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佐野エマは無敵のマイキーの異母兄妹!ドラケンとの恋愛事情は?【東京卍リベンジャーズ】

佐野エマサムネイル

インパクトの強い初登場で注目を集めた佐野エマ。今回は『東京卍リベンジャーズ』でも数少ないヒロイン・佐野エマについて紹介していく。

性格やかわいさはもちろんのこと、マイキーやドラケンとの関係性や、あのショッキングな最期のシーンも深堀りして解説していくのでぜひ読んでみてほしい。

佐野エマのプロフィール紹介

身長 150cm
体重 リンゴ3個分
年齢 中2
誕生日 1991年11月25日
星座 いて座
血液型 B型
イメージカラー 赤とピンクの間(マゼンタ)
好きなもの 占いとコスメ
嫌いなもの ゼファー(恋敵)
特技 家事
尊敬する人 マイキー
お嫁さん
武勇伝 入学初日、マイキーの妹ってことで全校生徒にビビられた
お気に入りの場所 渋谷の道玄坂付近
初登場 1巻9話

佐野エマが初登場したのは1巻9話。未来から戻ってきたタケミチがカラオケボックスで佐野エマに迫られるシーンだ。衝撃的な登場の仕方だったので、多くの読者の印象に残っただろう。

また、マイキーをとても尊敬する一方で、マイキーの親友のドラケンに恋心を抱いている。しかしドラケンは喧嘩一筋でエマに振り向こうとしない。そんなドラケンにヤキモチを焼いてほしかったエマは、タケミチで処女を捨てようとしていたようだ。

エマとマイキーは異母兄妹

出典:amazon.co.jp

佐野エマとマイキー(佐野万次郎)は同じ名字であることからも兄妹であることが分かる。しかしその実態は異母兄妹。彼女の母親は幼い頃のエマをマイキーの祖父の元に残して、そのまま立ち去ってしまったのだ。

その後、エマはマイキーとマイキーの祖父と一緒に過ごすことに。エマは普段のマイキーを最もよく知る人物の1人であり、マイキーが実はとても弱い人間であることを知る数少ないキャラの1人でもある。この設定がストーリーの大筋に関わっていくようになる。

エマとマイキーはラブラブ兄妹?

8巻66話では、エマとマイキーが恋人のように振る舞うシーンが描かれていた。この段階では異母兄弟であることが発覚していない状態で、タケミチやヒナが勘違いしただけだったのだが、それほどエマとマイキーは仲がいい関係だったというわけだ。

エマが佐野家に引っ越してきた当初は「母親に捨てられた」というショックで閉じこもっていたため、マイキーや真一郎に対してそっけない態度を取っていた。

そのころエマは自らの名前がカタカナで外国人っぽいことにコンプレックスを抱いていたのだが、佐野万次郎が自身のあだ名を「マイキー」と命名することで、エマを励ました。

このエピソード以降、エマにとってマイキーはヒーローのようなお兄ちゃんとなり、兄として好意を持つようになる。

佐野家の複雑な家系図を紐解く

マイキーとエマの共通の父親は佐野真。だが、真は既に事故で死亡してしまっている。

そしてマイキーと佐野真一郎の母親は佐野桜子なのだが、こちらも病気で既に死亡。この影響でマイキーと真一郎は両親を亡くしてしまったため、祖父の家で暮らすことになったのだ。

一方、佐野真は生前、黒川カレンと再婚しており、その際に佐野エマが誕生した。しかし、離婚したことをきっかけに黒川カレンは佐野エマを祖父の家に捨ててしまったのだ。

天竺総長・黒川イザナとの関係は?

出典:amazon.co.jp

黒川カレンの息子ということで、佐野エマの兄でもあり、マイキーの義兄だと思われていた黒川イザナ。

イザナは天竺の総長で、佐野真一郎の影響で黒龍9代目総長にもなっていた経歴もある。しかし実は、佐野エマと黒川イザナには血縁関係が全くなかったのだ。

黒川カレンの息子だと思われていたイザナだったが、黒川カレンの元夫に押し付けられていただけだったのだ。

つまり、黒川イザナは佐野エマどころかマイキーとも血縁関係がないことになる。血縁関係がなかったことが発覚するシーンは、読み進めるのを躊躇するほど残酷なシーンだった。

ドラケンのことが大好き!エマの一途な恋愛事情

エマが想いを寄せるのはドラケンこと龍宮寺堅だ。

初登場の仕方がアレだし、見た目もギャルなのでビッチのようなイメージもあるエマだが、中身はピュアな乙女。いつもはしっかり者で強気な彼女だが、ドラケンの前になるとすぐ赤面してしまうのだ。

一方で、ドラケンはエマに対して基本的にそっけない態度を取るのだが、エマが誘った夏祭りに来てくれたり、エマの誕生日にはゲームセンターで欲しがっていたぬいぐるみをプレゼントしてあげたりと、お茶目なエピソードもたくさんある。

初詣でも一緒に巡っていたし、14巻123話では佐野エマの過去が描かれていたのだが、そのラストではドラケンとのデートの待ち合わせのようなシーンも描かれていた。

そしてドラケンの部屋には、エマとの二人きりの写真も飾られており、ドラケンもエマのことが好きだったことが分かる。

『東リべ』屈指の号泣シーン…エマの死因は?

残念なことに佐野エマは作中で亡くなってしまう。17巻146話での出来事だ。

東卍(トーマン)と天竺の決戦・関東事変の直前、黒川イザナと対立するということで佐野真一郎のお墓参りに訪れていたマイキーとエマ。

そしてその現場にはタケミチとイヌピーも訪れていたのだが、そこでまさかのイザナが登場。すぐさまマイキーはタケミチとエマをこの場から離れるように指示する。

そのあと遠くからマイキー×イザナの現場を見守っていたタケミチとエマだったが、そこにバイクに乗った稀咲が現れ、バットでエマの頭部を殴りつけてしまうのだ。

異変に気づいたマイキーがエマを背負って病院に送り届けようとする。

マイキーがエマに励ましの言葉を送り続け、「ケンチン、オマエの事好きなんだぜ。両想いなんだ」とマイキーは告げるのだが、マイキーの背中の中でエマは息を引き取るのだ。

関東事変終了後、エマの葬儀でドラケンはエマの祖父に対し土下座をしながら、「エマさんを好きでした」と告げる。

それに対し祖父は「そうか…オマエも好いとったか…。アイツもきっと浮かばれる」と告げ、そのままドラケンは号泣…。

稀咲がエマを狙った理由としては、天竺が関東事変で勝利するためにマイキーとドラケンを戦闘不能にするということが挙げられる。

しかし、稀咲の最大の目的である「マイキーの取り込み」が本当の理由と言えそうだ。

マイキーの心の拠り所である佐野エマを殺害することで、マイキーの闇を作り出し、そこに付け込んでマイキーを乗っ取ろうとしていたのだろう。

関東事変が始まる前の未来で、ずっとマイキーが闇落ちしていたのは、佐野エマの死亡があったからと見ていいだろう。

上述したとおり、エマはマイキーの弱さを知っている数少ない人間であり、マイキーの精神を守り続けていた人物だったのだ。

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