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【2023年】1番面白い!と思ったおすすめ本まとめ【読書好き40人に聞いた!】

面白い「自己啓発本」おすすめランキング5選

5冊の面白い「自己啓発本」を読書好きの方のコメントとともに紹介します。

5位『苦しかったときの話をしようか』森岡毅

将来や仕事について悩む全ての人に役立つ感動作

苦しかったときの話をしようか

フーミン

「この世界は残酷だ。しかし、それでも君はたしかに、自分で選ぶことが出来る!」

娘と真面目な話をするのが苦手な父は、社会で学んだことやキャリアを築く上で大切なことを娘に伝えたい一心で夜な夜な紙に書き溜めていた!

一度しかない人生を輝かせ、「自分らしく強く生きる」ためのノウハウが、超・親バカ視点で書かれています。

ページ数 308ページ

4位『ハローキティの一日一禅』

禅語を学んで毎日をもっともっと楽しくしよう

ハローキティの一日一禅

あっきー

サンリオキャラクター大賞で1位に返り咲いた人気者キティちゃんが禅の言葉で元気を与えてくれます。

禅の言葉は、仏教の1つである禅宗の教えや考え方を短い言葉で表したもの。一期一会や挨拶、晴耕雨読など学校で習った言葉も実は禅の言葉です。

キティちゃんとその仲間たちが、禅の言葉に温かいメッセージを添えて、あなたの世界に彩を与えてくれます。

元気が出ないときや、壁にぶつかったときにたまたま開いたページが何かを教えてくれるかもしれません。

ちなみに私がこの本で見つけたお気に入り禅の言葉は「花謝樹無影」。あなたのお気に入りの言葉が見つかりますように。

ページ数 112ページ

3位『あれこれ考えて動けないをやめる9つの習慣』和田秀樹

「動けないストレス」、解消しませんか?

あれこれ考えて動けないをやめる9つの習慣

一日一歩

石橋を叩きすぎて、渡れないで終わる事の多い私ですが、これを読み、ほんの少し前に進めそうです。

『動けない』脱出 9つの習慣

①とにかく動く…「完全」を待たない。「安全」だと判断したら、動けばいい
②できることだけ、やる
③他人に頼る…「お願い」できない人は人生で損をする。苦手なことは人に頼ろう。世の中は、「頼り頼られ」成立している。
④計画しない
⑤休む
⑥失敗してみる
⑦感情に従う
⑧マネする
⑨法則を見つける

特に①と③は、印象的でした。「安全」と「完全」、「妄想」と「不安」の違いを知る。甘えられる人は心理学的に「大人」である。

ページ数 248ページ

2位『行く先はいつも名著が教えてくれる』秋満吉彦

100分de名著プロデューサーの人生論をのぞく

行く先はいつも名著が教えてくれる

舞子

著者のとても謙虚な生き方に心打たれ、後書きの謝辞では涙があふれました。

「本を読む人は、みんな心に自分だけの名著を持っている」ということや、その素晴らしさがじんと染み渡る1冊です。

多彩な娯楽や情報収集手段に溢れた昨今ですが、本のある生活の喜び、本が教えてくれるものの尊さを改めて感じました。

ページ数 192ページ

1位『おしえてブッタせんせい こころのふしぎ』宮下真

子供も大人もQ&A形式で楽しく学べる仏教の教え!

おしえてブッタせんせい

Miki

日常の暮らしに即したブッタの教えが子供向けに分かりやすい言葉で書かれています。

子供の頃に感じた素朴なことは、大人になると誰にも聞けない。難しく考えては答えも出ず知ったかぶりをしてしまいがちですが、この本はブッタ先生が易しく教えてくれます。

イライラしたり、疲れた時に軽ーく読んでほしい1冊。大人になって触れるブッタ先生の言葉はこころに響きますよ。

ページ数 112ページ

面白い「エッセイ」おすすめランキング2選

2冊の面白い「エッセイ」を読書好きの方のコメントとともに紹介します。

2位『見えない誰かと』瀬尾まいこ

教員時代を振り返る瀬尾氏初エッセイ!

