米澤穂信 おすすめ小説ランキング【読書好き8人に聞いた!】

米澤穂信 おすすめ小説ランキング【読書好き8人に聞いた!】

コージーミステリーの金字塔『氷菓』でお馴染みの作家・米澤穂信。ミステリーと言えば殺人事件、しかし「古典部シリーズ」を読めばきっと日常の小さな謎を解いていく物語も好きになれるでしょう。本格ミステリー・イヤミス・青春ミステリー、どのジャンルでも名作ばかりです。

今回は読書好きの方8名に、Twitter上で米澤穂信おすすめの1冊を選んでいただきました。その結果をランキング形式でご紹介します。

米澤穂信おすすめ小説ランキング

愚者のエンドロール

「折木さん、わたしとても気になります」文化祭に出展するクラス製作の自主映画を観て千反田えるが呟いた。その映画のラストでは、廃屋の鍵のかかった密室で少年が腕を切り落とされ死んでいた。誰が彼を殺したのか?その方法は?だが、全てが明かされぬまま映画は尻切れとんぼで終わっていた。続きが気になる千反田は、仲間の折木奉太郎たちと共に結末探しに乗り出した!さわやかで、ちょっぴりほろ苦い青春ミステリの傑作。
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『愚者のエンドロール』の感想

たけた

人気の古典部シリーズの第2作目。
人気故に読んだことのある人が多いかもしれないが、その中でもこの本を選んだ理由は、珍しく折木が「負けている」から。
基本的に冷静で、他人よりも思考が先に行っている折木が手玉に取られているのは他の話ではあまり見られない。
ミステリー色も強い。

ボトルネック

亡くなった恋人を追悼するため東尋坊を訪れていたぼくは、何かに誘われるように断崖から墜落した…はずだった。ところが気がつくと見慣れた金沢の街にいる。不可解な思いで自宅へ戻ったぼくを迎えたのは、見知らぬ「姉」。もしやここでは、ぼくは「生まれなかった」人間なのか。世界のすべてと折り合えず、自分に対して臆病。そんな「若さ」の影を描き切る、青春ミステリの金字塔。
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『ボトルネック』の感想

yamadakaname

「毒」を強く感じる作品。
心理的にとても残酷な展開でやるせなさがひしひしと伝わるので、メンタルが弱っている時には読んではいけない作品ですがオススメします。
10代の少年少女を主人公とした青春小説を得意とした従来の米澤穂信さんのイメージを大きく覆されました。

Iの悲劇

一度死んだ村に、人を呼び戻す。それが「甦り課」の使命だ。人当たりがよく、さばけた新人、観山遊香。出世が望み。公務員らしい公務員、万願寺邦和。とにかく定時に退社。やる気の薄い課長、西野秀嗣。日々舞い込んでくる移住者たちのトラブルを、最終的に解決するのはいつも―。徐々に明らかになる、限界集落の「現実」!そして静かに待ち受ける「衝撃」。これこそ、本当に読みたかった連作短篇集だ。
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『Iの悲劇』の感想

とも雪

連作短篇のミステリ小説。
限界集落問題や地方創生の厳しさに焦点が当てられていて読みごたえのある作品。
伏線がしっかりと張られているので面白いです。
悲劇というより喜劇だと思いながら読んでいたので、まさかの結末と読後のやるせなさが癖になりました。

本と鍵の季節

堀川次郎は高校二年の図書委員。利用者のほとんどいない放課後の図書室で、同じく図書委員の松倉詩門と当番を務めている。背が高く顔もいい松倉は目立つ存在で、快活でよく笑う一方、ほどよく皮肉屋ないいやつだ。そんなある日、図書委員を引退した先輩女子が訪ねてきた。亡くなった祖父が遺した開かずの金庫、その鍵の番号を探り当ててほしいというのだが…。図書室に持ち込まれる謎に、男子高校生ふたりが挑む全六編。
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『本と鍵の季節』の感想

