上橋菜穂子おすすめ小説ランキング【読書好き15人に聞いた!】

上橋菜穂子おすすめ小説ランキング【読書好き15人に聞いた!】

『鹿の王』、「守り人」シリーズでお馴染みの大人気ファンタジー作家・上橋菜穂子。壮大な世界観や明快な描写、随所に散りばめられた現実世界とのリンクを感じさせるサブテーマの数々が特徴です。

今回は読書好きの方15名に、Twitter上で上橋菜穂子おすすめの1冊を選んでいただきました。その結果をランキング形式でご紹介します。

上橋菜穂子おすすめ小説ランキング

1位:鹿の王 4票

強大な帝国・東乎瑠から故郷を守るため、死兵の役目を引き受けた戦士団“独角”。妻と子を病で失い絶望の底にあったヴァンはその頭として戦うが、奴隷に落とされ岩塩鉱に囚われていた。ある夜、不気味な犬の群れが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生。生き延びたヴァンは、同じく病から逃れた幼子にユナと名前を付けて育てるが!?たったふたりだけ生き残った父と子が、未曾有の危機に立ち向かう。壮大な冒険が、いまはじまる―!
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『鹿の王』の感想

MOO

ファンタジー小説を読むとき、その世界観に没頭する楽しさがあるけれど、この本に限っていえばコロナ渦にある現実とリンクさせずにはいられませんでした。
生き残った人たちが、その後も確かに生きていく。
ラストは温かい希望でした。
今からこそ、ぜひ!

さやか

ファンタジーという分野でありながら、内容はハードでパワフルです。
今のような社会になると「黒狼熱」という病気の存在も気になってきます。
公開予定のアニメも楽しみです。

Rainy

宗教と医療が密接に結びついた世界観っていうのは現実にもあるだろうし、それだけに生々しいんだよねー!

2位:狐笛のかなた 3票

小夜は12歳。人の心が聞こえる“聞き耳”の力を亡き母から受け継いだ。ある日の夕暮れ、犬に追われる子狐を助けたが、狐はこの世と神の世の“あわい”に棲む霊狐・野火だった。隣り合う二つの国の争いに巻き込まれ、呪いを避けて森陰屋敷に閉じ込められている少年・小春丸をめぐり、小夜と野火の、孤独でけなげな愛が燃え上がる…愛のために身を捨てたとき、もう恐ろしいものは何もない。野間児童文芸賞受賞作。
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『狐笛のかなた』の感想

萩野柚子

人の心の声を聞くことができる少女小夜と霊狐の野火は、国同士の争いに巻き込まれていく中で、強く惹かれ合っていく。
作者はあとがきで
「私の心の底にある〈なつかしい場所〉の物語」
と述べているが、私も読みながら、その懐かしさを共有できた気がする。

とこマリ

中学生の頃に上橋さんの作品に初めて触れたのがこれでした。
ハッピーエンドに違和感を覚えがちだった当時の私に衝撃を与えてくれた物語です。
1冊完結なので、初めて読むには特におすすめです!

愛藍

和風時代ファンタジーで、上橋先生ならではの作り込まれた独特の世界観、成長していく子どもたちと児童文学ファンタジーの堂々たる王道!
私のイチ推しです。

3位:精霊の守り人 2票

老練な女用心棒バルサは、新ヨゴ皇国の二ノ妃から皇子チャグムを託される。精霊の卵を宿した息子を疎み、父帝が差し向けてくる刺客や、異界の魔物から幼いチャグムを守るため、バルサは身体を張って戦い続ける。建国神話の秘密、先住民の伝承など文化人類学者らしい緻密な世界構築が評判を呼び、数多くの受賞歴を誇るロングセラーがついに文庫化。痛快で新しい冒険シリーズが今始まる。
(Amazon商品説明より)

『精霊の守り人』の感想

のどかしゅ

シリーズの第1巻。
女用心棒バルサ、第二皇子チャグム、呪術師見習いタンダの関係性・バランスがとても良い。
物語を通じてぐんぐん成長していくチャグムに惹かれる。
この本に限らず、上橋先生の著作は限りなくリアルなファンタジーを求める方におすすめ。

𝕙𝕠𝕟と𝕗𝕝𝕦𝕥𝕖

精霊の卵を生みつけられた少年チャグムが、女用心棒バルサに守られて奮闘する、という物語なのですが、これですら壮大なファンタジーの序章に過ぎないのです!
これを読んでいなかったら、今の私はいなかったでしょう。