見えない誰かと

あーこ

瀬尾さんが中学校の先生をしていた頃に出会った人との出来事を描いたエッセイ。

人と関わることに苦手意識を持っている人は、瀬尾さんの優しい語り口に勇気をもらえるはずです。

大変な中でも、人のあたたかさ、優しさを引き出す瀬尾さんの人柄が魅力です。

ページ数 168ページ

1位『天然日和』石田ゆり子

人気女優・石田ゆり子のエッセイ第1弾

天然日和

柴田

全てが読みやすくて、とにかく「可愛い」「素敵」という言葉が似合うエッセイ。

このエッセイにはよく「・・・」が出てきますが、この間が石田ゆり子さんらしくて、喋っている姿が脳内再生されました。春から冬へ季節が巡る各章ごとに日常を覗き見られるだけでなく、間に挟まれたコラムも刺激を受ける内容でほっこりしたり、胸を締め付けられます。

そして、各章には必ず家族のことが書かれています。石田ゆり子さんにとっては友人も含めた皆が家族で、愛おしく大切な存在。

書くことが大好きな石田ゆり子さんの深い感謝と愛情にあふれており、読み終わったあとぐっすり眠れるような温かみのある1冊です。

ページ数 339ページ

面白い「小説」おすすめランキング22選

22冊の面白い「小説」を読書好きの方のコメントとともに紹介します。

22位『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』

天才ハッカーと敏腕ジャーナリストが少女失踪事件の謎に迫る!

ミレニアム1

「北欧ミステリーの火付け役」ともいえる「ミレニアム」シリーズ!『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』を読んだ時点でシリーズを制覇したいくらいファンになりました。

ダークな社会派ミステリーで登場人物多数、舞台はスウェーデン。複雑に絡み合う2つの謎に最後まで目が離せず、主人公たちも魅力的。

凄腕リサーチャー・リスベットの強烈な個性にも目が離せなかったです!

ページ数 469ページ

21位『都会のトム&ソーヤ』はやみねかおる

夢を追う少年たちの痛快冒険譚!

都会のトム&ソーヤ

勝哉

2003年に始まってから今もなお続いている、大人気YA文学シリーズ。

奇抜な発想でどんな危機的状況も乗り切れる内藤内人と、天才的脳みそを持つ竜王創也。この2人がコンビを組み、様々な事件と対峙しつつ、伝説のゲームクリエイター・栗井栄太にゲーム制作で挑む、謎解き&クリエイティブ小説となっています。

その驚きの展開には、大人が読んでも「ぎゃふん」とさせられること間違いなし!

ページ数 368ページ
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20位『マカン・マラン』古内一絵

路地裏カフェのド派手な女装店主にお悩み相談

マカン・マラン

華奈

ドラッグクイーンのシャールが経営する、昼と夜とで全く違う顔を見せる2つのお店、ダンスファッション専門店「シャール」とお針子たちの賄い用に始めた夜食カフェ「マカンマラン」。

いつしかマカンマランは、人生や仕事に疲れた悩める現代人が集う「憩いの場」となっていきます。

毎日を懸命に生きる不器用なあなたへ、シャールさんの作る温かな料理と言葉が心に沁みます。

ページ数 265ページ

19位『奇跡の人』原田マハ

青森県版ヘレン・ケラー

奇跡の人

yurika

三重苦の少女、ヘレン・ケラーとその師であるアン・サリヴァンの関係を、明治期の日本、青森県弘前市の男爵家長女・介良れんと、洋行帰りの家庭教師・去場安に舞台を変えた作品。

しかし、この話はただ舞台を変えただけにとどまらない。物語の縦糸がれんと安の関係とするならば、横糸は青森県。ボサマやイタコなど、盲目の人が生きる術を持つ下地がある土地である。

ボサマのキワとれんの交流が、物語にさらなる深みを与えているように感じる。

ページ数 432ページ

18位『ぼくのメジャースプーン』辻村深月

陰惨な事件で心を閉ざした女の子にぼくが唯一できること

ぼくのメジャースプーン

happi_kuroba

不思議な力を持つ主人公の僕と、真面目で心優しい女の子の話です。

私にとってこの本は、不思議な力が無くても大事な人を思う気持ちさえあれば、その人を救うことができるのかもしれないと考えるきっかけになりました。

自分は無力だけど誰かを救いたいと思う人には、是非とも読んでもらいたいい作品です。

ページ数 520ページ

17位『人間小唄』町田康

予測不能な展開!監禁された作家に課せられた不条理な試練とは?

