宮部みゆきおすすめ小説ランキング【読書好き36人に聞いた!】

宮部みゆきおすすめ小説ランキング【読書好き36人に聞いた!】

ジャンルを問わず30年近位活躍を続ける作家・宮部みゆき。癖の少ない文体と読みやすさから、幅広い読者層に愛読されています。

今回は読書好きの方36名に最大5冊まで宮部みゆきのおすすめ作品を選んでいただきました。その結果をランキング形式でご紹介します。

1位:火車 10票

休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消してーなぜ彰子はそこまでして自分の存在を消さねばならなかったのか?いったい彼女は何者なのか?謎を解く鍵は、カード会社の犠牲ともいうべき自己破産者の凄惨な人生に隠されていた。山本周五郎賞に輝いたミステリー史に残る傑作。(Amazon商品説明より)

火車の感想

yurika

捜査中の怪我で休職している刑事の本間。
亡き妻の親戚栗坂和也の婚約者が失踪したため、探して欲しいと依頼されることから始まるこの物語。
捜査の度に、何重にも重ねられたベールが剥がれていく展開にドキドキしました。
また自己破産など社会の闇を映すことで、話にリアリティーが感じられます。
宮部作品の中でも傑作と言い切れます!

みーにゃᴹⁱᵒꕮ︎©居眠り姫❤I’m free!❤

ミステリーとしてだけでなく、1人の女性として恐怖を感じながら一気に読みました。
彼女がどん底まで堕ち、全てを捨てて逃げ続けながらも求めた幸せは郁美のような人生だったのかもしれないと思うと本間刑事が彼女を「君」と呼ぶに至る気持ちに共感でき、このラストに震えました。

ひかる(鶯)@芒羊會_11/24文学フリマ寄稿

休職中の刑事・本間のもとに舞い込んだ、婚約者を探して欲しいとの依頼。
過去を遡り、明らかになる事実、一体彼女は何者なのか?
分厚い文庫本ですが、息もつかせぬ展開に一気読み間違いなしです!

Hitoshi Tomiya

自分が読書好きに、ミステリー好きになるきっかけとなった一冊です。
それにしても宮部さん、ミステリーなのに人を書くのがホント上手いです。
疾走中の女性の人生や人となり、境遇を根気よく調べていき、徐々に真相が明らかになる過程では、ページを捲る手を止められません。
そしてあのラストシーン、ミステリー史上最高のラストではないでしょうか。
『火車』の基本情報
出版社 新潮社
出版日 1998/01/30
ジャンル ミステリー
ページ数 590ページ
受賞 第6回山本周五郎賞受賞
発行形態 単行本、文庫、オーディオブック

2位:ソロモンの偽証 6票

クリスマス未明、一人の中学生が転落死した。柏木卓也、14歳。彼はなぜ死んだのか。殺人か。自殺か。謎の死への疑念が広がる中、“同級生の犯行”を告発する手紙が関係者に届く。さらに、過剰報道によって学校、保護者の混乱は極まり、犯人捜しが公然と始まったー。一つの死をきっかけに膨れ上がる人々の悪意。それに抗し、死の真相を求める生徒達を描く、現代ミステリーの最高峰。(Amazon商品説明より)

ソロモンの偽証の感想

yurika

自殺した生徒が本当は殺されたのではないか。
クラス全体が疑心暗鬼になるなか、開かれる模擬裁判。
成人した者の裁判でも難しいのに、登場人物のほとんどが中学生。
多感な彼らが出す裁判の結論まで、汗を握る壮大な物語でした。

夢想 愛

主人公は思春期真っ只中の中学生たち。
そんな彼らが、同級生の突然の死の真相を暴く為、擬似法廷を作り出し、裁判を行うという、とても衝撃的な内容の物語です。 映画化もされて、話題にもなったと思います。
長編ですが、この物語は、大人顔負けの行動力と勇気で、自分たちの道を切り開いた少年少女たちの記録でもあります。
子どもたちの強さを感じられる1冊です。

ロナ*THANXジッタ愛だろ愛(ღ˘⌣˘ღ)<br />

クリスマスの朝主人公は校庭に柏木君の死体を発見する。
転落死かと思われたが告発文が届く。
彼がいじめにより殺されその現場をみたと。
彼女は大出にいじめられており濡れ衣を着せたかったのだ。
そして卒業に当たり真相を知るべく学校内裁判が始まった。
調べるうちにわかる真実や嘘に時に打ちのめされますが柏木君の思いには衝撃を受けました。

佐藤 桃子

1人の生徒の死を巡り、真相を明らかにしようとする中学生達が校内裁判を行うという珍しい世界ですが、それによって登場人物それぞれが抱える苦悩が明らかになって思わず涙してしまいます。
勇気を出して有耶無耶にしようとする大人に立ち向かう姿もかっこいいです!
『ソロモンの偽証』の基本情報
出版社 新潮社
出版日 2014/09/01
ジャンル ミステリー
ページ数 515ページ
発行形態 単行本、文庫、オーディオブック

2位: レベル7 6票

レベル7まで行ったら戻れないー。謎の言葉を残して失踪した女子高生。記憶を全て失って目覚めた若い男女の腕に浮かび上がった「Level7」の文字。少女の行方を探すカウンセラーと自分たちが何者なのかを調べる二人。二つの追跡行はやがて交錯し、思いもかけない凶悪な殺人事件へと導いていく。ツイストに次ぐツイスト、緊迫の四日間。気鋭のミステリー作家が放つ力作長編。(Amazon商品説明より)

レベル7の感想

本藤安樹

読んだのは高校生くらいのときですが、ハラハラしながら夢中で読みましたね。
「レベル7まで行ったら戻れない」という謎の言葉にわけもなく興奮しました。

みーにゃᴹⁱᵒꕮ︎©居眠り姫❤I’m free!❤

何も繋がりがなさそうな登場人物達が繋がってゆき、点と点が線になった時「あっ!」と膝を打ちました。ミステリーとしても最高ですが、本当に実在するのではないかと錯覚するくらい登場人物達が魅力的で物語の世界に深く吸い込まれました。
『レベル7』宮部みゆき【2つの事件が交錯したとき明らかになる結末とは?】『レベル7』あらすじと感想【2つの事件が交錯したとき明らかになる結末とは?】
『レベル7』の基本情報
出版社 新潮社
出版日 1993/09/29
ジャンル ミステリー
ページ数 665ページ
発行形態 単行本、文庫

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2位:模倣犯 6票

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