【東京卍リベンジャーズ】マイキーの闇堕ちする理由を徹底解説!原因は黒い衝動?梵天?

マイキー闇堕ちサムネイル

この記事では、ヤンキーSF漫画『東京卍リベンジャーズ』の準主役である佐野万次郎(通称マイキー)の闇堕ちを徹底解説する。

マイキーの抱える「黒い衝動」とそれに呑まれることで起こる「闇堕ち」は、本作における最大の謎の1つだ。

マイキーの闇堕ちの正体や原因、経緯、闇堕ちする兆候などを単行本の何巻何話かも含めて詳しく紹介していくので、本作をより深く楽しむための参考にしてほしい。

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マイキーが闇堕ちする原因「黒い衝動」とは?

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本作の主要キャラ「マイキー」は、主人公・花垣武道(以降タケミチ)がタイムリープしたどの未来(現代)においても闇堕ちし、犯罪組織のトップとなって自身の大切な人たちを殺してしまう。

そんなマイキーが闇堕ちしてしまう原因が「黒い衝動」である。黒い衝動の存在は、23巻200話のマイキーのビデオレターによって初めて語られた。

黒い衝動はマイキーの中にあるもう一つの人格のような存在で、マイキー自身はそれを制御することができず、特定の相手へと向けられる殺人衝動や破壊衝動のようなものと考えられている。

そんな黒い衝動に呑まれている時のマイキーは一切の情けや容赦がなくなり、殺すという選択を簡単にしてしまうようになる。

マイキーの黒い衝動を抑えていたのは真一郎・エマ・場地


マイキーはタイムカプセルに入れたビデオレターで、自分の黒い衝動を抑えてくれていたのは、兄の佐野真一郎、妹のエマ、幼馴染の場地圭介(ばじけいすけ)だったとタケミチに告げる。

それと同時に、12年後の自分は周りを不幸にしているから絶対に自分には近づくな、とも忠告する。

そんなマイキーの言葉を証明するように、タケミチがフィリピンで対峙したマイキーは東卍の大切な仲間たちを全員その手にかけていた。(14巻118話)

また、2018年現代でも、日本最大の犯罪組織・梵天(ぼんてん)の首領になったマイキーは、話の途中で衝動的にタケミチに銃弾を撃ち込み致命傷を負わせてしまう。(23巻201話)

そのいずれの時も、マイキーの傍には真一郎・エマ・場地がいなかった。

では、真一郎・エマ・場地の3人が死亡してしまった時点でマイキーの黒い衝動を抑える方法はあるのだろうか?

たとえば、ドラケン(龍宮寺堅)ではマイキーの黒い衝動を抑えることはできないのだろうか。ドラケンもかつてはマイキーの「心」とされていたはずである。

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ドラケンではマイキーの黒い衝動を抑えられない理由

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ドラケンがマイキーの黒い衝動を抑えられない理由は何だろうか?

ドラケンがいた現代ではマイキーは黒い衝動を抑えられないどころか、ドラケンすらも殺してしまう。

仮説だが、もしかしたらマイキーの黒い衝動を抑えるには、仲間や友達以上の絆のようなものが必要なのかもしれない。

たとえば、マイキーの黒い衝動を抑えていた真一郎やエマはマイキーの家族で兄妹である。

そして、幼馴染の場地も、一緒に時間を過ごすマイキーは心から楽しそうな様子を見せていた。(14巻123話)

ドラケンも場地同様にマイキーとは仲が良い。

だが、その一方でドラケンは東卍の副総長という立場でもあるため、総長のマイキーとしても完全に心を許すことはできず、家族のような役割を果たすことは難しいのかもしれない。

マイキーは「無敵のマイキー」の異名通り、誰にも負けたことがなく孤高で孤独である。

強すぎるあまりに誰も対等な立場に立てないマイキーは自らの孤独の苦しみを和らげてくれる家族のような存在が必要であり、そんな人たちが傍にいない時に黒い衝動に呑まれてしまうのではないだろうか。

【闇堕ちの兆候まとめ】無敵のマイキーらしくない弱気な台詞

どの現代においても闇堕ちしているマイキーだが、過去において何度も闇堕ちの兆候を見せている。

マイキーは自分自身の心が黒い衝動に囚われそうな時、何度もささやかなSOSを発することでタケミチに助けを求めていた。

「挫けそうな時 オレがオレでなくなりそうな時 オレを叱ってくれ タケミっち 兄貴のように」
(13巻109話)

これは、聖夜決戦後にマイキーが言った台詞だ。マイキーは真一郎、場地と次々に大切な人を失い、精神的に不安定になっていた。

「タケミっち 約束してくれ オマエももう12年後のオレに近寄るな」
(23巻200話)

マイキーはビデオレターでタケミチに自身の「黒い衝動」のことを告白する。

そして、マイキーには自分で制御できないもう一人の自分がおり、12年後の自分は周囲の人々を不幸にしているに違いないと告白する。

マイキーが黒い衝動に関する告白や弱気な台詞をする時はいつも相手がタケミチであることが興味深い。それは、タケミチにマイキーの兄・真一郎の面影があることと関係があるのかもしれない。

マイキーはタケミチに黒い衝動を止めてもらいたかった?