人間小唄

itsuki

他人の短歌を勝手に引用したことで監禁されてしまった作家。

そこで課されたのは「短歌を作るorラーメンと餃子の店を繁盛させるor暗殺」のどれかを成功させるという難題だった。

不条理に次ぐ不条理。予測不可能な展開が待ち受ける強烈な作品。

巧みなワードセンスが物語に独特のリズムを生み、麻薬的感覚を読者に植え付ける…などと、くどくど魅力を語るのもこの作品においては全くナンセンスなので、とにかく読んでほしい。

ページ数 272ページ

16位『マスカレード・ホテル』東野圭吾

新ヒーロー誕生!若手刑事がホテルマンに化けて潜入捜査

マスカレード・ホテル

#木村拓哉主演映画の原作

篠崎

私は都内のホテル勤務3年目になるのですが、昨年はベルボーイ、今年はフロントでの勤務です。

ホテルスタッフ目線で読んで、かなり忠実に表現されていますし、私が頑張る指針の1つにもなっています!

映画化されてキャストも凄く豪華ですし、シリーズは4作品あり、とても充実感があるのでぜひお手に取ってみてください。

都内のホテルにもぜひ足を運んでください!

ページ数 520ページ
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15位『陽だまりの彼女』越谷オサム

10年ぶりに再会した幼馴染の不思議な秘密とは?

陽だまりの彼女

#上野樹里主演映画の原作

よち

「女子が男子に読んで欲しい恋愛小説NO.1」と謳った書店パネルが話題を呼んだ小説。

冴えない主人公は10年ぶりに幼馴染と再会したが、彼女は見違えるほど魅力的に変身していた。

怖気づいて会わなくなった年月が「時の砂」のように指の間をすり抜けてしまっても、昔と変わらず守ろうとした手の中にはしっかりと愛だけは残っていた。

怯まず一歩前進するが、運命の彼女には秘密があった…。

映画にもなっており、読み進めると最後は「素敵じゃないか」と言いたくなる作品です。

ページ数 342ページ

14位『息吹』テッド・チャン

進化したテクノロジーをリアルに描いたSF短編集。星新一の現代版

息吹

Cartus

一貫してテクノロジーSFを描いてきた中国系アメリカ人チャンによる短編集。日本の作家でいえば、多数のSF佳作を書いてきた星新一の現代版アップデートというところだろうか。

もはや今日では、かつて空想的と呼ばれたテクノロジーは絵空事ではなく、相当に現実のものとなって私たちの身の回りにも存在するようになっている。

また、作者が技術大国アメリカの育ちであることもあり、AI技術に対する正確な説明や、タイムスリップの可能性についても事細かに技術寄りに書かれている。そのため、比較的コミカルで戯画的な作風だった星と違い、その想像力と目線はより現実的でリアルなものだ。

未来をぼんやり妄想したいときにおすすめの1冊といえる。

ページ数 432ページ

13位『Story Seller』

極上の読書体験をお届けするエンタメアンソロジーの第1弾!

Story Seller

ふみち

小説界のスーパースターたちが織りなす贅沢な作品集です。

面白さ・温かさ・美しさがあり、この本のおかげで私の読書の視野も広がりました!普段本を読む方も、あまり読まない方もドキドキできると思います。

本全体で見るとボリューム感はありますが、それぞれのお話は短編で独立しているので、気に入った(気になる)作家さんから読んでみるのも楽しみの1つです。

これ1冊で7名の作家さんの作品を味わえるので、お得感があるのも魅力

ページ数 674ページ

12位『麦本三歩の好きなもの』住野よる

なんでもない日常の贅沢をあなたに

麦本三歩の好きなもの

あんこ

「住野よる史上いちばんキュートな主人公」の宣伝に嘘偽りはありません!

