るろうに剣心 人生に役立つ名言・名シーン10選

人斬り抜刀斎こと緋村剣心を主人公とする時代劇漫画『るろうに剣心』。

仲間との出会いや幕末を生き抜いた宿敵との戦いを描いたこの漫画は武士としての勇ましいフレーズも多い。

今回はそんな中から、現代を生きる人間にも刺さるであろうフレーズを10個厳選してみた。

剣は凶器 剣術は殺人術 どんな綺麗事やお題目を口にしてもそれが真実(緋村剣心)

神谷薫に対して剣術を教えるときに剣心が放ったフレーズ。

薫は人を生かすために剣術を習得しようとするが、剣心にとってはどんな目的であっても人を斬ることには変わりない。

剣術の二面性を表現しているこのフレーズであるが、物事なんでもきれいごとだけでは済まないのである。

ただし剣心はこの後に「けれども拙者はそんな真実よりも 薫殿の言う甘っちょろい戯言の方が好きでござるよ」と言っている。

新しい平和な時代を作っていくためにはこのようなきれいごとも必要という剣心の考えがわかる。

時代を創るのは「刀」ではなく それを扱う「人」でござる(緋村剣心)

後に最後まで剣心とともに戦い続けることになる新井赤空によってつくられた「逆刃刀・真打」との出会いのシーンでいわれたフレーズ。

「刀狩の帳」は刀を収集する趣味を持つ人物で刀を力の象徴ととらえていた。

真打を持っていた赤空の息子青空に対して帳はその刀を渡すよう要求する。

そんなときに剣心はこのフレーズを言い放つのであるが、これは現代を生きる人にも当てはまると言えるだろう。

どんなに便利なシステムや道具ができてもそれを扱うのは結局人間なのである。

剣一本でも この瞳に止まる人々くらいなら なんとか守れるでござるよ(緋村剣心)

自分の国家を守るため、再び力を貸してほしいと剣心に山形有朋が頼み出る。

薫の肩に手を置きながらこのフレーズを言う印象的なシーンだが、何があってもお前を守るという剣心の薫への思いが見て取れる。

今までは誰ともわからぬ人々のために剣を振ってきたが、今は明確に守るべき人がいて、その一人一人を大切にしていきたいという考えがあったのだろう。

この時の薫の表情からも分かるが、誰かのため何かのためなど明確な目的を持つ人間に人は惹かれるものだ。

拙者は流浪人(るろうに)、また……、流れるでござる(緋村剣心)

斉藤一との激闘を経て、東京編から京都編へと移り変わるときのフレーズ。

そのとき京都では志々雄真実がひそかに悪事をはたらいていた。

志々雄を討ち果たすため剣心は京都へと出発をするわけだが、このフレーズの頭には「今までありがとうそして…さようなら」とあり、薫に別れを告げるものであった。

本当はそばにいてやりたいが、薫を思うがゆえに別れという苦渋の決断をしたのだ。

この時の言葉や特に表情には剣心のそんな内情が感じ取れる。

死んだ者が望むのは敵討ちではなく生きているものの幸福でござる(緋村剣心)

京都編にて三島栄次に対して剣心がかけた言葉。

家族を虐殺された栄次はその虐殺の犯人である尖角をとても恨んでいて、剣心が尖角を倒すと栄次はとどめを刺そうとするのであった。

剣心はそれを留まらせつつ、この言葉を放つ。

復讐というのは新たな復讐や悲劇しか生まないという意味をもつこのフレーズは、今まで多くの人を斬ってきた剣心だからこそ言える言葉。

剣心はその後、栄次に対して「自身の幸せを実現してほしい」と言うのであった。

行動の源を復讐にしてしまうと間違った方向に行ってしまう。

この言葉を胸に、ぜひ自分の幸せを一番に考えよう。

犬はエサで飼える。人は金で飼える。だが壬生の狼を飼うことは何人にも出来ん(斎藤一)

剣心の暗殺を試みる渋海は斎藤一に依頼を試みる。

渋海は当時の新選組はただの飼い犬のようなものと思っていて、斎藤もまた金で取り込めるものであると思っていた。

そんな矢先に斎藤はこのフレーズをいう。

このフレーズは斎藤の生きざまをよく表していて、彼の信じる正義「悪・即・斬」はたとえ金を積まれても変わることなく、逆に不殺の流浪人という剣心の変わってしまった正義に対して斎藤は怒りを覚え後に剣心を襲撃することとなる。

とても難しいのは分かっているが、金を積まれても変わらない信念を持ちたいものである。

己の信念を貫けなかった男など、死んでも生きてても惨めなものだ(斎藤一)

斎藤の男としての生きざまをよく表している言葉。

この意志力の強さこそが、斎藤一がるろ剣で人気な理由ではないだろうか。

ただ、この言葉を実行するには実に難しく、信念を貫き通そうとすると必ず犠牲や失敗が押し寄せてくる。

現代社会でも何かを成し遂げるためにはテクニックだけでなく己の意志の強さも必要だ。

そんな思いがある現代人にはとても心に刺さるフレーズではないだろうか。

お前の全てを否定してやる(斎藤一)

7の名言でも書いたように、斎藤は信念が変わり果ててしまった剣心に対して失望をしていた。

政府に雇われ剣心のもとを襲撃したが斎藤は幕末の頃のまま「悪・即・斬」の精神を貫き通していたのである。

そんな失望の際に斎藤が剣心に放ったのがこのフレーズである。

お互いに10年という年月は人を腐らせるといった内容のフレーズを口にするが、実際にはお互いにあの頃の信念を貫き通しているのであった。

このフレーズは後に繰り広げられる死闘が、お互いの信念をかけた戦いであることを表しているといえ、ファンの間でも人気の高い名言となっている。

緋村が折っちまったもんは逆刃刀じゃねぇ……信念だ!(志々雄真実)

京都編で瀬田宗次郎らとの戦いのなか剣心の逆刃刀が折れてしまう。

その時に志々雄が放ったのがこの言葉。

不殺の流浪人として生きていた剣心にとって逆刃刀は剣心の生き様、信念そのものであった。

それが折れたこの状況を的確に表したこのフレーズは、この後の志々雄との戦いのため京都へ向かう道中の剣心の心を揺さぶる。

「最強」という名の華をこの手にするまで オレの闘いは終わらない(四乃森蒼紫)

敵ながらに応援したくなってしまうほど人情味にあふれ、ひたむきな四乃森蒼紫は、るろ剣ファンの中でも特に人気がある。

そんな彼は、剣心との戦いで御庭番衆が最強ということを示そうとする。

最強になることを絶対に諦めないという覚悟であるこのフレーズは彼そのものを表していると言えるだろう。

「絶対に諦めない」なんて、ありきたりな言葉すぎるように感じる。

しかし、大人になっていくとつい忘れがち。

良い意味での往生際の悪さが、「絶対に諦めない」ではないだろうか。

まとめ

以上、『るろうに剣心』より10個の名言を紹介したが、いかがだっただろうか。

武士の考えといえども、現代人にも十分当てはまるものが多かったように感じる。

映画化もされているので、ぜひ『るろ剣』に一度触れてみてもらいたい。

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