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村上春樹おすすめ作品ランキング21選【読書好きが選んだ!】

圧倒的にオリジナルな文体と世界観。つい読み進めたくなるリズミカルな文体。デビューから40周年を迎え、世界から高い評価を受け続ける作家・村上春樹。

今回は読書好きのみなさんに村上春樹おすすめの作品を1冊ずつ選んでいただきました。その結果をランキング形式で紹介します。

村上春樹のプロフィール

1949年、京都府生まれ。早稲田大学文学部卒。1979年デビュー作『風の歌を聴け』で第22回群像新人文学賞を受賞。1982年『羊をめぐる冒険』で第4回野間文芸新人賞、1985年『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』で第21回谷崎潤一郎賞、1995年『ねじまき鳥クロニクル』で第47回読売文学賞、2009年『1Q84』で第63回毎日出版文化賞。また、海外の文学賞受賞歴も豊富。2006年フランツ・カフカ賞、フランク・オコナー国際短編賞、2009年エルサレム賞、2011年カタルーニャ国際賞、2016年ハンス・クリスチャン・アンデルセン文学賞など。

1位『ノルウェイの森』

ノルウェイの森

残酷な恋愛の果てに「僕」が気付いたこととは?

ひかる

ファンタジー要素などはなく、セックスがたくさん出てくるリアリズム恋愛小説です。

重くて出口のない愛もあれば、軽快な下ネ…ウィットに富んだセリフと熱い思いに救われる恋もある。

雨とギターの音色がよく似合う。そんな小説です。

暗く重たい雨雲をくぐり抜け、飛行機がハンブルク空港に着陸すると、天井のスピーカーから小さな音でビートルズの『ノルウェイの森』が流れ出した。僕は一九六九年、もうすぐ二十歳になろうとする秋のできごとを思い出し、激しく混乱し、動揺していた。限りない喪失と再生を描き新境地を拓いた長編小説。

ページ数 304ページ
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2位『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド

2つの世界の物語の中で生きる主人公が愛を求めて選んだ世界は…?

一蔵とけい

静寂な幻想世界と波乱万丈の冒険という2つの世界がパラレルに進行します。

まるで雰囲気の違う作り込まれた2つの世界が結びついた時、誰かにこの物語の話をしたくて堪らなくなった記憶があります。

頭の中の全く違う部分で想像しているような気分になる物語なのに最後には1つの小説として嘆息。大好きな作品です。

高い壁に囲まれ、外界との接触がまるでない街で、そこに住む一角獣たちの頭骨から夢を読んで暮らす〈僕〉の物語、“世界の終り”。老科学者により意識の核に或る思考回路を組み込まれた〈私〉が、その回路に隠された秘密を巡って活躍する“ハードボイルド・ワンダーランド”。静寂な幻想世界と波瀾万丈の冒険活劇の二つの物語が同時進行して織りなす、村上春樹の不思議の国。

ページ数 480ページ

3位『風の歌を聴け』

風の歌を聴け

第22回群像新人文学賞受賞

りゅうりゅうさん

働き出した頃読んだ本書。

自分と社会の間にあるもやもやとした歪みや、漠然と頭の中で考えている事がこの本の中に言葉として存在しているのを確信しました。

友達とのたわいない会話ですら小説の中にあり、しかもそれが面白いのです。集まる度に友とこの本について語り合いました。

一九七〇年の夏、海辺の街に帰省した“僕”は、友人の“鼠”とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。二人それぞれの愛の屈託をさりげなく受けとめてやるうちに、“僕”の夏はものうく、ほろ苦く過ぎさっていく。

ページ数 168ページ

4位『海辺のカフカ』

海辺のカフカ

現実世界と邪念渦巻く異次元を行き来する世界一不思議な少年の旅

すみか@とある国語教師

オイディプスを下敷きにした少年カフカの話。

交錯して父を代理的に殺すナカタさんの話。時代も場所も位相も行きつ戻りつしながら、しかし、静かに静かに物語は進む。

知らないはずのメロディが低く静かに流れ、暗い色調の世界が眼前に広がる。

「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」-15歳の誕生日がやってきたとき、僕は家を出て遠くの知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らすようになった。家を出るときに父の書斎から持ちだしたのは、現金だけじゃない。古いライター、折り畳み式のナイフ、ポケット・ライト、濃いスカイブルーのレヴォのサングラス。小さいころの姉と僕が二人並んでうつった写真…。