とにかく主人公の三歩が可愛い。おっちょこちょいで天然な愛されキャラの三歩の日常を覗き見しているような作品です。

嫌なことや悲しいことがあっても、好きなものがある毎日は何だかんだで幸せなのかもしれないなぁと思える、肩の力が抜けるステキな1冊です。

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11位『クララとお日さま』カズオ・イシグロ

リアルな格差社会の未来で、人間と交流する人工知能の少女を描いたSF小説

クララとお日さま

Cartus

ノーベル文学賞作家イシグロの最新作。

近未来のアメリカで、人工知能の少女クララの目線から人間の少女との交流を仄暗いタッチで描いたSF作品だ。

現在、生まれつつあるテクノロジーが順当に進んでいったら「まあ、こうなるよね」と自然に思い浮かぶ絵に描いたような社会。それは今以上に格差が開いた社会だ。

コロナ禍で実感が湧いたとおり、オンライン化が進んだ未来では子どもたちは学校にすら通わない。人が人間らしさを失う一方で、”型落ち”モデルのクララは人間のような信仰心を育む。まるで人間と人工知能が逆転したかのようだ。

テクノロジーがこのまま無条件に発達していってよいか、根本的な疑念を鮮やかに投げかける小説。

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10位『卵の緒』瀬尾まいこ

ユニークな家族のあり方を温かく描く著者デビュー作

卵の緒

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2019年本屋大賞受賞作家のデビュー作。

瀬尾まいこ作品のやさしさ・温かさの原点は、ここにあると感じられる1冊です。

家族の形がどうであれ、子どもを想う親と親を慕う子ども、その強い絆に心が揺さぶられました。読み終えてから見るタイトル「卵の緒」は、どこか特別で、大切なものに感じられます。

毎日家族と顔を合わせている方にも、家族と離れている方にもぜひ読んでほしい素敵な作品です。

ページ数 216ページ

9位『フーガはユーガ』伊坂幸太郎

不運な双子は1年に1回入れ替わる。重いテーマの中で2人のやりとりが小気味よい

フーガはユーガ

#2019年本屋大賞10位

ヤマハ

「風我が来る、想定外の外からだ」

双子の風我と優我。彼らにはある特殊能力がある。それは1年に1回、2人が入れ替わる…。

扱っているテーマが子どもの虐待やいじめなど重く、話の雰囲気も伊坂作品にしては暗いと感じた。ただ、双子の小気味の良いやりとりや、固い絆で困難を乗り越えていく展開が読んでいて楽しい。

また、2人の瞬間移動という特殊能力が、物語の重要なキーとなって様々な場面で発揮されるのも面白い。

ページ数 284ページ
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8位『阪急電車』有川浩

恋の始まりは片道わずか15分のローカル線で

阪急電車

#中谷美紀主演映画の原作

ゆうや

言わずと知れた有川浩さんの超名作!大人気な理由が読んでみてわかりました。

阪急電車の中で起こる様々な人間ドラマ。涙あり感動あり笑いありキュンキュン要素あり。

「ずっと乗っていたい」「ずっと読んでいたい」そんな気持ちになる温かい作品でした。

ページ数 269ページ

7位『ザリガニの鳴くところ』ディーリア・オーエンズ

困難な人生における少女の成長と自然の美しさを描いたヒューマン・ドラマ

ザリガニの鳴くところ

#2021年本屋大賞翻訳小説部門1位

Cartus

2019年のアメリカのNo.1ベストセラーで、500万部を突破したミステリー小説。

主人公は、アメリカ南部の美しい湿原風景で家族に捨てられた孤独な少女。襲いかかる困難を乗り越えて成長する姿と美しい自然を描き、生きることは戦いであること、生きることの厳しさや困難さ、人々の優しさを教えてくれ、勇気づけてくれるお話だ。