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3位:闇の守り人 2票

女用心棒バルサは、25年ぶりに生まれ故郷に戻ってきた。おのれの人生のすべてを捨てて自分を守り育ててくれた、養父ジグロの汚名を晴らすために。短槍に刻まれた模様を頼りに、雪の峰々の底に広がる洞窟を抜けていく彼女を出迎えたのは―。バルサの帰郷は、山国の底に潜んでいた闇を目覚めさせる。壮大なスケールで語られる魂の物語。読む者の心を深く揺さぶるシリーズ第2弾。
(Amazon商品説明より)

『闇の守り人』の感想

小夜

大人へのおすすめはこの「守り人」シリーズ第2作。
大切だけれど、素直に話せないこともたくさんあった。
ぶつけた言葉もたくさんあった。
大人になって気づいた、あなたの存在。
闇の中、そんな故人とあなたはどう向き合いますか?

森川古書店

バルサと師匠ジグロが暗闇の中、槍一本で渡り合う幻想的なシーンがすごい印象に残っています。
無言で戦っているのに、槍を合わせることに次第に分かり合っていくという、師弟のやり取りがすごく感動的でした。

3位:鹿の王 水底の橋 2票

伝説の病・黒狼熱大流行の危機が去った東乎瑠帝国では、次の皇帝の座を巡る争いが勃発。そんな中、オタワルの天才医術師ホッサルは、祭司医の真那に誘われて恋人のミラルと清心教医術発祥の地・安房那領を訪れていた。そこで清心教医術の驚くべき歴史を知るが、同じころ安房那領で皇帝候補のひとりの暗殺未遂事件が起こる。様々な思惑にからめとられ、ホッサルは次期皇帝争いに巻き込まれていく。『鹿の王』、その先の物語!
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『鹿の王 水底の橋』の感想

-oto-

ホッサルが主人公だと聞き、安心して楽しみに発売を待っていました。
上橋菜穂子さんの作品の魅力は「生きた物語」であると、私は勝手に思ってます。
人物の身近な動きから国や組織の大きな動きまで、深く深く書かれており、物語世界を、人を、文字だけでリアルに感じることができます。

あんず

私の心の隙間にそっと寄り添ってくれる描写。
ホッサルの医師としての信念。
ミラルへの想い。オタワル王国。
始祖の血を引く跡取りとしての葛藤。
そして清心教医術師によるオタワル。
医術の排除にどう立ち向かうのか。
最後まで読み応えがあって楽しめた。

4位:獣の奏者 1票

リョザ神王国。闘蛇村に暮らす少女エリンの幸せな日々は、闘蛇を死なせた罪に問われた母との別れを境に一転する。母の不思議な指笛によって死地を逃れ、蜂飼いのジョウンに救われて九死に一生を得たエリンは、母と同じ獣ノ医術師を目指すが―。苦難に立ち向かう少女の物語が、いまここに幕を開ける。
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『獣の奏者』の感想

ラマンボ

小学生の頃アニメが放送されていて、原作を図書館で借りて読んでました。
心優しい少女と獣たちとの関わりを描いた壮大なファンタジー作品です。
国の陰謀に巻き込まれながらも懸命に戦うエリンに思わず目頭が熱くなります。
今、小学生の子たちに是非読んでもらいたいなぁ!

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4位:天と地の守り人 1票

大海原に身を投じたチャグム皇子を探して欲しい―密かな依頼を受けバルサはかすかな手がかりを追ってチャグムを探す困難な旅へ乗り出していく。刻一刻と迫るタルシュ帝国による侵略の波、ロタ王国の内側に潜む陰謀の影。そして、ゆるやかに巡り来る異界ナユグの春。懸命に探索を続けるバルサは、チャグムを見つけることが出来るのか…。大河物語最終章三部作、いよいよ開幕。
(Amazon商品説明より)

『天と地の守り人』の感想

Earl Grey

私を上橋菜穂子さんに出会わせてくれたこのシリーズの完結編。
チャグムの国を背負う者としての覚悟と、バルサの前で見せる「変わらないチャグム」とのバランスが絶妙。
感動とシリーズが終わる寂しさとが入り交じって涙が止まりません。

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございました。

自分の大好きな1冊、懐かしい1冊、再読してみたくなった1冊、気になってはいたが読めていない1冊などはランクインしていましたか?

この記事が新たな作品との出会いのきっかけになればと願っております。

他にもたくさんの作家さんのまとめ記事があるので、ぜひ覗いてみてください!

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