ページ数 496ページ

5位『1Q84』

1Q84

月がふたつ存在する時代1Q84。戻れない1984。さぁ、どうする

yurika

青豆や天吾など登場人物が、現実の1984年ではなく、虚構の1Q84年にいて、現実世界ではありえないことが起きているとわかっているのに、まるで現実世界のように話が進んでいったときは、衝撃を受けました。

読んでいて私も気付くと、現実世界と本の中の世界のどちらにいるのか、分からなくなる中毒性があります。。

The Joy of LIVING

ファタジー要素が強めですが、登場人物のキャラが立っていて、まるで長編の映画を観ているようでした。

雨宮眠夜

惹き込まれる幻想的な世界観。

その中で主人公2人の恋物語が繰り広げられる……。読み応え抜群です。

1Q84年ー私はこの新しい世界をそのように呼ぶことにしよう。青豆はそう決めた。Qはquestion markのQだ。疑問を背負ったもの。彼女は歩きながら一人で肯いた。好もうが好むまいが、私は今この「1Q84年」に身を置いている。私の知っていた1984年はもうどこにも存在しない。…ヤナーチェックの『シンフォニエッタ』に導かれて、主人公・青豆と天吾の不思議な物語がはじまる。

ページ数 357ページ

6位『羊をめぐる冒険』

羊をめぐる冒険

イノマン

村上春樹の羊をめぐる冒険は、デビュー作の『風の歌を聴け』、その次の『1973年のピンボール』に繋がる話なので、村上春樹初心者は『風の歌を聴け』→『1973年のピンボール』→『羊をめぐる冒険』→『ダンスダンスダンス』の順番で、読書をして頂きたい作品。

主人公の「僕」と対になる「鼠」との友情が本当に良いです。

当時、村上春樹は『コインロッカーベイビーズ』の影響で長編を書く事を決め、古典文学である『グレート・ギャッビー』『ロング・グッドバイ』の影響を受けて男の友情物語を書いた『羊をめぐる冒険』は、村上春樹の世界感が一気に広がった物語です。

まだ読んでいない方は、最高の読書体験をぜひ。

あなたのことは今でも好きよ、という言葉を残して妻が出て行った。その後広告コピーの仕事を通して、耳専門のモデルをしている二十一歳の女性が新しいガール・フレンドとなった。北海道に渡ったらしい“鼠”の手紙から、ある日羊をめぐる冒険行が始まる。

ページ数 268ページ

7位『国境の南、太陽の西』

国境の南、太陽の西

50代女性

少しショッキングな恋愛物語でした。

『ねじまき鳥クロニクル』や『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の旅』を思わせるような主人公の思いや、人間を色彩で分けている感じがします。主人公の男は、悪人よりで国境の南と太陽の西は自分の善悪のふり幅の例えだったのかな。

すっきりしない恋愛物語ですが、こういう春樹作品も好きです。純文学の深みを感じられるかも。

30代男性

全体を通して暗く重い内容でした。主人公と2人の女性との関係性がドキドキハラハラするものでしたが、主人公の葛藤するさまが繊細に描写されていて、共感する部分もありました。

自分の気持ちを正直に打ち明けることができれば、主人公はもっと早く楽になれただろうにと思いました。歳を重ねてから再読したい作品です。

今の僕という存在に何らかの意味を見いだそうとするなら、僕は力の及ぶかぎりその作業を続けていかなくてはならないだろうーたぶん。「ジャズを流す上品なバー」を経営する、絵に描いたように幸せな僕の前にかつて好きだった女性が現われてー。

ページ数 302ページ

8位『スプートニクの恋人』

スプートニクの恋人

book86@読書

1番おすすめの作品は、『スプートニクの恋人』です!!
1ページ目からある、恋に落ちた時の例え方が面白くて好きです(*´˘` )

40代男性

22歳と若いが故の主人公すみれの恋への思い。リアルの世界でもこうした猪突猛進型はいるのかなあと思いながら読みました。

また、ミュウの存在が何なのか?母親なのか?など読み手によって様々な解釈が生まれてくる作品です。

ヒューマンコミュニケーションを改めてどうとるべきか考えさせられます。

22歳の春にすみれは生まれて初めて恋に落ちた。広大な平原をまっすぐ突き進む竜巻のような激しい恋だった。それは行く手のかたちあるものを残らずなぎ倒し、片端から空に巻き上げ、理不尽に引きちぎり、完膚なきまでに叩きつぶした。-そんなとても奇妙な、この世のものとは思えないラブ・ストーリー。

