く手を阻む障害にめげず、仲間と力を合わせて目的地をめざすリコたちの情熱は読者の胸に勇気をともしてくれる。

アビスの動植物を調理したアビス飯にも興味が尽きない。

『クジラの子らは砂上に歌う』【砂漠を漂流する浮島の秘密】

梅田阿比による漫画。

砂の海に浮かぶ巨船、通称泥クジラには超能力を生まれ持った民が暮らしていた。

その1人である少年チャクロと少女兵の出会いが、世界の運命を変えていく。

見渡す限り砂漠が広がる過酷な世界において、心優しき泥クジラの民が織り成す愛と憎しみ、生と死のドラマが感動をもたらす。

泥クジラの文化や習俗、衣食住の考証が細部に至るまでしっかりしているのもポイントで、そこに生きる人々の息吹まで感じられるような、虚構にリアリティを付与する世界観に浸れた。

『不滅のあなたへ』【不死の少年の終わらぬ旅路】

大今良時による漫画。アニメ化も決定している。

観察者によって地球に投下された球状生命には、遭遇したのの姿を擬態する能力があった。

やがてそれは雪原で命を終えた年の姿を模し、「フシ」と名付けられる。

不老不死の少年の終わらない旅路を描いた、大河的スケールのクロニクル。

現代の『火の鳥』に趣が近い。

様々な人や物に姿を変え、世界を巡礼するうちに命の本質を知っていき、空っぽの器を死別の寂しさや喪失の哀しみ、あるいは喜びといった感情で満たしていくフシ。

複雑な背景を持ったキャラクターとフシの旅路が交差し、それぞれの分岐点となるのも面白い。

『図書館の大魔術師』【叡智を司る図書館】

アムン村に暮らす耳長族(エルフ)の少年は無類の本好き。

本の都・アフツァックに行くことを夢見る彼の前に、ある日美しい司書が現れて……。

様々な種族が混在し火種が燻る異世界、叡智を司る大図書館を舞台にした、クオリティの高いハイファンタジー。

主人公・シオのけなげさや頑張り、彼を見守り導く司書たちとのハートフルなおねショタ要素もおいしいが、それにも増して一個の世界として完結した大図書館の設定がたまらなく魅力的。

本好きなら住みたい!と思うこと必至だ。

『葬送のフリーレン』【エルフが看取る命の終わり】

山田鐘人とアベツカサによる漫画。

勇者パーティーが魔王を倒し、平和が訪れた後の世界。

桁外れの長寿を誇るエルフの魔法使い・フリーレンが、人間を知る為に旅を続ける姿を描く。

当初は感情が希薄だったフリーレンが、老い衰えた仲間や旅先で交流する人々の終わりを看取り、死の厳かさと生の尊さを理解していくエピソードの集積が感動的。

何千年も閲するエルフを主人公に据えたからこそ成立するストーリーで、英雄譚すら忘却の彼方に押し流される切なさが、感傷の余韻をいや増す。

『葬送のフリーレン』書影画像終活ファンタジーに見る、大事な人の看取り方

『ライドンキング』【大統領は騎乗マニア】

馬場康誌による漫画。

某国の大統領アレクサンドル・プルチノフがハイファンタジーの異世界にトリップし、本格的な村興しや冒険に活躍する姿を描く。

とにかくプルチノフがかっこいい。

騎乗が大大大好きな上半身裸のガキムチおっさん。

このプロフィールだけだとドン引き必至の変態なのだが、実際の所は弱きを助け悪しきを挫く人格者、その上愛妻家ときて支持率急上昇。

イロモノと見せかけた骨太ファンタジーであり、ケンタウロスの奴隷が馬の前脚を切られるのは食糧を節約する為など、亜人の生態や生活様式を本気出して考証しているのがすごい。

『ライドンキング』書影画像王道?邪道?一風変わった異世界トリップの条件とは?

『進撃の巨人』【壁に囲われた世界、人類と巨人の死闘】

諫山創による漫画。アニメもヒットした。

周縁を壁に囲われた都市国家。

母親を食い殺した巨人への復讐に燃える主人公・エレンと、彼が所属する調査兵団の戦いを描く。

巨人の奇形なビジュアルと生理的嫌悪を催す奇行、そこからのショッキングな大虐殺に戦慄。

空中機動のワイヤーアクションで巨人に立ち向かい、次々散っていくキャラクターの生き様にも心震える。

伏線回収の仕方も見事で、世界の見え方がガラリと変わるどんでん返しの構成には脱帽した。

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