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自身の黒い衝動を抑えきれず、現代で東卍メンバーを殺害した4回目の闇堕ちマイキーは、

「なんで東卍を出てったんだよ?一緒にいて欲しかった 兄貴のように叱って欲しかった」
フィリピン編(14巻117話)

とタケミチを責める。

前述したように、マイキーはこの台詞と同じような台詞を過去でもタケミチに言っている。

叱ってほしいということは、マイキー本人もそれを悪いことと自覚しており、自身の黒い衝動をタケミチに止めてもらいたかったはずである。

「タケミっちはオレのヒーローだ」
(21巻188話)

この台詞も、無敵のマイキーらしからぬ台詞ではないだろうか。

ヒーローと言うからには、マイキーも自分自身ではどうすることもできない何かに怯えて、ヒーローに助けてもらうことを望んでいる。

だが悲しいことに、マイキーがタケミチに助けてくれと言えたのはタイムリープ9回目の現代で、だ。

その時のマイキーは梵天の頭領となり、殺人を含む数々の悪事に手を染めてタケミチにまで致命傷を負わせ、もはや全てが手遅れになってしまった後のことだった。

闇堕ちした黒髪マイキーの髪型がかっこいい!

マイキーの闇堕ちしたときの黒髪の髪型は、登場の当初からかっこいいと評判だったが、実写映画『東京リベンジャーズ』でマイキーを演じた吉沢亮の「マイキー闇堕ちビジュアル」も顔面強すぎと話題をさらっていた。

SNS上でも闇堕ちマイキーヘアーを再現する人がおり、この髪型を真似したい人が男女問わず増えているようである。

ちなみに、yahoo!知恵袋によれば「ハンサムショートのセンターパート」と注文すれば美容師にこの髪型にしてもらえるらしい。

が、失敗の可能性を低くするため、スマホの画像や漫画を見せた上での注文がおすすめである。

マイキーが現代で闇堕ちする経緯徹底まとめ!

闇堕ち 要因
1回目 8・3抗争によるドラケンの死
2回目 血のハロウィンで羽宮一虎が場地圭介を殺害
我を失ったマイキーは一虎を撲殺
3回目 柴八戒率いる黒龍が東卍に合流
4回目 関東事変後、
東卍がマイキー・稀咲・イザナによる史上最悪の愚連隊に
5回目 「黒い衝動」

マイキーは本作が最終章に至るまで5回の闇堕ちをしている。この章では、マイキーが現代で闇堕ちする経緯を詳しくまとめた。

タイムリープは過去へ行って現代へ戻ってくる1往復を1回と数え、タケミチが過去に行っている時はタイムリープ〇回目【過去】、現代に戻ってきた時は〇回目【現代】と表記している。「タイムリープ0回目【現代】」は、タケミチが一度もタイムリープしていない状態の現代を指す。

【8・3抗争】闇堕ち1回目(タイムリープ0回目【現代】~4回目【過去】)

マイキーの1回目の闇堕ちの原因は8・3抗争によるドラケンの死だ。

ドラケンはマイキーが間違った方向へ行こうとしたときに彼を諭すことができる数少ない人間の一人で、マイキーに絶大な信頼を寄せられている。

そんなドラケンを8・3抗争に乗じた東卍内部抗争で亡くしたことがマイキーの心が闇堕ちするきっかけとなり、現代の東卍は犯罪組織となってしまった。

0回目から3回目の現代へのタイムリープでタケミチが目撃する東卍は、いずれもドラケンの死が引き金となりマイキーが闇堕ちしたことで創られた犯罪組織である。

タケミチは4回目のタイムリープで過去に戻った時に8・3抗争に介入し、東卍を裏切ったキヨマサにドラケンが殺されるのを防ぐ。

しかし、ドラケンの命を救って書き換えたはずの現代の東卍は、依然として犯罪組織のままだった……。

【8・3抗争でドラケン生存】闇堕ち2回目(タイムリープ4回目【過去・現代】)

マイキーの2回目の闇堕ちには稀咲が絡んでいると思われるが、まだこの段階では原因は完全には明らかになっていない。

8・3抗争でキヨマサの凶行を阻止し、ドラケンの生存を確認したところで現代へ戻ったタケミチ。

しかし、東卍は犯罪組織のままで、ヒナを目の前で殺され、命を救ったはずのドラケンは死刑囚となってしまっていた。

そして、現代の東卍は稀咲によって乗っ取られており、稀咲自身が東卍の総長代理を務めている。闇堕ちする前のマイキーであれば東卍が稀咲に犯罪組織にされることを許すはずがない。マイキーはドラケンの死とは別の原因で、2回目の闇堕ちをしたのだ。