ページ数 328ページ

9位『アフターダーク』

アフターダーク

私たちが目撃する、しかし立ち入ることができない一夜の物語

50代女性

不思議な感覚の小説です。恋愛でもなく、悲哀でもなく、ただ一人の少女の一晩におきた出来事を描写しているんです。

さながら読者は演劇を観覧しているような感覚であっという間にエンディングなので、「?」と思うこともあります。

しかし、これが巧妙な春樹ワールド。一人の少女を取り巻く人間関係と夜、俯瞰している読者。これら全て登場人物だとしたら自分も作品の一部になったと嬉しくなる1冊です。

20代女性

深夜のファミレスでタバコを吸いながら、読書をしている少女。

なんだかやさぐれた雰囲気。何かに巻き込まれそうな予感がすると思っていたら、さっそく声をかけてくる人が。なにやら前に一度会ってるようで、姉の知り合いだそうだけど、だからってなんの用だろうか。嫌な予感を最初から感じつつ、それでも先が気になってしまう。

時計の針が深夜零時を指すほんの少し前、都会にあるファミレスで熱心に本を読んでいる女性がいた。フード付きパーカにブルージーンズという姿の彼女のもとに、ひとりの男性が近づいて声をかける。そして、同じ時刻、ある視線が、もう一人の若い女性をとらえるー。

ページ数 304ページ

10位『TVピープル』

TVピープル

キニツカニキ

中学生の時に初めて読んだ村上春樹作品が『TVピーブル』。

夢に出てきそうなぐらい気味悪くて恐ろしかったですが、今ではいい思い出。

40代男性

村上作品の中では、やや毛色が異なる作品になります。

ファンの人にはぜひ読んで欲しい作品の1つです。逆に、初めて村上春樹に触れるという人は、読まない方がよいです。作品を通して伝えたいことの振れ幅が大きすぎるだけでなく、ただの変な話としてのインパクトが強すぎるからです。

『TVピープル』を読んで、強いて言うと知らない間に集団圧力に囲まれている、気が付かない間にある方向に引っ張られているということを感じました。

人によって感じ方が違うのが村上春樹の作品の特徴ではありますが、この作品は特にそう思いました。ファンの人はぜひ読んでみてください。

50代男性

村上春樹の話は、スコんとわかる作品は少ないです。

まあ中身的には、どこかに面白いやり取りが出てくるのでそれが楽しみで読んでいるというところもあります。

『TVピープル』は、スコンとわかる方はなかなかですし、クスッと笑えるところがほとんどなくて、ひたすら暗いです。

知らない人が留守している間にTVを持ち込んで、それがだんだん生活に入り込んで、ある宝庫性を示す。又そのことに違和感を何ら感じないというのがメインの流れです。これは、村上春樹流の大衆心理の1つのスケッチでしょう。いつの間にか各人の思考が奪われていくのが大衆の習性だとでも言いたいのかと思いました。

不意に部屋に侵入してきたTVピープル。詩を読むようにひとりごとを言う若者。男にとても犯されやすいという特性をもつ美しい女性建築家。17日間一睡もできず、さらに目が冴えている女。-それぞれが謎をかけてくるような、怖くて、奇妙な世界をつくりだす。

ページ数 210ページ

11位『回転木馬のデッドヒート』

回転木馬のデッドヒート

30代男性

村上春樹さんの著書を初めて読む人におすすめしたい短編集。

読みやすく、自分の近くで発生した出来事のようにリアリティを持って読み進めることができます。

特に「タクシーに乗った男」では、主人公は思い入れのある絵を燃やしてしまうのですが、その理由を読みながら自分で考えていく辺りに、この作品の魅力が詰まっています。

現代の奇妙な空間ー都会。そこで暮らす人々の人生をたとえるなら、それはメリー・ゴーラウンド。人はメリー・ゴーラウンドに乗って、日々デッド・ヒートを繰りひろげる。人生に疲れた人、何かに立ち向かっている人…、さまざまな人間群像を描いたスケッチ・ブックの中に、あなたに似た人はいませんか。