サスペンスのみでなく、環境問題・女性の自立・貧困など、約50年前が舞台とは思えない現代社会にも通じるテーマや問題意識が通底している。

21世紀版の『風と共に去りぬ』とも言える、サバイバルと愛を克明に描いた新しいヒューマン・ドラマ作品だ。

ページ数 512ページ

6位『世にも奇妙な君物語』朝井リョウ

直木賞作家・朝井リョウ版「世にも奇妙な物語」

世にも奇妙な君物語

#ドラマ化

ちはる

「世にも奇妙な物語」が好きな方は必見です。帯通りのオチが本当にすごい!予想が全く出来ないオチに、ゾクっとさせられます。

第1話「シェアハウさない」は、経済的に自立したシェアする必要のない人たちで成り立つシェアハウスの物語。彼らは何をシェアしているのか?ゾッとする後味でした。

それぞれの短編集が、繋がりのあるものでサクサク読んでいけます。今年1番印象に残った1冊でした。

ページ数 336ページ

5位『変身』東野圭吾

脳移植手術を受けた平凡な青年の悲劇を描くサスペンス

変身

#映画化 #ドラマ化

tsukasa

主人公が不慮の事故をきっかけに脳移植を受け、人格が変わってしまいます

現実の世界では禁止されていることですが、人格が変わっていく過程での主人公の苦悩と、周りの反応がとてもリアルでした。

人間の尊厳とは何か?死生観について深く考えてしまうインパクトの強い作品でした。

ページ数 382ページ

4位『推し、燃ゆ』宇佐美りん

アイドルを推している女子高生の心情を、繊細な文学的表現で描く

推し、燃ゆ

#第164回芥川賞受賞

Cartus

本屋大賞にもノミネートし、50万部を突破した2021年の話題作。

弱冠21歳の女性作家が書いた小説で、アイドルの”追っかけ”をしている女子高校生が主人公ということもあり、物語に入りやすく、非常に読みやすい作品といえる。

タイトルがまず秀逸で、「燃ゆ」という歴史小説に出てきそうなワードと、近年の流行ワードである「推し」が組み合わさっている。たしかな文学的表現を駆使しつつも、現代的な”アイドルのファン”の喪失感をテーマにしたキャッチーな内容だ。

小説を読み始めたばかりの方だけでなく、「最近の若い人の間ではどんな小説が流行っているんだろう?」と気になった方にもおすすめできる作品だ。

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3位『コンビニ人間』村田沙耶香

彼女は「人間」である以上に「コンビニ店員」だった

コンビニ人間

#第155回芥川賞受賞

本屋さん専門デザイン・企画事務所:honne

「普通とは何なのか?」そのような普遍的なテーマで、ここまで面白く書けるのかと衝撃を受けた。

普通になるために彼女が取る手段は狂っている。彼女は普通ではない。だけど、狂っている彼女の気持ちも分からなくもない。不思議な読後感のお話です。

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2位『三体Ⅲ 死神永生』劉 慈欣

現代SFの金字塔!地球を侵略しに来る「三体人」に最新テクノロジーで立ち向かう

三体Ⅲ

Cartus

話題沸騰の中国SF超大作で、本国では計2100万部以上を突破し、アジア初のヒューゴー賞を受賞した三部作の完結編だ。

彼方の惑星系に棲む「三体人」が地球を侵略に来る、という古典的なSFストーリーに最新テクノロジーを絡め、20世紀の「SF黄金期」の作品を再生させたとも言われている。

文化大革命のくだりから始まり、過去の歴史からナノテク・VR・量子コンピュータなど最先端テクノロジーまで一緒くたに語られる様は、まさに半世紀余りの激動を経験した現実の中国そのものを表している。

続きが気になるストレートな王道展開で、映画監督ジェームス・キャメロンやオバマ元大統領、Facebookのザッカーバーグを虜にしたのも納得。

ページ数 432ページ

1位『蜜蜂と遠雷』恩田陸

個性の違う天才たちがピアノコンクールでしのぎを削る!

蜜蜂と遠雷

#第156回直木賞 #2017年本屋大賞 #松岡茉優主演映画の原作

江戸君

直木賞と本屋大賞のW受賞で話題になっていた作品。異なるタイプの才能を持つピアニストたちが、1つのコンクールを通して互いに刺激を与え合い、成長していく姿を描きます。

恩田陸さんの文章の力で、文字を読んでいるのに音楽が聞こえてくる新鮮な体験ができます。まるで1つの壮大な音楽を鑑賞したような気分になりました。

普段は隙間時間を使って読んでいくスタイルの自分が、久しぶりに一気読みするほど面白かったです!

ページ数 454ページ
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5 Comments

知 苦 倭

私はこのサイトを見て正直すごく感動しましたここで紹介されている本は紛れもない傑作で私の生き方を大きく変えてしまいました、私はこのサイトを発見するまで本についてそれほど興味がわかなかったのですがこのサイトは私の本への考え方を大きく変わりました、皆さんにもこの素晴らしいサイトを見て本の素晴らしさを再確認してほしいです。

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