スキューバーダイビングを題材とした漫画作品『ぐらんぶる』。
サークルのメンバーを中心に展開されるギャグ漫画ではあるが、心を動かされるストーリーが魅力の作品でもある。
今回はそんな『ぐらんぶる』の心に響く名言を厳選したのでご紹介しよう。
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目次
- 本気で顔が好きで何が悪い 好きな物は人それぞれだ 周りに何て言われようと関係ない(北原伊織)
- 最初から自分ができるものだけ選んでいたら何も始まらない(寿竜次郎)
- 誰だって自分が好きなものは他の人に否定されたくない 感動を共有したいと思う そういう仲間は一人でも多い方がいい 自分も楽しいし相手も楽しいし(北原伊織)
- 完成しちゃった関係だとなかなか動き出せなくなっちゃうからさ(浜岡梓)
- 万が一でも心配なんだよ 兄貴としては(北原伊織)
- 人が本気でやってることを邪魔するんじゃねぇよ。アイツはあれでいいんだよ(北原伊織)
- 大丈夫だから根性入れて潜って来い 何があろうと助けてやる(寿竜次郎)
- 何を言う いいか?安全に関する知識だぞ? いくら勉強しても損などあるものか(時田信治)
- 尊敬される先輩が寛容なのも当然だと思わない?(浜岡梓)
- 次はもっと近くで見てみたいかな(北原伊織)
- まとめ
本気で顔が好きで何が悪い 好きな物は人それぞれだ 周りに何て言われようと関係ない(北原伊織)
美形にしか興味がない桜子が乙矢に告白し、振られてしまった。
伊織の前でキャラを気にして強がるが、それに対して伊織が発言した一言。
恋愛観において顔だけにしか興味を持たないことを嫌がる人間もいるかもしれない。
しかし理由はどうあれ本気で好きな気持ちを自分が持っている以上、評価の基準は関係ないのである。
誰に何を言われても自分の気持ちは本物であることを疑ってはいけない、と考えさせられる名言だ。
最初から自分ができるものだけ選んでいたら何も始まらない(寿竜次郎)
ダイビングサークルの勧誘を受けた伊織が「ダイビングに興味はあるが、泳げない」ことを理由に勧誘を断った。
そんな伊織に対して寿が言い放った名言。
人は何かを選択する際、無意識に自分の経験の内にあることしか選択していないのかもしれない。
自分が出来そうなことや苦手なことなどで選択をするのではなく、大事なのは自分がやってみたいかどうかという事。
興味があるのならば、出来るか出来ないかを考えずにやってみるのが良いと背中を押してくれるような一言である。
誰だって自分が好きなものは他の人に否定されたくない 感動を共有したいと思う そういう仲間は一人でも多い方がいい 自分も楽しいし相手も楽しいし(北原伊織)
伊織が水族館に連れられ、苦手意識を持っていた水の中の素晴らしい景色を見た際に言った一言。
自分の趣味や特技、そういった自分が好きなものは共有して仲間と共に楽しんだ方が良いということを表した名セリフ。
苦手意識を持っているものでも、しっかりと見てみたら素晴らしいものが待っているのではないかという期待と希望を孕んだ一言でもある。
完成しちゃった関係だとなかなか動き出せなくなっちゃうからさ(浜岡梓)
梓が伊織に対し自身の性向をカミングアウトした際に発言した言葉。
普段から仲が良い男友達に対して恋愛感情を抱いてしまう人も多いのではないだろうか。
もう完璧に構築されてしまった関係を崩す可能性がある恐怖と、それでも諦めきれない乙女心が入り混じった名言。
今の楽しい時間をそのまま続けるのか、一歩踏み出して新しい世界を見るのかは本人の気持ち次第である。
万が一でも心配なんだよ 兄貴としては(北原伊織)
実家の旅館に戻った際にトラブルに巻き込まれてしまい、妹の栞を守るために放ったセリフ。
普段の伊織からは想像できない表情で発言している。
兄としての器量が表れた名セリフ。
普段から邪険に扱われている妹に対しても、何かトラブルに巻き込まれた時には兄貴として妹を守るという強い信念を感じる一言だ。
やはり血のつながった兄妹の絆というのは心の奥底に絶対あるものだ。
人が本気でやってることを邪魔するんじゃねぇよ。アイツはあれでいいんだよ(北原伊織)
合コン中、声優のライブを優先して退席した耕平に対して腹を立てた女子がライブチケットを掠め取っていた。
それに腹を立てた伊織が言い放った言葉。
どんなに周りの評価が悪くても、自分が夢中になっているものを邪魔する権利は誰にもないのだ。
気持ち悪いと蔑まれるような趣味でも、本人が本気で向き合っているのであれば、それを馬鹿にするような人間の方が趣味が悪いと言える。
大丈夫だから根性入れて潜って来い 何があろうと助けてやる(寿竜次郎)
まだ水に恐怖心を抱いていた伊織が初のダイビング時、寿が伊織にかけた一言。
水中というのは美しい場所でもありながら、死と隣り合わせの危険な場所でもある。
誰だって最初は怖がるのは当然だろう。
しかし「何があろうと助ける」という思いのこもった言葉は、挑む者に勇気を与えてくれる。
ダイビングという命の危険もあるレジャーでは一切ふざけずに、先輩としての頼りがいを見せつける寿の名セリフである。
何を言う いいか?安全に関する知識だぞ? いくら勉強しても損などあるものか(時田信治)
ダイビングライセンスの勉強をする後輩達に対し、激励と共に放った一言。
社会に出て役に立たない勉強も世の中にはあるかもしれないが、安全ということに関してはいくら学んでも役に立たないことはないのである。
知識を身に着けることで自分、もしくは誰かを助けることが出来る勉強は、いくら身に着けても良い結果しか生まないのだ。
勉強が苦手という人も、自分だけではなく他の誰かのことを考えて勉強してみるのも良いかもしれない。
尊敬される先輩が寛容なのも当然だと思わない?(浜岡梓)
沖縄でのダイビングの際、愛奈が先輩の迷惑にならないように残圧をごまかした。
伊織によって発覚し、先輩に報告した際に梓が愛奈に言った一言。
先輩に敬意を示すのが当然という人も世の中にはいるだろうが、敬意を示された先輩が寛容なのが当然と思う人はどれくらいいるだろうか。
先輩を思った後輩の行動に、しっかりと年上らしく対応して学びを与える。
これが尊敬された先輩が取る最も良い行動なのではないだろうか。
年齢が上だというだけで敬われるのではなく、自分の行動や対応で敬われるような先輩になろう、という教訓を込めた名言でもある。
次はもっと近くで見てみたいかな(北原伊織)
水の中に苦手意識を持ち、泳げない伊織のために奈々華は伊織を水族館に連れていく。
その水族館での美しい光景を見て、伊織はダイビングへの興味を持ち始める。
そんな伊織が千沙に水族館の感想を求められた時に言った名セリフ。
自分の中の苦手意識を取っ払い、水中の美しさをもっと近くで感じてみたいという思いが強く出た言葉。
ダイビングへの始まりの一歩であり、苦手意識を持った人間でも興味を持たせる程の、水中の美しさを表した言葉でもある。
まとめ
『ぐらんぶる』の名言を厳選して紹介した。
ギャグ漫画のストーリーに組み込まれた心に響く名言、これが『ぐらんぶる』の魅力の一つでもある。
笑いながらも人として学ぶものがある作品なので気になる人は是非本編を読んでみてほしい。
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