ページ数 224ページ

12位『カンガルー日和』

カンガルー日和

30代男性

ゆっくりと時間が流れているような気分になれる作品で、非常に心が落ち着く印象を受けました。

秋の夜長にしっとりとしながら読むのにもってこいの作品だと感じましたし、内容も日常的な部分が多かったので、様々に共感ができ受け入れやすかったです。

読んでいるだけでここまで穏やかな気持ちになれる作品はあまりないと思いました。

時間が作り出し、いつか時間が流し去っていく淡い哀しみと虚しさ。都会の片隅のささやかなメルヘンを、知的センチメンタリズムと繊細なまなざしで拾い上げるハルキ・ワールド。ここに収められた18のショート・ストーリーは、佐々木マキの素敵な絵と溶けあい、奇妙なやさしさで読む人を包みこむ。

ページ数 252ページ
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13位『東京奇譚集』

東京奇譚集

奇跡、喪失感、忘れ得ぬ恋心の受容の魅力を不思議話で語る短編集

かごしまビジネス読書会

東京奇譚集が1番好きです。

どれもたまらなく素晴らしい短編ですが、「日々移動する腎臓のかたちをした石」はふとした時に自分の中で存在して、ぞわぞわと蠢いているような感覚があります。

肉親の失踪、理不尽な死別、名前の忘却…。大切なものを突然に奪われた人々が、都会の片隅で迷い込んだのは、偶然と驚きにみちた世界だった。孤独なピアノ調律師の心に兆した微かな光の行方を追う「偶然の旅人」。サーファーの息子を喪くした母の人生を描く「ハナレイ・ベイ」など、見慣れた世界の一瞬の盲点にかき消えたものたちの不可思議な運命を辿る5つの物語。

ページ数 256ページ

14位『ねじまき鳥クロニクル』

ねじまき鳥クロニクル

ねじまき鳥が鳴き、時間軸がずれていく!人間の感情に溺れる作品

50代女性

1番好きな春樹作品です。電話の呼び出し音、猫の鳴き声、女性が飲むコーラの水滴までも美しく描写されているんです。

何度読んでも飽きない私は単行本と文庫本まで購入しちゃいました笑。

不思議な春樹ワールド全開の物語。妻の失踪、猫、ちょっと物静かな男。時間軸が歪む感じが本の上でも感じられる素敵な1冊です。

40代男性

長編を一気に読ませてしまう筆力が凄い。

舞台の筋が広がり過ぎて、主人公の行動を理解するまでに時間がかかりましたが、所々のエピソードが印象的で飽きはこないです。

綿谷と主人公で次元の高い悪口の言い合いのシーンがあり、あんな悪口言えたらスッキリするのだろうなあと感心しました。

40代男性

村上春樹が小説の中でやりたいことである「読み手を現実空間から第3の別空間へ移動させる」が体験できる不思議な小説です。

そんなことできるわけないと多くの人が考えると思います。たかが小説で第3の別空間への移動ができるなんて。

でもそこは村上春樹です。とにかく読んでもらいたいです。小説にも出てくる深い井戸を通して、まさに読み手の意識を別空間に運んでくれる超不思議な体験ができます。超おすすめです!

僕とクミコの家から猫が消え、世界は闇にのみ込まれてゆく。-長い年代記の始まり

ページ数 312ページ

15位『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

色をもたない多崎つくるは他の色を際立たせるための存在だった

50代女性

多崎つくる以外の人間には「色彩」があって不思議な冒頭でした。村上春樹作品で「色」縛りは珍しいので。

仲が良かった友人たちと久しぶりに再会するも、どこか違和感だらけ。多崎つくる君が巡礼の旅で見つけた物に私は泣いてしまいました。

春樹作品で泣いたのは初めてかもしれない。大人が清らかな気持ちになれる1冊です。

30代男性

自分が抱えているトラウマに対して、優しく語りかけてもらえているような気持ちになる小説。

この作品が自分を見つめ直すきっかけになりましたし、精神的にしんどい時には特に読み返したくなります。

40代男性

最初は何が何だかわからないですが、最後まで読むと「ああそういうことだったのか」と納得と感動を体感しました。

「旧友との別離」は経験した人もいると思うので、自分の青春時代の追体験的な作品としてもおすすめです。

多崎つくるは鉄道の駅をつくっている。名古屋での高校時代、四人の男女の親友と完璧な調和を成す関係を結んでいたが、大学時代のある日突然、四人から絶縁を申し渡された。理由も告げられずに。死の淵を一時さ迷い、漂うように生きてきたつくるは、新しい年上の恋人・沙羅に促され、あの時何が起きたのか探り始めるのだった。

