見た目はゆるふわ小動物な愛され女子、だけどそれだけじゃツマラナイ。
異性の心を掴む、最大の強みはギャップ萌えだ。
ぱっと見アホっぽいけど実は頭がキレる。
仕事中はおっかないけどプライベートのヌケた素顔に胸キュン。
今回は浅井蓮次による漫画『バイオレンスアクション』の主人公・ケイに、ギャップ萌えの極意を学びたい。
めざすは簿記検定合格!堅実な人生設計
このケイちゃん、とてもかわいい。
見た目はゆるふわアホの子、性格は明るく素直で天然、ちょっと涙もろい普通の女の子である。
現在は専門学校生で当面の目標は簿記検定合格、プロフィールからもわかる通り一見堅実な人生設計を立てている。
しかし彼女、実はめちゃくちゃ強い殺し屋なのだった。
銃とナイフの扱いは超一流。
爆薬の扱いにも長けており、超人的な身体能力を発揮して肉弾戦もこなす。
どうだろうか。
見た目ゆるふわで何も考えてなさそうな女の子が「簿記検定合格めざして勉強中です」とわかったら、地に足付いた目標にがぜん親しみがわき、応援したくはならないだろうか。
高望みはせず、目標は身近に設定すること。
その目標に向かって着実に進んでいくこと。
このギャップにぐっとくる。
おしゃれも忘れない!アレンジの極意
ケイはとても強い。お仕事では向かうところ敵なしだ。
一方でお気にの服に付いた血のシミが落ちず本気で落ち込み、ならばとミシンで肉球マークにアレンジするあたり、女子力も高いのだ。
仕事モードでは読者がビビるほどクールでクレバーなのに、プライベートは無防備といえるほどに隙だらけで、チョロカワおとめな一面を見せるギャップがたまらない。温度差が癖になる。
そこのあなたもシミが落ちずに持て余している服があれば、ハンドメイドアレンジしてはどうだろうか。
女子力アピールできるかも?
ギャップを出すには秘密を持て
ケイはけっしてふわふわしただけの女の子ではない。
こと仕事に関してはシビアな見方もする。
同じ殺し屋の女の子と車に乗り合わせた際、家で飼ってるフェレットの写真を見せてちょっといい感じになるのだが、その後彼女が仕事のミスで死んだと聞かされた時のリアクションは、「友達になれたかなあ……?」に尽きた。
実に淡白。
が、これは距離感の調整が上手いともいえる。
彼女は殺し屋だ。
ハードな日々を送っている。
故に誰彼かまわず感情移入してたら身がもたない。
公私のけじめはきっちりと。
相手の事情に深入りしない。引く時は引く。
対人関係のハードルを低すぎず高すぎず設定し、誰とでも当たり障りない話でそこそこ仲良くなれる一方、自分が踏み込まれたくない領域はお口チャックで守り続ける。
もしあなたがギャップ萌えを狙うなら、手はじめに何か秘密を持ってみてはいかがだろうか。
殺し屋と専門学校生の二股しているケイほどではないにしろ、ちょっとした秘密はギャップ萌えの極意。
「この人なら信頼できる」と思った時に話すもよし、話さなくてもよし。
ミステリアスな女の子は好奇心をくすぐるのだ。
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