目次
- わが生涯に一片の悔いなし(ラオウ)
- 今より輝こうとする子供たちの光を奪い去ることは許さん!(シュウ)
- おれは雲!おれはおれの意志で動く(ジュウザ)
- 愛ゆえに人は苦しまねばならぬ!愛ゆえに人は悲しまねばならぬ!愛ゆえに・・・(サウザー)
- ケンシロウ この魂はおまえに残そう。そしてこの肉体はラオウとの死闘に捨てよう!(トキ)
- 悲しみをしらぬ男に勝利はないのだ!(フドウ)
- 自分の好きなやつのために世の中をかえてやる(バット)
- うれしくて肌が泡立つ!この世に命のやり取りほど面白いゲームはない!(ハン)
- ラオウは自分が愛を持つ者に倒され とってかわられる事を願っていたのでは・・・(ユリア)
- お前はすでに死んでいる(ケンシロウ)
- ひっ!ひでぶっ!(ハート様)
- どうやらきさまは最高の木人形(デク)のようだ(アミバ)
- おまえら~~~おれの名をいってみろ!(ジャギ)
- あ~~~聞こえんな!(ウイグル獄長)
- く、暗ぁ~い(ジャコウ)
- まとめ
ラオウは自分が愛を持つ者に倒され とってかわられる事を願っていたのでは・・・(ユリア)
ラオウの突きにより命を奪われたと思われていたユリア。
しかし病によりあと数か月の命である愛する女性を、ラオウは殺すことができなかった。
それどころか秘孔を突き、命を吹き込むことでユリアに寿命を与えていたのだ。
そして二人の戦いはケンシロウの勝利に終わる。
全ての決着がつき、ケンシロウとユリアの旅立ちの日。
北斗の偉大な長兄の真意をユリアはケンシロウに話した。
この暴力の世を統治するには恐怖しかなかった。
しかしラオウ自身は愛を持つ者に倒されることで、世に真の安らぎがもたらされることを願っていたのでは、と。
お前はすでに死んでいる(ケンシロウ)
記念すべき第1話で登場したこのセリフ。
厳密には「お前はもう死んでいる」だった。
連載開始はもう40年前近くの話である。
当時の小中学生男子は学校で、彼をマネして秘孔を突き合った末、「お前はもう死んでいる」と言い合ったものだ。
私などは本当に友達が爆発しないか?と少し本気で心配したものだ(かなりイタイ)
アニメ化が決まった時は、ジャンプで描かれているグロテスクなシーンをどうやって夜7時からのゴールデンタイムで放映するのか話題になった。
結局完全な黒塗りで描写されていたが、放映当初は過激すぎると親たちから敬遠されていたのも今は懐かしい。
で、この名言、「お前はすでに死んでいる」は北斗の拳という漫画でケンシロウが最後に言ったセリフ。
やはりケンシロウと言えばこのセリフだ。
ここからは極悪名言を5つご紹介。
ひっ!ひでぶっ!(ハート様)
『北斗の拳』の見せ場の1つにザコキャラの断末魔がある。
その筆頭がこの「ひでぶっ」だ。
どうやら「ひでえ、痛てぇ」の途中で爆発するので、このような発音になったようだ。
ヒット当時の教室では、秘孔突きからこの断末魔までがワンセットとなり、あちこちでケンシロウとハート様が対決していた(笑)
ちなみに他の名断末魔には「あべし」や「たわば」がある。
どうやらきさまは最高の木人形(デク)のようだ(アミバ)
見よう見まねの北斗神拳でトキになりすまし、人体実験を重ねてきたアミバ。
その実験台となる生きた人間を彼は“木人形(デク)”と呼んでいる。
つまり人間として見ていないのだ。
新しい秘孔を見つけるため、この“木人形”の秘孔を突いては爆発させるの繰り返し。
そのきっかけもかつてトキに叱られ、その名を汚すためにトキになりすまし悪行を重ねたことだった。
このどうしようもない極悪人の極悪名言。
屈強そうな男ほど、彼にとっての最高の木人形なのだった。
おまえら~~~おれの名をいってみろ!(ジャギ)
極悪人の筆頭格といえば、このジャギを省くわけにはいかない。
彼はラオウやケンシロウと共に、かつて北斗神拳の伝承者を目指した間柄。
末弟のケンシロウが継承者となったことで逆恨みし、彼になりすまし悪行の限りを尽くす。
しかも胸に7つの傷をつけるという徹底ぶりだ。
「おれの名をいってみろ」
そういっては一般市民を惨殺していき、ケンシロウの悪評を広める。
とんでもない極悪人、それがジャギなのだ。
私は今でも、どうしてジャギが北斗神拳の伝承者争いに加わることができたのか。
そして先代リュウケンが門弟として認めたのか、がわからない。
北斗七不思議のひとつだと思っている。
あ~~~聞こえんな!(ウイグル獄長)
次に紹介する極悪名言の主はウイグル獄長。
ラオウがその極意を奪うため、あらゆる拳法家・武道家の達人を集め、投獄したのがカサンドラ。
そのカサンドラで、達人たちを力でねじ伏せているのがウイグル獄長だ。
たしかに強いが、どうしようもない極悪人。
泣いて慈悲を乞う囚人に対し「あ~~聞こえんなぁ」と、嫌がる姿が何より好みときている。
ケンシロウと戦う際もわざわざ囚人たちを獄舎から引きずり出し、断頭台に登らせ、命を賭けさせる。
そして嫌がる姿を楽しんでいる・・・。
『北斗の拳』の極悪人どもは本当にどうしようもない極悪人で、一体どんな育てられ方をしたらこうなるのだろうか?と感心してしまうほどだ(苦笑)
私としては、部下の提案や要求を「あ~~、聞こえんな」と言って、爆笑に包まれるような職場で働きたい。
一歩間違えれば、パワハラで一発退場だが・・・
く、暗ぁ~い(ジャコウ)
今まで紹介した極悪キャラはとりあえず拳法の使い手で、常人よりは強かった。
ところがこのジャコウだけは凡人以下の腕力でありながら、極悪のてっぺんに上り詰めていた。
これは天帝を人質に元斗皇拳・ファルコを従わせていたからだが、彼のクズっぷりがまあ酷い。
奴隷たちを強制労働させることで維持している電気の光が少しでも暗くなると、周りにいる者をやたらめったら傷つけ殺す。
く、暗ぁ~い
この言葉を発し、いきなりご乱心状態なのだ。
『北斗の拳』の世界では強ければなんでも許されることがベースだが、弱いのにやりたい放題なのがどうしようもないのだ。
悪知恵が働き、狡猾さだけが人より抜きん出ていて、誰よりも卑怯。
一番どうしようもない極悪人は彼で決まりだ。
まとめ
『北斗の拳』の名言・極悪名言を紹介してきた。
もうすぐ初回連載から40年が経とうとしているが、未だに色あせない名作だ。
若い方々の中で40歳を超えた上司などとのコミュニケーションに困っている方がいれば、是非今回紹介した名言を何かの機会に活用していただきたい。
彼らの多くが何かしらの反応を示してくれるだろう。
ただし、男性限定ではあるが。
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