ページ数 421ページ

16位『アンダーグラウンド』

アンダーグラウンド

本当の地下鉄サリン被害者は誰だ

50代男性

実際に起きた事件を題材にしたノンフィクション小説ということで、読んでいくとゾワゾワくるものがありました。

事件に遭遇した方たちからインタビューしただけあり、当時の様子が色濃く描かれていたのが凄かったです。

おすすめポイントはテレビでも表立って報道しにくい内容が記載されている点。そういった記述は序文にも記載されていますし、著者の執筆意欲を増すことになったんだと思います。

地下鉄サリン事件に興味のある人にとってはかなり興味深い内容ですし、気になる人は要チェックですね。

40代男性

暗いテーマながらも、村上春樹さんならではの切り口で様々なインタビューを行うことにより、話し手の心の奥底まできちんとオープンにさせているところが本当に凄いと思いました。

重い気持ちになってしまう可能性もはらんでいますが、世の中の様々な側面を見たい方にとっては必要な1冊です。

過去の歴史を風化させてはならないという思いも込めて、ぜひ読んでいただきたいと思います。

50代女性

日本を震撼させた地下鉄サリン事件の被害者に話を聞きまとめた一冊。

まとめて括られてしまいがちな被害者の数を、1つ1つ、1人1人の話を聞くことで感じること。読むのがつらいけれど知っておきたいことです。

逆に、オウム信者に聞き取りをした1冊も販売されました。どちらにも、それぞれの人生があることが理解できる本です。

40代男性

新聞やニュースでは知り得なかった、関係者がどんな人物でどのようなことを考えどのように地下鉄サリン事件を心のなかで処理して今にいたるのか、この本を読んでこそ知り得る一人一人の人間性に迫った情報に満ちています。

1995年3月20日の朝、東京の地下でほんとうに何が起こったのか。同年1月の阪神大震災につづいて日本中を震撼させたオウム真理教団による地下鉄サリン事件。この事件を境に日本人はどこへ行こうとしているのか、62人の関係者にインタビューを重ね、村上春樹が真相に迫るノンフィクション書き下ろし。

ページ数 780ページ

17位『女のいない男たち』

女のいない男たち

顔色一つ変えずに男を裏切る女、そんな彼女を愛する男の自然体の愛

50代男性

いかにも村上春樹らしい情痴的な恋愛小説集。

所々に恋をしたことのある人間ならば胸にグッとくる言葉や情景があったりするので、自分の過去の一瞬がフラッシュバックするような感覚を味わうことができます。

切なくも懐かしいような思い。少しほろ苦い読後感が残ると思いますが、たとえば「ひとりの女性を失うことは自分の過去を永遠に失うということである」というセリフは、さすが村上春樹だなあと思わされ、読んでよかったと納得することでしょう。

20代女性

妻が生前に浮気していた男と交流する主人公の心境がよくわからない。生きてるうちならともかく、死後、しかも結構時間が経ってから。

ふと思い立ったのか、というのもあるかもしれないが、自分だったらそんな人の顔すら知りたくもない。

ドロドロした暗い気持ちになる。だけど最後はどこか爽やかな印象でした。

「ドライブ・マイ・カー」「イエスタデイ」「独立器官」「シェエラザード」「木野」他全6篇。最高度に結晶化しためくるめく短篇集。

ページ数 300ページ

18位『騎士団長殺し』

騎士団長殺し

「彼ら」が戻るそれぞれの場所を見届ける。それが読者の役目

50代女性

男性と絵画が印象的な物語です。待ちに待った長編小説の発売ということで、発売日に購入して一気読みしました。

不思議な性行為の末に生まれた娘を見守る男。鈴の鳴る穴。屋根裏の絵。読み進めるほどにドキドキが止まらず、探検している気分でした。

涼しさを感じるお話なので、暑い日やリラックスしたい時におすすめの1冊です。

一枚の絵が、秘密の扉を開ける……妻と別離し、傷心のまま、海を望む小暗い森の山荘に暮らす孤独な36歳の画家。ある日、緑濃い谷の向こうから謎めいた銀髪の隣人が現れ、主人公に奇妙な事が起き始める。