【血のハロウィン】闇堕ち2回目(タイムリープ5回目【過去】~6回目【過去】)

現代で死刑囚となったドラケンによれば、マイキーの2回目の闇堕ちの原因は血のハロウィンにおける羽宮一虎(はねみやかずとら)の場地圭介殺害である。

兄・真一郎の仇である一虎に場地までも殺されたマイキーは、黒い衝動に呑まれて一虎を殴り殺してしまう。

血のハロウィンに介入したタケミチは、結果として場地を救うことはできなかったが、マイキーと一虎を和解させることはできた。

これによってマイキーが一虎を殺したことで稀咲に弱みを握られて東卍を犯罪組織にされる最悪の現代を上書きできたかに思えた。

だが、そんなタケミチが現代で目撃することになったのは、より酷さを増した惨劇だった。

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【聖夜決戦】闇堕ち3回目(タイムリープ6回目【現代】~7回目【過去】)

タケミチ、現代へ6回目のタイムリープ。稀咲の暴力と柴八戒(しばはっかい)率いる黒龍の生み出す金に狂わされ、仲間を信じられなくなったマイキーは3回目の闇堕ちをする。

闇堕ち4回目(タイムリープ7回目【現代】)

タイムリープ7回目の現代。タケミチは、4回目の闇堕ちをしたマイキーとフィリピンで出会う。この時点で闇堕ちの原因は不明。

タケミチは7回目の過去へのタイムリープで黒龍を潰し、稀咲を東卍から追放し、マイキーが3回目の闇堕ちをする原因を解決した。

しかし、ナオトの報告によれば4回目の闇堕ちをしたマイキーは、

  • 松野千冬を射殺
  • 柴八戒を焼殺
  • 三ツ谷隆を絞殺
  • ドラケンを斬殺

など、東卍の主要メンバーを殺害しており、そこには一虎や稀咲までも含まれていた。

そして、マイキーはタケミチまでも殺そうとし、駆け付けたナオトに銃殺される最期を迎えた。タケミチはマイキーを救うために、闇堕ちの原因が分からぬまま過去へと戻ることになる。

【関東事変】闇堕ち4回目(タイムリープ8回目【過去】~9回目【過去】)

タケミチ、8回目のタイムリープ。現代のマイキーは、フィリピンで既に死亡している。現代の柴大寿によれば、マイキーの4回目の闇堕ちの原因は関東事変だったと判明した。

2006年の関東事変の結果、東卍と暴走族チーム・天竺が合併。トップにマイキー、ナンバー2が稀咲、ナンバー3が黒川イザナという史上最悪の愚連隊が誕生した。

だが、タケミチが関東事変に介入した結果、稀咲とイザナは死亡する。

マイキーの妹であるエマも稀咲に殺害されたが、タケミチが未来からやってきたことを知ったマイキーは、ヒナや東卍メンバーを守るために東卍を解散する。

そうしてようやく、幸せな未来が訪れたかに見えたが……。

【関東事変】闇堕ち5回目(タイムリープ9回目【現代】~10回目【過去】)

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タケミチ、9回目のタイムリープ。マイキーは5回目の闇堕ちをしており、その原因をマイキー自身は「黒い衝動」のせいだと告白する。

タケミチが関東事変に介入した結果、エマは死なせてしまったものの稀咲とイザナは死亡し、東卍も解散した。

これでマイキーの4回目の闇堕ちは防げたかのように思えたが、現代ではマイキーは5回目の闇堕ちをして、日本最大の犯罪組織・梵天(ぼんてん)の頭領となっていた。

タケミチはそんなマイキーを救うために10回目のタイムリープをするが、そうして訪れた10年前の2010年では、既にマイキーの空気は深い闇の気配があった。

おわりに

『東京卍リベンジャーズ』の主要キャラ、マイキーの闇堕ちについて徹底解説してきた。

改めて、マイキーは本当に魅力的なキャラだ。最強の不良なのに、とても無邪気で子供っぽくて繊細なところがある。それなのに、ひとたび、黒い衝動に呑まれれば、あらゆる全てを破壊する悪魔にも変わってしまう。

そんなマイキーの複雑な内面は、まさに生身の人間そのもの。人気投票の度に上位に入るのも頷けるというものだろう。

きっと、本作のラストについては既にファンたちが様々な考察をしているかと思うが、筆者は、今度こそタケミチにマイキーを救ってあげてほしいと切に願っている。

今後も1ファンとして、マイキーとタケミチの友情の結末を最後まで見守っていくつもりだ。

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