川上弘美おすすめ小説ランキング【読書好き10人に聞いた!】

川上弘美おすすめ小説ランキング【読書好き10人に聞いた!】

センセイとツキコさんの大人の恋を描いた『センセイの鞄』でお馴染みの芥川賞作家・川上弘美。日々のストレスを忘れさせてくれるような静かで落ち着いた文章が特徴的。読んでいると、ゆったりと時間が流れていくように感じるのも魅力の1つです。

今回は読書好きの方10名に、Twitter上で川上弘美おすすめの1冊を選んでいただきました。その結果をランキング形式でご紹介します。

1位:神様 2票

くまにさそわれて散歩に出る。川原に行くのである―四季おりおりに現れる、不思議な“生き物”たちとのふれあいと別れ。心がぽかぽかとあたたまり、なぜだか少し泣けてくる、うららでせつない九つの物語。デビュー作「神様」収録。ドゥマゴ文学賞、紫式部文学賞受賞。
(Amazon商品説明より)

『神様』の感想

ラマンボ

ふしぎな生き物たちとの出会いや別れを描いた、あたたかくて切ない物語。
「草上の昼食」が1番好きでした。
ファンタジーだけど、リアリティがあるというか。
私の知らないところにはこんな世界が広がっているのかもしれないなぁ、なんて考えちゃうところが魅力的です。

bookstOshieee

ちょっと不思議な話の短編集。
普通ならばありえない【生き物】たちとのやりとり。
1番のお気に入りは、表題にもなっている「神様」
わたしとくまの交流は、尊い恋愛小説のようだった。
気づけば心がやわらかくなっていた。
きっと何度も読み返すと思う。
『神様』の基本情報
出版社 中央公論新社
出版日 2001/10/01
受賞 第9回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞/第9回紫式部文学賞受賞
ページ数 203ページ
発行形態 単行本、文庫、電子書籍

1位:センセイの鞄 2票

ひとり通いの居酒屋で37歳のツキコさんがたまさか隣りあったご老体は、学生時代の国語の恩師だった。カウンターでぽつりぽつりと交わす世間話から始まったセンセイとの日々は、露店めぐりやお花見、ときにささいな喧嘩もはさみながら、ゆたかに四季をめぐる。年齢のはなれた男女の、飄々として、やがて切々と慈しみあう恋情を描き、あらゆる世代をとりこにした谷崎賞受賞の名作。
(Amazon商品説明より)

『センセイの鞄』の感想

kasumi-sou

川上さんの本で初めて読んだ本。
センセイと月子さんの会話がとてもいとおしくて。
書いていたらもう一度読みたくなりました。

acha

距離感がすき。
『センセイの鞄』の基本情報
出版社 新潮社
出版日 2007/09/28
ジャンル 恋愛
受賞 第37回谷崎潤一郎賞受賞
ページ数 299ページ
発行形態 単行本、文庫

2位:古道具 中野商店 1票

東京近郊の小さな古道具屋でアルバイトをする「わたし」。ダメ男感漂う店主・中野さん。きりっと女っぷりのいい姉マサヨさん。わたしと恋仲であるようなないような、むっつり屋のタケオ。どこかあやしい常連たち…。不器用でスケール小さく、けれど懐の深い人々と、なつかしくもチープな品々。中野商店を舞台に繰り広げられるなんともじれったい恋と世代をこえた友情を描く傑作長編。

(Amazon商品説明より)

『古道具 中野商店』の感想

MOO

古道具屋さんが舞台だからか、時間がゆっくり流れている感じがすき。
人は変わっていくし、いつまでも居心地の良い場所にはいられないけれど、この本を読み返すたびに懐かしい場所に戻ったような気持ちになれる。
『古道具 中野商店』の基本情報
出版社 新潮社
出版日 2008/02/28
ジャンル 恋愛
ページ数 339ページ
発行形態 単行本、文庫、電子書籍

2位:天頂より少し下って 1票

“ふたたび恋を始めたのは、三十代の半ばころからだったか。その夏はじめてのプールにつかるときの感じだったな、あれは、と真琴は思う。まだ濡れていない体と水着でもってプールの中へ入ってゆくときの、気持ち悪いような、でも思い切って水に入ればすぐにやってくる解放感、久しぶりに男の人のくちびるを自分のくちびるに感じたときの、違和感と安心感が混じりあった感覚は、それにそっくりだった。”奇妙な味とユーモア、そしてやわらかな幸福感。少女から大人の女まで、多彩な主人公たちが登場する傑作ぞろい―川上マジックが冴えわたる、極上の恋愛小説全七篇。
(Amazon商品説明より)

『天頂より少し下って』の感想

とも雪

読み始めたときはなんだこれと思ったけど読み進めていくとやみつきになる作品。
綺麗でやわらかくて、不思議な感じがします。
会話の雰囲気とテンポの良さが好きです。
『天頂より少し下って』の基本情報
出版社 小学館
出版日 2014/07/08
ページ数 216ページ
発行形態 単行本、文庫

2位:おめでとう 1票

いつも束の間の逢瀬しかできない2人。年末の一日、初めて過ごした2人だけの長い時間。鍋を準備して、「おかえり」「ただいま」と言い合って(「冬一日」)。ショウコさんと旅に出る。電話の最中に「なんかやんなっちゃった」と声が揃ってしまったのだ(「春の虫」)。いつか別れる私たちのこの一瞬をいとおしむ短篇集。
(Amazon商品説明より)

『おめでとう』の感想

カズノ

個人的に好きなのはこの本なんですけどね。
これという特徴がないので、どう紹介してよいか分かりません。
特別「これこそ弘美さん!」なわけでもないです。
とるに足らないこと/アイデアが散漫にずるずる続いているのが心地よい短編集。
『おめでとう』の基本情報
出版社 新潮社
出版日 2003/06/28
ジャンル 恋愛
ページ数 213ページ
発行形態 単行本、文庫、電子書籍

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