伊坂幸太郎おすすめ小説ランキング【読書好き67人に聞いた!】

大人気エンターテインメント小説作家・伊坂幸太郎。起伏に富んだプロットや魅力的なキャラクター、すべてが繋がる伏線回収などが特徴です。

今回は読書好きの方67名に、最大5冊まで伊坂幸太郎のおすすめ作品選んでいただきました。その結果をランキング形式でご紹介します。

MEMO
陽気なギャングシリーズは3作品をまとめて『陽気なギャングシリーズ』として集計しました。

今回の企画で投票された作品を出版年順に並べました。

  • 2000年12月
    オーデュボンの祈り 
  • 2002年7月
    ラッシュライフ 
  • 2003年1月
    陽気なギャングが地球を回す 
  • 2003年4月
    重力ピエロ 
  • 2003年11月
    アヒルと鴨のコインロッカー 
  • 2004年5月
    チルドレン 
  • 2004年7月
    グラスホッパー
  • 2005年6月
    死神の精度 
  • 2005年10月
    魔王
  • 2005年12月
    砂漠
  • 2006年3月
    終末のフール
  • 2007年1月
    フィッシュストーリー
  • 2007年11月
    ゴールデンスランバー
  • 2008年10月
    モダンタイムス 
  • 2010年3月
    オー!ファーザー 
  • 2010年6月
    バイバイ・ブラックバード
  • 2010年19月
    マリアビートル
  • 2012年12月
    残り全部バケーション 
  • 2013年3月
    ガソリン生活 
  • 2014年9月
    アイネクライネナハムトジーク 
  • 2015年2月
     火星に住むつもりかい? 
  • 2015年6月
    ジャイロスコープ 
  • 2016年3月
    サブマリン 
  • 2017年7月
    AX 
  • 2017年9月
    ホワイトラビット
  • 2018年11月
    フーガはユーガ 

1位:『死神の精度』 18票

CDショップに入りびたり、苗字が町や市の名前であり、受け答えが微妙にずれていて、素手で他人に触ろうとしないーそんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌八日目に死は実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う六つの人生。(Amazon商品説明より)

ねねこ

「死神」だけど死神らしくない死神のお話。
テンポのいい連作ストーリーでとても読みやすいです。
これを読めば死神のイメージが覆されるはず!

Megumi

人におすすめしやすいのが死神の精度です。
死神の、死神だからこそのちょっとしたずれたとこやシンプルな所の、可愛さが魅力。
関わる人達の優しさもいい。
映画のイメージもぴったりで好きです🎵

20代男性

人が死ぬお話ってとても悲しい気持ちになったりすると思うんですが、このお話は人がたくさん死ぬのに何が穏やかな気持ちで見られるんですよね。
なんだが読んでるだけで不思議な体験をしてるような気持ちになれる。
そんな作品です。

2位:『砂漠』 16票

仙台市の大学に進学した春、なにごとにもさめた青年の北村は四人の学生と知り合った。少し軽薄な鳥井、不思議な力が使える南、とびきり美人の東堂、極端に熱くまっすぐな西嶋。麻雀に勤しみ合コンに励み、犯罪者だって追いかける。一瞬で過ぎる日常は、光と痛みと、小さな奇跡でできていたー。実業之日本社文庫限定の書き下ろしあとがき収録!明日の自分が愛おしくなる、一生モノの物語。(Amazon商品説明より)

ahiru

砂漠に転げ落ちた大人として、忘れかけた大切なことを沢山思い出させてくれる作品でした。
だから若い人にはぜひ読んでほしい…砂漠に押し出される前に。
人を諦めないだとか、信じるだとか…大げさなことじゃなく小さな力の関わり合いこそが生きる大きな力になる。
そんなことを感じてほしいと思います。

うぐはら

東西南北+アルファの中で一番「砂漠に雪を降らせる」ことを目的とし、無鉄砲で負けず嫌いな西嶋が大好きです。
ゲームをしながら、大量に本を借りて、西嶋なりに鳥井のことを心配していたシーンにはほろりとしました。
「人間にとっての最大の贅沢とは、人間関係における贅沢のことである。」
学長の言葉を胸に刻んで、最高の仲間たちを築き上げていけたら良いですね。
こんな青春を過ごしてみたかったなあ。

yuka

仲間たちの距離感とバランスが絶妙で会話のテンポがわたしは好きでした。
学生生活が懐かしくなる作品です。

@読書記録

多分こんな作品伊坂幸太郎にしか書けないかもしれない。
読み始めはただただ西嶋に違和感を覚えたり、麻雀なんてイキッてるって感じるけど読み終えた時にはいつのまにか西嶋を好きになってるし、5人の大学生活が羨ましくてたまらなくなる作品。
西嶋の格言は要メモすべし!
何かの役に立つかもしれません。
『砂漠』 伊坂幸太郎 あらすじと感想【僕らの青春は終わらない】伊坂幸太郎『砂漠』あらすじと感想【僕らの青春は終わらない】

3位:『重力ピエロ』 14票

兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。家族には、過去に辛い出来事があった。その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。連続放火と、火事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。そしてそのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とはー。溢れくる未知の感動、小説の奇跡が今ここに。(Amazon商品説明より)

うぐはら

「春が二階から落ちてきた」という一行が今も忘れられません。
春は、女子高生を守るためにわざわざ悪人役になって、釘バッドを振り回しているんですよね。
重い内容を取り扱っているだけに、涙なしでは読むことは不可能なのですが、ピエロ(道化)になれば、重力さえも自由に操ることができるというセリフに、「不幸な人生も、自らの意思で操っていけ」という、伊坂さんらしい励ましを貰ったような気がしています。

よち

ある出来事を『重力』と捉えるならば、血の繋がりや遺伝子の枠を越え辛い現実から目を背けず、
深い魂の絆で繋がった家族は、強く前向きに日々を生き、父の無償の愛と兄の想いに救われ軽やかに春が舞う。
人が天秤に乗った時、こんな結末も存在すると思うのです。

あいか

「春が二階から落ちてきた」
という出だしが印象的です。
春の明るい性格とは真反対のあまりに悲しく切ないストーリーです。

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