アニメやマンガなどに度々登場しては、オタク女子のハートを掴む“関西弁キャラ”。
現実世界では関西人=モテるという印象はそれほど強くないにも関わらず、なぜ二次元になると途端にオタク女子のツボに刺さるのか。
今回は、二次元における関西弁キャラの魅力に注目してみました。
クズキャラでも関西弁キャラは推さずにいられない!?
たとえば2021年2月15日に発売された『週刊少年ジャンプ』11号(集英社/以下同)では、『呪術廻戦』に登場した新キャラ・禪院直哉(ぜんいん なおや)が大きな話題に。
その性格をひと言で表すならば傲岸不遜。つまり“自分以外は全てゴミ”と考えるようなとんだクズ野郎です(笑)。
ただ性格こそ難あれど、ビジュアルは言わば性癖の塊。
毛先が黒みがかった金髪にやや釣り上がった目尻、耳にはゴリゴリのピアス…。おまけに関西弁とあって、世のオタク女子たちから「中身はクズなのに顔がド性癖!!」「中身は0点。見た目は120点!」などと興奮の声が相次ぎました。
(かく言う私も、危うく推しになりかけたのはココだけの話)
たとえクズでも関西弁キャラとあっては、推さずにはいられない。
それほどまでに関西弁キャラの破壊力は凄まじいのです。
『BLEACH』市丸ギンから見る糸目キャラの魅力
では彼らのどんなところに、世の女子たちは心を掴まれるのでしょうか。
まず注目すべきは“糸目”。
なぜか関西弁を話す二次元キャラは総じて糸目、つまり糸のように細い目をしており、常にその表情には薄笑いを浮かべています。
わかりやすい具体例を挙げるならば、『BLEACH』の市丸ギン(いちまる ぎん)。
彼も糸目の関西弁キャラで、一見陽気な雰囲気を醸し出しながらどこか飄々としていますよね。
そう、糸目キャラのポイントはまさにココ! 何を考えているかわからない、ミステリアスな雰囲気こそオタク女子を魅了する1つの要因なのです。
そしてその糸目が開眼し、素の表情が垣間見える瞬間がまたカッコいい。
しかも糸目キャラが開眼した時は決まって本気モードの時。ゆえにめちゃくちゃ強い。
イケメンで強い? 好きにならないわけがないじゃないですか!!
糸目×さらさらヘアーはなお良し?
糸目と関西弁に加えて、もう1つ外せない特徴がサラサラヘアー。
あくまで筆者の個人的見解ではありますが、サラサラヘアーと糸目は極めて相性バツグン。
糸目の時はどこか憎めないお茶目さを彷彿とさせ、逆に開眼した時はイケメン力を3割増しにしてくれます。
例を挙げれば「ヒプノシスマイク」の白膠木簓(ぬるで ささら)や『テニスの王子様』の不二周助(ふじ しゅうすけ)、さらに『銀魂』の神威(かむい)あたりを想像するとわかりやすいかと…。
このギャップとカッコ可愛いビジュアルを三次元で出すのは難しい。だからこそ糸目の関西弁キャラに、私たちオタク女子は惹かれてしまうのかもしれません。
まだ関西弁キャラの魅力に気づけていない人は、ぜひ新たな境地に足を踏み入れてみて。
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