2020年12月に3夜連続で放送された実写ドラマ「岸辺露伴は動かない」(NHK)。
『ジョジョの奇妙な冒険』(集英社)シリーズの荒木飛呂彦による原作を題材にした物語で、高橋一生が演じる岸辺露伴(きしべ ろはん)の“完成度”が大きな話題になりましたよね。
一方で私が何に注目していたかというと、露伴のスタンド“ヘブンズ・ドアー”。
「やっぱりヘブンズ・ドアーは最強だわ」と思いつつ、いや。でもちょっと待てよ?
本当にヘブンズ・ドアーが最強でいいのか? とふと疑問に。
そこで本稿では、ジョジョシリーズの最強スタンドを選んでみました。
メイド・イン・ヘブン
そもそもスタンドとは各々に備わった特殊能力のことで、たとえばヘブンズ・ドアーは相手の体の一部を「本」にする能力。
本には相手の能力や記憶が書き込まれており、ページを書き換えることで相手の行動や記憶を思いのままに操作できます。
加えて本にされるとその人の動きも制御されてしまうため、本にしてしまえば“勝ち確定”ともいえるチート級のスタンド。
ただヘブンズ・ドアーは発動条件が少々厄介なうえ、相手によっては全く能力が発動しない場合も。
そういった意味では、エンリコ・プッチの“メイド・イン・ヘブン”も最強と言うには惜しいスタンドです。
簡単に言えば時を無限に加速させるスタンドで、時の加速中は発動者の姿を追うこともできません。
加えて速い動きにより攻撃の威力も上がることからパワーも◎、スピードも◎。ゆえに最強! といきたいところですが、発動条件や持続時間がかなり厳しいのが難点です。
利点の方が大きいとはいえ、最強というからにはやはりココは譲れない。
ザ・ワールド・オーバーヘブン
ではDIOのスタンド“ザ・ワールド・オーバーヘブン”ならどうか。
この能力はスタンドや拳で触れただけで、DIOの望む真実を上書きする能力。
DIOが「相手を消したい」と思いながらスタンドを発動すれば、どんなに強かろうと問答無用で相手は消滅します。怖!
ただ真実の上書きには魂のエネルギーを大量に消耗するうえ、次の能力が使えるようになるまで時間がかかるという弱点も。
強い力にはそれなりの代償が生じるようですね。う~ん、難しい。
ゴールド・E・レクイエム
…となると、やはりここはジョルノ・ジョバァーナの“ゴールド・E(エクスペリエンス)・レクイエム”か。
何が凄いってこの能力、最強の自動防御力と攻撃力を持ち合わせているのです。
たとえ相手がどんな攻撃を繰り出そうとも、ゴールド・E・レクイエムの前では全てが“なかったこと”に。
攻撃が無力化するならまだしも、このスタンドに殴られた者は死んだことすらもゼロにされてしまうから恐ろしい。
死んだら再び死の直前に戻り、ひたすら同じことの繰り返し…。もはや死を永遠に繰り返す無限地獄状態です。
しかも他のスタンドと比べて、弱点という弱点もない。これはゴールド・E・レクイエムで決まりでしょう!
さて、あなたならどのスタンド能力が1番強いと思いますか?
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