しずく

男子高校生2人が、時々起こる小さい謎を解決していく短編集。
読了後はほろ苦く切ない気持ちになった。
でも読みやすく(少し重たい内容もあるけど)、2人の掛け合いが楽しくてあっという間に結末へ。
よくあるただの青春物語では無いので面白かった。
『本と鍵の季節』あらすじと感想【爽やかでほんのりビターな図書館ミステリ!】『本と鍵の季節』あらすじと感想【爽やかでほんのりビターな図書館ミステリ!】

王とサーカス

海外旅行特集の仕事を受け、太刀洗万智はネパールに向かった。現地で知り合った少年にガイドを頼み、穏やかな時間を過ごそうとしていた矢先、王宮で国王殺害事件が勃発する。太刀洗は早速取材を開始したが、そんな彼女を嘲笑うかのように、彼女の前にはひとつの死体が転がり…2001年に実際に起きた王宮事件を取り込んで描いた壮大なフィクション、米澤ミステリの記念碑的傑作。『このミステリーがすごい!2016年版』(宝島社)“週刊文春”2015年ミステリーベスト10(文藝春秋)「ミステリが読みたい!2016年版」(早川書房)第1位。
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『王とサーカス』の感想

メロンソーダ

序盤はネパールの異国情緒を楽しめますが、後半は謎解きのスピード感が面白いです!
取材し世間へ広めるというジャーナリズムについて、安全な場所から悲惨な現状を見るのはどうなのかといった問いかけに心揺さぶられます。

クドリャフカの順番

待望の文化祭が始まった。だが折木奉太郎が所属する古典部で大問題が発生。手違いで文集「氷菓」を作りすぎたのだ。部員が頭を抱えるそのとき、学内では奇妙な連続盗難事件が起きていた。盗まれたものは碁石、タロットカード、水鉄砲―。この事件を解決して古典部の知名度を上げよう!目指すは文集の完売だ!!盛り上がる仲間たちに後押しされて、奉太郎は事件の謎に挑むはめに…。大人気“古典部”シリーズ第3弾。
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『クドリャフカの順番』の感想

佐藤鈴木

米澤先生の書かれた作品で特に好きです。
青春×ミステリーと言えばこの古典部シリーズで、登場人物達の関係性と古典部のドタバタの文化祭の3日間を通し、真相に辿り着くまでの過程の面白さから一気読みした作品です。

インシテミル

「ある人文科学的実験の被験者」になるだけで時給十一万二千円がもらえるという破格の仕事に応募した十二人の男女。とある施設に閉じ込められた彼らは、実験の内容を知り驚愕する。それはより多くの報酬を巡って参加者同士が殺し合う犯人当てゲームだった―。いま注目の俊英が放つ新感覚ミステリー登場。

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『インシテミル』の感想

ラマンボ

緻密に練られたストーリーで本当に面白かったし、ゾクッとする場面が結構あった。
これを読むと、お化けなんかより人間の方がよっぽど怖いなと思う。

儚い羊たちの祝宴

夢想家のお嬢様たちが集う読書サークル「バベルの会」。夏合宿の二日前、会員の丹山吹子の屋敷で惨劇が起こる。翌年も翌々年も同日に吹子の近親者が殺害され、四年目にはさらに凄惨な事件が。優雅な「バベルの会」をめぐる邪悪な五つの事件。甘美なまでの語り口が、ともすれば暗い微笑を誘い、最後に明かされる残酷なまでの真実が、脳髄を冷たく痺れさせる。米澤流暗黒ミステリの真骨頂。
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『儚い羊たちの祝宴』の感想

みかん

本を読んでいてゾクッとする感じを体験できて、一気に読んでしまう作品です。
予想をしても最後まで展開が分からないので、とても面白いです。

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございました。

自分の大好きな1冊、懐かしい1冊、再読してみたくなった1冊、気になってはいたが読めていない1冊などはランクインしていましたか?
この記事が新たな作品との出会いのきっかけになればと願っております。
他にもたくさんの作家さんのまとめ記事があるので、ぜひ覗いてみてください!

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