村上春樹おすすめ作品ランキング【読書好き45人に聞いた!】

村上春樹おすすめ小説ランキング【読書好き45人に聞いた!】

圧倒的にオリジナルな文体と世界観。つい読み進めたくなるリズミカルな文体。デビューから40周年を迎え、世界から高い評価を受け続ける作家・村上春樹。

今回は読書好きの方45名に村上春樹おすすめの作品を1冊ずつ選んでいただきました。その結果をランキング形式で紹介します。

1位:世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 6票

高い壁に囲まれ、外界との接触がまるでない街で、そこに住む一角獣たちの頭骨から夢を読んで暮らす〈僕〉の物語、“世界の終り”。老科学者により意識の核に或る思考回路を組み込まれた〈私〉が、その回路に隠された秘密を巡って活躍する“ハードボイルド・ワンダーランド”。静寂な幻想世界と波瀾万丈の冒険活劇の二つの物語が同時進行して織りなす、村上春樹の不思議の国。(Amazon商品説明より)

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランドの感想

一蔵とけい

静寂な幻想世界と波乱万丈の冒険という2つの世界がパラレルに進行します。
まるで雰囲気の違う作り込まれた2つの世界が結びついた時、誰かにこの物語の話をしたくて堪らなくなった記憶があります。 頭の中の全く違う部分で想像しているような気分になる物語なのに最後には1つの小説として嘆息。
大好きな作品です。

試し読みする

『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の基本情報
出版社 新潮社
出版日 2010/04/08
ページ数 480ページ
発行形態 単行本、文庫、電子書籍

2位:風の歌を聴け 5票

一九七〇年の夏、海辺の街に帰省した“僕”は、友人の“鼠”とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。二人それぞれの愛の屈託をさりげなく受けとめてやるうちに、“僕”の夏はものうく、ほろ苦く過ぎさっていく。青春の一片を乾いた軽快なタッチで捉えた出色のデビュー作。群像新人賞受賞。(Amazon商品説明より)

風の歌を聴けの感想

りゅうりゅうさん

働き出した頃読んだ本書。
自分と社会の間にあるもやもやとした歪みや、漠然と頭の中で考えている事がこの本の中に言葉として存在しているのを確信しました。
友達とのたわいない会話ですら小説の中にあり、しかもそれが面白いのです。
集まる度に友とこの本について語り合いました。

試し読みする

『風の歌を聴け』の基本情報
出版社 講談社
出版日 2004/09/15
受賞 第22回群像新人文学賞受賞
ページ数 168ページ
発行形態 単行本、文庫、電子書籍

3位:ノルウェイの森 4票

暗く重たい雨雲をくぐり抜け、飛行機がハンブルク空港に着陸すると、天井のスピーカーから小さな音でビートルズの『ノルウェイの森』が流れ出した。僕は一九六九年、もうすぐ二十歳になろうとする秋のできごとを思い出し、激しく混乱し、動揺していた。限りない喪失と再生を描き新境地を拓いた長編小説。(Amazon商品説明より)

ノルウェイの森の感想

ひかる

ファンタジー要素などはなく、セックスがたくさん出てくるリアリズム恋愛小説です。
重くて出口のない愛もあれば、軽快な下ネ…ウィットに富んだセリフと熱い思いに救われる恋もある。
雨とギターの音色がよく似合う。
そんな小説です。

試し読みする

『ノルウェイの森』の基本情報
出版社 新潮社
出版日 2004/09/15
ジャンル 恋愛
ページ数 304ページ
発行形態 単行本、文庫

4位:海辺のカフカ 3票

「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」-15歳の誕生日がやってきたとき、僕は家を出て遠くの知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らすようになった。家を出るときに父の書斎から持ちだしたのは、現金だけじゃない。古いライター、折り畳み式のナイフ、ポケット・ライト、濃いスカイブルーのレヴォのサングラス。小さいころの姉と僕が二人並んでうつった写真…。(Amazon商品説明より)

海辺のカフカの感想

すみか@とある国語教師

オイディプスを下敷きにした少年カフカの話。
交錯して父を代理的に殺すナカタさんの話。
時代も場所も位相も行きつ戻りつしながら、しかし、静かに静かに物語は進む。
知らないはずのメロディが低く静かに流れ、暗い色調の世界が眼前に広がる。

試し読みする

『海辺のカフカ』の基本情報
出版社 新潮社
出版日 2005/03/01
ページ数 496ページ
発行形態 単行本、文庫、電子書籍

4位:1Q84 3票

1Q84年ー私はこの新しい世界をそのように呼ぶことにしよう。青豆はそう決めた。Qはquestion markのQだ。疑問を背負ったもの。彼女は歩きながら一人で肯いた。好もうが好むまいが、私は今この「1Q84年」に身を置いている。私の知っていた1984年はもうどこにも存在しない。…ヤナーチェックの『シンフォニエッタ』に導かれて、主人公・青豆と天吾の不思議な物語がはじまる。(Amazon商品説明より)

1Q84の感想

yurika

青豆や天吾など登場人物が、現実の1984年ではなく、虚構の1Q84年にいて、現実世界ではありえないことが起きているとわかっているのに、まるで現実世界のように話が進んでいったときは、衝撃を受けました。
読んでいて私も気付くと、現実世界と本の中の世界のどちらにいるのか、分からなくなる中毒性があります。。

The Joy of LIVING

ファタジー要素が強めですが、登場人物のキャラが立っていて、まるで長編の映画を観ているようでした。

雨宮眠夜/Snowrain

惹き込まれる幻想的な世界観。
その中で主人公2人の恋物語が繰り広げられる……。
読み応え抜群です。

試し読みする

『1Q84』の基本情報
出版社 新潮社
出版日 2012/03/28
ページ数 357ページ
発行形態 単行本、文庫、電子書籍

書き手にコメントを届ける

記事の感想や追加してもらいたい情報のリクエスト、修正点の報告などをお待ちしています。
あなたの言葉が次の記事執筆の力になります。