ページ数 333ページ

19位『村上ラヂオ』

村上ラヂオ

何気ない日常の「あるある」さえも、心動かされる村上節で

30代女性

日常の些細なことも村上さんらしい独特な視点で切り取られており、小説よりもかなり軽い気持ちで読めるエッセイです。

クスっと笑えるところあり、なんとなく気持ちがほぐれていくほっこり感や新しい発見あり、単なるエッセイ集というだけでなく所々村上節が炸裂しているのが個性的で良いです。

柿ピーのネタやコロッケの話など、日常の些細なことも村上さん視点で見るとこんな発見があるのかというのを追体験できて、誰でも読みやすく興味を惹きつけられます。

元々女性誌に連載されていたエッセイなので、重めの小説はちょっと…という人にぜひ気軽な気持ちで読んでほしいです。

オーバーの中に子犬を抱いているような、ほのぼのとした気持ちで毎日をすごしたいあなたに、ちょっと変わった50のエッセイを贈ります。

ページ数 224ページ

20位『一人称単数』

一人称単数

20代女性

非常に読みやすい短編集です。

題材は、和歌やジャズ、そしてビートルズにまつわる思い出を描いている「ウィズ・ザ・ビートルズ」など。音楽に関する作品なので、知ってるものも多くて入り込みやすい。

独特の世界観と、淡々とした印象になる時もあれば、どこか死を思わせる暗い印象の空気感も味わえます。不思議な感覚になる1冊。

「一人称単数」とは世界のひとかけらを切り取る「単眼」のことだ。しかしその切り口が増えていけばいくほど、「単眼」はきりなく絡み合った「複眼」となる。そしてそこでは、私はもう私でなくなり、僕はもう僕でなくなっていく。

ページ数 236ページ

21位『ダンス・ダンス・ダンス』

ダンス・ダンス・ダンス

20代女性

「ぼく」は文化的雪かきと称してフリーのライターをしている。とにかく登場人物がたくさん出てきて、場所もハワイに行ったり東京に戻ったかと思ったら今度は札幌に行ったり。

舞台がコロコロ変わるので、自分までどこか精神的にトリップしているかのような不思議な気持ちになる。意識を少しずつ混乱させていくような小説。

30代男性

羊を巡る冒険からシームレスに繋がる物語で、村上作品のヒストリーの中でも重要度が高く、エンタメ性も高い物語だと思います。

私の故郷札幌が舞台となっている事もあり、主人公が立ち寄る場所やホテル、食べ物まで想像を働かせるのが楽しく、フィクションながらリアリティを感じる作品です。

喪失から何かを取り戻そうと奔走する主人公が、四苦八苦の末、到達する過程に懐かしさと共感を強く覚える小説です。

30代男性

村上春樹の小説は、様々な解釈の仕方があります。私の解釈が正しいのか間違っているのか。また、浅いのか。自信はありません。『ダンス・ダンス・ダンス』は、ユミヨシさんと僕にとって幸せな結末となっています。途中経過は別にして、分かりやすいハッピーエンドに感じます。

『風の歌を聴け』から考えると、多くの人が死に多くの人が去っていきました。しかし、世界との繋がりを取り戻し僕は新しく生まれ変わります。20代を駆け抜け30代になり、ようやく僕は自分の存在を取り戻し居場所を見つけることが出来た。

喪失の物語は、再生の物語でエンディングを迎えました。村上春樹の小説にしてははっきりとした結末でした。

『羊をめぐる冒険』から4年、激しく雪の降りしきる札幌の街から「僕」の新しい冒険が始まる。奇妙で複雑なダンス・ステップを踏みながら「僕」はその暗く危険な運命の迷路をすり抜けていく。

ページ数 424ページ

おわりに

読書好きが選ぶ村上春樹作品のランキング記事を楽しんでいただけましたでしょうか?

他にもたくさんの作家さんのまとめ記事があるので、ぜひ覗いてみてください!

それでは、これからも素晴らしい読書ライフを!

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